ハリー・ポッターシリーズのクィディッチまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「クィディッチ」とは、作中に登場する飛行用箒を活用した魔法界のスポーツ。主人公のハリーは、自身の所属する寮の代表チームに100年ぶりに選出された1年生選手として活躍する。
キーパーが3つのゴールの環の周囲を素早く飛び回り、クアッフルをブロックする。相手側がペナルティをとった時によく用いられる守備法。
ホークスヘッド攻撃フォーメーション
3人のチェイサーが矢じり型の陣形を組んでゴールに向かう。チェイサーが3人一斉に襲ってくるため、相手に恐怖を与え、他の選手を蹴散らすのに効果的。
パーキン挟み
チェイサー2人で敵のチェイサー1人を挟み撃ちにし、3人目のチェイサーが挟まれたチェイサーに正面突撃する。後述の「ウィグタウン・ワンダラーズ」設立メンバーが編み出したとされる。名前の「パーキン」は選手らの家名。
プランプトン・パス
シーカーの動き。うっかり曲がって飛んだように見せかけ、袖でスニッチをすくい取る。後述の「タッツヒル・トルネードス」のシーカー、プランプトンにちなんで命名された。第2巻の『秘密の部屋』にて、ブラッジャーに付きまとわれたためにビーターに守られていたハリーが、「袖の中にスニッチの方から飛び込んでくれなきゃ捕まえようがない」と話していたのは、この技にかけた皮肉である。
ポルスコフの計略
クアッフルを持ったチェイサーが上昇飛行して敵を引きつけた後、下方を飛ぶチェイサーにパスする。正確無比なタイミングが鍵になる。ロシアのチェイサーポルスコフの名に因む。
逆パス
チェイサーが肩越しに背後の味方にクアッフルを投げる。正確に投げるのは難しいが、「ブラッジャー逆手打ち」同様、意表をつく効果がある。
なまけもの型グリップ・ロール
ブラッジャーをよける際、手と足で箒を握りながら、箒から逆さまにぶら下がる。
ヒトデとスティック
キーパーの防御技。キーパーが片手と片脚を箒の柄に巻きつけ、箒を水平に保ち、体を広げる。上述の「なまけもの型グリップ・ロール」の片手・片足を離した体勢に近い。
トランシルバニア・タックル
相手の鼻を殴るふりをする。実際に接触しない限り反則ではない。ただし、両者とも猛スピードで飛行しているため、接触しないようにするのは難しい。1473年のワールドカップで初めて披露された。
ウロンゴング・シミー
高速でジグザグに飛行し、相手チェイサーを振り切る。後述のオーストラリアのチーム、「ウロンゴング・ワリヤーズ」によって完成された。これにちなんだ命名であると推察できる。
ウロンスキー・フェイント
スニッチを見つけたふりをして地面に急降下し、激突寸前で上昇する。敵のシーカーに後を追わせておいて、地面に衝突させる作戦。ポーランドのシーカー、ウロンスキーにちなんで命名された。作中でビクトール・クラムがクィディッチ・ワールドカップで披露している。
「クィディッチ」の主な公式チーム
国際クィディッチ・チーム
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「クィディッチ」とは
- 「クィディッチ」の歴史
- 「クィディッチ」に使用される用具
- 箒(ほうき)
- クリーンスイープ
- コメット
- シルバーアロー
- シューティングスター
- ニンバス
- ファイアボルト
- オークシャフト79
- ムーントリマー
- ティンダーブラスト
- スイフトスティック
- ツィガー90
- ボール
- クアッフル(1個)
- ブラッジャー(2個)
- スニッチ(1個)
- クラブ(ビーター1人につき1本ずつ)
- 「クィディッチ」の競技場
- ホグワーツの競技場
- クィディッチ・ワールドカップの競技場
- 「クィディッチ」のポジション
- チェイサー
- キーパー
- ビーター
- シーカー
- 「クィディッチ」の審判
- 「クィディッチ」のルール
- 「クィディッチ」の反則
- ブラッギング
- ブラッチング
- ブラーティング
- バンフィング
- コビング
- フラッキング
- ハバーサッキング
- クアッフル-ポッキング
- スニッチニップ
- スツージング
- 「クィディッチ」の主な技
- ブラッジャー逆手打ち
- ドップルビーター防衛
- ダブル8の字ループ
- ホークスヘッド攻撃フォーメーション
- パーキン挟み
- プランプトン・パス
- ポルスコフの計略
- 逆パス
- なまけもの型グリップ・ロール
- ヒトデとスティック
- トランシルバニア・タックル
- ウロンゴング・シミー
- ウロンスキー・フェイント
- 「クィディッチ」の主な公式チーム
- 国際クィディッチ・チーム
- アイルランド代表チーム
- ブルガリア代表チーム
- 日本代表チーム
- 各地域のチーム
- イギリスとアイルランド
- ヨーロッパ
- アフリカ
- アジア
- オーストラリアとニュージーランド
- 北アメリカ
- 南アメリカ
- 現実世界で行われた「クィディッチ」
- 成り立ち
- 「クアッドボール」への名称変更