ハリー・ポッター/ファンタスティック・ビーストシリーズの魔法動物まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズおよび『ファンタスティック・ビースト』シリーズとはJ・K・ローリングが原作をてがける小説および映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。同じ魔法界を舞台に、それぞれの時代での闇の魔法使いや闇の勢力との戦いが描かれる。『ファンタスティック・ビースト』シリーズは『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚で、『ハリー・ポッター』の世界の過去の出来事が分かる作品だ。これらのシリーズには様々な魔法動物が登場し、戦いの中で活躍している。
大きなイタチに似た魔法動物で、イギリス、アイルランド、北アメリカに生息する。
人間の言葉を話すことはできるが、会話することは難しいとされている。
地面の中で生活しており、ニワトリやドブネズミなどをエサとしている。
ロバラグ
北海の海の底に生息する、水中にいる魔法動物である。
ゴム状の吐き出し口と毒袋でできており、攻撃されると毒を噴射して反撃する。水中人たちはロバラグを武器として用いている。
噴射される毒は魔法薬の材料としても用いられるが、取扱いには厳重な規則があるため注意が必要である。
モーク
銀緑色をしたトカゲのような魔法動物で、イギリス、アイルランドに生息している。最大25cm程度まで成長する。
体を縮ませることができるため、マグル(非魔法族)には目撃されない。うろこ状の皮は、財布などに使われる高級素材である。モークの皮を使った財布や巾着は、不審者が近づくと小さく縮むため、貴重品を守るのに適している。
ホグワーツの森番のハグリッドは、17才になったハリーの誕生日にモーク皮のポーチを贈っている。ハリーは首からペンダントのようにぶら下げて使用していた。
ノグテイル
細く黒い目、太く短い尾、長い足を持った子豚のような見た目の魔法動物である。ヨーロッパ、ロシア、南北アメリカに生息する。
普通の豚たちの中に豚を装って紛れ込み、滞在している農場を呪う。長くいればいるほど呪いは強くなる。非常に機敏な動きをするため、捕獲は困難である。真っ白な犬に追わせると、ノグテイルは農場に戻ってこないとされている。そのため魔法省では白い猟犬をノグテイル対策のために飼育している。
ポグレビン
ロシアに生息する、毛むくじゃらで身長30cm程度の妖怪である。岩のような灰色の頭をもつ。
人間に興味があり、人間を引き摺り楽しむことがある。人間が近くに来たときには、灰色の頭を岩に見せかける。近くに人間が座ったりすると、攻撃して食べようとしてくる。
危険性が高いように思われるが、硬直の呪文や足蹴りなどの体術で簡単に対処することが可能である。
シュレイク
トゲに覆われた魔魚の魔法動物で、太平洋に生息している。マグル(非魔法族)が海中に仕掛けた網を破ってしまう。
19世紀に魔法使いの漁師がマグルに侮辱された仕返しに、シュレイクを創り出したといわれている。
シュレイクの棘は、魔法薬の材料として用いられる。
ストリーラー
殻に尖ったトゲを持つ巨大なカタツムリの姿をした魔法動物である。
トゲからは毒を出すことができ、鳥や小動物から防御するために威嚇することが出来る。この棘に刺されないためには、分厚い耐性のある手袋をする必要がある。
通ったところに毒を吐いていく習性がある。毒は猛毒で、毒がついた部分は草がしなびたり、燃えたりすることがある。
殻は1時間に1回色を変えるという特徴が有り、これが好きな愛好家たちがペットにしている。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では、13才の頃のニュートが物置でストリーラーをこっそり飼っていたというエピソードが明かされた。
海馬(ヒッポカンポス)
主に地中海に生息する、青緑色の皮膚をもつ上半身が馬で下半身が巨大な魚の魔法動物である。タツノオトシゴに似た見た目をしている。
その卵は長く半透明である。
書籍『幻の動物とその生息地』に登場した。
また、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』と『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で登場シーンが撮影がされていたが、公開には至らず削除されてしまった。
ダグボッグ
止まっていると枯れ木に似た見た目をしている魔法動物である。ひれが付いた足と鋭い歯をもち、湿地を滑って移動する習性がある。
南北アメリカやヨーロッパの沼地に生息する。人間がダグボッグの住処に踏み込んでしまった場合、足首に噛み付かれてしまう。
エサとしてマンドレイクを好んで食べるため、マンドレイクの栽培者は時折血まみれになったマンドレイクを見つけることがある。
シー・サーペント/海蛇(うみへび)
全長30mほどの巨大な体をもつ海蛇の魔法動物である。馬のような頭と、蛇のような胴体を持つ。
太平洋、大西洋、地中海といった世界各地の海に生息する。
恐ろしい姿かたちをしているが、シー・サーペントは人間を傷つけたことはないとされている。
書籍『幻の動物とその生息地』や、ゲームに登場している。
マックルド・マラクロー
全長30cmほどのロブスターのような見た目の魔法動物である。ヨーロッパ各地の岩場の海岸に生息する。
灰色の体に緑色の斑模様が入っている。甲殻類を主にエサとしている。尾は魔法薬の材料として用いられる。
ロブスターに似ているが食用には適さない。誤ってその身を食べてしまうと酷い熱と緑色の発疹が出てしまう。
また噛まれてしまうと、一週間不運に見舞われるという副作用がある。かまれた場合は賭け事や投資などから一切手を引いたほうが良い。
書籍『幻の動物とその生息地』に登場した。
無害な魔法動物/M.O.M分類xx
庭小人(にわこびと)/ノーム
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』/『ファンタスティック・ビースト』シリーズの概要
- 登場する魔法動物について
- 『ハリー・ポッター』/『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場する魔法動物
- 非常に扱い難い魔法動物/M.O.M分類xxxxx
- 狼人間(おおかみにんげん)/人狼(じんろう)
- マンティコア
- バジリスク
- キメラ
- アクロマンチュラ
- ヌンドゥ
- レシフォールド
- クィンタペッド
- ワンプス・キャット
- 角水蛇(つのみずへび)
- リュークロコッタ
- 扱うには専門知識が必要な魔法動物/M.O.M分類xxxx
- 不死鳥(ふしちょう)/フェニックス
- トロール
- ケンタウルス
- 尻尾爆発スクリュート(しっぽばくはつスクリュート)
- セストラル
- 一角獣(いっかくじゅう)/ユニコーン
- 水中人(マーピープル)
- デミガイズ
- エルンペント
- 天馬(てんま)
- スニジェット
- グリフィン
- スフィンクス
- グラップホーン
- オカミー
- サンダーバード
- ケルピー
- 河童(かっぱ)
- エルクリング
- ハイドビハインド妖怪(ハイドビハインドようかい)
- リーエム
- ルーンスプール
- スナリーガスター
- テボ
- イエティ
- ドラゴン
- 有能な魔法使いであれば扱える魔法動物/M.O.M分類xxx
- ヒッポグリフ
- 火蜥蜴(ひとかげ)/サラマンダー
- 噛み付き妖精(かみつきようせい)/ドクシー
- ビリーウィグ
- フウーパー
- まね妖怪(まねようかい)/ボガート
- 赤帽鬼(レッドキャップ)
- ナール
- ニーズル
- ニフラー
- 火蟹(ファイア・クラブ)
- ピクシー妖精(ピクシーようせい)
- プリンピー
- レプラコーン/クローリコーン
- アッシュワインダー
- マートラップ
- バンディマン
- グランバンブル
- ホダッグ
- ジャービー
- ロバラグ
- モーク
- ノグテイル
- ポグレビン
- シュレイク
- ストリーラー
- 海馬(ヒッポカンポス)
- ダグボッグ
- シー・サーペント/海蛇(うみへび)
- マックルド・マラクロー
- 無害な魔法動物/M.O.M分類xx
- 庭小人(にわこびと)/ノーム
- ボウトラックル
- パフスケイン
- ピグミーパフ
- 妖精(ようせい)/フェアリー
- グールお化け(グールおばけ)
- クラップ
- ディリコール
- グリンデロー
- オーグリー
- ムーンカーフ
- チズパーフル
- インプ/小鬼妖精(こおにようせい)
- ジョバーノール
- ポーロック
- ラモラ
- 「つまらない」と分類された魔法動物/M.O.M分類x
- レタス食い虫(レタスくいむし)/フロバーワーム
- ホークランプ
- M.O.M分類が不明の魔法動物
- 三頭犬(さんとうけん)/ケルベロス
- ヒンキーパンク/おいでおいで妖精(おいでおいでようせい)
- ヴィーラ
- 巨人(きょじん)
- 小人(こびと)
- 屋敷しもべ妖精(やしきしもべようせい)
- コカトリス
- スウーピングイーヴル
- チュパカブラ
- ズーウー
- 鬼(おに)
- マタゴ
- ルークロッタ
- ファイアードレイク
- マーマイト
- グロウバグ
- パクワジ
- 大フンコロガシ
- 火を吐く鶏(ひをはくにわとり)
- 肉食ナメクジ(にくしょくナメクジ)