『キャプテン翼』南葛高校の名選手まとめ!キャプテン石崎や岬など

ここでは高橋陽一のサッカー漫画『キャプテン翼』に登場する南葛高校の名選手をまとめた。キャプテンの石崎や岬、新田、来生、滝、井沢、高杉などの選手を、ポジションやプロフィール、作中での活躍を含めて紹介している。

● スタメン

出典: gamy.jp

岬太郎(MF)

言わずと知れた翼のパートナー。
ジュニアユース編後にフランスから日本に帰国し南葛中に転校してきた。

その後は南葛高校に進む。

ポジションはMFで、中盤でゲームを組み立てる役目を担う。
その実力は同年代の日本選手のなかでも最高レベルで、南葛高校の実質的エースでもある。

ドリブル突破を得意とする翼との対比か、岬は作中では名パサーとして定着している。

華奢な体格で(ボバング談)強引な突破に弱い面があるが(ピエール談)、キック力自体は相当なものがあるようだ。

だが、高校三年間で日向に勝てずスランプに陥るなどメンタル面での弱さも時折顔を覗かせる。

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石崎了(DF・キャプテン)

部員たちの投票によりキャプテンに選ばれる。
小学生の頃にも弱小サッカー部のキャプテンを務めていた石崎は、何だかんだで人望があるようだ。

そのプレイスタイルは「ド根性」「がむしゃら」という言葉が似合う泥臭いもの。
技術面では他のキャラに大きく劣るが、持ち前のガッツでそれをカバーする。

ここ一番での顔面ブロック、そして勝負所でのオウンゴール(笑)が最大の武器。

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新田瞬(FW)

隼シュートを必殺技に持つ俊足ストライカー。

学年は岬たちよりもひとつ下で、黄金世代では葵や佐野らが同い年。
小学生時代には明和の沢田を破って全国制覇した。

初期作とWY編では大舞台でのゴールシーンがほとんど無いため決定力に欠けるイメージが先行するが、黄金世代の日本人FWとしては日向に次ぐ2番手の実力者である。

南葛高校のFWは来生と滝と新田の3トップだが、得点源は間違いなくこの新田であろう。
おそらくチーム一番のゴールゲッターと思われる。

岬・新田のホットラインが南葛の必勝パターンなのだろう。

出典: gamy.jp

来生哲兵(FW)

修哲トリオのひとりで「点取り屋」のあだ名を持つ。

エースの新田、中盤の司令塔で得点力もある岬、第2の司令塔でミドルやヘディングを得意とする井沢がいるので、チーム内の来生の得点力は3番手か4番手あたりだろうか。

超弾丸シュートを撃つ選手がゴロゴロ存在するため、凡庸な能力の来生は大きく見劣りする感があるが、同年代の日本人選手という枠組みで語れば来生もかなりの実力者なのだ。

出典: gamy.jp

滝一(FW)

修哲トリオのひとりでライン際のドリブルを得意とする。

小学編、中学編ともにサイドを駆け上がり、ゴール前へセンタリングを上げるシーンが多い。
反面、自分でシュートをうつ場面はそう多くない。

作中では特に明言されていないが体格は小柄である。
新田はもちろんのこと、来生も長身キャラではないので、南葛高校のFW3人は高さに欠ける面があるように思える。

出典: gamy.jp

井沢守(MF)

修哲トリオのひとりでヘディングが得意。
来生や滝ににくらべて実力は頭一つ抜けている。

中学時代と同じくチーム内では第二の司令塔という立ち位置で、時には岬に変わってゲームを組み立てる。

ジュニアユース編ではDFの交代要員として試合に出る事も多かった。

ゲームを組み立てても良し、守りに回っても良し、得意のミドルシュートでゴールを狙っても良しと、色々こなせるユーティリティープレーヤー。

チーム内で高さ勝負が出来るのは巨漢の高杉、長身の中山、そしてこの井沢であろう。

出典: gamy.jp

高杉真吾(DF)

修哲出身の巨漢DFでロングスローを得意とする。

中学時代はスイーパーでチームの守備の要であった。
高校でもおそらく同様の役割を担っていると思われる。

巨漢であるため相手の強引なドリブルは通用しないように思われるが、高校決勝の東邦戦では日向の直線的ドリブルに突破を許している。

出典: gamy.jp

浦辺反次(DF)

石崎のライバル兼ケンカ友達。
大友カルテットのリーダー格。
中学時代はキャプテンを務め、新田からの信望も厚かった。

ポジションはDFとして出場しているのが原作で確認できる。

南葛高校の面々はほぼ全員が日本ユース代表に選出されたが、浦辺は実家の豆腐屋を継ぐため代表は辞退している。
後に賀茂の誘いを受けRJ11の一員になり、WY編後には家業を継がずにJリーグ選手となった。

出典: gamy.jp

岸田猛(DF)

大友カルテットの1人。

初登場には浦辺のライバル的キャラだったが、そのポジションはいつしか石崎が担うようになる。

誰が呼んだのか「シャーク岸田」の異名を持つ。
どの辺にシャーク要素があるのかは不明。

ちなみに実家は金物店で、岸田も店番をして父の手伝いをしていたようだ。

今では森崎と共に清水エスパルスで活躍するJリーガーである。

出典: gamy.jp

中山政男(DF)

大友カルテットの1人。
浦辺や岸田の比べるとこれといった特徴に欠ける。
一応長身キャラという扱いのようだ。

高校決勝の南葛対東邦の試合には中山の姿が確認できず、代わりに岩見の姿が見える。

だが中山はユース代表に選ばれている点と、日向の回想シーンには中山を含めた南葛高校11人の姿が確認できるので(WY編4巻参照)、中山がスタメンで岩見は控えと考えるのが自然だろう。

出典: gamy.jp

森崎有三(GK)

若林いわく「スーパーがんばりゴールキーパー」で、余り知られていないが修哲出身。

ザルGKのイメージが定着している森崎だが、黄金世代では若林、若島津につぐ3番手の実力者である。

立浪高校のGK中西がユース代表に選ばれていない点を鑑みると、高校の時点で森崎の実力は中西を上回っているのだろう。

なお若島津は日向のタイガーショットを片手で止めるまでに成長したが、森崎は日向がセンターサークルから放ったシュートに反応できなかった。

日本三番手GKとはいっても若島津と森崎の間には天と地ほどの実力差があるのは明白である。

● 控え選手

出典: gamy.jp

西尾浩司(DF)

大友カルテットの中で一番影が薄い。
小学生編で試合中にケガをして以降はこれといった見せ場は無い。

大友中出身者の中ではこの西尾だけワールドユース代表に縁が無かった。
その後の続編でも近況は不明。

岩見兼一(MF)

高校決勝の東邦戦でひとコマだけ確認できる。

中学時代は翼や井沢と同じMFだが、ゲーム中に活躍した描写はこれと言ってない。
全国制覇V3を達成したチームのレギュラーだが、長野、小田、中里らと同じく「数合わせ的キャラ」の要素が濃い。

無印終盤では、南葛高校を受験する石崎や井沢たちは皆一緒に高校受験や合格発表に行っているが、その中に岩見の姿はない。
連載時は岩見が南葛高校に進学する設定が無かったので当然だが。

高校編は「最強の敵オランダユース編」の1エピソードで、無印連載終了の数年後に期間限定連載としてジャンプに掲載されたものである。
おそらく作者が細かな設定を覚えていなかったのだろう。

ちなみに岩見は最新作ライジングサンでトレーナーの資格を取った模様。
サッカーは続けていないと思われる。

● 南葛高校のフォーメーションは5-2-3?

FW 新田 来生 滝
MF 岬 井沢
DF 石崎 高杉 浦辺 岸田 中山
GK 森崎

出典: www.amazon.co.jp

スタメンの顔触れはテクモの「キャプテン翼Ⅱスーパーストライカー」と同じ

浦辺のポジションはゲームではMF、原作ではDF。
違いはこれくらいである。

なおゲームでは南葛高校と東邦学園高等部がともに一度ずつ全国制覇しているが、原作では東邦三連覇。

◆ 関連まとめ

【キャプテン翼】 ドライブシュートだ! 【Captain Tsubasa】

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