リサ・シルバーマン(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ
ギンコ/リサ・シルバーマンとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う女子高生。金髪碧眼の白人であるが、両親が日本に帰化してる為、本人は生まれも育ちも日本となっている。英語が喋れない事がコンプレックス。カンフー好きの影響で広東語混じりの特徴的な喋り方をする。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、ジョーカーからの「復讐」に立ち向かっていく。
ジョーカーとの因縁を探る為に、街に蔓延る噂を追いかけていくギンコ達
街に蔓延る「噂」を追いかける事になったギンコ達。その最中、ギンコ達は新たに2人のペルソナ使い・天野舞耶(あまの まや)と黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)を仲間にする。2人とは初対面の筈だったが、ギンコ達はなぜか舞耶を見た瞬間に懐かしい気持ちにかられる。その理由はわからないままに、ひとまず2人と共「噂」を追いかけていくギンコ達。
するとその最中、ギンコにまつわる噂が街に広がっている事が判明する。それはギンコとギンコの親友達、あさっちとみーぽが、アイドルデビューをするという噂だった。驚くギンコ。とにかく事態を把握しようと、あさっちとみーぽ、そして彼女達をプロデュースしたプロデューサー・佐々木銀次(ささき ぎんじ)がいる撮影現場へ向かう。その結果、以前あさっちとみーぽとノリで「アイドルになりたい」と記し、ゲームセンターの壁に貼ったプリクラの写真が原因で噂が実現化した事が判明する。「夢が叶ったんだよ」と喜ぶあさっちとみーぽだったが、ギンコは「私はそんな事は望んでいない」と返す。だが2人はギンコがなぜそのような事を言うのかわからず首を傾げる。そうして、「この後ミニライブがある」と言ってライブ会場のある青葉公園へギンコを無理やり連れて行ってしまう。
ライブを通して自分と向き合ったギンコ
連れて行かれたはいいものの、本当にアイドルになりたいわけではないギンコは、ライブ練習の直前にその思いを爆発させる。そうして今まで隠してきた親友達への本音や自分の過去を暴露してしまう。親友達はギンコの本音を知り、落ち込む。だがそこへ割り込む形で、銀次がギンコへ「ジョーカーの力を使えば、英語も喋れるようになる」、「その上、アイドルとして人々から注目を集める事もできる」と言葉を投げかけてくる。銀次からの甘い言葉に揺れ動くギンコ。迷った末に「考えさせてほしい」と銀次に答えてしまう。
それから数時間後、ギンコ達のミニライブが始まる。ギンコは銀次への答えは出ないままにライブに出る事になってしまう。だが、アイドルとしてライブを行っていく内にギンコは自分がどうするべきかの答えを出す。そうして歌い終わった直後のMCで、自分が本当は英語が喋れない事を観客に告白する。「こんな外見なのに英語が喋れないなんておかしいよね」、「でも皆を騙している方がかっこ悪いと思いました」と語ったギンコの真摯な姿に観客達は胸打たれ、会場はギンコを応援する声で溢れる事になる。その光景に驚くギンコ。そこへあさっちとみーぽがやってくる。そうして他の人々と同じようにギンコの答えに納得したように頷いてくれる。そんな彼女達の姿に、ギンコは初めて心から彼女達とわかち合う事ができたような気持ちになり、3人はようやく本当の意味で「親友」になる。
だがその時、ギンコを助ける為に会場に乗り込んでいた達哉達が、会場内にしかけられた爆弾に気づき声をあげてしまう。爆弾が仕掛けられていると知った観客達はライブ会場から逃走する。ギンコ、あさっち、みーぽも驚くがするとそこへ、爆弾を仕掛けた犯人であるジョーカーの手下・仮面党の幹部達がやってくる。その内の1人は、銀次だった。幹部達曰く、「あと30分で会場が爆発する」、「防ぎたければ会場内に隠された「託宣」を探せ」と告げてくる。しかし銀次こと仮面党幹部のプリンス・トーラスが、ギンコ達の邪魔をする為に立ちふさがる。ギンコ達は、彼との戦闘を余儀なくされる。激闘の末、ギンコ達はなんとかプリンス・トーラスに勝利するが、プリンス・トーラスはあさっちとみーぽの「夢見る心」を奪い、影人間にしてしまう。
ショックを受けるギンコ。しかしこうしている間にも時間が過ぎていく。ギンコは自分のやるべき事をなす為、なんとか自分を奮い立たせ、会場の爆発を防ぐ為に託宣探しに臨む。
判明したジョーカーとの因縁
ライブ会場での事件後もギンコは仲間達と共にジョーカーとの因縁を探っていく。その結果、ギンコは「10年前の夏」にあったある出来事を思い出す。
それはギンコがまだ小学生であった頃。彼女はある3人の子供と知り合う事になる。その内の2人は、幼い頃の達哉とミッシェルだった。3人と仲良くなったギンコは、彼らと戦隊モノの仮面をかぶりながら「仮面党」と名乗り、遊ぶようになる。さらにそこへある時から近所の中学生ぐらいの「お姉ちゃん」こと天野舞耶も加わるようになり、ギンコは彼らと共に楽しい日々を送っていく。だがそれも舞耶が自分の父が亡くなった事をきっかけに街から引っ越す事になるまでの事だった。お姉ちゃんにいなくなってほしくなかったギンコ達は、彼女を遊び場であった神社の社に閉じ込める。しかしその晩、神社に放火魔が現れ、神社を焼き払ってしまう。翌日、その事を知ったギンコ達は驚愕。お姉ちゃんは死んだものだと思い込み、ギンコ達は自分達の仮面を神社裏に封じ「もう二度と会わない」という誓いのもと、別れる事になる。その後、ギンコは当時の記憶を心の奥底に封じ込み、忘れてしまう。だが完全に忘れきる事はできず、時々「夢」として見るようになる。
達哉とミッシェル、さらには舞耶もジョーカーを追うまでその事をすっかり忘れていたのだが、全て思い出したギンコ達はジョーカーが仮面党の残る1人、淳という少年である事に気づく。そうして淳が自分達と同じように「お姉ちゃんが死んだ」と勘違いしており、その罪をギンコ・達哉・ミッシェルに償わせようとしている事を知り、彼の勘違いを正す為、そして過去に縛られている彼の心を助ける為、ジョーカーのもとへ向かう事を決意する。
その時、フィレモンが再び不思議な空間と共にギンコ達の前に現れ、ギンコ達のペルソナの力を強化してくれる。フィレモンはジョーカーが蝸牛山にあるカラコルに居る事をギンコ達に教え、現実世界へ帰還させる。
ジョーカーとの対決
現実世界へ帰還したギンコ達はフィレモンに言われた通り、カラコルへ向かう事にする。だが、その最中に大変な事が起こる。なんと珠閒瑠市に「ナチス・ドイツ」の政治家アドルフ・ヒトラーの残党だといわれている「ラストバタリオン」が街に現れたのだ。ラストバタリオンは、淳の父であったセブンスの世界史教師・橿原明成(かしはら あきなり)が書いた本「イン・ラケチ」に記載されていた存在だった。イン・ラケチは、明成が自分と同じ歴史好きな仲間と共に作り上げた本で、「マヤ文明との繋がりで人類の文化の発祥点が珠閒瑠市に存在する」というとんでもない内容が記されていた歴史書だった。しかしその内容がかつてアドルフ・ヒトラーが考えた「人類は滅びの危機に瀕してこそ進化を遂げる」という考え方に近しい点がある事に気づいた明成は、共に本を作ったセブンスの教師・イデアルと共にそれを封じる。その後、明成はラストバタリオンに狙われているという妄想を発症し、それが原因で事故死してしまう。
だが、その「イン・ラケチ」がジョーカーこと、明成の息子の淳により珠閒瑠市の出版社で本にされてしまう。珠閒瑠市内全域にその本が広まった事で、人々が本の内容に関する「噂」を行い、その結果、それらが全て現実となってしまったのである。ギンコ達はラストバタリオンと戦いながら、カラコルがある蝸牛山へ向かう。しかしその山頂で待っていたのは、カメラマンであった黛ゆきのの師・藤井俊介の死だった。藤井はカメラマンとしてラストバタリオンの行動を写真に収めようとしていたのだが、彼らに見つかり失敗。やってきたゆきのの腕の中で亡くなってしまう。ゆきのは絶望するが、ギンコ達に励まされ、彼女達と共に戦いを続ける事を決意する。
カラコルにたどり着いたギンコ達は、待ち受けるジョーカーからの差し金を倒しながら、奥へ進む。そうしてようやくジョーカーのところへたどり着く。だがそこに、ラストバタリオン達も到着。敵対勢力が全て揃う事になってしまう。一触触発の空気が場に漂うが、ジョーカーはそんな事を気にした様子はなく、それどころか「父が言っていたことは正しかったのだ」と喜びながら、カラコルとは別の場所にあった巨大宇宙船シバルバーを起動。珠閒瑠市事、空へと浮上させる。ラストバタリオン達はシバルバーを手に入れようとそちらへ向かってしまう。ギンコ達はジョーカーこと、淳の正気を取り戻す為、彼との戦闘を開始する。
「心の闇」であるシャドウとの向き合い、ギンコの達哉への想い
激しい戦闘の結果、なんとかジョーカーに勝利するギンコ達。我に返った淳は、自分がしてきた過ちを悔やむ。するとそこへ亡くなった筈の明成が現れる。しかしそれは本人ではなく、淳ことジョーカーが使っていたペルソナ・ニャルラトホテプが化けた明成だった。実は淳は、ペルソナ・ニャルラトホテプを使っているように見えて、逆に利用され操られていたのである。街で起きていた「噂」の異変もニャルラトホテプが仕組んだ事だった。ニャルラトテップは「仮面党は私が率いる」と言ってギンコ達の前から去っていく。
ギンコ達はひとまず、シバルバーをどうにかする為に、それの源動力であるイデアルエナジーを解き放つ事にする。イデアルエナジーは淳がジョーカーの力を使って人々から奪った「夢見る心」の事で、それらは4つの水晶髑髏にしまいこまれ、それぞれ別々の神殿に置いてあるという。ギンコ達は水晶髑髏がある神殿へ向かう。ナチス軍と仮面党が争う中、なんとかして神殿へ向かうギンコ達。それぞれの神殿には、ギンコ達の心の闇から生まれた「シャドウ」が居た。
ギンコの影は、やってきたギンコに彼女が皆に隠していた過去を暴露する。実はギンコは、「大和撫子」を強要する父への反発心から、危ない薬に手を出したり見知らぬ親父から金を貰う等といった事をした事があったのだ。さらには達哉への想いも単なるステータス作りでしかなったという事も暴露し、ギンコを嘲笑うシャドウ。けれど仲間達との戦いを通して成長したギンコは、そんな自分の闇から生まれたシャドウと真っ直ぐに向き合う。動揺せずに、自分の闇を受け入れ、達哉への想いも今では本物である事を告げる。実はギンコは達哉と一緒にいる中で、本当の意味で彼の事を好きになっていたのである。さらに、元々ギンコは幼い頃に出会った達哉に恋をしていた。つまりギンコは無意識に初恋相手であった達哉に再び恋をしていたのである。
「自分のこの想いは否定させない」というギンコに、シャドウは逆上。攻撃を仕掛けてくる。ギンコは仲間達と共にシャドウとの戦闘を行う。そうしてシャドウを撃破し、イデアルエナジーを無事に解放する事に成功する。
ニャルラトホテプとの戦闘、待ち受けていた衝撃の終わり
全てのイデアルエナジーを解放した後、ギンコ達はシバルバーに乗り込む。シバルバーの中は「人の思考」に左右される作りになっており、道が長いと思えば道が長くなり、罠があると用心すれば罠が生まれる、といった仕組みになっていた。さらには「イン・ラケチ」に記載されていたコールドスリープ中の宇宙人ボロンティックや、神の力を手に入れるべく「噂」の力でもって復活したヒトラーがギンコ達の前に立ちふさがる事態が発生。彼らを撃退しながら、なんとかシバルバーの奥にやってきたギンコ達は、そこで自分達が訪れるのを待っていたニャルラトホテプとの戦闘を開始する。
激闘の末、ギンコ達はニャルラトホテプに勝利。するとそこへフィレモンが現れる。フィレモンはニャルラトホテプが自分の半身であり、「人は完全な存在となり得るか」という命題について常々議論を続けていた事を教える。フィレモンはその命題に対して肯定派で人類の営みを見守り続けていたのだが、ニャルラトホテプは反対に否定派だった。そうして人類を破滅に導くことで、人は完全な存在になどなり得ないことを証明しようとして、淳の心に付け入り、今回のような事態を引き起こしたのだった。
するとそこへ突然、イデアルが現れる。イデアルの手には「イン・ラケチ」によって、アンチ・ペルソナ能力を身にまとった聖槍が握られていた。そうして「イン・ラケチ」に記載されていた世界の滅びの予言を現実化させようと、イデアルは聖槍を使ってペルソナ使いである舞耶の胸を貫く。舞耶はその身体を支えようと手を伸ばした達哉の腕の中で亡くなってしまう。その光景を前にしたニャルラトホテプは、「お前達は一つ大きな事学んだ」「どうにもできない事もあるという世の中の理だ」と笑いながら、その場を去っていく。
舞耶を死なせてしまった事に絶望するギンコ達。するとそんな彼女達へ、フィレモンが「一つだけこの現実をどうにかする方法がある」と告げてくる。それは時を戻し、10年前の出会いをなかった事にする、というものだった。そもそもの出来事は、10年前の夏の出来事にあり、それがきっかけとなって淳がニャルラトホテプに取り憑かれる事となってしまった。つまり、あの日の出来事をなかった事にすれば、今までの出来事は起きなかった事になる。しかしそれは、ギンコ達が共に戦った日々も消えるという事だった。
ギンコ達は迷った末に、フィレモンの提案を受け入れる。そうして、フィレモンの力を使って10年前の出来事をなかった事にするのだった。
『ペルソナ2 罰』
10年前の夏をなかった事にしたギンコは、新たな現実世界(通称:こちら側)で生きる事になる。もちろん、罪の世界(通称:むこう側)での出来事は何一つ覚えていない。さらにこちら側のギンコは家族との仲は良好で、親友達との仲も良好だった。また親友達とはアイドルグループを組んで活躍しており、むこう側とは全く違う環境で過ごしていた。だが街中で見かけた達哉に一目惚れする等、その根本は向こう側のギンコとそう変わりない様子。
一方で、世間では「JOKER」と呼ばれる怪人の存在が噂されていた。JOKERは「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる」怪人として噂されており、実際にいくつかJOKERのものらしき殺人事件が世間では発生していた。さらにテレビワイドショーでJOKERが取り上げられた事で、「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」という新しい噂が広まってしまう。むこう側の珠閒瑠市と同じく「噂が現実になる」異変が起きていた珠閒瑠市では、新たなJOKERに関する噂が現実化。JOKERに殺害を依頼した人間が「JOKER化」する異変が起こるようになってしまった。
それは全て向こう側と同じ道をこちら側の世界にも辿らせようとしてニャルラトホテプが起こした異変だった。さらに物語終盤、ニャルラトホテプはむこう側の重要人物であったギンコをミッシェル・淳と共に捕らえられる。むこう側の記憶がよみがえっていた舞耶と達哉は、共にニャルラトホテプを追っていたこちら側の仲間達とギンコ達の救出に向かう。ギンコ達は舞耶達によって無事救出される事になる。
その後、達哉と舞耶達はニャルラトホテプと最後の戦いを行う。彼らに破れたニャルラトホテプは消滅。だが、全てはそれで終わりではなかった。実は世界で起きていた異変の原因には、達哉自身も関わっている部分があった。むこう側で記憶を失う寸前、全てを忘れる事を恐怖してしまった達哉。そのせいで、むこう側の達哉の「意識」がこちら側の達哉の意識を乗っ取ってしまう。本来ならありえない事象の影響から、こちら側にいる人々のむこう側での記憶がデジャヴするようになる。その結果、むこう側のパラレルワールドとして存在していたこちら側とむこう側の境界が曖昧になる事態が発生。このまま達哉がこちら側に残り続けていれば、いつかこちら側がむこう側に飲み込まれてしまう可能性があった。
達哉は自分の犯した罪を償う為、向こう側の世界へ帰る事を皆に告げる。皆は達哉を止めようとするが、達哉はその制止をやんわりと拒んで1人むこう側の世界へ去っていくのだった。
ギンコ/リサ・シルバーマンの関連人物・キャラクター
周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公
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目次 - Contents
- ギンコ/リサ・シルバーマンの概要
- ギンコ/リサ・シルバーマンのプロフィール・人物像
- ギンコ/リサ・シルバーマンのペルソナ能力
- エロス
- マグナ
- 蜃気楼
- マリンカリン
- マハマグナ
- メディア
- ギンコ/リサ・シルバーマンの来歴・活躍
- 『ペルソナ2 罪』
- 噂の怪人・ジョーカーに狙われる事になったギンコ
- ジョーカーとの因縁を探る為に、街に蔓延る噂を追いかけていくギンコ達
- ライブを通して自分と向き合ったギンコ
- 判明したジョーカーとの因縁
- ジョーカーとの対決
- 「心の闇」であるシャドウとの向き合い、ギンコの達哉への想い
- ニャルラトホテプとの戦闘、待ち受けていた衝撃の終わり
- 『ペルソナ2 罰』
- ギンコ/リサ・シルバーマンの関連人物・キャラクター
- 周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公
- ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)
- 天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公
- 黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)
- ジョーカー
- 黒須淳(くろす じゅん)
- ギンコ/リサ・シルバーマンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「みんな、驚かせてゴメンね。わたし…実は…英語、全然しゃべれないんだ。こんな外見なのに、おかしいよね?でも、みんなを…何より自分をだまし続けるの、もっとカッコ悪いと思って、やめました。」
- 「あさっちもみーぽも、ちゃんと守ってみせる!!あんたもブッとばしてね!!」
- 「この気持ちだけは、誰にも否定させない。達哉の気持ちは達哉のもの。でも、わたしの気持ちはわたしのもの… たとえ達哉がわたしのこと嫌いでも、わたしは達哉を愛してる。」
- ギンコ/リサ・シルバーマンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ペルソナ3』にギンコが登場
- ギンコの想い人・周防達哉を演じた子安武人はギンコ推し