サモンナイト3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『サモンナイト3』とはバンプレストから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。
「リィンバウム」という世界で帝国軍に所属していた主人公。訳あって軍を退いた後に帝国屈指の富豪マルティーニ家の嫡子を立派な軍人に育て上げる為、家庭教師となった。
生徒を連れて船で軍学校を目指す最中、突然の嵐に巻き込まれとある島へと漂着する。そこで主人公は謎の呼び声に応え、光り輝く不思議な剣を手に入れるのだった。
シャルトスの力に頼り過ぎ、徐々に精神を蝕まれていった主人公。無色の派閥が島に上陸した際、大切な友人アズリアを殺害されたことで遂に主人公の精神は崩壊してしまう。その翌日、主人公に負担をかけさせない様、主人公に内緒で仲間達は遺跡に現れたオルドレイク達と対峙していた。メイメイからその情報を聞いた主人公は生徒を連れて遺跡へ急ぐ。アズリアを殺されたことで怒りに我を忘れてしまった主人公はたった1つ残った良心で仲間達と離れて、単身、無色の派閥の軍勢に立ち向かう。主人公の圧倒的な力の前に、無色の派閥の戦闘員達は次々に倒され、遂にはオルドレイクをも殺して全滅させてしまう。そこへイスラが現れ、主人公の暴れぶりを褒める。しかし主人公はそんなイスラさえも殺してしまう。仲間達は狂気に負けるなと声をかけるが、主人公は越えてはいけない一線を越えてしまった自分はもう元の様に戻ることはできないと言い、仲間達の前から姿を消してしまう。
それから数年後、生徒は姿を消した主人公のことを諦めきれず島へと戻ってくる。誰よりも優しい心の持ち主だった主人公をそのままにしておけなかった生徒は、島のどこかにいるであろう主人公を探し出し、今度こそ救ってみせると島の中を歩き回るのだった。
『サモンナイト3』のゲームシステム
アドベンチャーパート
本作のストーリー部分。
マップ上にある移動ポイントを選択して、キャラクター同士の会話を通じてストーリーを進行させる。会話中に発生する選択肢によってバトルの内容やストーリーに変化をもたらすこともある。アドベンチャーパートでは買い物やミニゲームをしたり、レベル上げの為にフリーバトルを行うこともできる。
通常会話
キャラクター同士が会話することで進行していく。
直接ストーリーに関係する重要なものから、キャラクターの意外な一面を垣間見る様なミニイベントまである。
授業会話
主人公と生徒が行う会話。
一部を除いて、各話で1回ずつ行われる。戦闘や召喚術の基礎知識を学んだり、新たな特殊能力や召喚術を習得したりすることができる。主に生徒の能力を強化させる為に行われる。
夜会話
一部を除いて、各話の最後に特定のキャラクター1人と2人きりで会話を楽しむことができる。
これを行うことで話した仲間との好感度が上昇し、エンディングに影響を与える。選んだキャラクターに対して主人公が同性か異性かで会話の内容に微妙な変化がある時もある。
バトルパート
本作のバトルは自軍ユニットと敵軍ユニットを同じフィールド上で駒の様に移動させて攻撃を行っていくターン制のバトルスタイル。
バトル開始時に勝利・敗北条件が提示されるので、勝利条件を満たせばプレイヤーの勝利となる。出撃するユニットを決め、フィールド上で勝利条件を満たし、次のバトルに向けてリザルト画面で経験値を振り分けてユニットをレベルアップさせるというのが一連の流れである。ユニット同士の向きによって与えられるダメージも増減するので、敵に背後を取られない様にターン終了前にユニットの向きの調整を行う必要がある。敵の攻撃に耐えつつ、いかに自軍の攻撃を効率よく与えていくかという戦略がカギとなるバトル方式である。
出撃準備
本作では1回のバトルに参加できるのは最大で8人までとなっている為、仲間の中で誰を出撃させるか選択する必要がある。この時に武具やアクセサリー、召喚獣の装備が行えるので、バトルに応じて変更できる。ストーリーの進行上、バトルに参加できないユニットがいる場合、そのユニットはしゃがみこんで表示される為出撃メンバーにすることはできない。
移動
本作はユニットを移動させて敵に近づける必要がある。移動したいマスを選択することでユニットを目的地まで移動させることができる。移動できる範囲や段差はユニットのパラメータ値で決定される。移動後も×ボタンを押すことで元の位置に戻すことが可能だが、他のユニットを行動させてしまうとキャンセルはできなくなってしまう。
ZOC(ゾーン・オブ・コントロール)
敵ユニットが隣接するマスを通過しようとする際に妨害してそれ以上移動させなくする効果のこと。
ユニットによっては常時発動型の特殊能力として修得しており、その範囲は大、中、小の3種類ある。「勇猛果敢」という特殊能力を持ったユニットはこのZOCを無効化できる。
攻撃
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目次 - Contents
- 『サモンナイト3』の概要
- 『サモンナイト3』のあらすじ・ストーリー
- 第1話 始まりは突然に
- 第2話 陽気な漂流者
- 第3話 はぐれ者たちの島
- 第4話 海から来た暴れん坊
- 第5話 自分の居場所
- 第6話 招かざる訪問者
- 第7話 すれ違う想い
- 第8話 卑怯者
- 第9話 先生の休日
- 第10話 もつれあう真実
- 第11話 昔日の残照
- 第12話 黄昏、来たりて
- 第13話 断罪の剣
- 第14話 砕けゆくもの
- 第15話 ひとつの答え
- 第16話 彼が願ったこと
- 最終話 楽園の果てで
- カルマルート最終話 微笑みの代償
- 『サモンナイト3』のゲームシステム
- アドベンチャーパート
- 通常会話
- 授業会話
- 夜会話
- バトルパート
- 出撃準備
- 移動
- ZOC(ゾーン・オブ・コントロール)
- 攻撃
- 待機型
- 障害物
- 召喚魔法
- 道具
- 特殊能力
- 抜剣覚醒
- パーティ能力
- 状態異常と憑依効果
- ブレイブクリア
- クラスチェンジ
- 召喚術
- 機属性の特徴
- 鬼属性の特徴
- 獣属性の特徴
- 霊属性の特徴
- ユニット召喚
- 専用召喚魔法と協力召喚魔法
- 暴走召喚
- カルマ値
- ショップ
- フリーバトル
- 無限回廊
- ミニゲーム
- はりきりフィッシング
- 運命の輪
- マネマネ師匠のものまねダンスバトル!
- あっぱれ!ハッスル蓮JUMP!
- こらっ!モグラだらけのイモ畑!
- きまぐれプライズゲッター
- PSP版の追加システム
- サモンアシスト
- 戦闘会話
- ブレイブバトルシステム
- リプレイバトル
- 傀儡ユニット
- スキルマスターシステム
- 武器交換
- 必殺技
- 好感度確認
- 『サモンナイト3』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- レックス(デフォルト名)
- アティ(デフォルト名)
- 生徒
- ナップ
- ウィル
- ベルフラウ
- アリーゼ
- 友達召喚獣
- アール
- テコ
- オニビ
- キユピー
- カイル一家
- カイル
- ソノラ
- スカーレル
- ヤード・グレナーゼ
- 護人
- アルディラ
- キュウマ
- ヤッファ
- ファルゼン
- 機界集落「ラトリクス」
- クノン
- ヴァルゼルド
- 鬼妖界集落「風雷の郷」
- ミスミ
- スバル
- ゲンジ
- リクト
- 幻獣界集落「ユクレス村」
- マルルゥ
- パナシェ
- シアリィ
- 霊界集落「狭間の領域」
- ファリエル
- フレイズ
- マネマネ師匠
- 帝国軍
- アズリア
- ギャレオ
- ビジュ
- ジャキーニ一家
- ジャキーニ
- オウキーニ
- 無色の派閥
- オルドレイク・セルボルト
- ツェリーヌ・セルボルト
- ヘイゼル
- ウィゼル・カリバーン
- その他
- サローネ
- メイメイ
- イスラ
- ハイネル・コープス
- ディエルゴ
- 『サモンナイト3』のアイテム
- サモナイト石
- 道具
- 海賊弁当
- 救急セット
- ゴールデンルアー
- 清酒・龍殺し
- 武器
- 短剣
- 剣
- 大剣
- 刀
- 斧
- 杖
- 槍
- 武具
- ツメ
- ドリル
- 投具
- 弓
- 銃
- 防具
- 軽装
- 重装
- ローブ
- 着物
- 装甲
- 獣服
- アクセサリー
- かきかたの本
- 海賊旗
- メイメイの手紙
- 召喚獣のフード
- レベルフード
- スキルフード
- 『サモンナイト3』の用語
- 主人公
- 生徒
- 友達召喚獣
- 召喚術
- 召喚獣
- 召喚石
- 護衛獣
- はぐれ召喚獣
- サモナイト石
- 送還
- 世界
- 聖地リィンバウム
- 機界ロレイラル
- 鬼妖界シルターン
- 幻獣界メイトルパ
- 霊界サプレス
- 名も無き世界
- 街、集落
- 忘れられた島
- ラトリクス
- 風雷の郷
- ユクレス村
- 狭間の領域
- 帝国
- 島の施設
- 集いの泉
- 喚起の門
- 遺跡
- メイメイのお店
- 無限回廊
- 組織
- 海賊
- 護人
- 帝国軍
- 無色の派閥
- 赤き手袋
- その他
- キーアイテム
- 界の意志(エルゴ)
- 共界線(クリプス)
- 核識
- 封印の剣
- 『サモンナイト3』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「番外編」がクリア特典として登場
- 召喚獣の名付けで効果変動
- 取得報酬と経験値を2倍にする方法
- メッセージの高速スキップの使い方
- ゲームプレイ時の注意ボイスが存在する
- ヘイゼルは『サモンナイト2』に登場するパッフェルと同一人物
- 『サモンナイト3』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):加藤いづみ『太陽が呼んでいる』
- ED(エンディング):松本英子『Lovelite』