『キャプテン翼』フェイクの達人・オランダのブライアン・クライフォートのプロフィール・来歴まとめ

ブライアン・クライフォートとは？

ワールドユース編の新たなライバルとして登場する予定だった。
天才キーパー若林の片腕を破壊し、その実力の片鱗を本編序盤から臭わせていたものの、肝心の連載が打ち切りになったためクライフォートの試合描写が描かれる事はなかった。

時系列としては第一作とワールドユース編の中間に位置する。
岬率いる南葛高校対日向の東邦学園高等部の試合、そして再び結集した全日本黄金世代とオランダユースの試合が描かれる。

このエピソードにはクライフォートは登場しない。
そもそもこれは、第一作連載終了から数年後に特別企画として5週ほど連続で週刊少年ジャンプに掲載されたものである。
当然この時点ではワールドユース編は未執筆であるため、クライフォートというキャラも構想前であった。

なお単行本化された折り、新たな描き下ろしが2ページほど追加され、翼率いる日本に大敗したオランダユースの面々を皮肉るクライフォートが描かれている。

本戦準決勝で対戦するはずだったが…

ワールドユース編は人気が低迷し、決勝トーナメント初戦のスウェーデン戦あたりで打ち切りが決まったという。
残り納入ページ全てを決勝のブラジル戦に充てるため、その都合上準決勝のオランダ戦は丸ごとカットされてしまった。

結局どんな選手かわからずじまい…

その後の短編などには多少登場するも、本編に姿を見せる事はなかった。

マドリッドオリンピックで優勝を目指す翼たち日本。
その予選グループ最初の相手がクライフォート率いるオランダである。

オランダの司令塔

「最強の敵オランダユース」で日本を苦しめた中盤のクリスマン、巨漢GKドールマン、リベロのレオン・ディック、クールな点取り屋レンセンブリンク、陽気なゴールゲッターのカイザー（今回は出番無し）が再登場。

上記の面々に加え、OA枠でダビィ、ライカール、クゥーマンも名を連ねる。

そしてこれらを束ねるのがクライフォートだ。
OA立ちを差し置いて彼がチームのキャプテンを任されるのも、その卓越した統率力ゆえである。

オランダの至宝

今季のオランダリーグにおいてアヤックスを断トツのトップ優勝に導いた。
その原動力となったのがクライフォートである。

来季の移籍先はプレミアの名門マンチェスターUで、その契約金は何と80億円！。

スパイラルターン

ヒールリフトで抜き去ると見せかけ、空中で両足でボールを挟んだまま体を捻り、相手の足もとにボールをバウンドさせて一気に抜き去る。

翼を抜き去りオランダ先制点の起点となったプレイだ。

スパイラルシュート

軸足の向きとは逆方向に体を極限までひねって撃ち抜くシュート。
流石の若林も虚を突かれ、ゴールを許してしまう。

巨漢次藤を吹っ飛ばすキック力

テクニカルな面が強調されがちなクライフォートだが、そのキック力も強烈だ。
ブロックに飛び込んだ巨漢DF次藤すらも吹っ飛ばす！

無回転シュートもうてる

松山のマンツーマンマークで体勢を崩されながらも強引にはなった無回転シュート。
さしもの若林もキャッチできず弾くのがやっとだ。