【天空の城ラピュタから】ジブリ作品の登場人物まとめ【思い出のマーニーまで】
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様々なキャラクターが登場するスタジオジブリ。本記事では「天空の城ラピュタ」から「思い出のマーニー」までの登場人物、全154キャラクターの画像や声優、特徴などについてまとめた。
天空の城ラピュタ
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パズー (Pazu)
声 - 田中真弓/ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク
本作の主人公。スラッグ渓谷の鉱山で働く見習い機械工で、明るく元気いっぱいで正義感と行動力あふれる10代前半の少年。ラピュタの発見に関して詐欺師の汚名を着せられたまま死んだ父のため、自作の飛行機(オーニソプター)でラピュタの実在を証明することを夢見る。
シータと出会ったことで、飛行石を狙っていたドーラ一家に入り、ラピュタを巡る冒険の旅へと出る。体は頑丈で、視力も良い。日の出と共にトランペットで『ハトと少年(スラッグ渓谷の朝)』を演奏し、飼っている鳩に餌をやるのが日課。ドーラ一家に迎え入れられた際に、その鳩達を全て逃がしている。
シータ (Princess Sheeta) / リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ
声 - 横沢啓子/アンナ・パキン
本作のヒロインにして、もう一人の主人公。はるか北方にあるゴンドアの谷に住んでいる。ラピュタを狙うムスカの特務機関に拉致され、飛行船で運ばれているところ、ドーラ一家の襲撃に遭い、逃げ出そうとして飛行船から転落、パズーに匿われることになる。
10代前半。長い黒髪を二本の三つ編みおさげにし、先祖秘伝の飛行石のペンダントを首から提げている。実はラピュタ王家の末裔で、トエル・ウル・ラピュタとは「真のラピュタ王」を意味する先祖から受け継いだ秘密の本名。山育ちで、視力は良い。彼女も天涯孤独であり、両親や祖母の残した畑やヤクを飼って生活していた。
家事全般が得意。
空中海賊「ドーラ一家」
マ=ドーラ
声 - 初井言榮/クロリス・リーチマン
空中海賊「ドーラ一家」の女頭領にして、タイガーモス号の船長。50代。頭脳明晰かつ決断力に富み、三人の息子や子分たち以上の健脚で、「女は度胸だ」と危険にも果敢に飛び込む胆力の持ち主。当初は高価と踏んだ飛行石のみを追い求めていたが、パズーの証言や政府の動きからラピュタ実在を確信し、軍に先んじてラピュタの財宝を手に入れることを目論む。飛行石を稼働させる鍵となるシータと、彼女を助けたパズーを追い回すが、後に2人をタイガーモス号に仲間として受け入れ、よき理解者となる。亡き夫は天才的な発明家だったらしく、現在海賊内で使われている道具の殆どは夫の遺品。
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シャルル (Charles)
声 - 神山卓三/マイケル・マクシェーン
ドーラの長男で、30代。豊かな髭をたくわえた大男で、ダッフィーと力比べを繰り広げた。胸筋を膨らませてシャツの前を吹き飛ばすことができる。プディングが好き。
ルイ (Louis)
声 - 安原義人/マンディ・パティンキン
ドーラの次男で、20代。ちょび髭を生やしている。ドーラ一家の中で真っ先にシータに惚れた。ミンス・ミートパイが好き。
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アンリ (Henri)
声 - 亀山助清/アンディ・ディック
ドーラの三男で、20代。タイガーモス号の操縦を務めており、あまり表に出ない。帽子を被っていると目が隠れる。三兄弟の中で唯一髭が無く、頬にそばかすがある。シータに好物をリクエストする際、迷った末「なんでも食う!」と言った。
兄弟の名前の由来はフランス王から。三人とも母親ドーラには頭が上がらないマザコンでもある。
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ハラ・モトロ
声 - 槐柳二
タイガーモス号のベテラン技師。通称じっちゃん。ドーラからは「クソジジイ」呼ばわりされることも。ドーラの父の代からいる部下。船内では唯一ドーラと対等な口が聞ける人物でもあり、信頼は厚い。助手を欲しがっている所にあてがわれたパズーを可愛がっている。
EDでは「老技師」とクレジットされている。
政府・軍の関係者
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ムスカ (Colonel Muska) / ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ
声 - 寺田農/マーク・ハミル
政府から派遣された特務機関の指揮官で、大佐。また、軍隊や特務機関の制式銃らしき中折れ式リボルバー拳銃を愛用している[7]。表向きは慇懃な口調で紳士的に振舞うが、目的の為には手段を選ばず、部下や味方も次々と見捨てて行動する冷血漢である。ラピュタの存在を知ってから城の持つ強大な力に魅せられ、新たな王としてラピュタに君臨し、地上を支配しようと企む恐るべき野心家である。
モウロ将軍
声 - 永井一郎/ジム・カミングス
ラピュタ探索の指揮をとる軍人。小説によると、ティディス要塞の司令官で中将。行政管轄権も持っている(※要塞そのものが僻地にあるため、現状に不満を抱いている)が、無線通信をドーラに傍受されて飛行客船を襲われたり、ムスカに主導権を奪われたりした。作戦行動時は自ら先頭に立って突き進むタイプで、部下からの信頼はそれなりに厚い様子。また、諜報機関に属し、政府の密命を盾に作戦に介入するムスカを快く思っていない。ムスカの情報によってラピュタを発見し上陸に成功したものの、財宝に目が眩んでいる間に本性を現わしたムスカに裏切られ、ゴリアテの通信機器を破壊される。
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黒眼鏡(特務機関員)
声 - 大塚芳忠、菅原正志
ムスカに忠実に従う部下。飛行船では3人、シータを捕えたティディス要塞では4人が登場し、ラピュタまで同行したのは2人であったが、ラピュタの黒い半球状の構造体の中でムスカに置き去りにされる。その後、ムスカが構造体を稼働させたのに巻き込まれ弾き飛ばされ死亡した。
スラッグ渓谷
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ポム
声 - 常田富士男/リチャード・ダイサード
ドーラ一家と軍から逃れるため、廃坑内を歩いていたパズーとシータのもとに現れた老人。パズーとは面識があり、慕われている。鉱物に詳しく、鉱石の状態変化を「石たちの声」と称し、廃坑の中をさまよい歩くことを楽しんでいる。飛行石についての情報や「石が騒いでいるのは上空にラピュタが来ているから」という言い伝えをパズーとシータに提供し、廃坑から抜け出す道を案内してくれた。モデルは森康二と近藤喜文。
ダッフィー
声 - 糸博/ジョン・ホスティター
鉱山夫で、パズーの親方。態度は荒っぽいが、パズーを何かと気にかける仁義に篤い男。海賊相手にも怯むことなく応対するが、妻には頭が上がらない様子。ドーラ一家の力自慢シャルルと互角の殴り合いを演じた。
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おかみさん
声 - 鷲尾真知子
ダッフィーの妻。度胸があり肝も据わっている。パズーを息子として可愛がっている様子。
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マッジ
声 - TARAKO
ダッフィー夫妻の娘。パズーとも仲が良いらしく、パズーの家に遊びに行くこともある。ティディス要塞から帰ってきたパズーを最初に発見した。
となりのトトロ
サツキ(草壁サツキ)
草壁家の長女。当初は10歳の小学4年生という設定だったが、あまりにしっかりしているので12歳の小学6年生に変更された。親思いで聞き分けがよく、妹の面倒を見たり、寝坊する父親に代わって家事もこなす。トトロとは、雨の日にバス停留場で初めて対面した。名前の由来は皐月(5月)から。字幕放送は黄色。
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出典: neoapo.com
メイ(草壁メイ)
奇心の強さや観察眼は姉以上で、初めて見た中小トトロを追ってトトロの棲家までたどり着いている。物語の終盤、家からかなり離れた母の入院先へトウモロコシを届けようとして迷子になってしまい、サツキがトトロの力を借りて探しに出ることになった。名前の由来は英語で五月を表すMayから。
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出典: ameblo.jp
草壁タツオ
サツキとメイの父。32歳。東京にある大学で、非常勤講師として考古学を教え、生活費を稼ぐため翻訳の仕事(主に中国語)もこなす。優しいが、少しおっちょこちょいで頼りない。お化け屋敷に住むのが小さいときから夢だったと語る。字幕放送は緑。
トトロとは会ったことはないが、二人の娘の目撃を信じて存在を疑っておらず、塚森の主と考えている。
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草壁靖子(くさかべやすこ)
サツキとメイの母。優しく穏やかな性格。体が弱く、「七国山病院」に入院している。七国山という地名は、所沢市の隣の東村山町(旧)にあり結核サナトリウムが点在した八国山緑地に類似する[要出典]が、作中では靖子の病名は明らかにされない。
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トトロ(大トトロ。初期の設定ではミミンズク)
森の主であり、この国に太古より生き、巨大なクスノキに住んでいる生き物。毛色は灰色で、たいてい塚森にあるオオクスの虚で眠っている。子供にしか見ることができない。まいたばかりの種を一瞬にして木に成長させたり、回転するコマの上に乗って空を飛んだりする。月夜の晩にオカリナを吹いている。名前の由来はメイに名前を問われた時、トトロが「ドゥオ、ドゥオ、ヴォロー(眠いよー)」という声を上げ、これをメイが名前だと思い込んだことによる。
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紅の豚(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『紅の豚』は、1992年7月18日に劇場公開された、スタジオジブリ制作・宮﨑駿監督による日本の長編アニメーション作品である。舞台は世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分自身に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが偽名「ポルコ・ロッソ」を使い、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に、賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。
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耳をすませば(耳すま)のネタバレ解説・考察まとめ
「耳をすませば」は、1995年に公開されたジブリ映画。原作者は柊あおいである。この映画は、ジブリ作品を作画で支えていた近藤善文の最初で最後の監督作品で脚本・絵コンテは宮崎駿が担当している。ストーリーは、主人公「月島雫」を中心に恋や夢、悩みなどを描いている。誰もが一度は経験したことがある甘酸っぱい青春ストーリーで未だに人気の高い作品だ。
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借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
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ホーホケキョ となりの山田くん(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ホーホケキョ となりの山田くん』とは1999年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画である。監督を高畑勲が務め、スタジオジブリ作品において唯一松竹によって配給された作品となっている。原作は朝日新聞に連載されていた、いしいひさいち作の『となりの山田くん』。映画では4コマ漫画のエピソードを繋げたオリジナルストーリーで進んでいく。5人と1匹の犬によるほのぼのとした日常の中で、怒り笑い涙ありの様々なドラマがユニークに描かれた家族の絆の作品である。
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ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】
初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。
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もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ
スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。
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ハウルの動く城の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ハウルの動く城』とは、2004年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。脚本・監督は宮崎駿。 帽子屋の少女・ソフィーは兵隊に絡まれていたところを魔法使いのハウルに助けられるが、魔女の呪いによって90歳の老婆に姿を変えられてしまう。店にいられなくなったソフィーは旅に出、その途中でハウルの動く城に出会うのだった。ファンタジックな世界観や美術、個性的なキャラクターが魅力の作品。ハウルとソフィーの戦火の恋がストーリーの軸となっているため、本作にはロマンチックな名言も数多く登場する。
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もののけ姫の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『もののけ姫』とは、1997年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 中世の日本を舞台に、エミシの村で暮らす少年アシタカが村を襲ってきたタタリ神から村を守ったことで、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つために旅立ったアシタカは、山犬に育てられた少女・サンと出会う。人間と自然の対立を描いた壮大な作品である。本作には、人やもののけそれぞれの立場や考え方を表したセリフも多く、考えさせられるような印象的な名言が数多く登場する。
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風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『風の谷のナウシカ』とは、1984年公開のトップクラフト制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。1982年に『アニメージュ』で連載していた宮崎の同名漫画を原作としている。宮崎駿の長編アニメーション映画としては第2作である。 「火の七日間」という最終戦争から1000年後の世界。近代文明が崩壊し、「腐海」と呼ばれる異形の菌類の森に世界は覆われていた。本作には、この世界の過酷な現状やナウシカの生き様を表した印象的なセリフが数多く登場する。
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紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『紅の豚』とは、1992年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。監督は宮﨑駿。1990年に『月刊モデルグラフィックス』で連載された『宮崎駿の雑想ノート』の『飛行艇時代』を原作としている。 世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。豚の姿になった「ポルコ・ロッソ」が、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。中年男性向けを意識して制作されたため、「飛行機」や「空軍」などロマンがあり、渋い名言も多い。
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天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『天空の城ラピュタ』とは、1986年公開のスタジオジブリ初制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。鉱山で働く少年パズーは、ある時、空から降ってきた不思議な女の子・シータを助ける。追われている彼女を助けようとするパズーだが、自分の古い名前がラピュタであることを打ち明けたシータは、敵に捕まってしまったパズーの身代わりとして連れ去られてしまったのだった。本作には、「バルス!」や「見ろ!人がゴミのようだ!」など有名でキャッチーな名言が多く登場している。
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千と千尋の神隠しの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『千と千尋の神隠し』とは、2001年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 10歳の少女・荻野千尋は、両親と共に引っ越し先に向かう途中で不思議な世界に迷い込んでしまう。両親を豚にされ、パニックになる千尋だったが、ハクという不思議な少年に助けられる。そして神々が客として集う湯屋で働くことになった千尋は、だんだんと成長していく。10歳の少女千尋が主人公であるため、わかりやすく、ストレートに心に響く名言が多数登場している。
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マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ
『となりのトトロ』とは、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿による長編アニメーション映画第4作である。この『となりのトトロ』には、実際に起きた事件が物語のベースになっているという噂や、トトロは死神でサツキとメイは実は生きていなかった説など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。
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マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ
『千と千尋の神隠し』とは、2001年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。10歳の少女・千尋が不思議な世界へ迷い込むという物語だが、この『千と千尋の神隠し』には、「湯屋は性風俗産業の場である」、「リンやカオナシにはモデルがいる」など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。
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
マニアックな崖の上のポニョの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ
『崖の上のポニョ』とは、200年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。本作は作画方法の見直しがされ、宮崎駿監督の「鉛筆で描く」という意向のもと、手描きで製作されている。この『崖の上のポニョ』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。
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マニアックな魔女の宅急便の裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【魔女宅】
『魔女の宅急便』とは、1989年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。角野栄子の児童文学『魔女の宅急便』を原作としている。主人公のキキが一人前の魔女になるために奮闘する物語だが、この『魔女の宅急便』にはさまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。
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