サモンナイト3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『サモンナイト3』とはバンプレストから発売されたPlayStation2用RPGゲームである。
「リィンバウム」という世界で帝国軍に所属していた主人公。訳あって軍を退いた後に帝国屈指の富豪マルティーニ家の嫡子を立派な軍人に育て上げる為、家庭教師となった。
生徒を連れて船で軍学校を目指す最中、突然の嵐に巻き込まれとある島へと漂着する。そこで主人公は謎の呼び声に応え、光り輝く不思議な剣を手に入れるのだった。

本作の舞台となる島。
この島に住むのは4つの世界から召喚されて還されることがなかった召喚獣達であり、人間は一切住んでいない。
島が誕生したきっかけは、無色の派閥の始祖達が人間が界の意志になり世界を支配する為の実験場として作ったもので、実験の失敗と同時に召喚獣ごと廃棄された。元は荒れ果てた大地だったが、組織の異端者だったハイネルの手によって緑があふれる自然豊かな島となった。

ラトリクス

アルディラが護人を務める機界の集落。
大きなビルの様な建造物とスクラップ場が混在する場所で島の中でひときわ異質な場所となっている。ここの住人は主人を失った機械達が常に何かの作業を黙々とやり続けている。集落の中心部に中央管理施設があり、ここでアルディラは集落全体の状況を見守っている。

風雷の郷

キュウマが護人を務める鬼妖界の集落。
護人が集落をまとめている他とは違い、ここではミスミが集落の指導者をしている。木造の家屋が立ち並び、周囲には田園や畑が広がっている。住人は質素ながらも平和に暮らしている。

ユクレス村

ヤッファが護人を務める幻獣界の集落。
集落の名前にもなっている大樹ユクレスを中心に亜人達が種族ごとに分かれて住居を構えている。住人達は狩りや木の実採集をしながらのんびりした生活を送っている。4つの集落の中で1番住人が多く賑やかな場所。

狭間の領域

ファルゼンが護人を務める霊界の集落。
樹木が生い茂り、苔と魔力を豊富に蓄えた水晶に覆われた洞窟がある場所。この集落一帯では魔力が豊富な為、リィンバウムに存在しているだけで常に魔力を消耗し続ける霊界の住人にとって安心して過ごせる唯一の場所である。昼間でも薄暗く非常に静かではあるが、夜になると住人達は活発に動き始め賑やかになるという。

帝国

聖地リィンバウムにある主人公達が住む国。
大きな軍隊があり、サモナイト石のほとんどは軍が管理している。その為、召喚術の知識を学ぶことはだれでもできるが、召喚術を行使できるのは実質軍人だけとなっている。

島の施設

集いの泉

4つの集落の中心部分に設けられた護人達の会議場。
島で何か問題が起きれば護人達がここにあつまり話し合いが行われる。逆に主人公達が訪れる前はこの場所以外で護人達が顔を合わせることもなかった。

喚起の門

島の奥に存在する大きな円状の装置。
本来召喚師がサモナイト石を使って1体ずつ召喚獣を喚び出して誓約するものを効率良く自動的に行える様にしたもの。作ったのは無色の派閥で、組織に所属していたハイネルである。
あらゆる属性の召喚獣を召喚することができるが、現在ではほとんど機能しておらず、たまに誤作動を起こすぐらいである。忘れられた島の住人にほとんどはこの場所から召喚されてきた。

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