サモンナイト3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『サモンナイト3』とはバンプレストから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。
「リィンバウム」という世界で帝国軍に所属していた主人公。訳あって軍を退いた後に帝国屈指の富豪マルティーニ家の嫡子を立派な軍人に育て上げる為、家庭教師となった。
生徒を連れて船で軍学校を目指す最中、突然の嵐に巻き込まれとある島へと漂着する。そこで主人公は謎の呼び声に応え、光り輝く不思議な剣を手に入れるのだった。

キーアイテムとサモナイト石を組み合わせて特定の召喚獣を喚び出すことができる石。
誓約の儀式を行うことでサモナイト石に刻印がされ、この召喚石を持っていればいつでも誓約した召喚獣を召喚、送還することができる。

護衛獣

召喚師のサポートを仕事とする召喚獣。
本来は用事が済めば元の世界に戻されることが多い召喚獣だが、身の回りの世話や護衛を目的にして故意にリィンバウムに留まらせている召喚獣も存在する。

はぐれ召喚獣

元の世界に戻れなくなってしまった召喚獣の総称。
召喚獣は召喚した契約者本人でないと元の世界に戻すことができない為、リィンバウムに召喚したまま契約者が死亡してしまうと還る術をなくしてはぐれ召喚獣となってしまう。稀に契約の失敗で喚ぶはずのない召喚獣を喚び出してしまい、契約者がそれを放棄してしまうと召喚獣は野生化して凶悪なはぐれ召喚獣となる。

サモナイト石

召喚術で使用する特殊な鉱石。
全部で5色のサモナイト石が存在し、それぞれ色によって繋がる世界が異なる。鉱山から原石を採掘し、綺麗に加工してから使用する。帝国では国で回収され主に軍で管理されている為、一般人が手にすることはほとんどない。

送還

自分が召喚した召喚獣を元の世界に戻すこと。
契約師はサモナイト石を用いて召喚獣をいつでも元の世界に戻すことができる。しかし、他人が召喚した召喚獣は送還できない。

世界

聖地リィンバウム

本作の舞台となる主人公達が住む世界。
ロレイラル、シルターン、メイトルパ、サプレスの4つの世界に囲まれている。この世界では、魂は4つの世界を順番に輪廻し続けており、リィンバウムはこの輪廻から外れた世界である。何らかの理由で輪廻の輪からこぼれた魂がリィンバウムへ流れ着くと言われており、「選ばれた高潔な魂が集う楽園」とも「転生の価値を失った魂のさまよう場所」とも呼ばれている。

機界ロレイラル

機械文明が発達しており、意識を持った機械達が暮らしている世界。
かつて機械兵士を使った大戦争「機界大戦」が起こり荒れ果てた場所となっている。生物はほぼ絶滅してしまっており、人間と機械の融合した生命体「融機人(ベイガー)」だけがこの世界で生物と呼べる唯一の存在である。

鬼妖界シルターン

鬼や妖怪等が多く暮らしている世界。
4つの世界の中でリィンバウムの人間に1番近い姿をした人々が住んでいる。「野は人の領分、山は妖怪の領分」と分けられて生活している為、両者の間で大きな対立はない。

幻獣界メイトルパ

自然豊かで、様々な幻獣や亜人が生活している世界。
亜人はかつて原初の人間がメイトルパの幻獣と契りを結んだことで生まれた存在で、その種類は多岐に渡る。同じ種族同士で集まり独自の特殊能力を持っている。

霊界サプレス

天使や悪魔といった霊的な存在が集まっている世界。
この世界の住人は実体を持っていない為、リィンバウムに召喚されてくる際に魔力で肉体を構成している。肉体の構成は魔力の消耗が激しい為、長時間は実体化できないと言われている。

名も無き世界

リィンバウムを囲む4つの世界とは全く違う異世界の総称。
本作に登場するゲンジはこの異世界にある「ニッポン」という国からリィンバウムに召喚されてきたことになっている。ゲームプレイヤーの住む世界もリィンバウムからして見れば名も無き世界の1つである。

街、集落

忘れられた島

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