Dr.STONE（ドクターストーン）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.12.22

『Dr.STONE』とは、原作・稲垣理一郎、作画・BoichiによるSF・サバイバル漫画である。2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した。2019年に第1期が全24話でアニメ化し、2021年に第2期が放送。ある日、謎の光によって地球上の全人類が石化してしまう。長い長い時が流れ、最初に石化から目覚めたのは主人公「石神千空」で、人類が石化してから約3700年が経っていた。人類はこれまで築いてきた全文明を失うが、千空は幼馴染「大木大樹」などの仲間と共に科学によってその文明を取り戻していく。

孔雀（くじゃく）

CV：樹元オリエ

妙齢の女性。

チタン

CV：熊谷健太郎

ボサボサヘアーの青年。

ソユーズ／名無し

百夜が残した子孫のうち宝島から出なかった一族の子孫。頭首の息子であったが、イバラの反乱によって父である頭首は石化されてしまう。母親は赤子のソユーズと船で逃げ、石神村の近くの海岸に辿り付く。母親は石神村の住人に赤子の名前がソユーズだと告げて亡くなり、看取った住人がソユーズを村の子として育てた。しかしソユーズという名前は石神村の鉱石の名前とは違うため、ソユーズは「名無し」として生きていくことにした。元々百物語を暗記するために記憶力の高い女性が長の妻（巫女）になる慣わしがあり、ソユーズは遺伝で非常に高い記憶力を持っている。一度見た物を完全に記憶し、赤子の頃に見たものすらも覚えている。宝島へ向かう船の中で千空に自分は石神村の人間では無いと本当の事を話し、ソユーズの記憶を頼りに宝島へ向かった。イバラに勝利後は新頭首として宝島に残ることになった。女の子慣れしておらず、アマリリスのあざとい演技にもドキドキしてしまう。

相良（さがら）

油田を発見した猪。身長60センチメートル。天涯孤独で単独行動しているが、警戒心がない性格。猪が油田で泥浴びをしていた史実から、油の匂いがする猪として千空たちに探されていた。フランソワに調理されそうになっていたが、寸前で千空たちに発見され救われる。スイカとチョークと仲良くなり、千空たちを油田へ連れて行った。油田によって体が油臭いためその後も調理を免れる。スイカの友達として科学王国の仲間となり、その後はチョークと一緒に食料集めに貢献している。

司帝国（つかさていこく）

獅子王司（ししおうつかさ）

CV：中村悠一
幼少期CV：寺崎裕香

「霊長類最強の男子高校生」の異名を持つ18歳の青年。格闘技家。千空、大樹の次に復活した三番目の復活者。
病気で入院し長らく意識不明だった妹「未来」の医療費のために格闘技で稼いでいた。世界にも名が知れている有名な格闘技家で、1人でライオンの群れを素手で倒せる程の武力を持つ。他にも猪に追いつく足の速さ、鳥に届く程の飛翔力、時速200㎞以上のボーガンを素手で掴む瞬発力を持つ。さらに千空ほどではないが科学知識も持ち、ゲン程では無いが英語もできる。話している最中に「うん」と合間を入れる癖がある。幼い頃に入院している未来のために貝殻のネックレスを作ろうとするが、浜辺の所有者に一方的に泥棒と決め付けられ酷い折檻を受けた事がある。この経験から大人が税金などで若者を搾取する現代の日本の在り方を嫌い、石化後の世界では大人の石像は壊し、純粋な若者だけを復活させ、誰の所有物でもない自然と共に生きるべきという選民思想を持つ。そのため全ての人間を復活させる事を目標にする千空、大樹、杠と考え方が異なり対立し、杠を人質にして千空を手に掛けた。その後千空が本当に死んだかどうか疑問に思いゲンや氷月を石神村に派遣したり、千空が生きていると知ったあとは千空の出方を読み対策をした。自身が復活させた者達の名前を全員覚えており、氷月が見殺しにした部下達の名前も全員覚えていた。また、自分が破壊した石像の場所と人数も全て覚えている。ただ記憶力が良いというよりは迎え入れた仲間を大事にし、殺した者を忘れないと言う性格故でもある。千空との戦いは、千空がニトログリセリンを作ったことで取引に応じ、千空が未来を助けるという条件で休戦を受け入れた。未来は千空の読み通り石化の副作用による回復力で病気が感知し、6年ぶり（石化後3706年ぶり）に目を覚ました。しかし司に守るものという隙が出来た事で氷月に攻撃され、司は未来を庇って重症を受けた。千空と協力して氷月を倒した後は、致命傷の傷を治すために千空によって一時的にコールドスリープ状態になる。宝島編の後、手に入れた石化装置によって司は石化させられ、その後復活し無事傷を完治させた。アメリカ編では正式に千空の仲間になり、クロムと共にゼノ捕獲チームに加わり千空側のエースとしてゼノを捕獲した。その後は千空と合流し南米へ向かった。

氷月（ひょうが）

CV：石田彰

貫流槍術の使い手。管槍という武器を使う。司に匹敵する程の高い戦闘能力を持っている。敵味方男女関係無く、武力、知力、教養など有能な能力あるものを「ちゃんとしている」と評価する。
石神村の長が千空になった直後に村を襲撃に来て、一度目はゲンの機転によって管槍を壊されて撤退。二度目はスイカが囮になって逃げた先に硫酸の湖があり、風に乗って流れてきた硫化水素によって足止めをくらい撤退した。その際部下達を木から蹴落として毒ガスの有無を調べた。氷月は自分が蹴落とした部下達の名前を全くを覚えていなかったが、司は彼らの名前を全員分覚えていた。司とは選民思想をしているという点では同じであるが、氷月は弱い物が強い者にすがり付いて搾取する事を嫌い、優れた者だけを復活させるべきと思っている。未来復活後に未来を攻撃して庇った司を負傷させる。司に重症の傷を与えたことで自分が最強だと思うが、千空と司のタッグに負け牢獄に入れられる。宝島編ではもしもの時の戦力として檻に入れられたまま連れて行かれそのまま石化する。モズとの戦いで復活させられてモズにつくか千空につくか問われ、顔が良い人間だけいれば良いと言うモズの考えを聞いて呆れ、千空たちについた。以前から千空たちを「ちゃんとしている」と評価しており、思想が違うだけで千空たちを低くは見ていなかった。モズとの戦いでは、ただの槍での戦いでは氷月が劣勢であったが、千空から管槍を貰いモズに勝利する。この戦いによって努力をしてこなかった天才肌のモズに、努力して手に入れる強さを教えた。その後イバラの発動させた石化によってモズも氷月も石化する。アメリカ編では石化から復活させられ戦力の1人になる。その際に復活権を2人分もらい、モズとほむらを復活させた。クロムと共にゼノ捕獲チームに加わり、そのまま南米へ向かう。

西園寺羽京（さいおんじうきょう）

CV：小野賢章

弓矢の使い手。石化前は自衛官で潜水艦のソナーマンをしていた。司帝国で司と氷月に続く三番目の実力者で、非常に耳がよく、音で相手の居場所を把握できる。復活者同士で殺し合わないという理想を持ち、司帝国では石像は人ではなく石として司の行為に目を瞑っていた。杠が壊れた石像を復元し復活させようとしていた事を知り、千空たちに興味を持つ。クロムを捕虜にした際には、司にクロムが1人で来たと嘘の報告をし、クロムの脱走の手助けをした。千空とゲンがリリアンを偽っている事を耳の良さで見破り、誰も殺さないという条件で千空たちの仲間になった。船完成後はレーダー・ソナーを担当。地図作りでは目の良いコハクと協力して貢献する。アメリカ編ではクロムと共にゼノ捕獲チームに加わり、そのまま南米へ向かう。

上井陽（うえいよう）

CV：中島ヨシキ

元警察官の戦闘員。司帝国ナンバー4を自称する。自信過剰な性格で、言動は軽く、頭は悪い。失敗した者や罪を犯した者に一度相応の罰を与えたらそれ以上は不問にするという考えを持つ。現代の複雑な法律は難しいと感じ、単純なストーンワールドを気に入っている。トンファーを使い、作中ではマグマと同等レベルの戦闘力を持っている。捕虜になったクロムの監視役をしていて、クロムを原始人と馬鹿にしてはいけないと言いながら馬鹿にして笑う。クロムの脱走を許してしまった後は自分は死んだ事にするよう部下に言い、顔につけていた石の仮面を渡して逃走する。その後偶然捕虜になっていたほむらを発見して逃がし、これを功績に司帝国に戻ろうとするが、すでに司王国は滅んでいて科学王国に入った。司帝国でも科学王国でもトップになろうとするが失敗。科学王国では杠の手芸部とパワーチームに所属。宝島編では元警官で銃経験者であるため銃を所持する。実は銃は得意では無いがたまたま試し射ちが的に当たり褒められた。イバラ、モズとの戦いではモズによって海に落とされるが、海からイバラの手を狙い石化装置を奪う。しかし機転を利かせたイバラの行動によって石化させられてしまう。アメリカ編では杠たちと共にアメリカに居残り組となった。

紅葉ほむら（もみじほむら）

その他復活者

5wRyz

@5wRyz

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