『花の慶次』の登場人物を紹介!【完全版】

『花の慶次』とは原哲夫の漫画で、隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作として描かれている。本記事では登場人物・キャラクターを画像付きで紹介していく。登場人物が多い作品なので、どんな人物がいるのか確認できる内容となっている。

深草重太夫

出典: ic.photo.mixi.jp

傾奇御免状をもらった慶次に果し合いを挑んだ傾奇者。最後は立て札で腹を貫かれて死んだ。原作小説と本作での描写に差がほとんどない、数少ないキャラクターの一人である。

重太夫の弟(草津重三郎)

果し合いは遺恨を残さないもの、という建前に反し、兄の仇として慶次の命を狙う。しかもそのやり方が卑怯であり、原作・漫画ともに外道の雑魚という扱いを受けている。
原作小説では九条家の青侍(公家に仕える下級武士)で、武芸には自信がないため、大金で骨に慶次の暗殺を依頼する。
本作では本人が暗殺を決行する。名前は出てこない。祭りの神輿の中に隠れて近づき、背後から慶次を刺し殺そうとしたが、直江兼続に見破られる。慶次と兼続によって川に落とされ、カナヅチであることが判明した。

その他

おばば様

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昔の名前はおりん。摩利支天を信仰する公界衆。実年齢は60歳を超えているがその美貌は20代のままで全く衰えておらず、侘助の前でのみ、少しの間老け込んだ描写もあるが、それでも40代程度である。侘助を自分の後継者として迎え入れた。彼女の語る過去のエピソードは『花と火の帝』の朝比奈兵左衛門の流用。

後陽成天皇

聚楽第に行幸をした時の天皇。漫画では秀吉に裳裾をとられて辟易しているようにも見えるが、おふうによれば秀吉の事を気に入っているらしい。

岩熊

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奇染屋店主。傍若無人な商人で、慶次に片脚を金200両で買われそうになった。面目を潰されるが、商人としての意地を見せ、慶次に認められる。その後は慶次の人柄に惚れたのか、良き協力者となり、慶次に秀吉へのお目見え用の猿のケツ染め衣装とナタのように刃が厚く、普通の人間は持ち上げるのがやっとの暗殺用の特別製の短刀を用意する。実は泣き上戸。
原作では銭百貫=金20両で、捨丸に請われたまつが止めに入り、以後は登場しない

七霧の村長

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天皇や公家の隠密を務める七霧の里の村長。実はおふうの祖父。岩兵衛のみならず、七霧の住人は人の心を読んだりと異能の力があるが、力は失われつつあるらしい。

お雪

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おふうの実母。おふうがさらわれた後、七霧の里で帰ってくるのを待ち続けたが亡くなった。お雪亡き後、岩兵衛が乳飲み子のおふうを育てる描写があり、どのような時系列になっているかは不明。

伊勢屋

拝金主義の商人。黄金で慶次たちを買収して、七霧の里に毒を流させようとしたが失敗。風斎に殺された。

木猿

酔いざましに川で顔を洗っていた時に風魔の忍びに殺害される七霧の住人。死に際に異能の力で村長に異変を伝える。仇は岩兵衛に討ってもらった。

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