刈羽蝙也(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
刈羽蝙也(かりわへんや)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する人物で、志々雄真実(ししおまこと)の精鋭部隊である「十本刀」の一員。逆立った髪と極限まで絞ったガリガリの細い体に黒い翼を装着している異様な風貌が特徴。「飛翔の蝙也」という二つ名を持ち、ダイナマイトを爆発させた爆風で空を飛び上空から敵に攻撃を加える。彼の異様にやせ細った身体は空を飛ぶのに自身を軽量化させる必要があったため。志々雄の命令で京都大火や「葵屋」の襲撃を行う。
刈羽蝙也の概要
刈羽蝙也(かりわへんや)とは志々雄真実(ししおまこと)が形成した組織・志々雄一派の中でも特に実力の高い者達が所属する彼直属の戦闘部隊「十本刀」の一員。志々雄は自身を裏切った明治政府への復讐と「弱肉強食」の信念を掲げた「国盗り」を企てており、「十本刀」は彼直々の命令で暗躍している。蝙也はその戦闘スタイルから「飛翔の蝙也」という二つ名を持ち、ダイナマイトの爆風で宙を舞い上空から敵にダイナマイトで爆撃を加える。そのため蝙也の身体は極限までガリガリにやせ細っており、その身体に翼を装着するという異様な風貌となっている。京都編では志々雄の命令で「京都大火」や敵対組織「葵屋」の壊滅を命じられるがいずれも失敗。志々雄が死亡した後は警察に捕縛されるも明治政府との闇取引に応じ政府の間者となる。その飛翔能力を評価された蝙也はアジア大陸方面の偵察を行う予定。また、北海道編では、元新撰組三番隊隊長・斎藤一(さいとうはじめ)が、北海道に現れた武装集団「剣客兵器」に対抗するべく招集した対「剣客兵器」のメンバーに加わっている。
刈羽蝙也のプロフィール・人物像
身長:155cm
体重:28kg
誕生日:1850年10月
CV:竹本英史
実写版:原勇弥
部下達を「駒」と呼んでおり、「京都大火」時に警官隊に恐れをなし逃亡を図った部下達を「駒に撤退はない」と容赦なく惨殺するなど冷酷な性格。幕末最強の人斬り「人斬り抜刀斎」の異名を持つ緋村剣心(ひむら けんしん)とも交戦を望んでいたが、剣心一行との決戦の直前、志々雄からの命令で彼らを後方支援している「葵屋」の壊滅を命じられる。「葵屋」襲撃の際には剣心の仲間である少年・明神弥彦(みょうじんやひこ)と対峙するが、相手が子供であるという期待外れから溜息交じりに見逃そうとしていた。一方弥彦は自身を甘く見ている蝙也を挑発。挑発を受けた蝙也は彼を嬲り殺しにすることを決意する。
皮と骨だけになるまでに軽量化した身体と翼で宙を舞い、上空からダイナマイトで爆撃を加える「飛空発破(ひくうはっぱ)」という攻撃を使う。上空からの攻撃はいかなる剣術の達人でも死角となり、気づいても反撃が難しいため一方的に攻撃を加えることが可能。蝙也は上空からダイナマイトを投下し弥彦を翻弄。しかし、弥彦はその爆風を逆手に取り戸板を羽根代わりにし蝙也は彼に背後を取られる。また、蝙也の飛翔のため極限までやせ細った身体は防御力は極めて脆弱で、宙高く飛び上がり相手の頭上めがけて剣を振り下ろす弥彦の「見様見真似龍槌閃(りゅうついせん)」を受け墜落し敗北。警察に捕縛された後、リーダーである志々雄が死亡し「十本刀」は解体。その際に蝙也は明治政府との裏取引に応じ恩赦を受ける。明治政府は彼の飛翔能力を評価し「大陸方面の哨戒」を条件に彼を解放する。
刈羽蝙也の戦闘スタイル・必殺技:飛空発破(ひくうはっぱ)
蝙也の痩せ細った体格は自身の戦闘スタイルのため軽量化を前提としたものであり、彼はダイナマイトを爆発させ、その爆風を受けた翼で宙を舞いながら上空から攻撃を行う。上空はいかなる剣の達人でも死角となる位置であり、きづいたとしても攻撃が届かないため、一方的に攻撃を加えることができる。蝙也は右腕に装着した手甲剣ですれ違いざまに相手を斬り裂いたり、上空からダイナマイトで爆撃を行う。爆撃のため攻撃範囲が広く、味方を巻き込む危険性も伴っているが、冷徹な性格の蝙也は全く意に介していない。
刈羽蝙也の来歴・活躍
「十本刀」集結
長州藩出身の維新志士・志々雄真実は、自身を裏切った維新政府への復讐と己の信念「弱肉強食」の世を創るため、京都の暗黒街にて「志々雄一派」と呼ばれる反政府組織を形成し、明治の世に再び動乱を起こそうと目論んでいた。この事態を危惧した明治政府の内務卿・大久保利通(おおくぼ としみち)は志々雄に対抗するべく、かつて「人斬り抜刀斎」と呼ばれた伝説の人斬り・緋村剣心に志々雄を止めてほしいと依頼する。その後、大久保は志々雄一派の者により暗殺されるが、彼の死を目の当たりにした剣心は志々雄を止めるべく京都へ向かうのだった。
新月村で剣心と邂逅を果たした志々雄は、いまだ彼が「人斬り」に戻らないことに失望し、彼の中に眠る「人斬り抜刀斎」を引きずり出すため、そして、維新政府への宣戦布告として、京都中に火を放ち自身の精鋭部隊「十本刀」にて京都の要人を抹殺する「京都大火」を計画。そのために、比叡山のアジトへ「十本刀」を招集するのだった。
蝙也は志々雄の招集に応じ、同じく「十本刀」の要員である悠久山安慈(ゆうきゅうさん あんじ)・夷腕坊(いわんぼう)と共に比叡山のアジトへ到着。久しぶりに志々雄と再会を果たす。その数日後、残りの「十本刀」の要員達もアジトへ集結する。志々雄は「十本刀」の集結を労い、彼らへ「京都大火」計画の実行を命令するのだった。
京都大火
「京都大火」が実行される深夜十一時五十九分。時刻を過ぎても火の手が上がらないことを不審がっている蝙也ら「十本刀」のもとに、部下達から警官の配置が多く放火を実行できないと報告が入る。蝙也達は計画実行のために部下達と共に警官隊と交戦。蝙也は警官達との数の差を恐れ逃げようとする部下の目の前で警官を殺害。さらに「駒が死を恐れてどうする。特にお前達如き”歩”の風情が。”歩”にあるのは前進のみ!行け」と冷徹に発破をかける。しかし、元新撰組三番隊隊長・斎藤一(さいとう はじめ)と志々雄の宿敵である緋村剣心は「京都大火」を阻止するため警官隊五千人を京都に配置。さらに、京都に拠点を構える隠密集団「葵屋」の協力を得るなど万全を期した対策を立てており、大火計画を阻止。計画が失敗した「十本刀」達は京都から撤退する。
一方その頃、志々雄真実は「十本刀」と「京都大火」計画を囮に使い、自身は大型甲鉄艦・煉獄で東京湾砲撃を目論んでいた。しかし、同じ幕末を生きた剣心・斎藤は、志々雄の真の目的が東京湾砲撃と看破。剣心と斎藤は煉獄が出航する直前に大阪湾へ到着し志々雄一派と交戦。その隙に、同行していた剣心の戦友・相楽左之助(さがら さのすけ)の活躍により煉獄も焼失し大損害を被る。「自身の慢心」が最大の敗因と自覚した志々雄は、剣心達に「比叡山のアジトにて十本刀で迎え撃つ」と宣言し艦を脱出。「京都大火」と「東京湾砲撃」の2つの計画は剣心達の活躍によって失敗してしまうのだった。
「葵屋」攻防戦
剣心一行が比叡山のアジトへ訪れる前、志々雄の参謀・佐渡島方治(さどしま ほうじ)は志々雄へ完全勝利を捧げるためにある計画を立てる。それは「十本刀の実力者3名のみアジトに残し、それ以外の者で葵屋を襲撃する」というものだった。方治は「京都大火」計画の失敗に「葵屋」が関わっていると知り、彼らを危険視していた。方治の計画は志々雄が剣心と交わした「十本刀で迎え撃つ」約束を反故にするものであり、志々雄は方治の計画を一蹴。しかし、方治は主君である志々雄にすら忌み嫌われても構わないと宣言し、「京都計画」で「十本刀」を囮にしたという濡れ衣を自ら被り彼らへの贖罪として己の爪を食いちぎる行動を見せる。方治の覚悟を受け取った志々雄は蝙也・本条鎌足(ほんじょう かまたり)・破軍の才槌(さいづち)・不二(ふじ)の四人に「葵屋」の襲撃を命令するのだった。
蝙也達は「葵屋」の者達が逃亡できぬよう百五十名の部下で周囲を取り囲み、彼らに襲い掛かる。蝙也は「葵屋」にいる剣心の仲間・明神弥彦と対峙。本来、剣心と闘いたかった蝙也は対戦相手がただの少年ということに落胆しその場を立ち去ろうとする。しかし、弥彦は「ガキ如きに背中を見せる野郎に剣心は百年早え!!まずはこの俺から殺れるもんなら殺ってみろ!!」と啖呵を切る。彼の挑発に怒りを覚えた蝙也は弥彦を嬲り殺すことを決意する。
蝙也は軽量化した身体と装備した翼、そしてダイナマイトの爆風を利用し空に飛びあがり上空からダイナマイトを投下。「駒の替えなどいくらでも利く」と、味方諸共弥彦に爆撃を加える。頭上はいかなる達人にも死角となり、上空にいる敵には反撃すら困難となるため弥彦は自由に空を飛び回る蝙也に苦戦を強いられる。
ダイナマイトが残り少なくなった蝙也は、弥彦を確実に仕留めるため残ったダイナマイトをまとめて弥彦へ投下。先ほどまでと比べ物にならない爆発が起き、勝利を確信した蝙也だがその頭上には戸板を羽根がわりにした弥彦が現れる。弥彦は蝙也の頭上を取れるように反撃の機会を窺っていたのだ。弥彦は落下の勢いと見様見真似で剣心の得意技「龍槌閃」繰り出し蝙也に強烈な一撃を浴びせる。飛び回れる反面、防御力の低い肉体となった蝙也は弥彦の一撃で昏倒してしまうのだった。
その後「葵屋」の善戦と剣心の師匠・比古清十郎(ひこ せいじゅうろう)が戦場に駆けつけたことで形勢は逆転。「葵屋」を襲撃した「十本刀」は全員敗北し警察に捕縛されるのだった。
「十本刀」の始末
「葵屋」攻防戦が行われている頃、剣心一行は志々雄のアジトにて死闘を繰り広げ、剣心は瀕死の重傷を負いながらも志々雄に勝利。闘いが終わった日の深夜に仲間と共に「葵屋」へ戻るが、戻ってきた時には戦闘の疲労と出血の多さから意識を失っていた。闘いの後、剣心一行は志々雄との闘いで負った傷を癒すため1ヶ月ほど京都に滞在。傷が治り「葵屋」の者達と勝利を祝っている最中、「十本刀」の一員・”刀狩り”の張(ちょう)が剣心達の前へ現れる。かつての敵が訪れたことに警戒する剣心だが、張の目的は「捕まった”十本刀”の処置」を剣心達に伝えることだった。
「十本刀」は常人離れした能力を政府に買われ裏取引で恩赦、その後、政府の支配に組み込まれそれぞれの適材適所な役割を与えられたのだ。蝙也はその飛空能力を政府に買われアジア大陸の情勢を空から探る陸軍斥候の役割を与えられる。また、蝙也と共に「葵屋」襲撃に加担した才槌は話術を買われ外務省の裏役人、不二は巨体を買われ北海道の屯田兵、鎌足は容姿を活かして女子留学生に化けて先進国を探る諜報員、など「十本刀」それぞれの処遇を剣心達に伝え終えた張は彼らの前から立ち去るのだった。
対「剣客兵器」
志々雄事件から数年が経った明治16年。神谷道場師範であり、剣心の妻・神谷薫(かみや かおる)の父・神谷越路郎(かみや こしじろう)が北海道にて生きていると知った剣心と薫は、息子・緋村剣路(ひむら けんじ)と共に北海道の函館へ渡る。剣心は西南戦争で戦死したと思われていた越路郎がいまだに娘に会いに行かないことから、何か重大な事件に巻き込まれている可能性があると推測。その頃、函館では「剣客兵器」と名乗る武装集団が実検戦闘を行おうと企んでいた。「剣客兵器」は鎌倉時代の「元寇」を戦い抜いた武士を起源としており、来たる外国との戦争に備えてさらなる強さを求めて北海道にて強者との闘いを求めていた。剣心は越路郎捜索の際にこの事実を知り「剣客兵器」に対抗するべく、相楽左之助・斎藤一と合流。剣心が函館に来るよりも先に「剣客兵器」を調査していた斎藤は、「剣客兵器」との戦いに備え「十本刀」数名を北海道に招集。蝙也もこの招集に応じ、鎌足・張・安慈・宗次郎も対「剣客兵器」の作戦に参加。箱館戦争の生存者と函館の侠客・名士達が協力して設立した幕軍戦死者の慰霊碑「碧血碑」の前で合流を果たす。
また、斎藤は彼らを招集する際に「任務を遂行すれば”志々雄事件”については無罪放免。自由の身となり希望するコトを一つ叶える」と破格の条件を提示しており、蝙也は「新型飛行機器の研究開発」を希望している。「碧血碑」の前で合流した彼らは「剣客兵器」の暴走を食い止めるという志を確認し合い、新たな戦いに身を投じていくのだった。
刈羽蝙也の関連人物・キャラクター
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悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。
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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。
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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。
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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。
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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
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目次 - Contents
- 刈羽蝙也の概要
- 刈羽蝙也のプロフィール・人物像
- 刈羽蝙也の戦闘スタイル・必殺技:飛空発破(ひくうはっぱ)
- 刈羽蝙也の来歴・活躍
- 「十本刀」集結
- 京都大火
- 「葵屋」攻防戦
- 「十本刀」の始末
- 対「剣客兵器」
- 刈羽蝙也の関連人物・キャラクター
- 志々雄真実(ししお まこと)
- 明神弥彦(みょうじん やひこ)
- 刈羽蝙也の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「駒が死を恐れてどうする。特にお前達の如き”歩”風情が。”歩”にあるのは前進のみ!行け」
- 「これぞ十本刀”飛翔”の蝙也の戦闘術、”飛空発破”!!」
- 「駒の替えなどいくらでも効く」
- 刈羽蝙也の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 蝙也の持っているダイナマイト
- 蝙也の飛空術の由来は忍術
- 「十本刀」の初陣