将国のアルタイル(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『将国のアルタイル』(しょうこくのアルタイル)とは、カトウコトノ原作の漫画および、それを原作としたテレビアニメ作品。2007年から『月刊少年シリウス』で連載が開始され、2017年には第41回講談社漫画賞少年部門を受賞した。中世トルコ風の世界を舞台とし、大国が仕掛けた戦争に巻き込まれる国々に生きる人々と、戦いを終わらせるために尽力する一人の若き軍人の冒険と奮闘、周辺諸国の仲間たちとの友情を描く。

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アビリガ

CV:諏訪部順一
帝国暦422年8月8日生まれの28歳。ヴェネディック・ブレガ商会所属の私兵隊長を務め、ヴェネディックにおいて、その武名を知らぬ者はいないほど有名な人物。サロス出身で、13歳の時に奴隷商人に売られたが逃亡、そのさなかに高い戦闘能力を見込んだブレガに148ドゥカートで買い取られた。その後、しばらくの間はブレガ夫妻の元で暮らしていたため、二人を両親のように慕っている。
スレイマンに耳役となるよう誘われた過去があるが、ある企ての結果、近い将来ヴェネディックとトルキエを結ぶ道しるべになる人材として見込まれてマフムートに買い取られ、以降は彼と行動を共にするようになった。

黒翼のスレイマン長官(カラ・カネット・スレイマン・バシュカン)

CV:小西克幸
トルキエ暦41年11月13日生まれの33歳。ザガノスの私設密偵網である「耳役(クラック)」と「目役(ギョス)」を統括している長官。かつてはフローレンス共和国にいたことがあり、当時のコネも使って情報収集に役立てている。マフムートと同じトゥグリル族出身の犬鷲使い。「黒翼のスレイマン長官」の異名を持ち、ザガノスの指示でマフムートに協力している。カテリーナという、14歳のメスの犬鷲を飼っている。

トルキエ将国の将軍会議関係者

毒薬のザガノス将軍(ゼヘル・ザガノス・パシャ)

画像手前の紫の髪の青年がザガノス

CV:古川慎
トルキエ暦9月14日生まれの26歳。対バルトライン強硬派の人物で、13人の将軍の一人を務める第1州管理官。18歳から将軍を務めている。
自らが組織した密偵網を大陸全土に持っており、周りの将軍たちに帝国の脅威が迫っていることをヒサールを利用して警告していた。冷酷ながらも相手の行動パターンを先読みして先手が打てるという、非常に頭の切れる人物で、「毒薬のザガノス将軍」という異名を持つ。大トルキエ体制施行のために四将国の政権転覆を水面下で模索し、その任務をマフムートに与えた。カリルの死後はトルキエ最大の実力者となり、実質的に将軍会議を取り仕切るようになる。

大都市のカリル将軍(シェヒル・カリル・パシャ)

CV:緒方賢一
トルキエ暦6年4月4日生まれの68歳。対バルトライン穏健派の軍人。13人の将軍の一人で、第7州管理官を務める。将軍歴は21年。「大都市のカリル将軍」の異名を持つ。14年前のバルトラインとの戦争にも参加しており、当時5歳で母親を亡くしたマフムートを拾い、その後は若くして軍人となった彼の見識不足を危惧して忠告をしたりと、父のような立ち位置で見守っている。遠征軍の指揮官としてチェロに派遣されるが、帝国軍との戦闘で命を落とした。

靴屋のダウド将軍(コンドラジェ・ダウド・パシャ)

CV:佐々木義人
対バルトライン穏健派の軍人。13人の将軍の一人で第4州管理官。カリルの盟友で、「靴屋のダウド将軍」の異名を持つ。チェロの戦いで命を落としたカリルの弔い合に志願するが、ザガノスに拒否される。ザガノスが持つ影響力の拡大に伴い、ムズラクに左遷される。

水門のサルジャ将軍(テシサトゥ・カプ・サルジャ・パシャ)

CV:川田紳司
トルキエ暦46年2月23日生まれの29歳。13人の将軍の一人で第3州管理官を務める。トルキエ第一の名門の出身で、ザガノスを「成り上がり者」呼ばわりするなど選民意識も高い理想家で、ザガノスとはとことん相性が悪い。四将国の将王とは代々親交があることから「トルキエが高圧的な態度を改めれば内乱は収まる」と戦況を楽観的に見ている節があり、バラバンに情報を提供するなど協力していたが、実際は利用されていただけで、最終的には彼に殺される末路を辿った。

大将軍(ビュラクパシャ)

CV:黒田崇矢
トルキエ暦34年3月30日生まれの41歳。トルキエの国家元首とされる「大将軍」で、国の最高権力者。大トルキエ体制を施行するために四将国の政権転覆の任をザガノスに与えた当事者。

遠征軍(帝国侵攻軍)の関係者

狼のクルト将軍(クルト・クルト・パシャ)

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