『花の慶次』の登場人物を紹介!【完全版】
『花の慶次』とは原哲夫の漫画で、隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作として描かれている。本記事では登場人物・キャラクターを画像付きで紹介していく。登場人物が多い作品なので、どんな人物がいるのか確認できる内容となっている。
出典: ic.photo.mixi.jp
兼続の妹で、弥之助に好意を寄せる。慶次と上杉の小姓たちの果し合いに慶次の助太刀に出ようとした。
孫八、孫六
慶次と果し合いをした13人の上杉小姓たちの一人。他の11人と共に弥之助を殺した罪で、慶次に制裁された。
犬飼
出典: ic.photo.mixi.jp
上杉家の老臣。河原田城攻めの際「老兵」たちの心意気に感じ入り、自分の刀(上杉の魂)を治作(百姓の老兵)に渡した。
蛮頭大虎
出典: ic.photo.mixi.jp
単身河原田城に攻め入ろうとして制止した者を殺害してしまい牢で頭以外地中に埋められていた男。作中ではもっとも巨体で、その人並み外れた怪力ゆえに、なでたつもりでも人を殴り殺してしまうほどである。顔に似合わず頭がよく、本間左馬助が裏切っていることを見抜いていた。慕っていた兄の信忠は兼続を庇って討死。額に「丸に千鳥紋」の刺青をしているが、慶次は「おでこにヒヨコ」と言っている。戦の最中致命傷を負わされてしまうが「蓮に髑髏」の旗印を倒さないために、槍を自らの足に突き刺し不動の体勢で絶命する。
坂田雪之丞
出典: ic.photo.mixi.jp
朱槍を許された同僚に嫉妬して半殺しにしてしまい、牢に入れられていた男。慶次の計らいで上杉軍に復帰、慶次の朱槍を任される。粗野で乱暴なところがあるが、心優しく人情味のある青年。「いつか大手柄を立てて立派な大名になる」という夢を持つ。実は茂兵という百姓侍で、功名心の強さから名を詐称していたことを治作に明かした。佐渡の本間軍との戦闘では先陣に立ち奮戦するが、本間軍兵士の狙撃から子供をかばい銃弾を受け死亡。
治作
出典: ic.photo.mixi.jp
百姓の老兵。上杉の陣に参じた時は武器代わりに鍬(くわ)を持っていたが、老将犬飼より愛刀を託される。川中島合戦の一つ、八幡原の戦いを経験しており、その時に犬飼の陣にいた。見るからに非力な老人だが戦場における経験や知識は豊富で、まだ若く戦に不慣れな坂田雪之丞に助言する。合戦中に雪之丞に請われて部下になり、その後自ら「一の家来」と称した。
藪田惣右衛門、田所真十郎、池尻某
蛮頭大虎に殺された男達。蛮頭は彼らの名前を数珠にいれて身に着けていた。
蛮頭信忠
出典: ic.photo.mixi.jp
蛮頭大虎の兄。子供の頃、鬼の子と呼ばれ蔑れていた大虎を愛するが故に叱咤激励していた。その後、大虎の不始末を兼続への忠勤で果たすと日頃言っていた。刺客の魔の手から兼続を庇い戦死。
山上道及
関東牢人。かつて慶次とともに滝川の陣で戦ったことがあり、会津に行く途中で久々の再会を果たす。慶次にも引けをとらない根っからのいくさ人であり、本人曰く「俺の体は因果なもので、自分がいい加減飽きているのに死なない」というほど激戦をくぐり抜けてきた剛の者。「惜け」が口癖。
慶次らと合流後は上杉軍に参加。最上軍との戦いの中、瀕死の重傷を負う。傷口は泥で汚れ破傷風の危険があったが、傷を洗おうにも水が無く、慶次の小便で傷口を洗い流してもらい、捨丸の治療を受け持ち直す。その返礼として愛刀(千住院村正)を慶次に譲った。その後の生死は不明だが、慶次は必ず生き延びるだろうと確信する台詞を述べている。
宇佐美弥五左衛門
Related Articles関連記事
花の慶次(原哲夫)のネタバレ解説・考察まとめ
『花の慶次 -雲のかなたに-』は、1990年から1993年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された原哲夫の漫画。隆慶一郎の歴史小説『一夢庵風流記』を原作としている。 戦国時代末期を舞台に、戦国武将・前田利家の義理の甥である前田慶次が、天下御免の傾奇者として繰り広げる一大劇を描いている。主人公の前田慶次と彼を取り巻く多彩なキャラクターが魅力的で、彼らの大胆かつ痛快な立ち振る舞いと、豪胆な駆け引きが人気を博した。多くの名言も生まれ、後にパチンコ台としても人気を集める。
Read Article
花の慶次の武器・流派・必殺技まとめ
『花の慶次 -雲のかなたに-』(はなのけいじ くものかなたに)とは、原哲夫による少年漫画。隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作としており、実在の人物である前田慶次を主人公に、戦国時代を生きた“傾奇者”の姿を描いている。 戦いが繰り返された戦国時代を舞台にしているため、作中には様々な武器と、それを用いた必殺技が登場する。慶次の得意武器である朱槍、戦国時代の手榴弾である焙烙玉、戦国最強の兵器である火縄銃。ここでは、『花の慶次 -雲のかなたに-』に登場する武器、流派、必殺技を紹介する。
Read Article
花の慶次の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『花の慶次』は、隆慶一郎作の歴史小説「一夢庵風流記」を原作に、原哲夫によって描かれた歴史マンガである。この時代きっての傾奇者である前田慶次が波乱万丈の戦国の世を駆け抜ける。 主人公・前田慶次をはじめとした個性的なキャラクターが多いこの作品には、人間味溢れ、味のある名言が数多く存在している。
Read Article
北斗の拳(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
「北斗の拳」とは1984年から1987年まで放送されたアニメです。この作品は武論尊作の「北斗の拳」を原作としています。この物語は核戦争によって崩壊した世界を舞台としており、暴力が支配する中で北斗神拳の伝承者ケンシロウの生きざまを描いたアニメです。
Read Article
北斗の拳 イチゴ味(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『北斗の拳 イチゴ味』は、武論尊・原哲夫(原案)、河田雄志(シナリオ)、行徒妹(作画)による漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。『WEBコミックぜにょん』において2013年より配信された。1980年代に一斉風靡した『北斗の拳』を原典とし、南斗六聖拳「将星」の男・聖帝サウザーを主役としたパロディギャグ漫画である。『北斗の拳』に似せた作画でギャグを連発するのが特徴。次第にオリジナルのストーリー展開による群像劇へと移行し、好評を博した。2018年に作画の行徒妹の体調不良により無期限の休載となった。
Read Article
CYBERブルー(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『CYBERブルー』とは、原作・bob、脚本・三井隆一、作画・原哲夫によるSFバイオレンスアクション漫画。集英社の『週刊少年ジャンプ』上で、1988年から1989年にかけて連載された。ジャンプコミックス単行本は全4巻。 荒廃の地、惑星ティノスを舞台としたSF世界の中で、無敵の超人サイバービーイングとなった少年ブルーが元老たち悪を倒すバトル作品。連載終了後もリメイク版が数作発表されており、2013年1月にはパチンコが発売されている。
Read Article
北斗の拳の必殺技まとめ
『北斗の拳』とは原作・武論尊、作画・原哲夫による日本の漫画である。アニメや映画など、様々なメディアミックスがなされた。199X年に起きた核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、資源をめぐって争いが繰り返される世紀末が舞台。そんな世界で救世主として現れた伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生き様を描くハードボイルドアクションである。今回、誰もが憧れ一度はマネをしたであろう北斗神拳の技の数々を紹介する。
Read Article
北斗の拳のオノマトペ・擬音・断末魔まとめ
『北斗の拳』(ほくとのけん)とは、原作:武論尊、作画:原哲夫による漫画作品。暴力がはびこる文明崩壊後の世界で、伝説の拳法家が悪党を退治していく様を描いている。1980年代を代表するヒット作で、アニメやゲーム、外伝作品などが次々と作られていった。 主人公であるケンシロウが使う北斗神拳は、「人体にある秘孔を突くことで様々な効果を及ぼす」というもので、珍妙な擬音や印象的な断末魔は作品の特徴の1つともなっている。ここでは、『北斗の拳』に登場する独特なオノマトペと擬音、断末魔をまとめて紹介する。
Read Article
ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
北斗の拳の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
「北斗の拳(Fist of the North Star)」は、週刊少年ジャンプで連載されていた原作:武論尊、作画:原哲夫によるハードボイルドアクション。描かれる男達の激戦や、熱い友情は連載が終了した今でも尚、高い人気を誇りアニメやゲームなど様々なメディア展開を広げている。 主人公・ケンシロウをはじめとした個性溢れるキャラクター達は名言・迷言ともいえるユニークなセリフを残している。
Read Article
【週刊少年ジャンプ】80年代後半から90年代中盤のマンガ【黄金期】
ジャンプ黄金期のマンガ(80年代後半から90年代中盤に開始されたマンガ)をまとめました。
Read Article
「花の慶次」傾奇者の生き様が戦国漫画ナンバーワンのカッコよさ!
『花の慶次』といえば、戦国武将の前田慶次を主人公として描かれた作品ですよね。「傾奇者(かぶきもの)」である彼は人とはちょっと違う生き方をしているけれど、これが読者の心にドンピシャで刺さることから、慶次のファンはたくさんいるようです。この記事では、そんな彼のカッコイイ画像をたくさん集めました。
Read Article
北斗の拳、愛すべき雑魚キャラ
北斗の拳、数多くの影響を後世に残したその作品。それは伝説的名作でもある。 当然ケンシロウがしばけばしばくほど死ぬやつらは多く、悲惨な末路を迎えるものも多い。 今回はそんなしばかれた側にスポットを当てて考えてみよう。こいつらは大丈夫か?いや、多分死ぬ。
Read Article
【あたたた!!!】絶対くらいたくない北斗神拳の技まとめ!
「あたたたたたたたたたーっ!!」や「お前はもう死んでいる」などで有名な北斗の拳ですが主人公ケンシロウは北斗百裂拳の他にどんな技を使うのか、今回は原作の漫画やアニメを見たことが無い人に向けて個人的に恐ろしいと思った北斗神拳の様々な技を紹介していきます。
Read Article
【北斗の拳】秀逸すぎる!世紀末にふさわしい「bokete」傑作選
『北斗の拳』といえば、男たちの熱き戦いを描いた漫画として有名ですよね。作品の時代背景としては暴力が世界を支配する世紀末ということになっているのですが、お笑い要素など皆無なはずの本作も大喜利サイト「bokete」にかかれば一気にコメディへと早変わり!この記事では、そんな「bokete」で生み出されてきた傑作をまとめています。世紀末の笑いはとってもシュールですね!
Read Article
死からの復活⁉死んだと思われて復活したキャラまとめ
結構ストーリーにグイーと食い込んで死んだはずなのに、なんかやんやで生きてて、何事もなかったように復活したキャラまとめ
Read Article
死に際シーンが泣けました!滝ナミダで衝撃的なキャラまとめ
死に際の一瞬、めっちゃ輝き衝撃的なシーンをのこしたキャラたちをまとめてます
Read Article
2015年現在のメダルゲームも意外と面白いまとめ
日本は趣味・娯楽の多様化もあって、最近じゃなかなかゲームセンターに行かない人も多いと思います。しかしながら、時代とともに進化・パワーアップしているのは、なにも周辺の技術だけではないのです。昔楽しかったアーケード、メダルゲームも日に日にグレードアップして面白くなっているのです。今回はそんな見直されるべきメダルゲームを、面白ポイントとともにまとめてみました。
Read Article
②《vol.16〜30》「アメトーーク」DVD別《アニメ・漫画》ネタ芸人まとめ
「アメトーーク」DVD別《アニメ・漫画》ネタ芸人まとめですが、今回はvol.16〜vol.30までをまとめてみました。15巻までで、とりあえずガンダムネタは一段落ですが、まだまだたくさんネタは存在しますよ。ちなみにDVDは全て2枚組、さらにテレビでは放送されていない完全限定特典映像などもついてきますb
Read Article
【ドラゴンボール】爆笑必至!アニメ・漫画の「ボケて」傑作集【北斗の拳】
「ボケて(bokete)」という大喜利サイトをご存知でしょうか。画像や文字などで投稿された「お題」に対して、それを見た利用者がボケを返すというものです。この記事では、その中から絶対に笑ってしまうこと間違いなしの傑作を厳選してまとめました。よくこんな見事なボケを思い付きますよね。そのセンス、本当に素晴らしいです!あなたもぜひチャレンジしてみませんか?
Read Article
少年ジャンプの歴代名言・名セリフまとめ
『週刊少年ジャンプ』の連載漫画の中で登場した数々の名言・名セリフを、昭和〜平成の人気作から厳選して紹介する。いずれも知名度・インパクト共に抜群の代物ばかり。これを読んで己の人生の糧とするも良し、名作の感動を改めて体験するも良し、自由に楽しんでほしい。
Read Article
『北斗の拳』にまつわる都市伝説&豆知識まとめ
名作『北斗の拳』にまつわる都市伝説や豆知識をまとめました。作品の元ネタは映画『マッドマックス』であるというエピソードや、断末魔の叫びである「ひでぶ」誕生の経緯などを掲載。知れば誰かに話したくなる噂を、たっぷり紹介していきます。
Read Article
【北斗の拳】全ギャンブラーがうれし泣き?万枚突破率がすごい新基準スロット9選【涼宮ハルヒの憂鬱】
ギャンブル好きな方にとって、パチンコやスロットは絶対に通る道ですよね。そんな方のために、この記事では万枚突破率がすごいと話題の新基準スロット台についてまとめました。こういうのってなかなか当たらないようにできているんだけれども、新基準のものはかなり出るようです。ギャンブラーにとっては嬉しい悲鳴かも!?
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 慶次と仲間たち
- 前田慶次
- 捨丸
- 岩兵衛
- おふう
- 松風
- 利沙
- 前田家
- 前田利家
- まつ
- 奥村助右衛門
- 四井主馬
- 荒井願鬼坊
- 前田利久
- お春
- 村井若水
- 村井陽水
- 水丸
- 奥村永信
- 奥村加奈
- 雪丸
- 前田利長
- 上杉家
- 上杉景勝
- 直江兼続
- 上杉謙信
- 草間弥之助
- なつ
- 孫八、孫六
- 犬飼
- 蛮頭大虎
- 坂田雪之丞
- 治作
- 藪田惣右衛門、田所真十郎、池尻某
- 蛮頭信忠
- 山上道及
- 宇佐美弥五左衛門
- 千坂景親
- 織田家
- 織田信長
- 滝川一益
- 滝川益氏
- 佐々成政
- 豊臣家
- 豊臣秀吉
- 石田三成
- 茶々(淀殿)
- 前田玄以
- 石田正澄
- 徳川家
- 徳川家康
- 服部半蔵
- 松平信康
- 結城秀康
- 本多正信
- 千家
- 千利休
- 佗助
- 佐助
- 千道安
- 本間家
- 本間左馬助
- 本間(羽茂)高茂
- 修理
- 楯藤兵太夫
- 兵部
- 真田家
- 真田幸村
- 猿飛佐助
- 源爺
- 三好清海
- 真田昌幸
- 真田信幸
- 沙霧
- 堀田五兵衛
- 北条家
- 北条氏政
- 大道寺政繁
- 古屋七郎兵衛
- 北条氏規
- 北条氏直
- 北条氏邦
- 黒部三左
- 松田憲秀
- 松田左馬助
- 成田氏長
- 伊達家
- 伊達政宗
- 片倉小十郎
- 伊達輝宗
- 保春院
- 伊達小次郎
- 岩茎鬼十郎
- 海の民
- 与四郎
- 与次郎
- じいさん
- 涼花
- カルロス
- コエーリョ
- 納屋助左衛門
- 宗次
- 武
- 春麗
- 張啓
- 琉球王国
- 尚寧
- 毛虎親方
- 竜嶽親方
- 火嘉宇堂
- 火嘉宝山
- 美耶
- 最長老
- 虞
- 宗元
- 駿
- 応魁
- 善継、鏘、胤芾、遵
- 長英
- 琢全
- 寵
- 尚懿
- 概、毫、錦、嶺、張
- 寿徳
- 朴仁
- その他武将
- 氷室信成
- 氏家監物
- 水沢隆広
- 池田輝政
- 芦名盛隆
- 後藤又兵衛
- 最上義光
- 織田信雄、蒲生氏郷
- 本多作左衛門
- 大谷吉継
- 忍び
- 骨
- 風魔の飛加藤(加藤段蔵)
- 甲斐の蝙蝠
- 棒涸らしの蛍
- 風魔小太郎
- 月斎
- 風斎
- 弥太、与平、勘六、名前不詳
- 傾奇者
- 松田慎之助
- 重倉仁右衛門
- 蕃熊蜂太夫
- 深草重太夫
- 重太夫の弟(草津重三郎)
- その他
- おばば様
- 後陽成天皇
- 岩熊
- 七霧の村長
- お雪
- 伊勢屋
- 木猿
- 五平太
- 大前田庄衛門
- ■参考■
- ↓↓↓登場人物シリーズは下記リンクからどうぞ↓↓↓