【天空の城ラピュタから】ジブリ作品の登場人物まとめ【思い出のマーニーまで】

様々なキャラクターが登場するスタジオジブリ。本記事では「天空の城ラピュタ」から「思い出のマーニー」までの登場人物、全154キャラクターの画像や声優、特徴などについてまとめた。

湯婆婆(ゆばーば)

声 - 夏木マリ
湯屋「油屋」の経営者で正体不明の老魔女。大柄だが顔も大きく二頭身で、強力な魔力と悪魔的な経営力で湯屋を切り盛りしている。金儲けに勤しむ強欲さを持ち、何でもずけずけと口やかましく、脅かしたり怒鳴り散らしたりと部下をアゴでこき使う。息子の坊を溺愛しており、ハクに指摘されて坊が行方不明になったことに気付き、激しく取り乱していた。
人間の世界から迷い込んできた千尋を湯屋に勤めさせ、名前を奪って「千」と呼ぶ。弟子のハクを魔法で操り、銭婆の持つ契約印を盗ませる。契約印があれば湯屋の労働協約が変えられ、従業員を奴隷にすることができる。

坊(ぼう)

声 - 神木隆之介
湯婆婆の息子。赤い腹掛けをした巨大な赤ちゃんで、銭婆に「太りすぎ」と評されるほどの肥満体型である。父親は不明。怪力の上、性格は非常にわがまま。癇癪を起こすと暴れ泣き喚き、その威力は部屋を破壊するほどである。歯は生えており、言葉を話すことは可能である。銭婆の魔法で小太りのネズミに姿を変えられる。湯婆婆の偏執的な過保護の下で育つが、そのせいで外に出ることを異常なまでに恐れていた。千尋と出会い、初めて外界の空気を吸ったことにより、性格的に一回り成長する。

頭(かしら)

湯婆婆に仕える、緑色の頭だけの怪物。中年のおじさんのような容貌で、跳ねたり転がりながら移動する。『オイ』としか話すことができず、作中では銭婆の魔法によって前記の坊に扮する場面が描かれている。いつも三つ一緒に行動している。

出典: www.jsdi.or.jp

湯バード(ゆバード)

首から上は湯婆婆と同じ顔(ただし、顔色は黒い)、体はカラスという不気味な姿の鳥。常に湯婆婆につき従っている。言葉は話せず、カラスのような鳴き声を発する。銭婆の魔法でハエのように小さい鳥(ハエドリ)にされる。ネズミに変えられた坊を足で掴んで飛ぶこともできる。ちなみに、千尋が銭婆の家に到着した時点で、銭婆が坊と湯バードにかけた変身魔法は切れていたが、絵コンテによると、元の姿に戻りたくないようで、坊と違って最後までその姿だった。

出典: stat.ameba.jp

銭婆(ぜにーば)

声 - 夏木マリ
湯婆婆の双子の姉で坊の伯母。声や容姿は湯婆婆と瓜二つで、彼女と同様に強力な魔力を持つ魔法使い。以前から妹とは確執があり、姉妹仲はあまりよくない。湯婆婆の差し金で魔女の契約の判子を盗み出したハクに紙の式神を差し向け、千に対しても「龍はみんな優しくて愚かだ」と冷たく言い放ったが、最終的には彼を許している。
言葉遣いなどは湯婆婆と同じで、釜爺にも「あの魔女は怖い」と評されているが、実際は温和で優しい性格であり、千尋を励ましたり、物分かりの良い人物。

出典: neoapo.com

釜爺(かまじい)

声 - 菅原文太
湯屋「油屋」の釜場でボイラーを担当している老人。蜘蛛のような姿で、6本の手を自在に操り、「油屋」で使われる湯を沸かし、薬湯の薬を調合する仕事をしている。千尋を気遣い、リンに湯婆婆の所へ連れてくように言う。部下に石炭を運ぶススワタリがいる。
安易に一匹のススワタリの仕事に手を貸し、その結果全てのススワタリに仕事を押し付けられそうになった千尋を叱り、ススワタリを一喝するなど、しつけにも仕事にも厳しいが、リンが初めて千尋を見て驚いていたとき、「ワシの孫だ」と言っていたり、千尋が釜爺の部屋で寝ていた時冷えないように座布団をかけてあげる等、優しい面も見せている。

リン

声 - 玉井夕海
湯屋で働いている湯女の娘。外見年齢は14歳。口調は荒っぽいが性格はサッパリとしており、人間である千尋を初めて見た時は驚いて当惑していたが、彼女の雇用が決まると湯屋の先輩として千尋に色々と仕事を教えて面倒を見るという優しさを見せる。その出自は不詳で、不本意ながら湯屋で働く自分の運命を呪っており、いつか湯屋を出て海の向こうの街に行く事を夢見ている。彼女の他にも人間の娘と全く変わらぬ外見をした湯屋で働く下働きの娘が幾人かいる。一人称は「アタイ」もしくは「オレ」。好物はいもりの黒焼き(これは湯屋の従業員共通の好物である)。

父役(ちちやく)、兄役(あにやく)、番台蛙(ばんだいかえる)

声 - 上條恒彦(父役)、小野武彦(兄役)、大泉洋(番台蛙)
それぞれ油屋で働く者達と湯婆婆との間の中間管理職的役割を担っており、父役は湯婆婆とハクを除く従業員の中で最も地位が高く、兄役はその下という位置づけになる(父役には「上役」と呼んでいる)。いずれも蛙の化身。それぞれ典型的な上に諂い下に威張るキャラクターとして描かれている。下の者を見下す傾向があり、特に人間である千尋を毛嫌いしている。兄役は、カオナシが客として振舞っていたときに幇間のようなこともしていた。父役、兄役は、千尋がカオナシを追い払ってからは、青蛙とともに湯婆婆から千尋を庇うなど、変化が見られる。

出典: neoapo.com

青蛙(あおがえる)

声 - 我修院達也
湯屋で下働きの仕事をしている蛙。金に目がない。

ススワタリ

イガ栗のような形をした黒い実体。魔法の力で煤から生まれたらしく、常に働いていないと死んでしまうが、潰れて煤に戻ってもいつのまにか煤から生まれてくるらしい。釜爺の指示で石炭を抱えて運び、ボイラー室の炉に放り込むのが仕事。好物は砂糖菓子(金平糖)。千尋の服と靴を預かる。

カオナシ

声 - 中村彰男
黒い影のような物体にお面をつけたような存在。「ア」または「エ」といったか細い声を搾り出すだけで言葉は話せず表情も無い。「己」を持たず、手からどんなものでも出す力を持つが、それはただの土くれが化けているものに過ぎない。また、他人を呑み込んでその声を借りてでしかコミュニケーションが取れない。主に手から金など人の欲しがるものを出し、それを欲した瞬間にその人を飲み込んでしまう。橋の欄干で千尋を見かけた時から執拗に彼女を求めるようになり、千尋に喜んでもらいたい一心で番台から薬湯の札を盗んだりした。オクサレ神の一件の翌日に湯屋に現れ、砂金を餌に従業員達を丸め込む。

おしらさま

声 - 安田顕
大根の神様。千尋と会っても別段物怖じも驚きもせず、リンに代わって千尋が湯婆婆の所へ行くのに付き添ってあげる優しい神様。その後は河の神を手を振って見送ったり、正装らしき衣装を着て千尋を見送っていた。

出典: neoapo.com

春日様

春日大社の神の面を顔につけた神様。硫黄の上の湯が好み。

牛鬼

鹿のような角を生やした鬼。

出典: neoapo.com

オオトリ様

卵のまま生まれてこられなかったひよこの神様。大所帯で風呂に入る。

出典: blogimg.goo.ne.jp

オクサレ様(おくされさま)/ 河の神(かわのかみ)

声 - はやし・こば
作中の中盤に登場する神様。ヘドロを固めたような姿で、その凄まじい悪臭は、青蛙を気絶させ、リンが運んできた飯を一瞬で腐らせるほどである。また千尋が浴槽に転落した際、底にこびりついたヘドロに頭から埋まりもがく千尋を引き抜いて救出した。その正体は翁のような面を付けた半透明の身体を持つ名のある河の主で、千尋の尽力によって体中のゴミが取り除かれ、さらに体に刺さっていた針も引き抜かれた事で本来の姿を取り戻し、歓喜しながら湯屋から飛び去っていった。去り際には自身を救ってくれた千尋にニガダンゴを授け、湯屋には大量の砂金を残している。

猫の恩返し

吉岡ハル

本作の主人公。日常を何となく過ごす、ごく普通の女子高生。朝に弱く、寝坊で学校を遅刻してしまうことも。ドジなことも多く、作中では2回ガードにつまづいて転倒している。母子家庭のため、母が仕事で多忙な時は炊事などを引き受けており家事は得意。既に別の女子生徒と交際しているクラスメイトの町田に片想いをしている。
ある日、「猫の国」の王子ルーンを交通事故の危機から偶然助けたところ、無理やり彼の結婚相手に選ばれ、猫の国へ連れて行かれそうになってしまうことに。困り果てていたところ、不思議な声(後述)に導かれ、ムタの案内で「猫の事務所」へ辿り着き、バロンと出会う。

バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン、Humbert von Gikkingen)

「猫の事務所」(原作では「地球屋」という名前がある)の所長。「男爵」という設定で、身の丈30センチほどの、二足歩行で歩く猫の獣人。タキシード姿にステッキを持っており、イギリス紳士を連想させる風貌をしているが、名前はどちらかというとドイツ貴族に近い。性格は如何なるときでも冷静沈着、紳士的でムタ曰くキザ。剣術の腕前は一流で、身体能力にも優れている(杖で2体の兵士を倒したり、猫王との一騎打ちで勝つなど)。
自身が客に振舞う、特製スペシャルブレンドの紅茶は毎回味が変わるとのこと(劇中でハルはそれを「すごく美味しい」と評しており、その際には「君はツイてる」と返している)。

出典: stat.ameba.jp

ムタ(ルナルド・ムーン、Renaldo Moon)

バロンの仲間の太った猫。普段は、商店街をウロウロしている。口が悪く、短気で気難しいが根は善良で、いざという時には頼りになる。
自分の生い立ちについてはあまり語りたがらず、過去の経歴は後述する大犯罪猫であることが判っている以外はすべて不明。猫王の「どうすればそんなに長く生きられるのか」という台詞から、通常の猫の寿命をはるかに超える年月を生きていることが判っており、不老不死だと思われる。
通常、猫は「ゆ」という発音ができないことが彼によって説明されているが、彼自身は発音できる。これも長い年月をかけて生きてきたが故に身に付けた能力であると思われる。

出典: p.twpl.jp

トト

バロンの仲間のカラス(原作ではカササギ)。普段は石像だが、事務所が動き出すと、知性を持つ様になる。ムタとは喧嘩ばかりしているが、(ムタ曰く「靴墨み野郎」)困難にぶつかった時は力を合わせている。色々とハルやバロンの手助けをする。たくさんの仲間の群れを呼ぶことができる。

ルーン

猫の国の王子。恋人(恋猫)のユキが好きだったお魚型のクッキーを探し人間界に来ていて、車に轢かれそうになったところをハルに救われる。猫王を反面教師にしてきたため、父親と違い誠実で真面目な性格をしている。父親と同じ色のオッドアイ。終盤にユキにプロポーズする。原作では映画とは違い、マイペースな性格である。

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マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

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『となりのトトロ』とは、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿による長編アニメーション映画第4作である。この『となりのトトロ』には、実際に起きた事件が物語のベースになっているという噂や、トトロは死神でサツキとメイは実は生きていなかった説など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。10歳の少女・千尋が不思議な世界へ迷い込むという物語だが、この『千と千尋の神隠し』には、「湯屋は性風俗産業の場である」、「リンやカオナシにはモデルがいる」など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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マニアックな崖の上のポニョの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックな崖の上のポニョの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『崖の上のポニョ』とは、200年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。本作は作画方法の見直しがされ、宮崎駿監督の「鉛筆で描く」という意向のもと、手描きで製作されている。この『崖の上のポニョ』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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マニアックな魔女の宅急便の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【魔女宅】

マニアックな魔女の宅急便の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【魔女宅】

『魔女の宅急便』とは、1989年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』を原作としている。主人公のキキが一人前の魔女になるために奮闘する物語だが、この『魔女の宅急便』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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