キャプテン翼(キャプ翼)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『キャプテン翼』とは、高橋陽一によって描かれたサッカー漫画である。アニメ化もされており、世界中のサッカーファンに人気がある。主人公の大空翼がサッカーで世界に挑戦していく姿が描かれている。新しいサッカー仲間と出会い、ライバルと切磋琢磨して成長していく姿が見どころである。持ち味が違う個性的なキャラクターが次々と登場する。必殺技で相手を翻弄し、最後まで勝敗が分からない試合展開が読者の心を掴み、『週刊少年ジャンプ』での連載開始から、長きに渡って愛されている作品である。

「次はワールドカップで会おう」

翼は、西ドイツ代表のカール・ハインツ・シュナイダーと健闘を讃えあう。そして、お互いをライバルとして意識するようになる。その時に、翼が言ったセリフが「次はワールドカップで会おう」である。国と国とが本気でサッカーで戦い、世界中が熱狂するワールドカップで再びシュナイダーと対決したいと願うようになる。ワールドカップまで個人としてもキャプテンとしてもお互い成長していこうという気持ちが分かるセリフである。

「神様はこの世界にサッカーというすばらしいスポーツをさずけてくれた。戦うなら正々堂々サッカーで戦おう!」

ワールドユースで優勝を決めた日本代表キャプテンの翼は、優勝スピーチで「僕はこの世界から戦争をなくしたい」と言う。悲しみに溢れる戦争がなぜ起こってしまうのかずっと疑問に思っている翼であり、各国で放送されているサッカー中継で翼は力強く世界に向けて伝える。その時のセリフが「神様はこの世界にサッカーというすばらしいスポーツをさずけてくれた。戦うなら正々堂々サッカーで戦おう!」である。サッカーは世界中で人気のスポーツであり、ボール1つあれば誰でも上手くなれる可能性がある。そういったことから「戦争」で争うのではなく、サッカーで戦いたい。翼のサッカーにかける情熱と戦争を無くしたいと言う想いを世界に発した、心に残る名セリフである。

「いつまでもその夢にむかって走りつづけます」

ワールドユースで優勝し、スピーチをする翼は、「サッカーは夢である」と伝える。それは、幼いころから言い続けていたことであり、「夢」であるサッカーを続けていくことを意味している。また、翼はサッカーは自分だけでなく、世界にとっても「夢」であると考えている。サッカーをすることで、世界から戦争という悲しみを無くしたいと思うことや、サッカーを通じて多種多様な社会を知り、共存していくことの素晴らしさも伝えている。それを実現していくことが、サッカー小僧翼の使命であり、「いつまでもその夢にむかって走りつづけます」という「夢」に対して色々な意味を含ませた奥深い名言となっている。

「おれ、ずっと信じていた。サッカーをやってれば、サッカーをやってうまくなれば必ず、ロベルトに会えるって」

ロベルト(画面左)に抱きつく翼(画面右)

日本代表は、強豪の西ドイツ代表に勝ち優勝した。その試合を観ていたロベルト本郷(ロベルトほんごう)は、優勝後に翼に会いに行った。小学生の時、翼と一緒にブラジルへ行こうと約束したが、ロベルト1人で行ってしまった。翼は、ブラジル行きもロベルトからサッカーを教わることも小学生でストップしてしまった。ロベルトが現れ、歓喜した翼が言ったセリフが「おれ、ずっと信じていた。サッカーをやっていれば、サッカーをやってうまくなれば必ず、ロベルトに会えるって」である。ロベルトに教わったサッカーを信じ精進していった翼は、日本を優勝へと導く。日本の優勝とロベルトとの再会という両方の夢を叶えた瞬間だと分かる名セリフである。

若林源三(わかばやしげんぞう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ペナルティエリア外からのシュートは必ず止める」

修哲(しゅうてつ)小学校キャプテンでGKの若林源三(わかばやしげんぞう)は、日本一に輝いた経験もあるスーパーゴールキーパーとして名が通っている。その若林は、翼率いる南葛小学校との試合で「ペナルティエリア外からのシュートは必ず止める」と言い切る。このセリフから、若林の強気な性格とGKとして絶対的な自信があることが伝わってくる。実際、試合ではゴールを許すことはあったが、小学生時代は1本もペナルティーエリア外からゴールを許していない。有言実行のかっこいい若林らしい名セリフである。

「みんな頼む1点とってくれ」

チームメイト(画面左上)に懇願する若林(画面右上)

対南葛小学校との練習試合で、翼がDFで守りに徹していることから、思うように点が取れない修哲小学校。日本一になったことのあるチームだが、翼の鉄壁な守りが崩せないで攻めあぐねていた。その時、若林が言ったセリフが「みんな頼む1点とってくれ」である。チームメイトにお願いなどすることが無かった若林だが、自分はGKで点を取ることがなかなか出来ない。そこで、チームメイトに点を取ることを託して、後は守ることに集中しようと考えていた。勝利に対しての執念と強い気持ちがチームメイトに伝わり、チーム一丸となって点を取ることに成功した印象に残るセリフである。

「自分さえ抜かれなければチームが負ける事はない」

日向(画面左)の シュートをブロックする若林(画面右)

サッカーは多く点を取った方が勝ちというスポーツで、最後の守りの要であるGKを抜かなければ勝利することはない。それを知っている若林の信条が、「自分さえ抜かれなければチームが負ける事はない」である。チームメイトが10人抜かれても、GKの自分が止めれば負けることはない。そうした強い気持ちでGKとして努力を続け、成長していくことで翼や日向達の成長の糧となり日本のサッカー界は強くなっていくのである。こうした1人の信条が、みんなを成長させるきっかけになることを感じさせる名セリフである

岬太郎(みさきたろう)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ボクもフランスにいくよ。だって...だってボクは岬太郎だもん。山岡太郎じゃない。ボクは岬太郎だもん」

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