ミスター・サタン(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ミスター・サタンとは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズの登場人物で、格闘技の世界チャンピオン。人類の命運を掛けた武道大会「セルゲーム」に出場した。実際は違うのだが、セルを倒したと名乗り出たことで、崇拝されるようになる。人類が魔人ブウの脅威にさらされた際にも、再び地球を救うことを期待され、結果的に魔人ブウと孫悟空やその仲間たちの戦いに巻き込まれていく。戦闘力はあくまで一般人のレベルだが、お調子者な性格と強運やタフさのおかげで、意外な活躍も多い。
ミスター・サタンの概要
ミスターサタンとは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズの登場人物である。TVアニメ『ドラゴンボールZ』の「人造人間・セル編」が初登場となる。
完全体となった人造人間セルが、地球人類の命運を掛けた武道大会「セルゲーム」の開催を宣言した際に、格闘技の世界チャンピオンとして人々に希望を託される。
あくまで普通の人間たちの中でのチャンピオンなので、本作の主人公の孫悟空やその仲間たちのような超人的な戦闘力があるわけではない。結局、セルは悟空の息子・孫悟飯が倒したのだが、自分がセルを倒したことにしてしまい、地球を救ったヒーローとして称えられるようになる。
アフロに口髭が特徴的で、胴着の上に白いマントを羽織っている。試合の時は、腰のチャンピオンベルトを外して帯を締める。
悟飯の通うオレンジスターハイスクールのある街が、ミスター・サタンが住んでいることからサタンシティと名称変更されたことからも、人々のサタンへの崇拝ぶりがうかがえる。悪人を捕まえる正義の味方としての活動する際の世を忍ぶ仮の姿であるグレートサイヤマンに変身した孫悟飯や、あの世から一日だけ戻ってきた孫悟空と仲間たちが出場する天下一武道会大会では、前回優勝者として、また、セルから世界を救った英雄として登場し、観客たちに称賛され選手たちにリスペクトされていた。
強い邪心を持った魔導師ビビディが大昔に生み出したとされる魔人ブウによって世界中の人々が恐怖のどん底に落ちたときには、セルを倒した英雄として再び人類の救世主になることを期待され、魔人ブウの棲み家に向かっていった。その後の魔人ブウと戦士たちとの戦いにも巻き込まれ、意外な活躍を見せる。その戦闘力はあくまで普通の地球人のレベルに留まっていて、悟空やその仲間たちには大きく劣るが、チャンピオンとしての自覚やお調子者の性格と強運、そして人々からの信頼のおかげで、見せ場も多い。
娘のビーデルは孫悟飯の高校のクラスメートであり、格闘技を活かして正義の味方をしていた。ブウとの戦いの後にビーデルと悟飯が結婚し、サタンは悟空たちと親戚関係となる。ビーデルと悟飯の間に生まれた孫娘のパンをサタンはとてもかわいがっている。
ミスター・サタンのプロフィール・人物像
格闘技の世界チャンピオンであり、基本的には自分の実力にかなりの自信をもっている。また、楽天的で調子者な性格である。
セルがテレビ局などで見せた技はトリックだと断言し、セルを「ハッタリ野郎」呼ばわりする。街を広範囲に破壊し軍隊を壊滅させた得体の知れない化物であるセルが相手であっても、純粋な格闘技であれば、チャンピオンである自分が負けるはずがないという自信がうかがえる。また、セルゲーム当日には、かめはめ波などの気功波の類の技の他、舞空術も目撃するが、これらすべてが「トリック」であるとしている。セルゲーム当日には、初対面のセルに対していきなり挑戦的な態度をとり、セルゲームのテレビ中継に来ていたアナウンサーと一緒になって子供じみた挑発をしたり、「やめておけ」と忠告する悟空たちのことを「世界チャンピオンも知らないイナカ者」呼ばわりして馬鹿にしたりした。セルや悟空たちの強さが異次元のものだとわかって身の程を知るようになってからは多少は改善したものの、こうした性格や態度・口の悪さは完全にはなおっておらず、魔人ブウを退治するために棲家に行った際には、留守だと勘違いして安堵したこともあり挑発的な言動をしていた。さらに、地球の神であるデンデや界王神たちに失礼な口を聞いたこともある。
悟空らのように相手の気を読む能力がないため、相手の実力を理解する能力に欠けていて、非常に鈍感である。試合でセルに一撃で叩き飛ばされても、「足をすべらせただけ」と主張し、休憩したら再戦するとさえ宣言した。これには悟空の仲間の戦士たちは呆れており、悟空への強いライバル心を持つ誇り高い戦士であるベジータに至っては「馬鹿の世界チャンピオンだ」とまで言っている。
魔人ブウによって地球が消滅した際には、自身の側近であるキビトと合体した界王神の能力で悟空やベジータらとともに界王神界に移動させられて助かったが、「ここは地球ではない」と教えられても理解できず、「これは夢だ」と思い込む。界王神やベジータらにはあきれられるが、この思い込みの結果、「どうせ夢だ」と、ブウ相手に勇敢に立ち向かう場面もあった。このように「どうせ夢だ」と思いこんでいるときや、相手が弱そうだと判断した場合には、調子に乗ったり大胆になることもある。また、悪の魔人ブウが、サタンと仲の良かった無邪気な魔人ブウが体内にいた影響でサタンを攻撃できなかったときには、「チャンピオンである私にびびった」「私の気迫に押された」などと都合良く解釈していた。
特にセルとの戦い以後は地球人たちからの信頼が厚く、舞空術などが人々からトリックだと思われているのも、サタンがそのように断言したことによるようである。界王神界でのブウとの決戦の際には、ナメック星のドラゴンボールの力で復活した地球人たちに、ベジータと悟空が元気玉のための協力を呼びかけても反応が悪かったが、サタンが呼びかけたことで一気に地球中の人々の気が集まり、元気玉が完成した。『ドラゴンボールGT』では、地球がドラゴンボールの副作用のために崩壊し始めた際に、ツフル星への避難を人々に呼びかけたが、にわかには信じられないような話であっても、「サタンの言うことなら」と、大多数の人々は素直に従った。
孫悟飯がセルを倒し、戦士たちが去った後に、目をさましたアナウンサーに対して、「セルは私が倒した」と言ってしまったり、界王神界でのブウとの戦いで、悟空の元気玉のために地球人への呼びかけを行った際には、自分が戦っていることにしてしまうなど、ちゃっかりしている。また、試合などで勝ち目がないと判断した際には、腹痛やひざの痛みを訴えて戦いを避けようとしたり、格闘技ではなく毒や爆弾などの手段でブウを倒そうとするなど、姑息な一面もある。
また、目立ちたがりやな性格でもあり、パンチマシンのパフォーマンスをする際には、悟飯の武術の師であるナメック星人の戦士・ピッコロによってカメラがすべて破壊されていたため、カメラなしでやらなければならなかったが、サタンは「マスコミぬき」の状況を残念がっていた。また、界王神界で魔人ブウ相手に見得を切った際には、「夢なのが惜しいぐらいきまった」と、自分に酔った様子だった。
しかし、単なるお調子者やホラ吹きというわけではなく、世界チャンピオンとして、救世主としての自覚や責任感をもっている。セルや悟空たちの実力が別次元のものであることを理解して自身の無力さがわかった後でさえも、戦いの役に立とうとしたり、人々の最後の希望として魔人ブウを退治しに向かうなど、サタンなりに自分にできることをやろうとしており、結果的には地球や宇宙を救うことに大きく貢献することになる。また、根は善人で優しい性格をしている。魔人ブウに気に入られて家来になり世話をしていく中で交流を深め、ブウがケガを直して助けた子犬を一緒にかわいがったり、家に仕掛けた爆弾の起爆スイッチを押すことをためらう場面もあった。サタンと仲良くなったブウはあるとき、人間を殺したり街を破壊することをやめると宣言した。結局、この頃の無邪気な魔人ブウが姿を変えて凶悪なブウが生まれてしまったことで人類はほぼ全滅してしまうが、サタンと無邪気なブウの友情は色々な場面でよい結果を生んでいる。
娘のビーデルのことは溺愛しており、当初はビーデルと親しそうにする孫悟飯をかなり警戒していた。また、孫娘のパンのこともかわいがっており、『ドラゴンボール超』では赤ん坊のパンを悟飯とともにあやしたり、『ドラゴンボールZ』の最終エピソードでは天下一武道会に出場したパンを心配したり、『ドラゴンボールGT』ではパンの家族への不満を聞いたりしている様子が描写された。
また、界王神界での悪のブウとの決戦後は、生き残った無邪気なブウとともに暮らして世話を焼いており、このブウは後に、サタンの弟子「ミスター・ブウ」として天下一武道会でサタンに協力するようになる。
ミスター・サタンの能力・格闘技
ミスター・サタンは、格闘技の世界王者とはいっても、普通の地球人である。そのため、かめはめ波のような気功波の類の技や、舞空術などといった、気を自在に操ることのできる者たちが使う技は習得していない。そのため、サタンの必殺技や能力はすべて格闘技に関連するものである。
常識を超えた超人的な強さを持つ相手に対してこそ、まったく手も足も出ないが、それでも他の格闘家や一般人よりは強い。『ドラゴンボールZ』では、過去の大会で、大柄な選手であるスポポビッチと対戦し、華麗に勝利しているシーンが描かれている。ただし、このときのスポポビッチは、魔導師ビビディの子どもで魔人ブウの復活を企む魔導師バビディにパワーアップさせられて操られる前の姿だった。また、魔人ブウと一緒にかわいがっていた犬を撃った悪人たちには、背後からの不意打ちありとはいえ、銃を持った相手に素手で挑んでいき圧勝している。
セルとの対戦直前には、15枚の瓦を積み重ね、瓦割りを披露した。結果は、一枚残って14枚割ることに成功した。満足げな表情のサタンだったが、戦士たちは呆れ顔で、セルも「ホンモノのバカだ」という感想を持っていた。しかし、これも一般人からすれば十分にすごいパフォーマンスだったようである。天下一武道会の予選に使われたパンチマシンでは、137点という数字を叩き出した。これより以前にサタンが出した139点が歴代最高記録で、それよりはわずかに劣るものの、予選に出場した他の格闘家たちは100点前後がほとんどだったので、サタンの実力が一般の地球人としては十分に高いことの証明になっている。
この他、セルゲームでセルに、天下一武道会でベジータの息子で大会の少年の部で優勝したトランクスに、一撃で場外に弾き飛ばされたり、魔人ブウからジャブを食らったりしても生きているという驚異的なタフさがある。さらに、偶然とはいえ魔人ブウの手刀を回避する素早さなどもあって、いくつもの危機を乗り切り生き延びてきた。
ミスター・サタンの必殺技
ダイナマイトキック
名前がついたサタンの技の一つ。相手に突進気味に近づき、飛び上がって上段に蹴りを入れる大技。セルゲームにおけるセルとの試合で、開始直後にいきなり使用した。ダイナマイトキックがセルの顔面に炸裂した後もサタンは攻撃の手を緩めず、さらに続けて打撃を連打したが、全くダメージを与えることはできなかった。
ローリングアタックサタンパンチ
「ローリングアタック」は、相手にでんぐり返ししながら接近する動作。その後、飛び上がって相手を殴る「サタンパンチ」へとつなげる。バトルロイヤル形式となった天下一武道会の決勝戦で披露したが、空振りに終わっている。
サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ
一見ただの何気ないパンチだが、ヒットした相手は数秒後に爆発的な衝撃に襲われるとされるサタンの必殺技。天下一武道会決勝で対戦することになった人造人間18号相手に使用し、18号の場外でサタンの勝ちとなった。実際にはこの結果は、サタンに、後で金を払うなら優勝させてやると約束した18号が、わざと自ら場外に飛んで負けたためであり、パンチのヒットから飛ぶまでの間に数秒のタイムラグが生じたのは、18号がこの必殺技に対して一瞬、あきれていたせいである。「サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ」は、18号との対戦の際に即興で出した技のようで、名前が長過ぎるため本人もおぼえきれていない。そのため、試合決着直後の説明の際には、「サタンミラクルビーチフルスーパーバリバリパンチ」と、少し違う名称で呼んでいた。
ミスター・サタンの来歴・活躍
人造人間・セル編
人造人間17号と18号を吸収して完全体となったセルは、テレビを通して全世界に「セルゲーム」という、人類の生き残りをかけた武道大会の開催を宣言する。
「セルゲーム」のルールは、セル一人を相手に人類側は何人参加してもいいというものだったが、テレビ局のある街を半壊させ、出動した軍隊さえも壊滅させたセルに対して、人類にはなすすべがないように思われた。
そうした中、元々セルたち人造人間と戦っていた孫悟空と仲間たち以外で、セルゲームに挑んだのがミスター・サタンである。サタンは格闘技の世界チャンピオンであり、地球最強の男とされていた。サタンは、セルが街や軍を破壊した技は爆弾を利用したトリックであり、セルは「格闘技に関してはシロウト」だと断言する。
サタンがパフォーマンスをしたり、順番で悟空ともめたりした後に、いよいよセルとの試合開始となった。サタンはセル相手に打撃を連打するも、まったくダメージを与えることはできず、一撃で場外に飛ばされてしまう。敗因に関するテレビ中継のアナウンサーからの質問に対し「足をすべらせた」と言い訳し、少し休憩してからの再戦を宣言する。この期に及んでまだ相手との実力の差に気づいていなかったことに、ベジータはあきれる。
ついにセルと悟空の戦いが始まり、サタンたちも徐々にセルや悟空たちの実力が別次元のものであることを理解していくことになる。善戦するも、フルパワーで挑んでも勝てないことを悟った悟空は、降参と、次の選手を自ら指名することを宣言する。このとき、自分が指名されると勘違いしたサタンは、腹痛をうったえて戦いを避けようとした。
実際に指名された選手は、悟空の息子で当時はまだ子どもだった孫悟飯だった。
セルに一方的に攻撃されても大きなダメージを受けなかったり、すばやい動きを見せるなど、悟飯は高い実力を持っていた。父親たちと違い戦いを好まない悟飯は、セルゲームを「意味がない」として、もうやめようとセルにうったえかける。また、悟空の指名の真意について、自分が怒りで真の力を目覚めさせることでセルを倒すことを、悟空は期待しているのだと説明する。悟飯の真の実力に興味を持ったセルは、小柄だが自身にそっくりな「セルジュニア」たちを生み出して、悟飯以外の戦士たちを痛めつけさせる。
徐々に気が高ぶり始めた悟飯だったが、未だに力の開放のしかたがわからずにいた。セルに体内の爆弾を利用した自爆攻撃を仕掛けようとして失敗して頭部だけになってしまった人造人間16号は、悟飯の力を覚醒させるために、説得したいと考え、そばにいたミスター・サタンに、悟飯の近くに運んでくれるように頼む。悟飯の近くにはセルもいるためためらうも、サタンは勇気を出して16号の頭部を悟飯と話ができる距離に届けることに成功する。結果的に、サタンのこの行動が、悟飯が怒りによって覚醒して、サイヤ人の限界を超えた戦闘形態である超サイヤ人をさらに上回る形態・超サイヤ人2へと変貌をとげることにつながった。
怒りで力を開放した悟飯は、セルジュニアを全滅させ、セルをも圧倒する。追い詰められたセルは、自爆攻撃によって地球ごと悟飯らを道連れにしようとする。悟空は瞬間移動によって、自らの命と引き換えにセルの地球破壊を阻止した。
しかし、セルはこの自爆によって死んではおらず、ピッコロの細胞をもつことによる再生能力によって復活した。しかも、サイヤ人の細胞をもつことにより、サイヤ人の特性である、死にかけから復活による大幅なパワーアップをも果たしていた。地球に戻ったセルは、全力のかめはめ波により、地球もろとも悟飯を消し去ろうとする。悟飯もかめはめ波を放つが、かめはめ波の押し合いはセルが優勢だった。しかし、ベジータがセルに一撃を加えたことにより生じた一瞬のすきを突き、悟飯がかめはめ波に渾身の力を込めたことで、ついにセルを撃破することに成功した。
戦いが勝利に終わると戦士たちは、悟飯のデンデによる回復と、セルに殺された者たちのドラゴンボールによる復活のために、天界へと移動していった。こうして戦士たちが去ったセルゲーム会場には、ミスター・サタンたちが残された。サタンはアナウンサーに、「セルは私が倒した」と嘘を言ってしまう。
魔人ブウ編
セルとの戦いから7年後に孫悟飯は、サタンシティにあるハイスクールへと通う高校生となり、クラスメートのミスター・サタンの娘のビーデルと出会う。
セルが打倒されたことで平和を取り戻した人類だったが、平和な時代が長く続いたため、刺激を求めて悪に走る者たちが現れるようになった。孫悟飯はサタンシティでこのような悪者を、超サイヤ人に変身した姿で退治し、正義の味方「金色の戦士」として話題になっていた。超サイヤ人の姿で正義の味方の活動を行った理由は、目立つことなく平穏に高校生として暮らしたいからだが、ビーデルには怪しまれてしまう。悟飯は、もっと正体がバレにくい変装方法をブルマに相談した結果、変身スーツに身をつつんだ姿に早変わりできる装置をつくってもらった。この姿を自ら、正義の戦士「グレートサイヤマン」と命名している。
ビーデルも格闘技を活かして正義の味方をしており、あるとき、警察から連絡を受け、授業中に事件現場に飛び出していく。ビーデルの身を案じた悟飯も、グレートサイヤマンに変身し、駆けつけていく。協力して犯人を捉えることができたが、ビーデルに正体がバレてしまう。このときビーデルは悟飯に、自身も選手として出場する天下一武道会への出場の誘いをした。
天下一武道会ではヘルメットの着用がルール違反になってしまうため、変装のことで再びブルマに相談しに行く。悟飯が出るならと、ベジータも大会への参加を表明する。「あの世」でこの話を聞いていた孫悟空は、大会当日の一日だけ「あの世」から「この世」に戻ってきて出場すると悟飯らに伝えてきた。悟空との再会を望む家族や仲間たちも武道会に集まることになる。
大会当日、ミスター・サタンが前回優勝者として、また、セルから世界を救った英雄として登場し、観客たちに称賛され選手たちにリスペクトされる様子を悟空たちは目の当たりにする。
少年の部の優勝者はミスター・サタンと戦う権利が与えられる。ミスター・サタンが試合することになったのは、決勝戦で悟飯の弟の孫悟天に勝って優勝者となったトランクスだった。決勝戦での二人の試合で、気功波や舞空術、超サイヤ人への変身などを目の当たりにして、セルとの戦いのときに出会った者たちの関係者であることがサタンにはわかっており、身の危険を察知していた。
サタンはトランクスに、この試合は軽いアトラクションであり、遊びであると伝えるが、トランクスは本気でやる気でいた。そこでサタンは、トランクスに、アトラクション用のあいさつとして、試合開始直後に、軽く触る程度のパンチを当てるように指示した。相手が子どもだから、一撃でやられた振りをしてあげることにするつもりだった。しかし、実際には、トランクス本人にとっては軽いつもりの打撃でも、サタンを場外まで吹っ飛ばしてしまうという結果になってしまう。これでも観客たちは、サタンがわざと負けた振りをして少年に花を持たせたのだと思い、称賛した。
武道会の第三試合、キビトと悟飯との試合で、キビトに真の力をみたいと言われた悟飯は超サイヤ人2に変身する。強いパワーを持つ人間からエネルギーを奪うことを目的に武道会に参加していたスポポビッチとヤムーは、悟飯を襲いエネルギーを奪って逃亡する。界王神はスポポビッチらを追跡し、悟空たちもついていった。悟飯もキビトの能力で回復すると、キビトともに界王神らを追い、ビーデルも途中までついて行った。悟空たちは界王神から、悟飯たちはキビトから、スポポビッチたちは魔道士バビディの命令で動いており、エネルギーを集める目的は封印された魔人ブウの復活のためであると説明される。
多くの出場選手たちが飛び去ってしまった後の武道大会会場では、大会の方針が議論されていた。ミスター・サタンは、残った選手たちでバトルロイヤル方式で優勝者を決めることを自ら提案した。バトルロイヤル戦が開始すると、覆面の選手であるマイティマスクと18号が、他の二人の出場者をたちまちに倒してしまう。実はこのマイティマスクの中身は、大人の部での試合を望んだトランクスと悟天であり、18号と激戦と繰り広げる。苦戦した18号だったが、相手の正体を見破り、二人を分断することで失格に追いやる。18号はサタンにヘッドロックをかけながら、大金と引き換えに優勝させてやるともちかける。サタンはこの話に承諾し、結果的に優勝を決めることができた。
サタンが優勝のパフォーマンスをしているところに、バビディの移動能力によって、界王神、悟空、悟飯そして、バビディの洗脳の術にかけられたベジータが現れた。ベジータは悟空と戦うために観客に攻撃し、バビディの策略とわかっていながら悟空も戦うことを決めたので、バビディは再び場所を移動させた。呆然としていたサタンだったが、「これからこらしめるところだったのに」と発言する。
悟空とベジータの戦いによるダメージエネルギーを吸収した封印の玉から復活した魔人ブウは、悟飯を倒し、ベジータの命がけの自爆攻撃さえも効果がなかった。バビディの世界中の人間に話しかけ映像を送る能力と、魔人ブウによる破壊によって、地球人類は恐怖のどんぞこに陥った。この状況の中、人々にとって最後の希望となったのが、かつてセルを倒して平和を守った救世主、ミスター・サタンである。
サタンは厳重に警備されたシェルターの中で、天下一武道会の疲れを癒やすための休息をとっていた。目覚めたサタンは地球を救うために、魔人ブウの家へと乗り込んでいった。
ブウに出会ったサタンは、毒や爆弾、素手での攻撃を試みたが、すべて効果がなかった。初めはサタンをお菓子にして食べようとしていたブウだったが、サタンを気に入って家来にした。料理などの世話をしながら、すきをうかがいブウを打倒するつもりだったサタンだが、ブウが怪我を治して助けた犬と遊んでいる様子を見て、リモコン爆弾による攻撃を思いとどまる。サタンが街を壊したり人を殺すことは悪いことだと伝えると、ブウはもう壊したり殺したりしないと宣言した。
サタンがブウと友達になったことで、地球は救われたかに思われたが、二人の悪人の登場によって状況は悪化してしまう。銃で犬が撃たれ、続いてサタンまでが撃たれたことで、魔人ブウは激怒する。犬もサタンも魔人ブウの回復能力によって完治したが、ブウから邪悪な部分が分裂して別の魔人ブウが生まれ、元の魔人ブウが吸収されてしまう。その結果、より戦闘的で凶悪な魔人ブウが誕生した。
凶悪な破壊獣となった魔人ブウも、サタンのことはおぼえており、殺すことはなかった。ブウは、悟空があの世に戻る前に、姿が変わる前の魔人ブウに約束した強い戦士と戦うために、天界の神の宮殿へと向かう。約束の強い戦士とは、トランクスと悟天がフュージョンによって合体したゴテンクスのことだが、パワーアップしたブウと戦う実力には達していなかった。ピッコロは時間稼ぎのために、戦いを人類を全滅させてからにしては提案するが、ブウは天界からの一斉攻撃によって人類をほぼ全滅させてしまう。この際も、ブウはサタンには攻撃しなかった。また、サタンの娘であるビーデルの存在もあり、時間の流れが異なる精神と時の部屋でトランクスと悟天が修行するための時間を稼ぐことに成功した。魔人ブウとゴテンクスの戦いは精神と時の部屋で行われた。ゴテンクスがかなわないと見たピッコロは、精神と時の部屋の出口の扉を破壊することでブウを永遠に閉じ込めようとするが、ブウは気の力によって異次元空間に穴をあけて外界に脱出してしまう。超サイヤ人2を超えた変身形態である超サイヤ人3へと変身してパワーアップしたゴテンクスも同じ方法で次元の穴を開け、ピッコロとともに脱出した。こうして戦いの舞台は、精神と時の部屋から天界、そして地上へと移っていった。
フュージョンの合体が解けて、ゴテンクスから、トランクスと悟天の二人に別れてしまいピンチに陥ったが、そこに、老界王神によって潜在能力を開放された悟飯が登場した。悟飯相手に手も足もでなかったブウは、自爆して姿をくらます。
悟飯らは、ブウが消えているすきに、デンデを探し出したが、その道中で、サタンも発見し、サタンへの評価を改めていたピッコロは一緒に連れて行くことを提案した。
再び姿を現したブウの狙いは、ゴテンクスとピッコロを吸収することだった。吸収によりパワーアップしたブウは悟飯に大きな力の差を見せつけた。界王神たちの耳飾りであるポタラを使って悟飯と合体してパワーアップすることにより状況を打開するために、老界王神によって再び命を得た悟空が現れた。しかし、時間切れによってゴテンクスによるパワーアップが解除されてしまったブウは、悟飯を吸収してしまう。強い戦士がいなくなり、絶望的な状況の中、悟空はサタンとの合体を選ぼうとするも、ブウと戦うためにこの世にもどってきたベジータの気を察知する。
悟空とベジータが合体して誕生した戦士・ベジットは、ブウを圧倒し、わざと吸収されて体内に潜入する。ブウの体内で合体は解けてしまったが、悟飯らを剥がし、吸収されていた無邪気なブウも剥がして体外に脱出する。
吸収した者たちを剥がされてしまったブウは、誰も吸収していない本来の姿へと変貌した。ブウは悟空やベジータを無視し、いきなり気弾を放ち、地球を破壊してしまう。界王神のおかげで間一髪、界王神界に逃れることができた悟空とベジータだったが、一緒に逃れたのは、助けだした仲間たちではなく、デンデとサタンと犬だった。「地球がなくなった」と聞いても理解できず、「これは夢だ」と現実逃避するサタンに、悟空やベジータ、界王神らも呆れてしまう。
自らの地球破壊に巻き込まれた魔人ブウだったが、破片から再生し、一瞬みただけで習得した界王神の瞬間移動の技を使って界王神界にやってきた。悟空とベジータは、ポタラで合体して戦えというアドバイスを拒絶し、合体なしで戦うことを決意する。しかたなく界王神たちは、デンデと犬と一緒に別の星に避難したが、忘れられていたサタンは、界王神界に残されてしまう。
悟空は超サイヤ人3で一対一で魔人ブウと戦い、一進一退の攻防を繰り広げる。悟空から、ブウを消滅させるためには、気を溜める時間が必要であると聞かされたベジータは、時間稼ぎのためにブウに戦いを挑む。
しかし、悟空の予想に反して魔人ブウを消滅させるほどのエネルギーが溜まらず、ベジータもブウ相手に劣勢となり、危機に陥る。ベジータを痛めつけるブウ相手にサタンは挑発し、戦おうとした。サタンを攻撃しようとしたブウだったが、体内にサタンと仲が良かった無邪気で善良な魔人ブウがいたことで、拒絶反応が出る。悪のブウは、善良なブウを吐き出すことでサタンへの攻撃を続け、これに対して、善良なブウが対抗する。しかし、悪の魔人ブウの方が優勢で、善良なブウには勝ち目はなかった。悟空も、生き返った身体での超サイヤ人3の変身により思った以上に消耗し、溜めたはずの気が抜けて、通常の状態に戻ってしまう。
ベジータの提案で、デンデたちはナメック星のドラゴンボールで、地球を復活させ、地球の人間たちから気を集めて元気玉でブウを攻撃することになった。
しかし、ベジータが呼びかけても、地球人たちには警戒され、気が集まらない。その間に続いていた魔人ブウ同士の戦いでは、善良なブウについに限界が来る。善良なブウにとどめを刺そうとする悪のブウをサタンが止めようとしたため、元気玉に気づかれてしまい、ベジータは再び時間稼ぎのために戦う。今度は悟空が地球人に呼びかけたが、旧知の者たちなど、わずかな数の人々しか反応しなかった。しかし、ベジータが苦戦するのをみかねたサタンが、地球人たちに呼びかけると、一気に気が集まり、元気玉が完成した。
元気玉は完成したものの、ブウのそばにベジータがいたため、悟空は元気玉を撃つことをためらう。ブウに元気玉の存在を気づかれてしまうが、ブウが悟空に攻撃したすきに、サタンがベジータをかついで運んでいった。これにより、ついに悟空は元気玉をブウに向けて放つことができ、勝利につながった。
悟空の勝利を見届けたサタンは、地球の人々に勝利を伝え、称えられる。後に、魔人ブウやバビディのことは、ドラゴンボールへの願いで人々の記憶から消されることになるが、それでもミスター・サタンが何らかの脅威から地球を救ったという記憶は、漠然と地球人たちの中で残り続けた。
『ドラゴンボール超』
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『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。
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フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ
フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。
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ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ
レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。
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ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
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2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。
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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』とは、鳥山明によるバトルアクション漫画、及びそれを原作としたアニメ・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ドラゴンボール』に関わるアニメシリーズや映画のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌を紹介していく。
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ドラゴンボールZ カカロット(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンボールZ カカロット』とは、サイバーコネクトツー開発、バンダイナムコエンターテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。漫画『ドラゴンボール』を原作の戦闘民族サイヤ人が地球に襲来するところから最終戦の魔人ブウ編まで主人公「孫悟空」やその仲間達を操作して余すことなく追体験できる。対応プラットフォームはPlaystation 4、Playstation 5、Nintendo Switch、Steam。
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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。
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神龍(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。
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人造人間16号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。
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破壊神ビルス(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。
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セル(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。
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孫悟飯(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。
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孫悟空(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。
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魔人ブウ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。
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ベジータ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。
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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。
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全王(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。
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ミスター・ポポ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。
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亀仙人(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。
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モロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。
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ブロリー(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。
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ブルマ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ
ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。
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目次 - Contents
- ミスター・サタンの概要
- ミスター・サタンのプロフィール・人物像
- ミスター・サタンの能力・格闘技
- ミスター・サタンの必殺技
- ダイナマイトキック
- ローリングアタックサタンパンチ
- サタンミラクルスペシャルウルトラスーパーメガトンパンチ
- ミスター・サタンの来歴・活躍
- 人造人間・セル編
- 魔人ブウ編
- 『ドラゴンボール超』
- 魔人ブウとの戦いの10年後の天下一武道会
- 『ドラゴンボールGT』
- ミスター・サタンの関連人物・キャラクター
- ビーデル
- ピッコロ
- 孫悟空
- ミスター・サタンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「チャンピオンがこのまま逃げたんじゃいい笑いもんだぜ!!」
- 「強いな———ボク〜〜〜おじちゃんの負けだよ〜〜〜〜〜〜〜〜」
- 「オレが魔人ブウを倒してやるからおまえたちもはやく力を貸さんかっ!!」
- ミスター・サタンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ミスター・サタンの本名と妻の名前
- ミスター・サタンの実力
- 『ドラゴンボールGT』最終回では悟空とサタンの像が登場