Dr.STONE(ドクターストーン)のネタバレ解説・考察まとめ

『Dr.STONE』とは、原作・稲垣理一郎、作画・BoichiによるSF・サバイバル漫画である。2017年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始した。2019年に第1期が全24話でアニメ化し、2021年に第2期が放送。ある日、謎の光によって地球上の全人類が石化してしまう。長い長い時が流れ、最初に石化から目覚めたのは主人公「石神千空」で、人類が石化してから約3700年が経っていた。人類はこれまで築いてきた全文明を失うが、千空は幼馴染「大木大樹」などの仲間と共に科学によってその文明を取り戻していく。

CV:村瀬歩

門番の青年。16歳。金狼の弟。
他人にフランクな態度で接する。単純で弱気な性格で、危ないことや面倒事は他人任せにしようとする。他人の発言の行間を読まない野暮な発言をしたり、空気を読まずに他人を煽ったりする。危ないことや怖い事が嫌いでズルをしてでも避けようとするが、結局巻き込まれてしまう。宝島へ行く船に乗るのを拒否するが、あえてやっぱり行くフリをして海に飛び込み、ルリや南たちの自分への評価を上げようとする。しかし空気を読まなかった大樹に船まで連れて行かれ、本当に一緒に行く事になってしまう。女好きで、ルリと結婚しようとしたり、村でハーレムを作ろうとする。卑怯でゲスな行動が目立つキャラであるが、硫酸採取の際には勇気を振り絞って千空とクロムを追って助けに入り貢献したり、宝島では女装してコハクたちと一緒に後宮へ潜入した。イバラの爪で腹を貫かれて瀕死の重傷になるも、コハクの機転で石化され、石化の修復力によって一命を免れた。金狼に対しては、金狼だけ金の槍を貰った事を妬んだり、金の槍が消失した事を揶揄したりしている。しかし兄弟愛はあり、金狼が氷月に追い詰められた時は涙ながらに金狼を助けようとしたり、宝島で金狼が石化した時はとてもショックを受けていた。アメリカ行きの船の中で司が戦力強化として訓練をした際には、言い訳をしてそこには加わらず、甘えるように銀狼と2人だけで訓練していた。

コクヨウ

CV:金尾哲夫

村の長。コハクとルリの父。厳格な性格。
ルリの婚約者を決める御前試合で女なのに出場して優勝したコハクに怒り、コハクを勘当する。ルリの病気に対してはとても心配しているがどうしようもなく、かつてはコハクを次の巫女にしようとしていた。コハクはこれを断り、あえて巫女に相応しくない粗暴な性格になっていった。御前試合で優勝したよそ者の千空を認めていなかったが、千空がルリを救ったことで千空を長だと認めた。その後千空の作ったストーブや備蓄食料などが村の発展に貢献し、村人達が安全に安心して暮らせる様になって行ったため千空を長にして良かったと確信した。コハクに対しては当初は厳しい態度を取っていたが、コクヨウが幼少期のコハクにあげた盾を、現在のコハクが簡単に手放したのを見てショックを受けていた。ルリに対しては元気になったのを見て涙している。科学王国と司帝国の戦いでは千空に協力し、刀を持って戦うなどしている。

スイカ

CV:高橋花林

スイカのフルフェイスヘルメットのような物を被った少女。9歳。スイカと言う名前は本名なのかあだ名なのかは不明。
ぼやぼや病(近眼)を患っており、そのせいでとても険しい顔になるのを恥ずかしく思い、顔を隠すためにスイカを被っている。スイカを被る事によってピンホール効果が生まれ少しだけ良く見えるようになっていた。スイカの近眼に気づいた千空によってスイカヘルメットの眼元にレンズを入れてもらい、周りが鮮明に見えるようになった。他人の役に立ちたいという思いが人一倍強く、積極的に物集めなどの科学品を作る手伝いをしたり、潜入調査したりする。潜入の際は小柄な体をスイカのヘルメットの中に入れて動き、一見ではスイカが落ちてるようにしか見えない状態になれる。目つきの悪さなど自分と行動が似ていたため金狼が近眼である事に1番最初に気づき、御前試合でヘルメットを金狼に渡した。マグマにヘルメットを破壊されてしまうが千空とカセキに新しく作ってもらい、新しい方は丸めた葉っぱが集音機になっている。宝島へ行くメンバーには選ばれてなかったが、隠れて密航しており龍水に捕まり叱られる。しかしキリサメに石化光線を受けた際に龍水によって海へ逃がされ石化を免れた。船へ帰ってきた千空たちに気づいてイバラの部下達が居る船内からラボカーを奪取する活躍を見せ千空達と合流した。アメリカ編からは正式に渡航メンバーになった。スイカの発音は稲垣理一郎や担当編集者は果実のスイカと同じ発音で呼んでいるが、suica(ICカード)でも果実のスイカでもどちらでも良いとしている。ちなみにアニメ版は果実のスイカの方の発音である。

マグマ

CV:間宮康弘

凶悪で凶暴な性格の青年。当初は村長に最も近い男とされていた。
村長になる野望を持っているが、御前試合でコハクに負けてしまう。長になりたいだけでルリの夫になりたいわけではなく、ルリには早く死んでもらおうと思っていた。自分の邪魔をするコハク、千空、ゲンを殺そうとするなど、敵にたいしては容赦が無い。特にゲンは闇討ちで心臓を一突きにされており、血糊袋で防いでいなかったら本当に死んでいた。戦闘の実力ではコハクや眼鏡をつけた金狼に劣るが、村1番の怪力の持ち主である。長になった千空を認めておらず隙を見て殺そうと思っている。しかしタングステンを取りに洞窟へ行くメンバーに選ばれ千空と2人で雲母の穴に落ちてしまう。千空と力を合わせて脱出できたことで、司を倒すまでは千空の仲間でいる事になる。その後は積極的に千空の手伝いをする素振りがあり、自分がこうだと思う独自の方法ではあるが自分達の勝利のために行動をしている。ニッキーが仲間になってからは、ニッキーがマグマの抑止力となるシーンが多く、話を聞かず暴走するマグマをニッキーが力づくで止めている。コハクや大樹たちと同様にパワーチームの1人で、宝島やアメリカに行く船の乗員に選ばれた。司に勝利後、マントルに千空を殺すかどうか尋ねられるが、もうその気はなさそうであった。

マントル

CV:松重慎

マグマの腰巾着。マグマを恐れてもいるが、そんなマグマを賞賛し付き従い「マグマ様」と呼んでいる。御前試合ではスイカを捕まえて木に縛り付け、コハクにはスイカが溺れていると行って救出に向かわせ、コハクを試合に間に合わせないようにした。自身はクロムと当たり子供の喧嘩のようにポコスカ殴りあう戦いをするが、コハクが帰って来る事に気づいたマグマの指示で棄権して敗北。これによりコハクは千空との試合にギリギリ間に合わず失格になった。その後もマグマと一緒に行動し、マグマが千空に協力するため、マントルも千空に協力している。マグマから千空を殺したいか尋ねられた際は、答えが出ずに悩んでいた。

カセキ

CV:麦人

60歳の老人。村で職人をしている。
職人として非常に高い技術力と理解力を持ち、見ただけで硝子の加工を行えるほどの実力。千空の描いた設計図で科学に使う機材を作っている。フラスコや試験管などありとあらゆるものがカセキが作った物で、カセキが居なければ科学王国は成り立っていない。現代でもプロの職人が作るほど作るのが難しいヒックマンポンプを作る事ができる。体は年の割りに筋肉質。細かいものを作ったり難解な形の物を作る工作作業が大好きで、設計図を見て興奮するとパンプアップして服が引き千切れる。物作りが好きで職人になったが、村人達に白い目で見られないように橋や盾を作って村に貢献していた。物作りをする友人はおらず、切磋琢磨し合う千空とクロムの関係を羨ましく思っていたが、2人にカセキも物作り友達だと言われ嬉しくて涙してしまう。自動車や風力発電機など作った物は我が子のように可愛がっており、それが壊れると悲しんでいる。宝島では石化されてしまうが、イバラたちに勝つアイテムを作るために真っ先に石化を解く人物に選ばれ、大樹と龍水によって海から石像を拾い上げられて復活した。60歳の老人であるが科学王国に必要不可欠な人物であり、登場してからずっと現役主要メンバーとして千空やクロムと一緒に行動しており、宝島編、アメリカ編でも乗員として船に乗る。アメリカ編では船からフランソワと共に秘密裏に脱出して千空と合流し、南米へ行くメンバーになった。

ルビィ

ルビィCV:近藤玲奈

村で1番の綺麗所の三姉妹。通称キラキラ三姉妹。好きなタイプは驕ってくれる人。村ではモテている。千空は物で釣れそうなルビィを猫じゃらしラーメンを作っておびき寄せ、ラーメンの対価として働かせてルビィを仲間につけた。

サファイア

サファイアCV:前田佳織里

村で1番の綺麗所の三姉妹。通称キラキラ三姉妹。好きなタイプはイケメン。村ではモテている。

ガーネット

5wRyz
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