ONE PIECE（ワンピース）の衝撃的な死を遂げたキャラクターまとめ

400年前の人物。ジャヤという島で暮らす、シャンディアの民の大戦士。樹熱という疫病に一族が苦しむ中、海を渡ってやってきたモンブラン・ノーランドによってこれを克服。文化や価値観の違いで幾度かの衝突を経た後にノーランドと固い友情で結ばれ、故国へと帰る彼と「必ずまた会おう」との約束を交わす。
ところがノーランド一行が去ってからしばらくして、ジャヤは“海底火山の噴火によって生じる垂直方向の海流”ノックアップ・ストリームによって天高く吹き飛ばされ、“凝固した雲海”白海に着水。貴重な「大地」を求め、白海の住人たるスカイピアの民が侵略を開始し、これに対して徹底抗戦を繰り広げる。

しかしノックアップ・ストリームによる大きな損害を受けたばかりのシャンディアは苦戦を強いられ、「ノーランドと再会するまで絶対に負けられない、彼が迷わないためにも鐘を鳴らし続けなければならない」と死力を尽くして戦い続けたカルガラもついに戦死。ジャヤの地を巡り、シャンディアとスカイピアは泥沼の戦いを続けていくこととなった。

カルガラ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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カルガラとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、400年前のジャヤに暮らしていた民族「シャンディア」の戦士。ワイパーの先祖に当たる。探検隊を率いて島に上陸した植物学者のノーランドと出会い、その知識で島に蔓延していた疫病から救われる。ノーランドと親友になり、再会を約束するが、ノックアップストリームで島が吹き飛ばされ、空の海「白々海（はくはくかい）」にやってくる。カルガラはノーランドに「俺達はここにいる」と伝えるために戦い続けた。

トム

「伝説の船大工」と呼ばれた魚人。後にウォーターセブンの市長となるアイスバーグと、「麦わらの一味」に加わることとなるフランキーの師。常に笑顔を絶やさない朗らかな人物だが、船大工としての強い誇りを持つ。
海賊王ゴール・D・ロジャーの船を造った過去を持ち、これを罪に問われて死刑を言い渡される。しかしここで以前から温めていた“海上を走る列車”こと海列車のアイデアを提案し、「これを完成させるまでの間だけ猶予を与えてほしい」と願う。これに興味を覚えた裁判官から10年の猶予をもらい、予定通りに海列車を完成。その功績によって死刑を免れるだろうと誰もが思っていた。

しかし、彼が「古代兵器プラトン」の設計図を密かに隠し持っていることを知った世界政府の諜報組織の暗躍により、都市部襲撃の罪を押し付けられて再び裁判にかけられる。この襲撃にフランキーの船が悪用されたことを知ったトムは、「海列車完成の功績と引き換えに、自分と弟子たちにかけられた都市襲撃の罪は帳消しにしてほしい。自分がロジャーの船を造ったことは事実で、それを誇りに思っている」と裁判長に伝える。命懸けで弟子を庇おうとするトムの意を汲んだ裁判長により、都市襲撃については不問とされた上で死罪となった。
この裁判に臨む直前、自分の造った船が師を追い詰めたことを知って自暴自棄になるフランキーに「造った船に男はドンと胸を張れ」との言葉をかけ、船大工としての誇りを失わないよう諭している。

トム（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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トムとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ゴール・D・ロジャーの海賊船「オーロ・ジャクソン号」をつくった船大工である。ロジャーへの協力の罪を問われて死刑判決を受けたが、弟子のフランキーやアイスバーグと共に海列車「パッフィング・トム」を創り上げて、町の発展に貢献した。その功績が認められて無罪が濃厚だと思われたが、古代兵器を狙うCP5のメンバー・スパンダムの謀略によって重傷を負い、エニエス・ロビーへと連行されていった。

ブルック

“死後に1度だけ蘇ることができる”、ヨミヨミの実の能力者。現在は「麦わらの一味」に音楽家として参加し、時に見事な演奏を奏で、時にその剣技を披露して活躍している。
かつては音楽好きな海賊たちで構成された「ルンバー海賊団」に所属し、その明るい性格と優れた剣技で活躍していた。しかし偉大な航路（グランドライン）での過酷な冒険や強大な敵の前に苦戦し、団員は1人また1人と脱落。やがて船医もおらず、操舵もできない状態で団員全員が毒に侵され、「せめて楽しく死を迎えよう」と全員で最後の演奏会を開く。

結局最後の1人となって力尽き、ヨミヨミの実の能力で復活。しかし魂が肉体を見付けるまでに50年もの時間を要したため、完全に“動く白骨死体”ともいうべき状態になっていた。しかし舵の壊れた船では海を漂うことしかできず、そこからさらに数年を孤独に過ごすという生き地獄を味わう。

ブルック（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ブルックは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の音楽家。一度は死んだものの、悪魔の実「ヨミヨミの実」の能力で骸骨の姿で現世に蘇るという異色の経歴を持っている。生前はルンバー海賊団という海賊団で音楽家をしていた。音楽家としての腕は一流で、さらに剣技も凄腕。冗談が多く、女性にパンツを見せてくれるようせがむなどユーモアのあるエロ紳士だが、仲間との約束を大事にし、命を軽んじる者を許さない義理人情に厚い面も持つ。

ポートガス・D・エース

「世界最強の海賊」と称えられる“白ひげ”ことエドワード・ニューゲート配下の海賊。主人公モンキー・D・ルフィと義兄弟の契りを交わした兄貴分であり、彼とは今も強い絆で結ばれている。自由と仲間を愛する好漢だが、実は海賊王ロジャーの実子。
その血筋から世界政府に危険視され、公開処刑されることとなる。しかし「仲間を決して見捨てない」ことで知られる白ひげが、自身の配下の全ての海賊を率いて処刑場を襲撃。これを予測していた海軍の全戦力と壮絶極まる戦いを繰り広げた。

ルフィもここに駆け付け、白ひげ海賊団の援護を受けながらエースを救出。「大罪人の息子」という重たい十字架を背負い、頭のどこかで“いつ死んでもいい”と考えながら生きてきたエースは、自分を生かそうとする者たちが、自分を愛してくれる者たちがこんなにもたくさんいることに驚き、心を激しく揺さぶられる。
しかし命懸けで自分を助けようとしてくれた白ひげを侮辱されたことで冷静さを失い、敵の挑発に乗って突出。これを止めようとしたルフィが攻撃されそうになるのを見て、咄嗟に庇って致命傷を負い、彼の腕の中で涙を流しながら「愛してくれてありがとう」と告げて絶命した。

エースは作品全体で見ても屈指の人気キャラクターであり、その彼が命を落としたことは物語の内外にすさまじい衝撃を与えた。「『ONE PIECE』の印象的だったシーン」といわれてこの場面を挙げる者も少なくない。

ポートガス・D・エース（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ポートガス・D・エースとは尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海賊。白ひげ海賊団2番隊隊長。悪魔の実メラメラの実の能力者で「火拳のエース」と呼ばれている。海賊王ゴール・D・ロジャーの実の息子。自分の所属する白ひげ海賊団の船長エドワード・ニューゲートを父親のように慕っている。ルフィとサボと3人で兄弟盃を交わし義兄弟になった。部下であるマーシャル・D・ティーチの手によって海軍のもとに捕まり、白ひげ海賊団がエース奪還のために引き起こした頂上戦争の中で戦死した。

白ひげ／エドワード・ニューゲート

世界最強の海賊に与えられる“四皇”の称号を持つ者の1人にして、その中でも別格扱いされている伝説的な海賊。数十年前から海賊として活動するも支配を良しとせず、弱者の盾となって勢力下の国や人々を守ってきた。海賊王ロジャーと唯一互角に渡り合えた、彼の最大のライバルでもある。
「仲間を決して見捨てない」ことを信条としており、エースが世界政府に捕らえられて公開処刑されることを知った際は配下の全軍をもってその奪還を目指す。この結果、海軍の全戦力を敵に回しての壮絶な死闘を繰り広げた。

自身の恐るべき力もあって序盤は戦闘を優位に進めるが、海軍側の策略によって部下の1人に深手を負わされ、エースも死亡。勝利条件を達成できなくなったことで白ひげ海賊団は撤退に転じるも、そうはさせじと海軍の猛攻撃を受ける。これを見た白ひげは、この戦場を己の死に場所とすることを覚悟し、たた1人踏みとどまって人生最後の大暴れを披露する。
「白ひげを残して逃げるなどできない」と嘆く部下たちに早く逃げろと怒鳴り散らし、海軍に甚大な打撃を与え、常人なら致命傷となるはずの攻撃を無数に浴びながら戦い続け、ついには立ったまま絶命。その際、かつてロジャーが口にした“ひとつなぎの大秘宝”（ワンピース）が実在することをその場の全ての者に、公開処刑を見ようとしていた世界中の者たちに雄々しく宣言した。

四皇の一角にして、その中ではもっとも穏当な勢力を率いていた白ひげが倒れたことで、世界のパワーバランスは一気に崩れていく。同時に疑問視する声もあった“ひとつなぎの大秘宝”の実在を、大海賊白ひげが保証したことで、世界政府の支配はさらに揺らいでいくこととなった。

白ひげ／エドワード・ニューゲート（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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白ひげ（本名：エドワード・ニューゲート）とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。
海賊王ゴール・D・ロジャーと渡り合った大海賊。新世界に皇帝のように君臨する4人の海賊四皇の1人。悪魔の実「グラグラの実」の能力者で「世界最強の男」と称されていた。
ロジャー、エース、おでんといった重要人物と大きく関わっている。マリンフォード頂上戦争の戦いで死亡した。

フィッシャー・タイガー

魚人の英雄。「タイヨウの海賊団」を率い、奴隷解放のために戦い続けた。物語開始時点で故人。
作品世界において魚人は差別階級で、当時は人間から奴隷扱いされていた。タイガーは人間に連れ去られた魚人たちを次々と解放し、そればかりか同様に奴隷にされていた少数民族の人間たちも救出。多くの人々から英雄として称えられた。

しかしある時、海軍の策略で致命傷を負ってしまう。輸血すれば助かる可能性は高かったが、その場に自分と同じ型の血が海軍から奪った人間の輸血パックしかないことを知ると、「そんなものを俺の体にいれるな」と絶叫。自身もまたかつて奴隷だったこと、どうしても人間への憎悪を捨てられないこと、そんな連中の力を借りて生き延びたくないと訴える。
人間にも善良な者がたくさんいることも知っていたし、彼らを受け入れたいとも思っていたが、奴隷時代の怒りからどうしてもそれができなかった。どうか次代には自分がついに捨てられなかった民族間の憎悪を受け継がせないでくれと部下たちに涙ながらに懇願し、そのまま息を引き取った。

フィッシャー・タイガー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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フィッシャー・タイガーとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、「天竜人の奴隷を解放した偉人」とされたタイの魚人である。マリージョアに単独で乗り込み、ハンコック3姉妹などの人間や魚人・人魚の奴隷たちを差別なく解放した。初代「タイヨウの海賊団」船長。人間の少女コアラを故郷へ送り届ける様頼まれ、無事に到着したが島民の通報によって海軍の襲撃を受け瀕死の重傷を負う。死の間際数年間天竜人の奴隷だったことを明かし、人間の血液を体内に入れることを拒んで死亡した。

ドンキホーテ・ホーミング