禪院真依（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ

釘崎野薔薇（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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釘崎野薔薇（くぎさき のばら）は、『呪術廻戦』の登場人物で、主人公虎杖悠仁の東京都立呪術高等専門学校におけるクラスメイト。同学年では紅一点だが、ヒロインというよりは性別を超えた悪友といった間柄。
東北の田舎出身の少女で、東京への強い憧れを持つ。都立呪術高専に入学したのも、呪術師を志す以上に“金の心配無しに東京に行ける”というミーハーな動機がその理由。本人はこれを「自分が自分らしくあるためだから命を懸けられる」と鮮やかに言い切り、並外れた度胸と気風の良さで仲間を牽引、呪霊との戦いに臨む。

西宮桃（にしみやもも）

呪術高専京都校の三年生。真依の先輩で、術式「付喪操術（つくもそうじゅつ）」で箒を操る呪術師。アメリカ人の父が呪術師をしており、呪術師等級は二級。
真依のことを「真依ちゃん」と呼び、真依には「桃」と呼ばれている。三輪霞を含めて呪術高専京都校の女子三人は仲が良く、カワイイもの好きでよく後輩の真依や三輪霞をショッピングに誘う。
男社会の呪術界で、女性呪術師の立ち位置の難しさを自分なりに理解しており、女性呪術師は外見・能力ともに完璧さを求められるものだと思っている。そんな女性にはまだまだ厳しい社会で、しかも「禪院家に非ずんば呪術師に非ず。呪術師に非ずんば人に非ず。」という厳しい格言が残る禪院家で、それでも前を向いて歩いている真依を敬愛している。
姉妹校交流会では釘崎野薔薇に「真希さんの出がらし」と真依のことを侮辱されて、米神に青筋を立てるレベルの怒りを見せた。身長も低くかわいらしい見た目だが、怒ると瞳孔を開き、「ぶち殺す」と強い言葉を発するレベルに口が悪くなる。

真希が禪院本家の人間を皆殺しにした後、真希が担いできた真依の亡骸を見て、「だから私は…行くなって……！！」と泣き崩れる。真希に「…後、頼む。」という一言と真依の遺体を託された。

西宮桃（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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西宮桃（にしみや もも）とは、『呪術廻戦』の登場人物で、京都府立呪術高等専門学校の3年生である。
呪力で箒（ほうき）を巧みに操り戦う二級術師。外見は小柄でかわいらしい印象で普段は気が弱くやさしい性格。しかし、ナメられたくないという理由でピアスを付ける気の強い側面もある。特に、仲間を侮辱されたり傷つけられたりすると激昂し別人格かのような気の強さをみせる。渋谷事変では京都校の三輪が傷ついている姿を見て後輩のために命がけで奮起した。仲間思いの熱い人物である。

東堂葵（とうどうあおい）

呪術高専京都校の三年生。真依の先輩で、一定以上の呪力を持った二つのモノの位置を入れ替える術式「不義遊戯（ブギウギ）」の使い手。真依のことは「真依」と名前で呼んでいる。
非術師の家系の出身だが、その強さは高校三年で既に一級に認定されるほど。姉妹校交流会では乱入してきた特級呪霊と呼ばれる呪霊でも最上位クラスにランク分けされる花御（はなみ）という呪霊の撃退に一役買った。

真依にとって東堂葵はストレスそのものだ。
傲慢かつ粗暴な性格で自分のペースをまったく崩すことのない自分勝手な東堂葵に、真依以外の呪術高専京都校のメンバーは常に振り回されている。公式ファンブックには各キャラクターのプロフィールに「何にストレスを感じているか」という項目があるが、プロフィールが公開されている呪術高専京都校の生徒六名（東堂葵以外）のうち半数である三名が、東堂葵にストレスを抱いていると回答していた。もちろん真依の回答も東堂葵だ。
姉妹校交流会の二日目に行われていた野球試合では、呪術高専東京校側のピッチャー・真希がバッターボックスに立つ東堂葵にデッドボールを放つ（ちなみに真希は故意に東堂葵の顔面を狙って投球した。）キャッチャーをしていた虎杖悠仁は東堂葵の身を案じてすぐに駆けっ寄ったが、その場にいた他の誰も様子を見に来ることはない。それどころか、真希の放ったデッドボールに対して「ナイスピッチー（ナイッピー）。」というピッチャーがよい投球をした時にかけるときに使う称賛の掛け声が真希に次々と投げかけられる。このとき一番初めに掛け声をあげたのは真依である。このことからもわかるとおり、真依にとって東堂葵は尊敬する先輩などではなく、ただのストレスの原因なのだ。

東堂葵（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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東堂葵（とうどう あおい）とは、『呪術廻戦』の登場人物で、京都府立呪術高等専門学校の三年生にして一級の資格を持つ呪術師。単身で特級呪霊をも祓う実力者。
粗暴にして唯我独尊、屈強な肉体とドレッドヘアがトレードマーク。高田というアイドルの熱狂的なファンで、自分の嗜好や好悪の感情次第で極端に態度を変える扱いにくい男。
主人公・虎杖悠仁とは趣味が合い、彼を一方的に“超親友（ブラザー）”と認定。共に肉弾戦を主とするため戦闘での相性は抜群で、彼と共闘した際は作中屈指の高位呪霊である花御をも翻弄した。

庵歌姫（いおりうたひめ）

呪術高専京都校の教師。呪術師の等級は準一級。真依を始めとする呪術高専京都校の生徒からは「歌姫先生」と呼ばれ慕われている。真依のことは「真依」と名前で呼ぶ。
真依の術式「構築術式」は姉である真希を含めて周りに知っている人間が少ない。だがTVアニメでは真依の術式「構築術式」の説明がされるシーンで庵歌姫がセリフを担当しており、真依の術式のことを知っていることがうかがえる。
呪術高専時代の五条悟の先輩だが、奔放すぎる上に自分のことを小物扱いしてくる五条悟に辟易している。ストレスは五条悟。

庵歌姫（呪術廻戦）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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庵歌姫（いおり うたひめ）とは、『呪術廻戦』の登場人物で、京都府立呪術高等専門学校2年の担任である。巫女服のような衣装をまとい、顔に大きな傷がある（過去編ではなかった）。
準一級呪術師であるが術式は不明。趣味はスポーツ観戦・カラオケで、ビールが好き。 名前通り歌も上手い。普段は温厚でやさしいが、スポーツと五条に関しては熱くなる傾向にある。生徒思いの優しい教師であり京都校の生徒たちから慕われている。

槇村由宇（まきむら ゆう）

呪術師への情報提供者・窓（まど）。京都府東山区周辺を中心に活動している。
2020年1月に発売された『呪術廻戦』の公式ノベル『呪術廻戦 夜明けのいばら道』に登場した。

生まれた時から呪いが見える体質であり、そのことに苦しんでいた。下級呪霊である蠅頭（ようとう）に付きまとわれて困っているところを、偶然出会った真依に助けられる。そのことをきっかけに窓になることを自ら志願。以降、恩人である真依のために身を粉にして働いている。真依のことは「お姉さま」と呼んでおり、かなり強めに慕っているが、真依のほうは歓迎はしていない様子。

窓という分をわきまえず、出過ぎた調査を独断で行い、呪霊に連れさられて重症を負う。それを自業自得だとして救出任務は組まれなかったが、真依、三輪、西宮が自己の判断で救出に向かう。右足骨折、左腕の肘から先を失うなどの重症を負っていたが、東京の家入硝子（いえいり しょうこ）の反転術式による治療で回復に向かう。

禪院真依の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「そんな穢らわしい人外が、隣で不躾に”呪術師”を名乗って、虫唾が走っていたのよね？」

真依が初登場時に伏黒恵と釘先野薔薇に言い放ったセリフ。
両面宿儺という呪いの王を体の内に宿した虎杖悠仁の死にを侮辱し、「そんな穢らわしい人外が、隣で不躾に”呪術師”を名乗って、虫唾が走っていたのよね？」と嘲笑を浮かべた。皮肉屋で冷笑的な真依の性格がよく現れており、また真依の煽りスキルの高さもうかがえるセリフだ。

それと同時に虎杖悠仁の存在が周りの呪術師にどう思われているのかを現すセリフになっている。伏黒恵や釘崎野薔薇には虎杖悠仁とともに過ごした日々があり、たとえ虎杖悠仁が両面宿儺という爆弾を抱えていたとして友達でいられ、仲間でもいられる。しかしその他の呪術師たちにとってはそうでなく、虎杖悠仁を呪いと同一視するものも多いのだ。

姉妹校交流会の団体戦で呪術高専京都校の生徒たちは、楽巌寺嘉伸学長から虎杖悠仁を殺すよう命令が下されるが、そのことに反対したものは誰もいなかった（三輪霞だけ嫌そうにはしていた）。そして実際に団体戦開幕早々、東堂葵を除く全員で虎杖悠仁を襲撃している。このことに対して「他人の指図で人を殺すような腑抜けの集まりなの？京都校は。」と釘崎野薔薇はイラつく。しかしそれに対して呪術高専東京校の二年生・パンダは「呪いを祓うのと感覚的にはそう変わらん。ただでさえ術師っつーのはその辺の境界ボヤけやすいからなぁ」と言い、呪術師から見た虎杖悠仁の存在について冷静にみていた。虎杖悠仁の呪術界での立ち位置についてあらためてわかるセリフにもなっているのだ。

「お姉ちゃん、手、離さないでよ。」

真依と真希が幼いころにした約束のセリフ。
呪霊が見える程度の呪力がある真依は、幼いころその辺をうろつく呪霊が怖くてたまらなかった。道の端に座りこんでジッとしているような呪霊でも、呪霊の存在が怖くて一人で前を通り過ぎることもできなかった。しかし呪霊の見えない真希は何も気にせずに呪霊の前を通り過ぎようとする。真希は「見えなきゃいねぇのとおんなじだよ」と言い、怖いなら目を閉じておくようにと真依に言いながら手を引いて歩いた。そんな真希を真依は頼りに思っていたのだ。

「お姉ちゃん、手、離さないでよ。」

真希の手をギュッと握りしめてそう言った真依に、真希はたしかに「離さねーよ。」と答えた。真依が念を押すように「絶対だよ？」と言えば、「しつけーなぁ」と答えてやっぱり手を握る。幼いころの真依と真希の仲の良さ、絆の深さが現れたセリフだ。

「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの？」