ギラン(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ギランとは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、ドラゴンの姿に似た怪獣である。数々の武道大会で優勝経験を持ち、故郷では名を知らぬ者がいないほどの乱暴者として恐れられている。第21回天下一武道会に出場し孫悟空(そんごくう)と対戦した。空を飛ぶことで場外負けを回避し、グルグルガムで敗北寸前まで追い詰めたが、尻尾が再生した孫悟空の圧倒的パワーに怖気付き白旗を上げて降参した。ピッコロ大魔王編、魔人ブウ編にも登場し、不運にも殺されてしまうが、いずれもドラゴンボールの願いで生き返る。
ギランの概要
ギランとは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、ドラゴンの姿に似た怪獣である。
第21回天下一武道会に出場し、第4試合で孫悟空(そんごくう)と対戦した。
孫悟空との試合開始直後、雨が降り出し試合中断になる。
雨が降る中、食堂に向かいミルクを注文すると多林寺(おおりんじ:武道家を目指すものが集まる修行場)の武道家たちに馬鹿にされるが無視して飲み干す。
遅れて食堂に来た多林寺の武道家がギランの尻尾につまずき転んだ事で因縁をつける。
罵声を浴びせる多林寺の武道家たちを尻尾の一振りで吹き飛ばした。
逆恨みした武道家たちが一斉にギランに襲いかかるが、一瞬で返り討ちにする。
倒れた武道家の1人を踏み潰そうとしたときヤムチャ(元盗賊の武道家で孫悟空の仲間)に止められる。
正義ぶりっ子を見ると蕁麻疹が出るギランはヤムチャに襲いかかり2人の闘いが始まる。
その様子を見ていたジャッキーチュンが闘いを止め、ギランを説得し争いは収まった。
雨が上がり、孫悟空との試合が再開。
不意打ちで孫悟空を殴り飛ばすがあまり効いておらず反撃に合い場外へ投げ飛ばされる。
しかし空を飛び、場外負けを回避。
グルグルガムで孫悟空の動きを封じ一方的に攻める。
孫悟空は生えていた尻尾が切れてなくなっていたため本領発揮できないでいた。
身動きができない孫悟空を場外へ殴り飛ばそうとした瞬間、突然孫悟空の尻尾が再生。
本来のパワーを取り戻した孫悟空はグルグルガムを粉砕。
そのパワーに驚き戦意喪失し、白旗をあげ降参した。
ギランのプロフィール・人物像
CV:銀河万丈
誕生年:エイジ717年
性別:男
身長:197cm
体重:210kg
出身地:地球
種族:怪獣型地球人
主な技:グルグルガム
怪獣型地球人で、数々の武道大会で優勝経験を持つ。
得意技は、口から吐き出すグルグルガムで相手の動きを封じ込めること。また、翼で空を飛ぶことができるため場外負けに滅法強い。しかし、第21回天下一武道会では、シッポの生えた孫悟空にグルグルガムを引きちぎられ、戦意を失い降参した。
ギランの故郷では名を知らぬ者がいないほどの乱暴者として恐れられている。
またアニメ版では、自分に勝利した悟空の力を認めており、グルグルガムで作ったダムを孫悟空がかめはめ波で破壊した際も、怒る事無く脱帽した様子を見せていた。
名前の由来については、特別な理由はなく、「ありがちな怪獣の名前」という意味合いで名付けられた。
ギランの能力
グルグルガム
口から吐き出すゼリー状の体液。
相手の体に巻き付ける事で身動きができないようにする。
第21回天下一武道会で、ギランは審判にグルグルガムは体内から吐き出したものであり武器ではないと抗弁した。
グルグルガムにより、尻尾がなく本調子ではない状態とはいえ、一時的に孫悟空の動きを封じることに成功する。
ギランの来歴・活躍
『ドラゴンボール』
近隣に名を轟かす乱暴者
故郷では名を知らぬ者がいないほどの乱暴者として恐れられている。
アニメ版ではギラン族と呼ばれる同じような姿をした怪獣を束ねており親方と呼ばれている。
ギラン族はナム(日照り続きで水不足に困る故郷の村を救うため第21回天下一武道会に参加した仏教徒の僧侶武道家)の村の川の上流にグルグルガムでダムを作り水不足を引き起こしていた。
とある村では親子が釣った魚を横取りし、文句を言われると自分のしたことを棚に上げて攻撃を仕掛けようとするなど、とにかく気性が荒い。
天下一武道会への挑戦
数々の武道大会で優勝経験を持つギランは第21回天下一武道会に挑戦し、本戦まで勝ち進み、孫悟空(そんごくう)と対戦した。
孫悟空に場外に投げ飛ばされるも空を飛び負けを回避。
相手の動きを封じるグルグルガムで孫悟空を追い詰め勝利目前だったが、尻尾が再生して本調子に戻った孫悟空のパワーを目の当たりにし、白旗を上げて降参した。
ピッコロ大魔王の恐怖
ピッコロ大魔王(世界征服を企む魔族のボス)編では、かつて暴虐を振るったピッコロ大魔王が封印から復活し、自分を封じたような「優れた格闘家」がまた現れるのを恐れ、格闘家を皆殺しにするため、手下を各地へ送りこんでいた。
ギランの元へはピッコロ大魔王の手下タンバリン(ピッコロ大魔王が生み出した魔族の戦士)が登場し襲いかかってきた。
グルグルガム(口から吐き出すゼリー状の体液で、相手の体に巻き付ける事で身動きができないようにするギランの技)を使い応戦したが攻撃は全く通じずに体を貫かれ死んでしまう。
しかし死体は「いずれ蘇らせる」ために保存され、孫悟空によってピッコロ大魔王が倒された後に、ヤムチャたちが神龍(シェンロン:どんな願いも1つだけ叶えてくれる龍の神)に「ピッコロ大魔王に殺された人たちを生き返らせて」と願ったことにより生き返る。嫌われ者の自分を誰かが蘇らせてくれるとは思っていなかったのか、きょとんとした顔を浮かべた。
『ドラゴンボールZ』
魔人ブウによって再び死亡
魔人ブウ(とある魔導師が作った破壊と殺戮を本能に行動する魔人)が地球上の人々を皆殺しにするために放ったエネルギー波(エネルギーは)の雨に打たれ死亡する。
その後、孫悟空たちが神龍に「魔人ブウに殺された人たちを生き返らせて」と願ったことにより生き返る。
ギランの関連人物・キャラクター
孫悟空(そんごくう)
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目次 - Contents
- ギランの概要
- ギランのプロフィール・人物像
- ギランの能力
- グルグルガム
- ギランの来歴・活躍
- 『ドラゴンボール』
- 近隣に名を轟かす乱暴者
- 天下一武道会への挑戦
- ピッコロ大魔王の恐怖
- 『ドラゴンボールZ』
- 魔人ブウによって再び死亡
- ギランの関連人物・キャラクター
- 孫悟空(そんごくう)
- ヤムチャ
- ナム
- タンバリン
- ギランの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「いくらあがいてもムダだぜ。オレのグルグルガムはぜったいにほどけん!これできさまは人形もどうぜんだ!」
- 「こんなことをしてタダで済むと思ったら大間違いだぞ」
- 「俺は自分で飛んだんだ!グルグルガムだって体から吐き出したものだ!」
- 「ま、まいった…」
- 「俺は自分で飛んだんだ!グルグルガムだって自分の体から吐き出したものだ!」
- ギランの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 編み物が趣味
- 毛虫が苦手
- かなりの強敵と紹介されている