メイド イン ワリオ（ゲーム）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エンディングを見終わった後は新しいステージが解禁となりそれにともない新キャラクターが登場する。全てのキャラクターが登場した後はいくつかのサブゲームが解禁となる。

例を挙げると「PYORO」という鳥のキャラクターが長い舌を伸ばして落ちてくるマメを食べるミニゲームがある。
マメに当たるとゲームオーバーとなり、マメが地面に落ちると足場がなくなるので十字ボタンでPYOROを移動させながらAボタンで舌を伸ばし、下に落ちる前に素早くマメを食べないといけない。できるだけ遠くのマメを食べると他のマメが消滅しスコアが高くなるので遠くのマメを狙って食べるとハイスコアに繋がる。
スコアが上がるごとにスピードも上がりBGMや背景も変わるといった仕様になっている。

PYOROの他にも縄跳びを延々と飛び続けるゲームがある。カットとアナが縄跳びを回し、ワリオがそれを飛び続けるといったミニゲームだが、LまたはRボタンを押すとBGMが変わり画面上の下側に歌詞が出てくるのでまた違った楽しみ方ができる。これらのミニゲームはゲームオーバーになるまでは永遠に続く。

『メイド イン ワリオ』の登場人物・キャラクター

主人公

ワリオ

CV : 近藤浩徳（日本語）、チャールズ・マーティネー（英語）
本作の主人公。短気な性格で悪知恵が働き物を盗むこともしばしば。その都度ひどい目に逢っている。『メイド イン ワリオ』の服装はバイカーファッションだが、マリオシリーズでは帽子にオーバーオールといったマリオによく似たファッションをしている。一人称は「オレ」か「オレ様」。金儲けが大好きで巷で評判のPYOROに影響を受け自分もゲームを作ろうとし、ワリオカンパニーを設立する。しかし一人では無理なためゲームを作りに仲間を誘う。
ワリオの作るゲームのステージでは必ず本人が登場してくるほど自己顕示欲が強い。仲間達と作ったゲームが大ヒットした後、売り上げを総取りして逃亡するが逃げる途中で事故が起こり失敗に終わる。
何かと問題を起こしておりトラブルメーカーであるが憎めないキャラクターなのか仲間達も毎回付き合ってあげている。
ニンニクや甘いものが大好物であり、ケーキの食べ過ぎで虫歯を引き起こしたりゲームに負けたことに腹を立てゲーム機を破壊したりと何かと加減を知らないところがある。任天堂の他作品にもたびたび登場する。

主要メンバー

ジミー・サング（ジミー・T）

CV : 亀谷祐馬
ワリオの幼馴染みでありクラブサトーで専属ダンサーをしている。通常ではジミー・Tという表記をしているがこのTはthangの頭文字を表している。
青い大きなアフロヘアーにサングラスといった特徴的な見た目をしているがアフロヘアーはカツラである。家族全員アフロヘアーでサングラスをしており素顔が見えない。ダンスを始めとし、スポーツ全般得意で彼のゲームステージのジャンルはスポーツである。一人称はボクで語尾に「～だYO!」をつける。着メロ収集とメールが趣味であり、陽気な性格だが友達は少なく猫によく好かれる。

モナ

CV : 青木瑠璃子
ダイヤモンドシティに暮らす女子高生。長い髪の毛先が上向きにカールしているオレンジ色の髪が特徴的である。毎日バイトに明け暮れており愛車のスクーター（モナバイク）に乗ってバイト先まで移動している。明るく好奇心旺盛でややそそっかしい性格をしておりバイトに遅刻しそうになったためスクーターで飛ばしてしまいスピード違反でパトカーに捕まりそうになる。
変わった趣味趣向の持ち主であり彼女のゲームステージのジャンルは「ヘンナノ」である。モナのステージでは鼻の穴に指を突っ込む、美女の鼻水を止めるといった変なプチゲームが多数収録されている。一人称はあたしでワリオのことをカッコいいおじさまだと思っている。
ジェラート屋でバイトをしている
父は彫刻家、母は世界を飛び回るスーパーモデルであり豪邸に住んでいる。

ナインボルト

CV : 小市眞琴
ダイヤモンド小学校に通う小学生で9歳。かなりの任天堂ゲームマニアであり、コレクターである。一人称はぼくちん。
父は消防士をしておりそのためにテルランプつきのヘルメットを被っているが髪はかなりの癖毛である。
任天堂グッズはかなりレトロなものまでコレクションしている。
彼のゲームステージのジャンルはニンテンドーであり、歴代の任天堂のゲームまたはグッズにちなんだプチゲームが収録されている。ワリオに口答えするほど生意気な性格。算数が苦手だがペットのしゃぎぃに解き方を教えてもらって克服の兆しを見せている。
ゲーム以外にもDJやスケボーも得意であり、DJの腕前はかなり良い。

しゃぎぃ

CV : 山口和也
ナインボルトのペットであり黄色い謎の生き物。ギザギザの頭がシャギーヘアのような見た目をしていることからしゃぎぃと名付けられた。
ある日道端に落ちていたところをナインボルトに拾われてペットになった。おじさん臭い喋り方をしている。
シャイな性格だが目立ちたがり屋でありプチゲームのどこかに密かに登場している。本人いわく友達がおり、たまに色違いや表情が異なるものが存在する。特技は潜水で3日は潜っていられる。好きな言葉は「ま、これも人生ということで」。世の中を達観しているところがある。飼い主のナインボルトもその素性をよく知らない。

ドリブル

CV : 亀谷祐馬
ブルドッグの見た目をした大柄のタクシードライバーでダイヤモンドシティ・タクシーに勤めている。
先輩のスピッツと仕事を共にしており彼には頭が上がらない。一人称はわて、またはわい。
かなりのスピード狂であり、スピッツにたしなめられることもしばしば。二人とも宇宙にロマンを感じており彼らのゲームステージのジャンルはSFである。クライゴアに改造してもらったタクシー（ドリブルタクシー）を運転している。自動車教習所に勤めていた時代がありワリオに運転を教えていたこともあるがワリオの運転は上達しなかった。
裁縫が得意でスピッツの人形をつくり、運転席に飾っている。いつかタクシーで宇宙へ行くという夢を語っている。

スピッツ