将国のアルタイル(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『将国のアルタイル』(しょうこくのアルタイル)とは、カトウコトノ原作の漫画および、それを原作としたテレビアニメ作品。2007年から『月刊少年シリウス』で連載が開始され、2017年には第41回講談社漫画賞少年部門を受賞した。中世トルコ風の世界を舞台とし、大国が仕掛けた戦争に巻き込まれる国々に生きる人々と、戦いを終わらせるために尽力する一人の若き軍人の冒険と奮闘、周辺諸国の仲間たちとの友情を描く。

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ゲルトルード

CV:木村珠莉
24歳。ウラドの第2王女。マルギットの姉で帝国担当交渉大臣を務めている。トルキエとの同盟を強固に主張するマルギットに対し、バルトライン帝国と敵対することの不利を訴えて帝国の保護下に入ることを主張して意見が割れていた。反帝同盟の締結後は、心臓地方の南ルメリアナ地方担当交渉大臣に就任する。

フローレンス共和国(ルメリアナの心臓地方・花の都)の関係者

カテリーナ・デ・ロッシ

CV:能登麻美子
帝国暦419年5月7日生まれの31歳。フローレンス共和国の大統領。3年続けて大統領職を任されている、美しく優秀な女性。スレイマンとは彼の飼っている雌鷲が自身同じ名前だったことがきっかけで仲を深めることになり、恋人同士となる。現在は恋人としての関係は清算しているものの、今でも彼のことを愛しており特別な信頼関係を築いている。
自身の美貌を利用した交渉術に長けており、マフムートたちとの交渉でも終始主導権を握ってみせた。帝国に対しても三国軍事同盟に対しても与することを良しとせず、戦争を防ぐことを目的として「心臓地方同盟(クオーレ同盟)」を発足させて双方に睨みをきかせていた。しかし、スコグリオの陥落の報を受けたトルキエ軍の国内通過を認めたため、反トルキエ派に命を狙われることになってしまう。

ジャコモ・ロレダン

CV:榎木淳弥
大統領付の秘書官。反トルキエ派のメンバーで、カテリーナの情報を反トルキエ派に流していた戦犯。根回しに長けており、カテリーナがマフムートと会談した直後には反対派の署名を集め、大統領解任の準備を進めていた。

ジョバンニ・デ・オルシーニ公爵

フローレンス共和国の元大統領。かつてスレイマンが鷹匠として仕えていた人物。彼のことは信頼しているようで、マフムートたちが心臓会議に参加出来るように便宜を図ってくれた。

アルノ共和国(ルメリアナの心臓地方・小川の都)の関係者

ジュリオ

CV:宮澤正
アルノ共和国の大統領。長年続いた平和にすっかり浸りきっており、ルメリアナ大陸の情勢については何ひとつ情報を集めていなかった。

タウロ市(南ルメリアナ)の関係者

デルッチョ

CV:小山剛志
帝国暦395年5月4日生まれの55歳。タウロ市長を務める。エスケルドの双子の兄。右眼と両足を失っており、常に車椅子に乗っている。傭兵の未来をしっかりと考える、思慮深い一面を持つ人物。実力本位という考えを持っているため、軍才の無い相手のことは基本的に見下している。このため、マフムートとは模擬戦を行って彼の実力を試していた。

エスケルド

CV:小山剛志
帝国暦395年5月4日生まれの55歳。タウロ市長を務める、デルッチョの双子の弟。両腕を失っており、カギ爪がついた義手を着用している。傭兵を「自由の戦士」と捉えており、「必要とされなくなったら滅びても構わない」という考えを持っている。兄同様に実力本位の考え方を持っており、その思想を裏付けるかのように模擬戦ではマフムート隊を圧倒するものの、トルキエの集団戦法によって敗れる。足技を得意とする。

エルバッハ

CV:下野紘
帝国暦428年5月9日生まれの22歳。タウロ市のエル・トーロに所属している、バルトライン帝国領出身の傭兵の青年。飄々とした態度でマフムートたちに接する。市長兄弟と同様に実力本位の考えを持っているが、彼らと違って傭兵を「落伍者」と呼び、卑下している。
辛辣な物言いをすることが非常に多く、マフムートのことは「戦場には向かない」と評していた。模擬戦後はマフムートに雇われる形で旅に同行することになる。

カンパーナ(南ルメリアナ・鐘の都)の関係者

keeper
keeper
@keeper

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