レディ・イン・ザ・ウォーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レディ・イン・ザ・ウォーター』とは2006年に公開されたファンタジームービー。『シックス・センス』(1999)など衝撃的な結末の映画が大ヒットしたM・ナイト・シャラマンが監督を務めた。殻に閉じこもった人生を送っていたある中年男が、海の精に出会う。中年男は周囲の人々と協力して、海の精を助け、世界を救うために大奮闘する。天敵の恐ろしい魔物も登場し、危険と困難を伴うミッションを通して、中年男は失っていた自信を取り戻し、人生を見つめ直す。現代に蘇ったおとぎ話が、大きな感動を与えてくれる作品だ。

『レディ・イン・ザ・ウォーター』の概要

『レディ・イン・ザウォーター』とは2006年に製作されたファンタジームービー。
興行収入は7280万ドルと大ヒット作品とは言い難いが、神秘性や信仰性を扱ったM・ナイト・シャマラン監督の世界が堪能できる作品である。

主役のクリーヴランドを演じたポール・ジアマッティは演技力の評価が高い俳優である。特に映画『サイドウェイ』(2004)は彼の代表作で、数々の映画賞にノミネートされた。ストーリー役のブライス・ダラス・ハワードは、シャラマン監督作品『ヴィレッジ』(2004)で主役の座に大抜擢され、一躍注目を浴びた女優だ。因みに彼女の父親は映画『ビューティフル・マインド』(2001)にて第74回アカデミー賞監督賞・作品賞を受賞したロン・ハワード監督である。監督のM・ナイト・シャマランは映画『シックス・センス』(1999)で鮮烈な印象を残し、その後数々の大ヒット作を世に送り出した。自身の映画に俳優として出演することが多く、今回も未来に多大なる影響を与える青年、ヴィック・ランを熱演している。

この物語は個性的な住民が住むコーブ・アパートを舞台に、管理人クリーヴランドが海の精であるストーリーに出会うことから始まる。ストーリーを無事に故郷に帰すため、クリーヴランドを中心にコーブ・アパートの人々が一丸となって奮闘する。海の精の天敵であるスクラントという魔物も現れ、命の危険に晒されたストーリーを救うべく、クリーヴランド達は力を合わせて難局に立ち向かう。海の精を救うという主軸の物語の中で、神秘的な妖精がコーブ・アパートの人々の迷いや苦しみを癒し、彼らの人生を大きく変えていく様が描かれる。幼い頃、誰しも耳にしたことがある昔話が現代に蘇り、古いけれども新しい現代版おとぎ話となっている。

『レディ・イン・ザ・ウォーター』のあらすじ・ストーリー

コーブ・アパートの人々

フィラデルフィアの緑豊かな地に居を構える「コーブ・アパート」には、様々の国籍と変わった個性を持つ人々が住んでいた。ペレス家は5人姉妹を持つ賑やかな一家だ。東洋人の大学生ヤン・スーン・チョイは、母親と共に住んでいる。レジーは人体実験と称して、体の右側だけを鍛える風変わりな男だ。リーズ氏はこのアパートの主的存在で、いつも自室に籠りTVばかりを見ている。動物愛護家のベル夫人は、とても優しく賢い女性だ。いつもマリファナを吸いながら、くだらない話ばかりしているヒッピー集団のような男達も住んでいる。デュリー氏はクロスワードが天才的に得意で、その息子のジョーイは、コーンフレークを食べながらとめどなくおしゃべりしている不思議な男の子だ。インド系の青年ヴィック・ランとアナ・ランは兄妹で、2人はいつもケンカばかりしている。ヤギのような髭を生やしたバブチック氏は、おしゃべり好きの妻にいつも自身の秘密をばらされている。そこに新たに映画評論家のハリー・ファーバーという男も引っ越してきた。このアパートで管理人を務めるクリーヴランド・ヒープは、吃音を患うさえない中年男だ。しかしいつも穏やかに仕事をこなし、住人から信頼されている存在だった。彼の目下の悩み事は、中庭にあるプールで真夜中に誰か泳いでいる者がいる、ということだった。プールの使用は夜7時までという決まりがあるため、クリーヴランドは誰が犯人かと住人達に聞き回っていた。

海の精との出会い

クリーヴランドはプールサイドにある管理人室に住んでいた。真夜中、ふと窓の外を見ると、プールが波打つのが見えた。アパートのルールを破っている犯人を捕まえようとプールに出たクリーヴランドは、うっかり足を滑らせ、頭を打ち気を失ってしまう。ふと気が付くと、彼はなぜか管理人室のベットに寝かされていた。そして若く美しい女性が、こちらをじっと見つめながら佇んでる。その女性はストーリーと名乗り、ブルーワールドから来たナーフだと告げた。ストーリーと話している間はなぜか吃音が起こらず、すらすらとしゃべれている自分にクリーヴランドは驚く。まだあどけない少女のようなストーリーを家まで送ろうと外に出たクリーヴランドは、獣のような唸り声を耳にする。プールサイドに隣接した森の中から、何か得体のしれないイノシシのようなものがこちらに向かって突進してきた。その異様な姿に、2人は叫び声を上げながら管理人室に逃げ込んだ。

翌朝クリーヴランドは読書仲間のヤンに、ナーフという言葉について尋ねてみる。ヤンの母親の話によると、ナーフとは東洋のおとぎ話に登場する海の精だと言う。ナーフはどうやら「選ばれし器」と呼ばれる人間に会わなければならないらしい。ナーフがその人間に会うと、その人間の中で「目覚め」が起こる。そしてそれが成し遂げられると、ナーフは巨大なワシ、グレート・イートロンと共に故郷に帰ると言い伝えられてきた。しかしナーフを殺そうとするスクラントという魔物が存在するらしく、昨夜見た獣はナーフの天敵であることが分かった。

「選ばれし器」探し

ヤンからおとぎ話を聞いた後、クリーヴランドは「誰か会うべき人がいるのか?」とストーリーに問うと、「その人は作家」だと彼女は答えた。しかし名前も分からず、どんな人物なのかもわからない。その「選ばれし器」に会ったら故郷であるブルーワールドに帰れる、とストーリーは語った。クリーヴランドは「選ばれた器」を探し始める。最初は新聞に映画評論を寄稿しているハリー、蝶が自然と肩にとまるという不思議な雰囲気を持つベル夫人などに探りを入れるが、なかなかピンとくる人間はいなかった。しかしたまたま廊下ですれ違ったラン兄妹の会話から、兄のヴィックが本の執筆に行き詰まっていることを知る。それは「料理本」というタイトルなのだが、内容は全く料理に関係なく、今の文化や指導者が抱える問題を書いた社会派の文章であった。ヴィックが「選ばれし器」ではないかと考えたクリーヴランドは、さりげなく管理人室にヴィックを呼び出し、ストーリーに対面させる。ストーリーを一目見ただけで、ヴィックは「心の奥を刺されたような」衝撃を受ける。そしてヴィックは内なる声に導かれ「料理本」の執筆を再開する。

一方、ストーリーは水を求めるように管理人室でシャワーを浴び始めた。水を得て元気になったストーリーは、管理人室でクリーヴランドの日記を見つけ読んでしまう。クリーヴランドは元々医者で、妻子と共に暮らしていた。しかし彼の留守中に強盗が入り、家族は殺されてしまったのだ。それ以来彼は心を閉ざして生きてきた。「すべての生き物には果たすべき役割がある」そう言ってストーリーは彼を慰めた。

クリーヴランドはラン兄妹に、ストーリーについて説明し、協力を仰いだ。ストーリーはそこでヴィックの未来について語り始める。ストーリーは「アメリカの中西部に住む青年が、ヴィックの執筆した『料理本』に大きな影響を受ける」と告げた。その青年はヴィックの思想を受け継ぎ、アメリカの指導者となり、素晴らしい変革を起こす。つまりヴィックの「料理本」は起こるべく変革の種になる。そうストーリーは予言した。その予言を受けてヴィックはついに「料理本」を書き終える。そしてヴィックは、ストーリーにある疑問をぶつける。それはなぜ「料理本」を書いた自分に指導者が会いにくるという予言がなかったのか、というものだった。ヴィックは自分が変革を目にすることなく亡くなってしまうことに気付いていた。その予想をストーリーは肯定し、「人はみんな繋がっているの。1人の死がすべてに影響を与える。」とヴィックを慰める。ヴィックはショックを受けるが、運命を受け入れた。

ナーフを助ける人々

クリーヴランドはより情報を得るため、チョイ夫人に再びナーフについて尋ねた。グレート・イートロンがナーフを迎えに来る時、スクラントに襲われないようにタートゥテックという掟の番人がナーフを守ってくれるらしい。またどうやらストーリーはマダム・ナーフと呼ばれるブルーワールドの女王のようだ。そのナーフは自身がマダム・ナーフであるという意識は全くないが、人間界を変える力を持っており、彼女の帰還はいずれブルーワールドに大いなる啓示をもたらす、と言い伝えられていた。そして地上にナーフを手助けする人間が存在し、彼らは無意識のうちに「選ばれし器」の周囲に集結する。彼らは通訳、守護者、ギルド、ヒーラーと呼ばれる。ストーリーはクリーヴランドが守護者ではないか、と予想した。通訳は身近なものからサインを読み取り、宇宙からのメッセージを伝える者のことだ。ギルドとは集団でナーフを救う役割を担う人達のことを指す。ヒーラーはあらゆる生き物の生命力を浄化できる力を持ち、蝶を呼び寄せるという特性を持っていた。クリーヴランドは近くにいるはずの彼らを探し始めた。

まずクリーヴランドは、映画評論家で、筋書のプロであるハリーを尋ね、お話に出てくる登場人物について考察を求めた。その考察によると、物語の中で通訳的役割を果たすのは、分析力がありパズルなどを得意としている人物だ。ギルドは集団でいる人々で、常にくだらない話ばかりをしている。そうハリーは分析した。そこで通訳がクロスワード名人と呼ばれるデュリー氏、ギルドがヒッピー集団、ヒーラーが肩に蝶がとまるベル夫人、とクリーヴランドは目星をつけ、彼らに事情を話し、協力を仰いだ。

ストーリーの元に集まった彼らは、明日迎えに来るというグレート・イートロンの元に彼女を無事に届けるため、そしてスクラントから彼女を守るため、作戦会議を始めた。デュリー氏は半信半疑ながらもクロスワードを解きながら、宇宙からのメッセージを読み取ろうとする。彼は完全、計画、パーティー、音響という言葉を無意識のうちに選ぶ。そしてその言葉を受けて作戦を立てた。スクラントもグレート・イートロンも人目があるうちは現れないと予想し、まず中庭でハリーの歓迎パーティーを計画して大勢の人を呼び寄せ、スクラントの目を晦ませる。その後室内でバンド演奏を始めて、参加者をそこに集め、中庭に残った関係者が彼女を守りながら、グレート・イートロンの来訪を待つというプランを練った。そしてヒッピー集団は「パーティーなら任せてくれ」と力強く請け負った。ここにストーリーを救うためのチームが出来上がる。

守護者として責任感を持ったクリーヴランドは、明日の練習も兼ねて、スクラントと対決しようとする。夜、中庭に出たクリーヴランドは、地面がムクムクと盛り上がるように現れたスクラントと対峙した。大型犬よりも大きく、グルルッと唸り声を上げるスクラントの異様な姿に、クリーヴランドは恐怖に襲われる。しかし「守護者がスクラントの目を見つめると動けなくなるはず」とストーリーは励ました。しかしスクラントは一歩もひるまず、こちらに向かってくる。あわや命の危機となった時、ちょうどハリーが通り掛かる。普通の人間からは身を隠すスクラントは途端に姿をくらまし、クリーヴランドは窮地を脱した。この出来事を通して、クリーヴランドは守護者ではないと分かり、ストーリーは困惑し、クリーヴランドは自信を失う。

旅立ちのパーティー

翌日、クリーヴランドはパーティーに参加するよう、アパートの住民に声を掛けて回る。いつも部屋に閉じこもっているリーズ氏にも声を掛けると、彼はどうやらこのアパート内で何かが起こっていることに気付いているようだった。リーズ氏は不穏な空気を察知しながらも深くは問いたださず、悲しい過去を持つクリーヴランドに「過去からは逃げられない」と諭すように伝える。一方、ストーリーはまだ困惑していた。「不器用でいつもみんなから笑われていた私が、世界なんか導けない」と泣き言をクリーヴランドに漏らす。リーズ氏の言葉で意識に変化が起こったクリーヴランドは、「君は世界を導くために生まれてきたんだ」と力強く彼女を励ました。

夜、パーティーも盛り上がってきた頃、ストーリーはグレート・イートロンの来訪を直感する。クリーヴランドはストーリーを守りながらプールサイドに連れて行った。パーティーに参加していた右側筋肉男のハリーは、そのただ事ではない様子に興味を抱き始める。アナはスクラントが周囲にいないことを確認し、ヒッピー達は室内でバンド演奏を始めるように合図した。しかしいつまでたってもバンドの演奏は始まらず、焦りと困惑でチームの輪が乱れ始める。その一瞬の隙を狙って、スクラントはストーリーをさらい、森の中に引きずり込んでいった。それに気付いたクリーヴランドが森に駆け込むと、ストーリーは傷だらけで倒れており、全く意識がない状態だった。アパートの中に集結したチームのみんなに見守られ、ヒーラーであるベル夫人がストーリーを抱きしめ傷を癒そうとするが、彼女の意識は一向に戻らない。通訳のデュリー氏も必死にクロスワードからメッセージを見つけようとするが、なにも思い浮かばなかった。デュリー氏は自分が通訳ではないかもしれないと疑いの声を上げる。チームは原点に帰り、通訳とは「ありふれてしまったものを純粋にみられて、そこから神の声を聞ける人」ということを確認した。そこでデュリー氏は、コーンフレークの箱を見ながらおしゃべりばかりしている息子ジョーイが通訳ではないかと思い当たる。ジョーイは自宅の棚に山と積まれたコーンフレークの箱を見ながら、思いつくままに言葉を選び始めた。ジョーイは「なすべき儀式がある」「それにはギルドともう2人の助けが必要だ」「儀式は7人の姉妹が行う」「秘密を持っていない男と尊い発言をした男が儀式に立ち会う」というメッセージを見つけ出す。つまりギルドは女性であって7人いること、それにもう2人の男の助けが必要だということが分かった。「姉妹」という単語からペレス家の5人姉妹とヤンとアナ、秘密を持ってない男は奥さんにいつも私生活を暴露されているバブチック氏 、尊い発言をした男とはリーズ氏であると推測し、それぞれに協力を求めた。

クリーヴランドの使命

いよいよ儀式が始まった。ギルドの女性陣であるペレス家の5姉妹、ヤン、アナがストーリーの回りに集まり、輪となって囲む。ヒーラーのベル夫人がストーリーを抱きしめ、「私たちの元に戻ってきて」と祈る。しかしストーリーの傷は癒えず、意識も戻らない。大人達が動揺する中、ジョーイがスッと前に進み出て「間違っていた」と言い、「姉妹が儀式を行うのではなく、彼が7人の姉妹の儀式を導くのだ」と訂正した。そこでヒーラーは女性のベル夫人ではなく、男であったことが分かる。クリーヴランドは、ベル夫人に蝶がとまった所を見たから彼女がヒーラーだと主張する。しかしベル夫人はそれを否定し、蝶を引き付けていたのは実はクリーヴランドだと判明する。自分にヒーラーが務まるはずがないとおじけづくクリーヴランドに、リーズ氏は「だまれ!やるんだ」と喝を入れる。意を決したクリーヴランドはストーリーを抱きかかえた。そして7人のギルドがクリーヴランドを取り囲み、手を添えて目を閉じる。ストーリーを守れなかった不甲斐なさと、過去に妻子を救えなかった悲しみが重なったクリーヴランドは、泣きながらストーリーの回復を祈る。するとストーリーの傷はみるみる消えていき、やがて意識が戻った彼女はニッコリとほほ笑んだ。

グレート・イートロンの来訪

ちょうどその頃、急に雨が降り出し、中庭でパーティーを楽しんでいた人々はアパートの中に入っていった。土砂降りの中、クリーヴランド達は手に手にほうきなど武器になりそうなものを携え、スクラントを警戒しながら中庭に出た。皆に見守られながらグレイトイートロンを待っていると、そこに再びスクラントが現れる。この魔物との最終対決がいよいよ始まったが、なぜかスクラントは固まって動かない。スクラントの目線の先にはなんとレニーが居たのだ。彼が守護者だと気付いたクリーヴランドは「こいつから目を離すな!」とレニーに向かって叫んだ。レニーはスクラントに立ち向かい、彼が一歩進むたびにスクラントは少しずつ後ずさる。その緊迫した攻防の中、突然タートゥテックが現れ、スクラントを容赦なく打ちのめし、森の中に引きずっていった。天敵が退治されると、やっと嵐の空にグレート・イートロンが現れた。クリーヴランドはストーリーと固く抱きしめ合い、自信を取り戻したお礼を伝える。そしてストーリーはグレート・イートロンと共に、嵐の中を故郷に向かって帰っていった。

『レディ・イン・ザ・ウォーター』の登場人物・キャラクター

クリーヴランド・ヒープ(演:ポール・ジアマッティ)

吹き替え:清水明彦

「コーブ・アパート」の管理人。
勉強家で真面目に仕事をこなす人の良い人物で、アパートの住人にも好かれている。
吃音を持っているが、アパートの住人は決してそのことをバカにしたりはしない。
元々は医者だったが、妻と子どもが強盗に殺害されて以来、心を閉ざし生きている。
ストーリーと出会ってからは、ブルーワールドの存在を信じ、彼女の帰還のために奔走した。
最初クリーブランドは守護者ではないかと思われていたが、実はヒーラーであることに気付き、スクラントに襲われた彼女の傷を癒す。
グレート・イートロンが飛来する最後の瞬間まで、彼女に寄り添い支えた。

ストーリー(演:ブライス・ダラス・ハワード)

吹き替え:佐古真弓

ブルーワールドから派遣されたナーフと呼ばれる海の精。
裸で人前に出たり、ビンやアクセサリーなどを集めるなど、まだ少女のようなあどけなさを持つ。
とても不器用で自信がない少女ではあるが、世界を導く海の精マダム・ナーフになると言われている。
スクラントに命を狙われる恐怖と戦いながらも、「選ばれし器」のヴィックに彼が世界に多大なる影響を与えるという予言を伝えた。
スクラントに襲われ大きな傷を負うが、ヒーラーであるクリーヴランドに癒され、数々の困難を乗り越えて、故郷ブルーワールドに帰還する。

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