大神(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大神』とは2006年にCAPCOMより発売されたPlayStation 2用アドベンチャーゲーム。
古代日本や昔話をモチーフにした世界観であり、水墨画を思わせるグラフィックが特徴。伝説の大神であるアマテラスが、イッスンら仲間たちと共に妖怪たちと戦い、荒廃した世界を蘇らせていく。第10回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞受賞、2007年度日本ゲーム大賞優秀賞受賞など、高い評価を受けている。

かつてナカツクニの天空にあったと言われる神の国。頭に羽の生えた天神族たちが暮らしていた。はるか昔、攻め込んできたヤマタノオロチによって滅亡した。箱舟ヤマトに乗って逃げ出した人々も、ウシワカを残して全員妖怪に食い殺されてしまった。

箱舟ヤマト

ラヲチ湖の氷の下に眠る、月の民が建造した巨大な鉄の舟。この舟に乗って逃げようとした天神族は、船の奥に潜んでいた妖怪によって全滅した。現在も妖怪はこの中から生まれ、カムイやナカツクニ全土に広がっている。

月の民

月で高度な文明を築いていたとされる民族。カグヤやウシワカは月の民の生き残りである。
ナカツクニにも、月の民の遺構が数多く残されている。

幽門扉

ヨシペタイの最深部にある扉。扉を開くと、違う時代の違う場所へ行けると言われているが、同時に災厄が降りかかると言われている。開くにはコロポックルの長の一族が持つ刀が必要。

天道太子

神の姿を絵に移し、人々に信仰を説いて回る絵師「神仰伝道師(しんこうでんどうし)」の最高の称号。神と交信できるコロポックル族の中から選ばれる。
100年前アマテラスに同行していたのは、イッスンの祖父で第6代天道太子だったイッシャク。祖父に反発していたイッスンだが、常闇の皇との最終決戦に臨むアマテラスの力になるため、第7代天道太子となる決意を固める。イッスンの描いた絵で人々の信仰心が高まったことにより、アマテラスは全盛期の力を取り戻した。

地名

ナカツクニ

この作品の舞台である自然豊かな国。海を挟んで北にはカムイがある。

神木村

ご神木「コノハナ様」がシンボルの美しい村。100年前まで、年に一度神木祭の晩に生贄をヤマタノオロチに捧げる風習があった。

神州平原

ナカツクニで最も美しいと言われる平原。

花咲谷

神州平原の北西に位置する谷。桜の名所。

ハラミ湖

神州平原東に広がる広大な湖。中央にはヤマタノオロチが封印された十六夜の祠がある。

十六夜の祠

復活したヤマタノオロチの根城となった祠。平時は宝剣「月呼」が安置されている。

アガタの森

神州平原と高宮平をつなぐ森林地帯。

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