ONE PIECE（ワンピース）の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ

王下七武海の一員であるドンキホーテ・ドフラミンゴの実父。様々な特権を有する世界貴族天竜人として生まれるが、「人間に貴賤はない」と考える高潔な人物。
しかし理想が先行している傾向があり、天竜人の暮らす聖地マリージョアの外のことは何も知らない。やがて「天竜人としてではなく、誰とでも対等に暮らせる普通の人間になりたい」との想いを暴走させて、家族と共にマリージョアを後にする。

そこで彼らを待っていたのは、天竜人への恨みを募らせる人々からの徹底した排斥と攻撃だった。ここに来て「マリージョアを去ったのは間違いだった、せめて子供たちだけでも残してくるべきだった」と後悔するも今さら戻ることは許されず、病を得た妻が死ぬ様を何もできないまま見守る。
やがてこの境遇に激烈に反発した長男ドンキホーテは、「自分は天竜人なのになぜこんな目に遭わなければならないのか、全ては迂闊にその立場を捨てた父が悪い」と彼のことを憎むようになり、ついにはこれを殺害。殺される直前、自身の理想を追い求めた結果として息子たちに地獄を味わわせてしまったことを涙ながらに詫びた。

ドンキホーテ・ホーミング（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ドンキホーテ・ホーミングとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ドンキホーテ・ドフラミンゴ及びロシナンテの実の父親である。天竜人だったが、妻と共に「人間らしい暮らし」を望んで身分を示すICチップを返却し、世界政府非加盟国に移住した。だが横暴な天竜人のふるまいに深い恨みを抱く人々から苛烈な暴行や差別を受ける。妻は病死し、その死から2年後自身もドフラミンゴから銃を向けられる。死の間際彼は「私が父親でごめんな」と二人の息子に謝罪した。

コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテ

王下七武海の一員であるドンキホーテ・ドフラミンゴの実弟。兄の率いるドンキホーテ海賊団の最高幹部で、子供嫌いで乱暴な性格。過去のトラウマによって声が出せず、会話は筆談で済ませている。
しかしこれらの態度は全て演技で、実際は優しく子供好き。子供を遠ざけていたのも「子供を海賊になどさせたくない」との想いからだが、結果として優れた資質の持ち主ばかりが自分の下に残ることとなり、特にトラファルガー・ローにとっては良き兄貴分となる。狂暴な兄とは異なり穏やかな性格で、彼の暴挙を止めるために海軍に情報を流していた。

珀鉛病に侵されたローを救おうと手を尽くす中、ドフラミンゴに海軍に通じていることを知られてしまう。兄が自分を殺そうとしていること、もはや逃げ切れないことを悟ると、ローを箱の中に隠した上でドフラミンゴの前に現れ、そのまま処刑される道を選んだ。

コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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コラソン／ドンキホーテ・ロシナンテは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ率いるドンキホーテ海賊団の最高幹部のひとりで、ドフラミンゴの実弟。しかしその正体は、海軍に所属する海軍中佐である。兄・ドフラミンゴの暴走を止めるために潜入しており、その正体がバレないように口の利けない冷徹な男を演じていた。しかし本来のロシナンテは心優しく、潜入中に会った「珀鉛病」の少年トラファルガー・ローの不遇な過去に同情し、彼を助けるために奮闘する。

マザー・カルメル

「羊の家」という孤児院を経営し、何人もの孤児を育て上げたシスター。世間からは“聖女”扱いされているが、実は「育てた子供の中から素質のある者を海軍に売り払う」ことを繰り返していた悪女である。しかし世間に対しても子供たちに対してもそういった面を完璧に隠し通し、素質無しと判断した子供は普通に独り立ちさせるところまで面倒を見て、そんな彼らから大人になって以降も感謝されており、実態としてはほとんど“聖女”ではないかとも指摘されている。
幼い頃のシャーロット・リンリン（後の四皇ビッグマム）を引き取り、その怪物じみた力に戦慄する一方で「きちんと教育して海軍に売り渡せば最強の海兵になる」と判断。彼女に平和や平等、正義などの概念を尊ぶべきものとして教え込む。

リンリンの持つ怪物的な戦士としての素質には重々気を付けていたが、ある時お祝いだと言って彼女の好物のお菓子を大量に用意した際、突如として行方不明になる。この時リンリンは「感動のあまり涙で前が見えなくなり、手の届く範囲にあるものを手当たり次第に口に詰め込んで飲み込んだ」とあり、明言はされていないが彼女に“食べられた”ものと思われる。

マザー・カルメル（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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マザー・カルメルとは、『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物で、「羊の家」という孤児院を開いていたシスター。
孤児たちを育て、彼らに新たな家庭や職場を斡旋し、世間では聖母と称えられる高潔な人物。しかしその実態は「金儲けのために才能ある子供を次々と海軍に売り払い、そのカモフラージュのために善人を装う」悪女である。リンリンという名で呼ばれていた、幼い頃のビッグマムに目を付け、いずれ海軍に売り払うつもりで育てる。しかし一緒に育てていた他の子供たち共々、ある日忽然と姿を消した。

光月おでん（こうづき おでん）

鎖国を続けていたワノ国の次期将軍。「窮屈でござる」が口癖で、外の世界に想いを馳せ、いつか鎖国の禁を破って海を渡ることを夢見ていた。
ある時、白ひげと彼の率いる海賊団が偶然ワノ国に流れ着き、これを知って「俺も船に乗せてくれ」と頼み込む。白ひげは「お前は誰かの下で満足する器じゃない」と言って断ろうとするが、おでんの熱意に負けて彼を自分の“弟分”として認める。その後白ひげの下で様々な冒険を繰り広げ、彼のライバルでもある海賊王ゴール・D・ロジャーの船に乗って偉大な航路（グランドライン）の果てにあるとされる伝説の島にも赴くなど、空前絶後の旅を堪能する。

しかしこの頃、ワノ国は将軍の地位の簒奪を目論む黒炭オロチ（くろずみ オロチ）と、彼と手を組んだ大海賊カイドウによって蹂躙されており、冒険を終えたおでんが帰国した頃には彼らの支配がほぼ完成していた。おでんは部下の侍たちと共にこれに立ち向かうが、卑劣な策略によって痛烈な不意打ちを食らってしまい敗北。オロチとカイドウによって処刑されることとなった。
処刑方法は「煮えたぎる油で釜茹でにする」という拷問じみたものだったが、おでんは「1時間耐えたら許す」という言質をカイドウから取った上で、部下の侍たち全員を担ぎ上げて自身のみ油の中に身を浸す。1時間を見事に耐え抜き、ワノ国の未来を託された部下たちが逃げていくのを見届けた後、カイドウによって射殺された。この時点でまだ息はあったがもはや助かるような状態でもなく、「不意打ちは本意ではなかった」と詫びるカイドウに「真面目だな」と返している。

光月おでん（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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光月おでんと（こうづき おでん）とは、『ONE PIECE』の登場人物。新世界・ワノ国の統治者で「歴史の本文（ポーネグリフ）」を作った光月家の人間である。破天荒すぎるゆえに民の多くに嫌われているが、その大きすぎる器に惹かれている者がそれよりも多い。四皇"白ひげ"ことエドワード・ニューゲートの白ひげ海賊団、海賊王ゴール・D・ロジャーのロジャー海賊団に在籍。ロジャーと共に偉大なる航路の最果ての島・ラフテルに到達し、世界の全てを知った。物語開始時点では故人。「ワノ国を開国せよ」という言葉を遺している。

Tボーン

海軍の中将。最初に登場した時は大佐だった。曲がったことが大嫌いで、極めて正義感が強く、また守るべき市民への情愛が深い人物。ゾロに「強い」と驚嘆させるほどの剣士である。
作中の海軍所属の人物の中でも極めて真っ当な人物だったが、ペペ王国にて「新四皇となった海賊組織クロスギルドの懸賞金目当てに、飢餓と極貧に苦しむ老人に背後から刺される」という形で死亡。この事実は海軍全体に衝撃を与え、彼らがクロスギルド対策に本腰を入れる呼び水となった。

Tボーン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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Tボーン（ティーボーン）とは、大海洋冒険漫画『ONE PIECE』（ワンピース）に登場するキャラクターで、強い正義感と市民への慈愛に満ちた海軍の将校。
争いも無益な殺生も嫌い、部下にも敬語を使うなど優しく紳士的な人物。「船斬り」の異名を持つ剣豪であり、その実力は作中屈指の剣士であるゾロをして「強い」と驚嘆させるほど。海軍の良心とも呼べる存在だったが、新四皇となったバギー率いるクロスギルドの“海軍の将兵に懸賞金をかける”という制度により、守るべき市民に背中を刺されるという衝撃的な形で死亡した。

ジェイガルシア・サターン聖

世界政府最高権力「五老星」の1人で、「科学防衛武神」の役割を担っていた。動物系悪魔の実のような能力を有しており、変身すると「牛鬼（ぎゅうき）」という化け物に変身することができる。誰も逆らうことができない「五老星」のメンバーだが、世界政府の真の最高権力者イムの逆鱗に触れ粛清されてしまう。身体から黒いもやが漏れ出し、ミイラのように干からびていく。最後には骨しか残らなかった。「五老星」という世界で最も安全であろう立場だった人間の凄惨な死は読者に大きな衝撃を与えた。

ジェイガルシア・サターン聖（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ジェイガルシア・サターン聖とは、海賊を題材とした少年漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。世界の秩序を守るために800年前に発足された世界政府の最高権力者・五老星（ごろうせい）の1人である。黒い帽子を浅くかぶった老男性で、左目の横に大きな傷があるのが特徴だ。五老星は初登場から長らく名前が登場していなかったが、原作漫画第1073話にて、初めてこのジェイガルシア・サターン聖の名前が明らかになった。「科学防衛武神」の役割を持つ。未来島エッグヘッドにて失態を犯してイムに粛清されて死亡した。