ジュラシック・ワールド(Jurassic World)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジュラシック・ワールド』とは2015年のアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシック・パーク』シリーズ4作目である。前作に引き続きスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めている。イスラ・ヌブラル島で起きた「ジュラシック・パーク」の事件から22年。新たなるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」がオープンし、多くの観光客で賑わっていた。しかし、新たな目玉アトラクションとしてパークが用意していた新種恐竜インドミナス・レックスが脱走し、パークは大パニックに陥る。
ジュラシックワールド・パークとインジェン社の親会社である。テーマパークや遺伝子研究の分野以外にも通信ネットワークや石油発掘など様々な産業に着手する巨大グローバル企業。
ジュラシック・ワールド
マスラニ・グローバルが2005年に、イスラ・ヌブラル島で開業した巨大テーマ―パークである。恐竜の展示からアトラクション、科学館やショッピングモールなどが集まるリゾート地区として整備されている。
インジェン社
1997年にマスラニ・グローバルに買収された遺伝子会社。元ジュラシック・パークと一体化した会社であり、現在はマスラニ社の傘下で遺伝子操作や恐竜の創造に専念している。
『ジュラシックワールド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
22年の時を超えた恐竜たちの復活
出典: www.imdb.com
『ジュラシック・ワールド』は22年越しに恐竜たちをスクリーンに復活させた。CG技術の向上により、映像の迫力は凄まじいものである。特に圧巻なのは、水族館で見れるイルカショーならぬ「モササウルスショー」であろう。パーク内で飼育されている肉食動物としては最大であり、大きく口を開けホホジロザメを食べる姿が印象的である。
また、今作で登場した架空の肉食動物である「インドミナス・レックス」は、知能、戦闘能力共に高く、パークを窮地に追い込む。オーウェンらが何度も危機へと追い込まれるなど恐竜への恐怖感や緊張感は健在である。映像技術の進化による圧倒的な迫力と各所に見れるかつての『ジュラシック・パーク』の名残に、過去作ファンもそうでない人も熱狂し、本作は全世界で絶大な評価を受けた。
ティラノサウルス・レックスとヴェロキラプトルの共闘
出典: www.imdb.com
物語終盤、圧倒的な強さであるインドミナス・レックスに追い詰められるティラノサウルス。そこに、絶命したと思われていたヴェロキラプトル(ブルー)が駆けつけて加勢してくる。1作目では「仲間を殺されたヴェロキラプトルがティラノサウルスに襲い掛かるシーン」がある。今回は敵・味方の関係が入れ替わっており、かつて争い合った恐竜同士が手を組んでいる状況は熱い展開と話題になった。
『ジュラシック・ワールド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
作中に登場するゲートは、「ジュラシックパーク」に出てくるゲートと同じデザイン
出典: www.imdb.com
正面に「JURASSIC WORLD」と書かれ、その両側には3本の松明が掲げられている。これは「ジュラシックパーク」のゲートと同じデザインがされており、かつての興奮を思い起こさせる、スタッフの粋な演出である。
ジュラシック・パーク創設時から出世したヘンリー・ウーが登場
出典: www.imdb.com
過去シリーズでも登場している遺伝子学者のヘンリー・ウーは今作で出世して再登場している。1作目と同じくB・D・ウォンが演じている。過去シリーズからは唯一の再登場キャラクターである。
『ジュラシック・ワールド』の主題歌・挿入歌
テーマミュージック:John Towner Williams『ジュラシックワールド』
基本的な旋律が『ジュラシックパーク』の有名なテーマミュージックとほとんど共通している。25年もの時を超え、恐竜に会える世界へといざなう、唯一無二のテーマ曲であろう。
『ジュラシック・ワールド』 の予告
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目次 - Contents
- 『ジュラシック・ワールド』の概要
- 『ジュラシック・ワールド』のあらすじ・ストーリー
- 『ジュラシック・ワールド』の登場人物・キャラクター
- オーウェン・グレイディ(演:クリス・プラット)
- クレア・ディアリング(演:ブライス・ダラス・ハワード)
- グレイ・ミッチェル(演:タイ・シプキンス)
- ザック・ミッチェル(演:ニック・ロビンソン)
- サイモン・マスラニ(演:イルファーン・カーン)
- ヴィック・ホスキンス(演:ヴィンセント・ドノフリオ)
- ヘンリー・ウー(演:B・D・ウォン)
- ザラ・ヤング(演:ケイティ・マクグラス)
- ロウリー・クルーザース(演:ジェイク・ジョンソン)
- ヴィヴィアン・オキアミ(演:ローレン・ラプカス)
- バリー・センベーヌ(演:オマール・シー)
- 若いラプトル調教師(演:コルビー・ブースマン・シェパード)
- ジャイロスフィアのオペレーター(演:マーティ・カルバロプリー)
- カレン・ミッチェル(演:ジュディ・グリア)
- ジミー・ファロン(演:ジミー・ファロン)
- ミスター・DNA(声:コリン・トレヴォロウ)
- パドックの監視員(演:エリック・エデルシュタイン)
- パドックの労働者(演:エディ・J・フェルナンデス)
- タカシ・ハマダ(演:ブライアン・ティー)
- ライアン・クレスト博士(演:ブレント・カペル)
- インジェン社の契約者(演:マイケル・パパジョン)
- スコット・ミッチェル(演:アンディ・バックリー)
- ハル(ハロルド)・オスタリー(演:ジェームズ・デュモン)
- 作中に登場する恐竜
- ティラノサウルス・レックス
- ヴェロキラプトル(ブルー、デルタ、エコー、チャーリー)
- インドミナス・レックス
- モササウルス
- アパトサウルス
- アンキロサウルス
- プテラノドン
- ディモルフォドン
- 『ジュラシック・ワールド』の用語
- イスラ・ヌブラル島
- マスラニ・グローバル
- ジュラシック・ワールド
- インジェン社
- 『ジュラシックワールド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 22年の時を超えた恐竜たちの復活
- ティラノサウルス・レックスとヴェロキラプトルの共闘
- 『ジュラシック・ワールド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に登場するゲートは、「ジュラシックパーク」に出てくるゲートと同じデザイン
- ジュラシック・パーク創設時から出世したヘンリー・ウーが登場
- 『ジュラシック・ワールド』の主題歌・挿入歌
- テーマミュージック:John Towner Williams『ジュラシックワールド』
- 『ジュラシック・ワールド』 の予告