ジャコ・ティリメンテンピボッシ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャコ・ティリメンテンピボッシとは、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』及び『ドラゴンボール超』に登場するキャラクターである。銀河パトロール隊員で、担当地区の地球の危機の際に物語に関わる。自称エリート隊員であるが、戦闘キャラクターではなく、失敗やドジをすることも多く、ドラゴンボールの主要人物との交流を通してコメディパートを担当する事がほとんどである。『ドラゴンボール超』では、フリーザ復活編、破壊神シャンパ編に多く登場して、ブルマや孫悟空、ベジータと関わることが多い。

『ドラゴンボール超』 フリーザ復活編

孫悟空とフリーザの戦い中、ブルマ(右側)に絞められるジャコ(中央)

テレビアニメ『ドラゴンボール超』のフリーザ復活編での基本的なジャコの役割は、映画版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』とほぼ同じであるが、細かい描写で相違点がある。
ジャコが地球に到着して、会話をするのがブリーフ博士ではなく、ブルマの息子であるトランクスと、孫悟空の次男の孫悟天(そんごてん)に変更されている。孫悟天から「ねぇねぇ、君どこの小学校?」と言われ、トランクスから「ダッセー」等とさんざん馬鹿にされる。トランクスと孫悟天が、戦闘民族サイヤ人と地球人のハーフであり、ブルマの夫がサイヤ人であることを知ると、ジャコはたちまち態度が丁寧になる。トランクスと孫悟天がジャコの宇宙船を勝手に操作し、ブルマが注意すると「ブルマさん、私は構いません」「(トランクスと孫悟天に向かって)どうぞ楽しんでくださーい」と言い、急に敬語になる。
映画版とは違い、ジャコはフリーザの手下相手に戦うことはほとんどせずに、ブルマと共に最初から戦いの前線を外れる。孫悟飯の攻撃を恐れて後退し、ぶつかってきた戦士1人に蹴りをいれる程度である。ほとんど戦っていないため、映画版のようにクリリンがジャコに仙豆を渡すシーンはない。
「今度帰ったら、私を地球の担当から外してもらうぞ」「私は大変急な任務を思い出したので、これにて失礼」等と発言し、映画版に比べて戦闘で活躍するシーンはほぼ無い。
ベジータの姿を見て「ずいぶんと悪人面の旦那じゃないか」と言って、ブルマに絞められる。トランクスと孫悟天が、地球の神様であるデンデが居る宮殿に行く際に、「よしっ、ならば私が安全なところまで連れて行ってあげよう」と提案すると、ブルマに「あんたはここに居なさい」と再度絞められる。ジャコは絞められている最中に「私はフリーザより、ブルマが怖い」と心の中でつぶやく。
フリーザと戦う孫悟空、さらに戦いに備えるベジータを見たジャコは、再度宇宙船で逃げようとする。「戦いのオールスターが集結してる。ますます嫌な予感しかしない」「頼むから帰らせてくれ」などと懇願する。ブルマが「駄目よ。地球の平和を守るのはあんたの任務でしょ」と諭しても、「お願いします。プリンセスブルマ様」と逃げることが最優先の銀河パトロール隊員である。
孫悟空とフリーザのエネルギー波がジャコの宇宙船に飛び火して、ジャコの恋人との大切な写真の一部が焼かれてしまい悲しむ。
「おお、髪の青いサイヤ人を見るのはこれが初めてだ」と興奮して、孫悟空を撮影をする。撮影した記録を上司に報告した際には、地球は警戒レベルMAXの超危険区域となり、ミサイルが撃ち込まれ消滅すると聞いたブルマは、ジャコのカメラを破壊する。
身体が黄金に輝き、パワーアップした形態であるゴールデンフリーザに変身したフリーザを見て、「銀河の人々を守るためなんだぞ」とまだ隠し持っていたカメラで撮影しようとする。だが、フリーザに睨まれ恐ろしくなり撮影を止める。
映画版と同様に、ビルスとも写真をとりたがるが、ブルマに報告ではなくただのミーハーなのではないかと指摘され焦る。
ゴールデンフリーザに苦戦する孫悟空を見て、「おいブルマ、さっさと旦那(ベジータ)を戦わせろ。あいつがやられたら私の身が危ないじゃないか」と言うが、「それが出来たら苦労しないわよ」と頭を殴られる。殴られたジャコは「ブルマの近くが一番危険だ」と嘆く。
映画版には無かった戦いが終わった後の食事会も開催されることになる。ジャコも参加して、チーズの天ぷらを追加注文している。
以上が、映画版にはなかった細かい描写である。ジャコの戦闘シーンはほぼなく、ブルマとの会話を通して、コメディ色が強いキャラクターとして描かれている。

『ドラゴンボール超』 破壊神シャンパ編

ブルマとズノーに会いに行く

ズノー(左側)に会いに来たジャコ(中央)とブルマ(右側)

第6宇宙の破壊神シャンパと、第7宇宙の破壊神ビルスによる、破壊神選抜格闘試合が開催されることになる。宇宙は全部で12あり、第6宇宙と第7宇宙は対になる存在である。第6宇宙の破壊神シャンパは、ビルスの双子の兄弟。
選抜格闘試合は、第6宇宙が勝利した場合は滅びてしまった第6宇宙の地球と、美味しい食べ物がたくさんある第7宇宙の地球を交換する。第7宇宙が勝利した場合は、超(スーパー)ドラゴンボール6個を手に入れられる。超ドラゴンボールとは、ボール1つが星ほどの大きさの巨大な玉で、7つ集めることでどんな願いも叶う。さらに、地球のドラゴンボールより優れていて願い事に制限はない。
破壊神ビルスがどのような願いをするのか、恐ろしくなったブルマは、先に残りの1つの超ドラゴンボールを集めようとする。孫悟空とベジータが超ドラゴンボール集めに協力してくれないので、ブルマの姉であるタイツに連絡を取って、ジャコを呼びつける。ジャコはブルマに、地球に来るように指示される。地球に行きたくないジャコであったが、ブルマが脅しとしてベジータに銀河パトロール本部を襲わせると言われ、渋々地球に向かうことになる。
ブルマは、超ドラゴンボールを探し出すために、超(スーパー)ドラゴンレーダーを作ったが、レーダーの範囲に限界があるため宇宙の中心に行くことがジャコを呼びつけた理由であった。
ジャコは地球に向かう途中で、食い逃げで逃走中である、ゲップマンの指名手配の情報を聞く。休日にブルマに呼び出されたジャコはイライラする。ストレス発散で、宇宙に浮かぶ岩石を宇宙船に搭載されている攻撃機で破壊するが、同時に銀河天然記念物654号を壊してしまう。無線で報告を求められたジャコは、とっさにゲップマンが破壊したことにして、ゲップマンを追跡すると偽の報告をする。
ブルマの家に着いたジャコは、ブルマから呼び出された理由を聞かされるが、銀河パトロールは天の川銀河がエリアであり、銀河パトロールでも宇宙の中心に行くのは難しいと答える。そこで、地球から少し離れた星にいるズノーのことを教える。ズノーとは、どんなことでも知っている人物であり、超ドラゴンボールのことも知っているだろうということで、ジャコとブルマがズノーの居る星に行く。
ジャコはベジータに、「ブルマに変な事するなよ」と釘をさされる。それを笑い飛ばすジャコだが、ブルマに殴られる。宇宙船の中で、ジャコは恋人と別れたことをブルマに馬鹿にされ、宇宙船を暴走させるが自身も酔ってしまう。
星に到着したジャコとブルマだが、ズノーの世話係の者から招かれざる客の扱いを受けてしまう。さらに、ズノーには予約がないと会えず、次に会えるのは7年後であった。
そこへ、ズノーへ会いに来た予約客が現われるが、その予約客はなんと指名手配中のゲップマン。ジャコはゲップマンに気付き、ゲップマンもジャコが銀河パトロール隊員だと気付き、両者に緊張が走る。ゲップマンを逮捕すれば、代わりにズノーに会えるかもしれないが、取り調べで銀河天然記念物を壊したのがジャコであるとばれるのを恐れ、ゲップマンの逮捕をためらう。ためらっている間に、ゲップマンは歩いていく。その時、ズノーに会うのを諦めたブルマから「手間かけちゃってごめんね。それとありがと」と、謝罪とお礼を言われる。ジャコは、ゲップマンを捕らえることを決意して、「待て」と声をかける。ゲップマンは世話係を人質にする。ジャコは、ゲップマンが引き金を引くより、自身の攻撃のほうが速いことを述べる。ジャコに武器を向けるゲップマンだが、ジャコがゲップマンに攻撃を連打して倒す。そのお礼として、ズノーに会えることとなる。
世話係から貢ぎを促され、ジャコは貢ぎとしてズノーのほっぺにキスをして、1回質問できる権利を獲得する。ズノーの能力がどれほどすごいのか証明するために、ブルマのバストサイズを聞く。ズノーは「83.4センチ。以前は87センチだったが少ししぼんで垂れた」と述べる。
ブルマも貢ぎとして、ズノーのほっぺにキスをして3回の質問の権利を貰う。ジャコは、ブルマがうっかり回数を重ねないように、吟味するように注意する。だが、ブルマの文句と独り言が質問2回とみなされてしまい、超ドラゴンボールについての概要しか聞くことができず、詳細を聞く前に3回の権利を使い果たしてしまう。ブルマの失敗に、ジャコは呆れる。
そのまま地球に帰ることになり、宇宙船の中でブルマから、ジャコのせいだと言われる。
ブルマを地球に戻したジャコは、ブルマから好物のミルクとチーズを貰って、試合当日は特別休暇を使い見に来ることを約束して帰っていく。ジャコは孫悟空に、ブルマの乳が垂れたことをコッソリとばらしていた。
ジャコは、ゲップマンを捉えた宇宙船の中で、銀河天然記念物を壊したことを帳消しにする方法を聞いておけばよかったと後悔して、銀河パトロールへと戻っていく。

破壊神選抜格闘試合を観覧

選抜格闘試合にて、ヒットの時飛ばしの話をする銀河王(右側)、ジャコ(中央)、孫悟空(左側)

ジャコは、破壊神選抜格闘試合の観覧に銀河王(ぎんがおう)を連れてくる。銀河王とは銀河パトロール隊員に任務を与える、銀河で一番偉い立場の司令官である。ジャコは、銀河王をブルマに会わせるが、ブルマのリアクションが薄く、銀河王も拍子抜けする。ジャコはブルマが、破壊神や創造を司る神である界王神(かいおうしん)とも知り合いで、権威ある立場の神に慣れていることを理由にフォローをしておく。観覧者と格闘メンバーは、神の乗り物であるキューブで選抜試合会場に移動する。
破壊神選抜格闘試合は、第6宇宙と第7宇宙の各5人の選手による、勝ち抜き戦である。
ジャコは観客として、格闘試合を見ることになるが意外な活躍を見せる。第2試合の、第7宇宙の孫悟空と第6宇宙のフロストの対戦が始まる。フロストは、第6宇宙で戦争の根絶を行う英雄である。孫悟空が圧倒的に有利な戦いであったが、フロストの一撃で孫悟空はふらつき、場外負けとなる。ジャコは、そこで何かを感じる。孫悟空が負けたことに衝撃が走るが、フロストとの戦いを全員で称えて、フロストと次の第7宇宙の戦士との第3試合が始まる。
第3試合は、第7宇宙の戦士でナメック星人であり戦術に長けているピッコロが登場する。ジャコはピッコロとフロスト戦では、観客席から選手の待機席まで移動して様子を伺う。ピッコロが伸ばした腕でフロストをつかまえ、必殺技の気功波である魔貫光殺砲(まかんこうさっぽう)を放つ瞬間に、ピッコロがふらつく。その隙に、フロストがピッコロをダウンさせて勝利する。だが、ジャコがフロストの武器の使用を見抜いていて、異議申し立てをする。フロストが右腕に武器を忍ばせていることをレフリーに伝える。第6宇宙の破壊神シャンパに、何もなかったら破壊すると脅され怯むが、ビルスとベジータが調査を要求し、フロストの調査が行われる。ジャコの異議申し立ての通り、フロストは毒針を忍ばせており反則負けになる。フロストの正体は、第6宇宙の大悪党であり勝利のためであれば手段は選ばない極悪人であった。フロストに負けた孫悟空も、敗退は無効になる。この反則騒動を見抜いたジャコは、観覧者という立場ながら第7宇宙に貢献した。
その後、第7試合でベジータと、第6宇宙の殺し屋で実力者のヒットが戦い、ベジータが敗れる。ジャコが「(ヒットの攻撃の瞬間が)見えなさすぎる」「攻撃の途中で消えているのだ。完全に」と分析したことを元に、銀河王が時飛ばしの技ではないかと推測する。時飛ばしとは、0、1秒ほど時間を飛ばし、自分以外の時間を0、1秒ほど止めることが可能な技である。たった0、1秒ではあるが、超高速で動けるヒットにとってはかなりのアドバンテージである。この技の説明を聞いたブルマは、時間のコントロールは銀河法違反で、逮捕するべきとジャコに訴えるが、ジャコは死にたくないから逮捕しないと言う。
ジャコの分析もあり、第8試合で孫悟空は時飛ばしに対応しながら、ヒットと戦うことができるのである。
最終的には、第7宇宙が破壊神選抜格闘試合に勝利する。第7宇宙の選手達を銀河パトロールにスカウトしたい銀河王であったが、ジャコは銀河の平和の前に銀河パトロールが滅びるとして反対する。
ジャコは選抜格闘試合の祝勝会にも参加し、宇宙で大人気のスイーツを手配しておく配慮もみせる。

ベジータと共にポトフ星へ

追跡中のグリールの写真をブルマに見せるジャコ

破壊神選抜格闘試合が終了し、皆が日常生活を送っている。モナカが、ブルマの勤める会社でもあり、自宅のカプセルコーポレーションにスイーツの配達に訪れる。モナカは、破壊神選抜格闘試合にも出場した温和な性格の戦士で、普段は宇宙の宅配業を行っている。モナカは配達の後にブルマの仕事を手伝わされる。そんな中、トランクスと孫悟天がモナカの配達車の荷台に忍び込んでしまう。扉が閉まってしまい、手伝いが終了したモナカはそのまま次の目的地であるポトフ星へ向かってしまう。
ポトフ星に着き、モナカに荷台から出してもらったトランクスと孫悟天は、ポトフ星に住むポタージュという老人に会う。さらに、極悪非道の悪人であるソテー人のグリールと、その手下達が襲ってきてトラブルに巻き込まれる。
そのころ、地球ではトランクスと孫悟天がモナカの配達車に乗り込んだことを知ったブルマが、トランクスと孫悟天を迎えに行って欲しいとジャコを呼び出す。
ジャコは、ソテー人のグリールの捜査で忙しいので断る。だが、ブルマから銀河王の写真に落書きをしていたことをばらすと脅されて、迎えに行くことになる。ジャコと一緒にベジータも同行する。ジャコは、ブルマの尻に敷かれるベジータを見て笑うが、ベジータに睨まれ、怖くなり顔を隠す。
そのころポトフ星では、紫色に変色したグリールとその手下が、トランクス達を追いかけていた。トランクスの危機一髪のところにベジータとジャコが到着し、トランクスは助かる。ジャコは、捜査中のグリールが居ることに驚く。
ベジータはグリール以外の敵を倒すが、倒したはずの敵が紫色の液状になってベジータを包み込む。ベジータは液状から出されるが、紫色の物体が複製ベジータになる。複製ベジータは、トランクス達も紫色の液状で吸収しようとするが、ジャコが光線銃で攻撃し助かりトランクス達は逃げる。逃げ遅れたジャコは、複製ベジータに攻撃されるが、足裏のロケットを使いなんとか逃げ延びる。
トランクス達と合流したジャコはポタージュから超人水(ちょうじんすい)の説明を受ける。
超人水とは、飲めば力が何百倍になると言われている奇跡の水だが、それは他の星の人々がつけた名前であって本来は別物である。超人水の本当の名称はコメソン。かつて、ポトフ人が自衛のためにつくった兵器である。昔、戦力が弱いポトフ人は、相手のパワーを吸い込んで無力化する液体を発見する。その液体を使って侵略者から星を守ってきた。コメソンの吸収能力は無限大であり、数限りなく力を吸収し、相手の複製になりかわる。だが、侵略者の悪しき力を吸収しすぎたコメソンは、邪悪な意思を持ち始めた。相手の性格や能力を複製するだけでなく、ただパワーを求めて吸収を繰り返すためだけの生命体に変化してしまった。コメソンの姿は、吸収された本人がパワーアップしたかのように見えたため、奇跡の水などという噂が流れて、さらに侵略者を呼び寄せる結果となる。
コメソンのパワーがこれ以上増大していけば、全宇宙をも破壊しかねないと考えたポトフ人は、自らを犠牲にしてコメソンを封印する。そして、ただ1人生き残ったポタージュだけで100年以上も封印を守り続けているのである。
力が何百倍にもなるという噂を信じたグリール達がやってきて、超人水に飲み込まれ、複製ができあがったことが今回のトラブルの成り行きであった。また、超人水は吸収した人間の精神もコピーし、超人水に飲み込まれたものは、身体が透けだしてから3分から5分で死んでしまう。そのころ、超人水に飲み込まれていたグリール達は消滅する。
ジャコは焦り、「ベジータが死んだら、ブルマは絶対私のせいにする。何とか助かる方法はないのか?」とポタージュに懇願する。超人水を倒すしか方法はないらしく、ベジータと同じ力を持つ複製ベジータと戦うことになる。ジャコは戦うことはせずに、トランクスと孫悟天が合体技であるフュージョンでゴテンクスになり戦う。だが、ゴテンクスは複製ベジータにまったく歯が立たず、さらにベジータ本人も身体が透け始める。ゴテンクスの危機に、孫悟空が駆け付けて複製ベジータと戦闘が始まる。孫悟空と複製ベジータの決着がつかないまま時間が過ぎる中、ポタージュが超人水本体の核をつぶせば、すべての複製が弱体化することを思い出す。複製グリールの中にある核を壊すため、トランクス、孫悟天、ポタージュ、ジャコが動き出す。複製グリールが見当たらない中、液状化した超人水が襲ってくる。ジャコはまっさきに逃げるが転んでしまい、あわや吸収される瞬間に超人水はジャコを避けて、トランクス達に向かっていく。ジャコは「失敬な。私のパワーには興味がないと言うのか」と叫ぶ。
トランクスを吸収しようとした超人水だが、その瞬間にモナカが偶然ではあるが超人水の核を踏みつぶす。さらに、複製ベジータが弱体化し、孫悟空がエネルギー波で複製ベジータを倒す。
騒動は無事に収束を迎え、超人水の核は割れたとはいえ、危険な存在である超人水は再び封印される。

ワタガッシュを追って地球に来る

孫悟飯(左側)に極秘捜査と言い、騒ぎ立てないようにするジャコ(右側)

仕事中に、宇宙のどこかの惑星でラーメンを食べているジャコ。凶悪指名手配犯のワタガッシュを封印して、絶対に逃げられないと言っていたジャコだが、ワタガッシュは封印の器を破壊して、飛び出し脱走してしまう。
ジャコが不注意で逃がしてしまったワタガッシュは、地球に逃げてくる。銀行強盗に寄生するが、グレートサイヤマンに変装した孫悟飯に倒され再び逃げる。グレートサイヤマンとは、青年期の孫悟飯が正体を隠しながら悪人を倒すために変装したヒーローである。ジャコが孫悟飯と出会った時期は、グレートサイヤマンを主人公にした映画が撮影中であり、孫悟飯はスタントマンとして撮影に参加していた。
孫悟飯が、グレートサイヤマンの姿で背中に甘栗ココアを乗せて空を飛ぶ。甘栗ココアは、グレートサイヤマンの映画に出演する、現在少し落ち目のアイドルである。そこにジャコが登場し、グレートサイヤマンにワタガッシュが寄生していると思い、ジャコの宇宙船に搭載してある武器の大宇宙キャノンを起動し、細胞レベルで消滅させられる光線を発射する。
光線は孫悟飯に避けられてしまうが、ジャコは光線銃をつきつける。話がまったく通じないジャコに孫悟飯はヘルメットをとり、正体を明かす。ジャコはグレートサイヤマンをダサいとけなす。
ワタガッシュとは、精神寄生体で単体では無害だが、人間の心の闇に引き寄せられて寄生する。寄生主と一体化して、超人的な力を持つ。また、寄生主の心の闇が大きければ大きいほど、力も増す。
ワタガッシュの恐ろしさを聞いた孫悟飯は、父の孫悟空に相談しようとするが、ワタガッシュを不注意で逃がしてしまったジャコは焦り、これは極秘調査だと言って孫悟飯とジャコだけの秘密にする。また、孫悟飯と甘栗ココアがデートをしていると勘違いしていた。
ワタガッシュが次に寄生したのは、グレートサイヤマン役の俳優のバリー・カーンである。バリー・カーンは一般人ではあるが、かなり深い心の闇を抱え、スタントマンとして活躍する孫悟飯に異常なほど嫉妬していた。孫悟飯が、バリー・カーンに寄生したワタガッシュと戦っているところに現れたジャコは、大宇宙キャノンで光線を発射しようとするが、バリー・カーンも死んでしまうので、孫悟飯に止められる。ワタガッシュは、孫悟飯のエネルギー波で敗れ、ジャコが封印する。バリー・カーンもワタガッシュの寄生が解けて、ジャコが救出していた。
ワタガッシュを捉えたジャコは「今日はめでたい日だからな」と、再びどこかの惑星でラーメンを食べている。そんな中、ワタガッシュを封印している器に再びヒビが入って、不穏なシーンでこの一連の騒動は終了する。

ジャコ・ティリメンテンピボッシの関連人物・キャラクター

ブルマ

ブルマ(右側)と破壊神選抜格闘試合を観覧するジャコ(左側)

CV:鶴ひろみ
ブルマは、『ドラゴンボール』シリーズの中で、非戦闘員として一番活躍する人物である。幼少期の孫悟空にドラゴンボールの存在を教え、孫悟空と共に多くの冒険を経験する。カプセルコーポレーションの社長であるブリーフ博士の娘で、ジャコの旧知の仲であるタイツの妹。サイヤ人の王子のベジータと結婚している。ドラゴンボールを探し出すドラゴンレーダーを初め、多くの発明品を開発する天才でもある。
ブルマがジャコと出会った時、ブルマは5歳であった。5歳にしてジャコの宇宙船を乗りこなし、ジャコから「おまえ、銀河パトロールに入隊する気ないか?」と言われる。
ブルマは厄介事が発生すると、ジャコを呼びつけ、半ば脅しのような手段でジャコにお願い事を頼む。だが、ジャコにお願いした要件が片付くと、ジャコの好物であるミルクとチーズを持たせるなどの気配りも見せる。
『ドラゴンボール超』 フリーザ復活編では、ジャコはブルマとともに戦いを見守るが、ブルマから首を絞められ身体を揺さぶられ、さらには殴られるなどの理不尽な行動をされる。作中を通してブルマとジャコは、いがみ合いながらも、長い良い関係性が続いている。

renote.net

タイツ

ブルマから、ジャコへの連絡の取次をお願いされるタイツ

CV:鶴ひろみ
タイツは、ブルマの姉でカプセルコーポレーションのご令嬢である。ブルマとは歳が10歳以上離れている。SF冒険小説家。ジャコに無理やりいくつかの星を取材の案内をさせたため、人気作家になった。
ジャコはかつて地球に仕事で来たことがあるが、地球に到着する直前に月に宇宙船をぶつけてしまい壊れてしまう。その際に、東の都から船で30分ほどの島に滞在していた。ジャコが東の都に買い出しに出かけた際に、チンピラに絡まれていたタイツを助ける。その後、タイツはジャコが滞在する島まで付いてきて、交流を深める。タイツはジャコのことをからかうこともあるが気に入っている。
タイツは宇宙船の修理が難航して困っていたジャコのために、カプセルコーポレーションを紹介したことで、妹のブルマ、父のブリーフ博士とも交友関係を持つ。
ジャコの宇宙船が直り、無事銀河パトロールに帰ることができたあとも、長年に渡りジャコとタイツの交流は続いている。

0zseiryuuruki
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@0zseiryuuruki

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

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『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

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セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

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ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

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全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

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ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

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神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

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ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

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モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

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ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

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トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクスとは、『ドラゴンボール』に登場する、戦闘民族サイヤ人のベジータと地球人のブルマとの間に生まれたハーフの男性。薄紫色の髪色で青色の瞳をしている。トランクスは本編時代と未来時代でそれぞれ登場し、育ってきた環境が異なるため性格も異なっている。トランクスの家はカプセルコーポレーションという大企業で、幼い頃から機械などに接していたため頭も良く、強さだけでなく知的な面も持っている。

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