ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』とは、任天堂のゲーム『スーパーマリオ』シリーズを原作としたコンピュータ・アニメーション映画。映画はアメリカを始めとする海外で2023年4月初旬に先行上映され、その後同月末に日本での公開が開始。公開から約1ヶ月で海外での興行収入が10億ドルを突破しており、日本では公開前から話題となっていた。
映画内には、『スーパーマリオ』シリーズに登場する様々なキャラクターやワールド、アイテムが登場。大人から子供まで幅広い世代が楽しめる内容となっている。
スーパーベル
ベルの形をしたアイテム。使用すると猫のような身体能力を得ることができ、キャラクターの外見は猫スーツをまとった姿に変わる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の作中では、クランキーコングが用意した闘技場の「ハテナブロック」からゲットすることができた。ドンキーコングとの戦いに劣勢だったマリオは、この「スーパーベル」のおかげで俊敏に動き回りドンキーコングを翻弄。戦いに勝利することができた。
アイスフラワー
青く縁取られた花。使用すると手からアイスボールを放てるようになる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の作中では、ピーチ姫のブーケにキノピオが紛れ込ませていた。
スーパーこのは
木の葉の形をしたアイテム。使用すると飛行能力を得ることができ、キャラクターの外見はタヌキスーツをまとった姿に変わる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の作中では、クライマックスでマリオが使用。溶岩に落ちそうになったルイージを救い出し、キノコ王国に放たれたマグナムキラーをやっつけるために使った。
スーパースター
光り輝くスターの形をしたアイテム。使用すると一定時間無敵状態になることができる。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の作中では、長年クッパが探し求めていたアイテムで、ペンギン王国に保管されていた。ピーチ姫へのプロポーズを成功させるためにクッパは手に入れたが、結局ピーチ姫にはフラレている。クライマックスでは、マリオとルイージが使用し、クッパ軍団との戦いに勝利することができた。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
マリオとルイージの絆
マリオとルイージは双子の兄弟。臆病な性格のルイージは、幼い頃からいつも兄のマリオに守られてきた。大人になってからもその絆は健在で、マリオはルイージを、ルイージはマリオをいつだって思い合っていた。ワープ土管にルイージが吸い込まれた時も、マリオはルイージを助けようと迷わず土管に飛び込む。そして離れ離れになった後も、ルイージを探して助けようと必死に奔走した。難解なギミックだらけのステージに夜を手して挑み、圧倒的な力量差があるドンキーコングに何度だった立ち向かった。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の作中では、感動的とも言えるマリオとルイージの絆の深さ、兄弟愛が描かれている。
ワイルドなキノピオ
キノコ王国の住民であるキノピオ達は、自分達がカワイイ存在であることを自覚しているあざとさがあり、それを常識だとしている節がある。しかしマリオが最初に出会ったキノピオは、「キノピオはカワイイ」という常識に飽き飽きし、マリオやピーチ姫の冒険への同行を申し出る。フライパンを自由自在に操り、おいしい料理を使って相手を惑わす。レインボーロードではそのカワイらしい外見に似合わないゴツいジープ型のカートを乗り回してワイルドに冒険を繰り広げた。
アグレッシブなピーチ姫
ゲーム『スーパーマリオ』シリーズでは、クッパに攫われることが多いピーチ姫。しかし『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』で描かれたピーチ姫は、そんなか弱いイメージから打って変わり、アグレッシブか強い女性となっている。キノコ王国に攻めてくるクッパ軍団からキノピオ達を守るために立ち上がったり、訓練用のステージを軽々とクリアして見せたりと、精神的にも肉体的にもかなり強い。それでいて、幼い頃にキノコ王国に迷い込んだ自分を育ててくれたキノピオ達を守りたいという心優しい一面も描かれている。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でのピーチ姫の活躍も、主人公のマリオとルイージに負けないくらい目が離せない内容だ。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
『スーパーマリオ』の映画の第三弾
2023年に大ヒットを記録した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、『スーパーマリオ』を題材とした映画としては実は第三弾。第一弾は、1986年の日本のアニメーション映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』、第二弾は1993年のアメリカの実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』である。
1993年に映画化された『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』は、批評的にも商業的にも大失敗を記録。50億円の制作費を投じたが、北米興行収入が2100万米ドル、日本配給収入が3億円とヒットには至らなかった。そのため、任天堂は自社の作品を映画化する際のライセンス供与にとても慎重だったという。
歴代のゲーム『スーパーマリオ』シリーズが目白押し
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目次 - Contents
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の概要
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のあらすじ・ストーリー
- スーパースターを手に入れたクッパ
- ワープしたマリオとルイージ
- キノコ王国に迷い込んだマリオ
- ドンキーコングとマリオの決闘
- レインボーロードでの死闘
- クッパとピーチ姫の結婚式
- ブルックリンでの決着
- ヨッシーの卵(ポストクレジットシーン)
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- マリオ
- ルイージ
- キノコ王国
- ピーチ姫
- キノピオ
- キノピオ(黄色)
- キノピオ将軍
- ジャングル王国
- ドンキーコング
- クランキーコング
- ディディーコング
- ディクシーコング
- ディンキーコング
- ファンキーコング
- スワンキーコング
- クッパ軍団
- クッパ
- カメック
- クリボー
- ノコノコ
- ノコノコ大将
- パタパタ
- ボムへい
- ボムキング
- ワンワン
- パックンフラワー
- キラー
- マグナムキラー
- メット
- トゲゾー
- カロン
- ヘイホー
- ムーチョ
- キングテレサ
- ハンマーブロス
- メガブロス
- その他の敵キャラ
- テンテン
- イバラムシ
- プクプク
- トゲプク
- ゲッソー
- ウニラ
- ライトクラゲ
- ウツボ
- バットン
- ブルックリンの人々
- スパイク
- ポリーン
- ジュゼッペ
- マリオとルイージの父
- マリオとルイージの母
- トニー
- アーサー
- その他
- ペンギンの王様
- ルマリー
- ヨッシー
- ミニオン(スチュアート)
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の用語
- ワールド
- ブルックリン
- キノコ王国
- ピーチ城
- トレーニングコース
- ジャングル王国
- ダークランド
- ペンギン王国
- レインボーロード
- アイテムブロック(ハテナブロック)
- アイテム
- スーパーキノコ
- ファイアフラワー
- マメキノコ
- スーパーベル
- アイスフラワー
- スーパーこのは
- スーパースター
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マリオとルイージの絆
- ワイルドなキノピオ
- アグレッシブなピーチ姫
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『スーパーマリオ』の映画の第三弾
- 歴代のゲーム『スーパーマリオ』シリーズが目白押し
- 高まる続編への期待
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):ブライアン・タイラー「Press Start」
- 挿入歌:ジャック・ブラック/三宅健太「Peaches(ピーチス)」