ウィザードリィ #3(Wizardry #3)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウィザードリィ #3(Wizardry #3)』とは、1983年アメリカのサーテック社より発売された3Dダンジョン・ロールプレイングゲーム。副題は『リルガミンの遺産(Legacy of Llylgamyn)』。
「ハック&スラッシュ」の元祖とも言える古典RPGシリーズ第3作。世界的な天変地異の原因を探るべく、偉大なる龍ル・ケブレスの守る宝珠を持ち帰る事が、冒険者たちに与えられた使命である。

村正

FC版II以降に登場。侍専用の刀で、他の武器と比較してもぶっちぎりの高ダメージを叩き出す最強武器。不確定名は「?かたな」。『リルガミンサーガ』には登場しない。
英語版では「MURASAMA BLADE」、つまりムラサマと表記される事もあるが、これは誤植ではなく日本を題材にした小説『Shōgun』(著:ジェームズ・クラベル)に登場する名称をそのまま使用しただけである事が、近年の製作者へのインタビューで分かった。
最強アイテムの一角であるため、「手裏剣」「聖なる鎧」と合わせて「三種の神器」と呼称する事もある。

手裏剣

FC版II以降に登場。悪の忍者専用の武器。攻撃力も高く、所持しているだけで毒攻撃やドレインを防ぐ事ができる。不確定名は「?ほしがたのもの」。『リルガミンサーガ』には登場しない。
最強アイテムの一角であるため、「村正」「聖なる鎧」と合わせて「三種の神器」と呼称する事もある。

象牙の短刀(G)

善専用のダガー。(G)まで含めてアイテム名。『リルガミンサーガ』では「象牙の刃(善)」という名称。
威力が低い割に高額で売却できる。

黒檀の短刀(E)

悪専用のダガー。(E)まで含めてアイテム名。『リルガミンサーガ』では「黒檀の刃(悪)」という名称。
威力が低い割に高額で売却できる。

琥珀の短刀(N)

中立専用のダガー。(N)まで含めてアイテム名。『リルガミンサーガ』では「琥珀の刃(中立)」という名称。
威力が低い割に高額で売却できる。

炎の段平

刀身から炎が噴き上げる魔法のブロードソード。『リルガミンサーガ』では「フレイムタン」(「炎の舌」の意味)という名称。
竜系モンスターに倍打効果、炎系呪文や火炎ブレス攻撃に耐性がつく。一応1レベル魔術師呪文「ハリト」(モンスター1体に小さな炎を飛ばす)が無限に使える。

邪悪の斧

悪専用のバトルアックス。『リルガミンサーガ』では「汚れた斧」という名称。僧侶系モンスターに倍打効果がある。

巨人の棍棒

巨人の骨を組み合わせて作った棍棒。巨人系に倍打効果があるが、装備すると呪われる。

ヌンチャク

カンフー映画などで拳法家がよく使う武器。威力が低い割に高額で売却できる。

蝶のナイフ

盗賊あるいはビショップを、忍者へと転職させる事ができる武器。『リルガミンサーガ』では「バタフライナイフ」という名称。
スペシャルパワー(装備時にのみ使える特別な力)使用後は忍者専用の強力な武器に変化する。
なおFC版IIのみ、0ダメージ固定がバグでオーバーフローを起こし256ダメージ固定で計算されるため、使用前でも凄まじい攻撃力を発揮する最強武器となっている。

金の斧

FC版II以降に登場。移植にあたり、アイテムデータの枠が余ったため急遽組み込まれた3種類の追加アイテムのひとつ。『リルガミンサーガ』には登場しない。
発見が村正並みに困難な割に、攻撃力はハンドアックス以下と低く、単なるコレクターアイテムと化してしまっている。
その入手のしづらさから「赤い靴」「黄色い耳栓」と合わせて「裏三種の神器」という俗称もある。

防具

革の鎧

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