妖怪ウォッチ4（++）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

黒い太陽の夢を見たナツメ。妖怪探偵団は黒い太陽について調べることにした。まずは、おばばに話を聞いてみたが、数十年前に蔵が火事になり、黒い太陽について書かれた巻物が消失してしまったらしい。タエを訪ねて過去の世界に、巻物をさがしに行くことになる。高城邸にイツキを訪ねて行くと、魂を奪う妖怪の調査に出かけていた。そこに、妖怪「スーさん」が助けを求めにやってくる。魂を奪う妖怪に襲われているらしい。助けに向かうと、シンの妖怪ウォッチが使えず、戦うことが出来ずにいた。タエの魂が、魂を奪う妖怪タマモに奪われてしまい、妖魔界に逃げられてしまう。妖魔界に行く方法を、おばばに聞くために、トビラへ向かうと、酒呑童子と洞潔に襲われる。戦い終えると、なぜか酒呑童子から妖魔界行きのトビラのカギを受け取る。妖魔界に到着した妖怪探偵団は、エンマ大王の祖父「閻魔大王」に会うため閻魔宮殿に向かうも、門番に追い返されてしまう。困っていると、妖怪「フユニャン」が現れ、タマモを知る妖怪から情報を集めることになる。タマモは、何者かの命令で人間の魂を集めているらしい。集めた情報を頼りに、妖魔界の飲食店に向かうと、タマモに遭遇する。一度は逃げられるも、人間の姿に化けていることを見破ると、襲い掛かってきた。シンの妖怪ウォッチが力を取り戻し、タマモを退治する。タエは、無事だった。しかし、シンとイツキの家族の魂は、すでに何者かの手に渡っていた。タマモから、その者が妖魔界の王を決める「閻魔武闘会」に現れるという情報を聞き、奪われた家族の魂を取り戻すべく、シンが妖怪探偵団に加わる。妖怪探偵団は、タエに巻物の件を伝え、未来の世界に向かった。

第8章：黒い太陽

未来の世界に戻った妖怪探偵団。シンのウォッチ使いの練習もかねて、怪奇案件の調査をすることになる。怪奇案件を調査した結果、事件を起こした妖怪には、黒い太陽を見て暴走した共通点があった。黒い太陽について、タエを頼りに、再度、過去の世界へ。巻物が見つかり、黒い太陽は、世界に災厄をもたらす妖怪「空亡」であることが分かる。引き続き、怪奇案件の調査から手掛かりを探ることにした。その夜。ナツメが空亡の夢を見る。なかなか寝付けずベランダに出ると、酒呑童子が現れ、公園に呼び出される。そこで酒呑童子から夢の正体は、鬼族の王「鬼姫朱夏」の記憶であることを知らされる。ナツメは、鬼姫朱夏の生まれ変わりだった。翌日、カイラから空亡がばら撒く空亡ウイルスについて調べるよう依頼される。一日目の調査を終え、家に帰る途中、ナツメが暴走したメラメライオンに襲われてしまう。洞潔が助けに入るも、空亡ウイルスに侵されてしまい、ナツメに襲い掛かる。やむなく酒呑童子が、洞潔を倒した。洞潔を失い、思い悩むナツメだったが、鬼姫朱夏のチカラを覚醒させて空亡と戦うことを決意する。覚醒に必要な最後の妖聖剣ビャッコ大霊槍がある霊剣林に向かう妖怪探偵団。ビャッコ大霊槍の守護者「白虎」の試練に挑むも、素早い動きに苦戦してしまう。トウマが使えなくなったフドウ雷鳴剣を使おうとすると、中から小さな不動明王ボーイが出てくる。ボーイのおかげで試練を乗り越え、ビャッコ大霊槍を手にした。五本の妖聖剣がすべて揃い、覚醒の準備が整う。白虎の見送りを受け、儀式の場所、双剣山に急いだ。しかし、儀式を行うと空亡が復活してしまう。そこに、元大王「エンマ」と妖怪「ぬらりひょん」が現れる。エンマから、行った儀式は空亡による偽りの伝承だったことを聞く。エンマが空亡に立ち向かうも、圧倒的な力で存在を消されてしまった。

第9章：永遠のともだち

消えたエンマを取り戻すため、閻魔武闘会への出場を目指すことになる。過去の妖魔界に行くと、ぬらりひょんから、もらった謁見許可証のおかげで閻魔大王に会うことができた。閻魔武闘会への出場が許された妖怪探偵団。高城邸で出場の準備を整える。大会前夜、酒呑童子からアシュラ豪炎丸を受け継ぐトウマ。閻魔武闘会当日、順調に勝ち進み予選突破を果たす。本戦に備えていると、タマモが現れる。魂を奪う妖怪のことを問いただし、タマモが答えかけたその時だった。閻魔大王の実の息子紫炎が現れ、タマモを魂にしてしまう。黒幕の正体は、この男だった。勝ち進めば、決勝戦で戦うことになる相手。妖怪探偵団は、決勝戦まで勝ち進んだ。紫炎の力は圧倒的だった。まったく歯が立たない。シンとイツキが、紫炎から魂をうばわれかける。そこに、閻魔大王が仲裁に入るも、紫炎の前に倒れてしまう。イツキに向かって襲い掛かる紫炎。イツキは、すべてのことを思い出す。実は、イツキは死んでいた。縁結びの妖怪ククリ姫から、命を借りてこの世にとどまっていたことを、妖怪探偵団に告げる。すると、イツキの腕に妖怪ウォッチの1つである「妖怪ウォッチエルダ神」が装着された。反撃に出る妖怪探偵団。神の妖怪ウォッチのおかげで、紫炎を倒すことはできたが、紫炎が取り込んだ人間や妖怪の恨みや絶望に満ちた魂が憎悪の渦となり、紫炎の魂を飲み込んでしまう。イツキは、憎悪の渦から紫炎を救うため渦に飛び込む。そこに空亡が現れる。未来のエンマにつながる魂を消滅させることが目的のようだ。紫炎がエンマのキズナをつなぐ者だったことを知る空亡。空亡が、憎悪の渦を飲み込んでしまう。エンマ救出を諦めかけたその時、閻魔大王から、妖怪ウォッチの力で空亡の中からイツキの心を導くよう言われる。ウォッチ使い全員が、ウォッチを空亡へ向けると、空亡の中から、夜叉エンマが飛び出してきた。イツキでもあり、紫炎でもある存在。人と妖怪。ふたつの存在がひとつになった。妖怪探偵団と夜叉エンマ。力をあわせ、空亡を打ち破る。空亡に取り込まれた魂が、元の場所に戻っていく。イツキの魂は、未来で待っていると言い残し、生まれ変わるために旅立った。

第10章：ぼくらは同じ空を見上げている

未来の世界に戻った妖怪探偵団は、イツキとの再会を果たす。その姿は、空亡に消されたはずのエンマだった。感動の再開も束の間、エンマから空亡の復活を知らされる。閻魔武闘会で大量の魂を失った空亡は、未来の妖魔界に現れた。空亡ウイルスで多くの妖怪が正気を失い真魔化し、妖魔界は混乱。フクロウの魔除けの結界で何とか持ちこたえている状況だった。妖怪探偵団は、空亡ウイルスに対抗できる破邪の力を目覚めさせるべく、それぞれの世界で試練を受ける。朱夏の記憶の影響で、妖気がざわめくナツメ。破邪の力は、目覚めなかった。そこに、エンマが現れる。エンマに宿るイツキの魂も、破邪の力の覚醒に必要だった。すべてのウォッチ使いが集まり、力の共鳴が起こると、破邪の力が覚醒した。未来の妖魔界へ乗り込んだ妖怪探偵団。閻魔宮殿の最上階を目指す。その行く手に、真魔化し、すべての記憶を封じられたカイラが立ちふさがる。カイラを倒し、空亡との最終決戦に挑む。しかし、カイラを失った妖怪探偵団に勝ち目はなかった。結界を破ることが出来ず、攻撃が通用しない。諦めかけたその時、カイラの声と共に、カイラの魂の力で結界を打ち破ると、勢いそのままに空亡を消滅させた。だが、様子がおかしい。朱夏の名を叫びながら、再び姿を現す空亡。空亡の声を聞いたナツメは、朱夏の記憶をすべて取り戻した。トウマに「玄冬…」、アキノリに「白秋…」と語りかけるナツメ。2人は朱夏に仕えた近衛騎士の生まれ変わりだった。朱夏の時代、3人は共に空亡と戦っていた。覚醒したナツメの一撃が、数千年越しの戦いに幕を下ろす。戦い終えた妖怪探偵団の前にカイラが現れる。空亡の目をあざむくために、姿を消していたのだ。妖魔界の様子を見に閻魔宮殿を立ち去ろうとすると、どこからともなく空亡の声がする。まだ決着はついていなかった。妖怪探偵団とカイラは、空亡の力によりケータの世界に飛ばされ、エンマと離ればなれになってしまう。空には黒い太陽が出ていた。おおもり山のご神木から、禍々しい妖気が伝わってくる。朱夏となったナツメが、結界を破り、ご神木に近づくと過去を語りはじめた。空亡の正体は、朱夏と結ばれるはずだった、空天という男だった。空天の目的は、朱夏の父である妖魔王の命。告発者のおかげで、一時は牢獄へ送り込むも、その強すぎる怨念をもって妖魔王へとりついてしまう。狂気におとしいれられた妖魔王は、朱夏の手により倒された。話が終わると、ご神木の上に空亡が現れる。姿を変えた魔天・空亡が、妖怪探偵団に襲い掛かってきた。底なしと思わせる圧倒的な力に、押し込まれる探偵団。戦いの最中、ご神木にある妖怪ガシャが魔天・空亡の攻撃を受けると、中から妖怪「覚醒エンマ」が飛び出してきた。ここに、2人の王が揃う。エンマとカイラの力をウォッチに込め、魔天・空亡を倒した。空天の姿になった空亡が、ナツメに語りかける。耳を傾けようとしないナツメに、トウマとアキノリが、知られざる真実を明かした。玄冬と白秋は、空天裏切りの真相を求める旅の途中、空天が処刑された砂漠の牢獄にたどり着く。そこで、空天の罪は朱夏との関係を妬むものの策略により仕立てあげられたものであったことを知る。しかし、長い旅路の果てに玄冬と白秋の命が尽きてしまい、朱夏が真相を知ることはなかった。ようやく伝わった真実。空天の魂は、生まれ変わるための旅路についた。世界を救った妖怪探偵団。いつもの夏休みが戻ってきた。

『妖怪ウォッチ4（++）』のゲームシステム

基本的な流れ

さまざまなクエストをクリアしてストーリーを進めていく。途中で特定の「キークエスト」があり、解決しないと先に進むことができない。

たのみごとクエスト

街の人達からのお願いに応えるイベント。ストーリーを進めるためにクリアが必要な場合がある。

ナビワン

ストーリーやクエストで向かうべき場所に案内してくれる青い犬。特定の目的地だけでなく、地図で指定した場所へ連れていってもらうこともできる。

ポケットうんがい鏡

特定の場所にワープできる鏡。利用するには、その地点にいる「うんがい鏡」に話しかける必要がある。

ウォッチスキル

妖怪ウォッチによって引き出されるウォッチャーの能力。技性能やステータスの強化など、ウォッチャー毎に取得できるスキルは異なる。