サモンナイト3（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.03.14

『サモンナイト3』とはバンプレストから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。
「リィンバウム」という世界で帝国軍に所属していた主人公。訳あって軍を退いた後に帝国屈指の富豪マルティーニ家の嫡子を立派な軍人に育て上げる為、家庭教師となった。
生徒を連れて船で軍学校を目指す最中、突然の嵐に巻き込まれとある島へと漂着する。そこで主人公は謎の呼び声に応え、光り輝く不思議な剣を手に入れるのだった。

鬼妖界集落「風雷の郷」

ミスミの夫でスバルの父親。
ハイネルの護衛獣として召喚され、この島で起きた無色の派閥との戦いで命を落とした。その際に部下であるキュウマに「生まれてくる息子にシルターンの景色を見せてやってほしい」と遺言を残している。「轟雷の将」と呼ばれる程の豪傑。

幻獣界集落「ユクレス村」

マルルゥ

CV：杉本沙織
メイトルパに咲く半透明のヒマワリの様な花「ルシャナ」の妖精。
人の笑顔が好きで幸せな気分になれるからと、いつも誰かの手伝いをして過ごしている。人の名前を覚えるのが苦手で独自のあだ名をつけて呼んでいる。（ヤッファのことは「シマシマさん」、スバルのことは「ヤンチャさん」等）

9話から自動的に戦列に加わる。
全ユニット中MPの量が最大で、強力な獣属性の召喚術を惜しみなく使えるのが特徴。物理防御力は非常に低いので弓矢や召喚術による遠隔攻撃を中心の戦闘スタイルとなる。また、浮遊能力もあり高低差のある移動も可能。

マルルゥエンドでは、島の子供達の為に学校を継続しようと主人公が島に戻ってくる。今まで通り平和で楽しい毎日が戻ったことにマルルゥは喜ぶ。
主人公がレックスの場合、この島はみんなにとって大きな家であり、みんな家族だとと笑顔で語る。

パナシェ

CV：野田順子
ユクレス村に住む「バウナス」という犬の様な見た目の亜人の子供。
真面目で素直な少年だが気が弱い部分があり、スバルにからかわれることがよくある。スバルとマルルゥの友達でよく一緒に遊んでいる。

シアリィ

CV：広橋涼
ユクレス村に住む獣人の娘。
集落を回って料理を提供していたオウキーニに料理を習い始めたことで彼に想いを寄せる様になる。オウキーニの為に食材探しに行き、紅き手袋の暗殺者に囚われてしまうが駆けつけた主人公やオウキーニに救助される。

霊界集落「狭間の領域」

ファリエル

CV：夏樹リオ
忘れられた島で主人公が出会う幽霊の少女。
実は狭間の領域の護人ファルゼンの正体で、フレイズの協力で霊体としてこの世に留まっている。
ハイネルの実妹であり元無色の派閥の一員。以前島で起きた戦いで召喚獣側について後に戦死した。他の護人達とは面識があった為、今の良好な関係を壊したくないという思いからわざと正体を隠していた。兄の恋人であったアルディラを「義姉さん」と呼ぶ。
死因が焼死だった為、今でも火を極端に怖がる。

ファリエル（ファルゼン）エンドでは、主人公が生徒を無事軍学校に入学させて島に戻ってくる。主人公の帰還を祝して島のみんなが宴会を開き、夜遅くまで集落の垣根を越えて盛り上がる。この島に永住することを決めた主人公はファリエルと2人でこれからも仲良くやっていこうと語り合う。
主人公がレックスの場合、最終決戦後に出会ったハイネルと約束した通り、2人で幸せになろうと誓い合うのだった。

フレイズ

CV：中村悠一
ファルゼンの副官を務める天使。
礼儀正しく、非常に真面目な性格で、特に女性に優しい。ファルゼンの正体がファリエルだと知る唯一の人物。
元々はファリエルの護衛獣で、彼女が死亡した際にその魂が島に囚われてしまわない様エルゴの意志に反してこの世に霊体として留めさせている。

特定の条件を満たすと12話より戦列に加えることができる。
攻撃力が高い反面防御力は低い為、前線に立たせるのは少々不安。天使である為浮遊能力があり、高低差を無視した移動が可能。

帝国軍