ジョニィ・ジョースター(スティール・ボール・ラン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジョニィ・ジョースターとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』の主人公で、元ジョッキーにしてスタンド使い。19歳。
下半身不随だったが、ジャイロと出会った事で馬に乗れるようになる。「爪弾」を飛ばすスタンド「タスク」の使い手。
ジャイロとコンビを組んで「スティール・ボール・ラン」レースに参加する。自分の足が動くようにしてくれた「聖人の遺体」を欲している。
ジャイロと違い、殺意を込めて敵を撃つ「漆黒の意志」を持っている。愛馬の名はスローダンサー。

「聖人の遺体」争奪戦の終盤。ヴァレンタイン大統領にほぼ全ての遺体を総取りされたジョニィは絶望し、「『生きる』とか『死ぬ』とか、誰が『正義』で誰が『悪』だなんてどうでもいいッ!! 『遺体』が聖人だなんて事もぼくにはどうだっていいんだッ!! ぼくはまだ『マイナス』なんだッ! 『ゼロ』に向かって行きたいッ! 『遺体』を手に入れて自分の『マイナス』を『ゼロ』に戻したいだけだッ!!」と、己の心情をジャイロに吐露する。
ジョニィ・ジョースターは主人公でありながら、歴代のジョースターのように他者のための正義感を持たず、己の目的のために邁進する人間だという事を端的に表現したシーン。それに対しジャイロは否定も肯定もせず、ヴァレンタイン大統領に勝利するための「馬の力」を利用した「無限の回転」についての教えを披露する。これが終盤における大統領との戦いの、勝利への鍵となる。

「『虫さされフェチ』って…わかる? 女の子の二の腕とか足とかの皮膚が蚊に刺されてプチッと赤く膨れるだろ。あれに興奮する!」

最終決戦に臨む直前、ジョニィとジャイロはお互いの秘密を打ち明けようという話になる。まずジャイロから、自分の本名が「ユリウス・カエサル・ツェペリ」である事を明かし、厳格な父親グレゴリオがブッ飛んだネーミング・センスを持っている事が判明する。それに対しジョニィは自身の性癖について「『虫さされフェチ』って…わかる? 女の子の二の腕とか足とかの皮膚が蚊に刺されてプチッと赤く膨れるだろ。あれに興奮する!」と明かす。これにジャイロは「それを人にしゃべったらオレがヤバイくらい引くわ!」とコメントしている。
余談だが、ジョニィの虫さされフェチは作者である荒木飛呂彦自身の性癖である事を、当の本人がインタビューで告白している。

「たとえ異次元に行けたとしても…僕は自分の父を探しになんて決して行ったりしないだろう。あんたの方が…『正しい道』なのかもしれない…………少なくともここにいる僕よりは……人として『正しい道』を歩いている」

ジョニィがスタンド「タスク ACT4」を発現させ、「無限の回転」をヴァレンタイン大統領に撃ち込み勝利確実となった直後。大統領は「異次元から生きているジャイロ・ツェペリを連れてくるから、自分に撃ち込んだ回転を止めて欲しい」と取引を持ちかけられる。
さらに大統領が自分の父親を誇りにしており、彼の形見であるハンカチを肌身離さず所持している事を知ったジョニィは「父親の事って……そんな風に思うものなのか……」と驚く。ジョニィは幼少期から父に辛く当たられたトラウマから、父親を尊敬する事も信頼する事もできなかった。「たとえ異次元に行けたとしても…僕は自分の父を探しになんて決して行ったりしないだろう。あんたの方が…『正しい道』なのかもしれない…………少なくともここにいる僕よりは……人として『正しい道』を歩いている」と痛感する。
大統領の持ちかけてきた取引に応じたくなり、ジョニィの心が揺れ動いている事を示すシーンである。

「信じたかった。本当に…大統領を信じたかった。さようならジャイロ…………さようなら」

結局裏切ったヴァレンタイン大統領にとどめを刺し、死んだジャイロの魂と「信じたかった。本当に…大統領を信じたかった。さようならジャイロ…………さようなら」と、別れを告げるジョニィ。レースを通じて唯一無二の親友となったジャイロを心の底から助けたかったジョニィは、この後ただ号泣する事になる。

「――これは『再生の物語』――文字通り僕が再び歩きはじめる事になったいきさつ……………そして思い返せば、旅の間はずっと『祈り』続け………この馬による大陸横断レースは『祈り』の旅でもあったのだ」

本編最終回にて、ジョニィは独白の中で、「スティール・ボール・ラン」レースについて「――これは『再生の物語』――文字通り僕が再び歩きはじめる事になったいきさつ……………そして思い返せば、旅の間はずっと『祈り』続け………この馬による大陸横断レースは『祈り』の旅でもあったのだ」と振り返る。またレースを進む事を「河を渡る」と表現し、ジャイロの遺体を祖国に持ち帰る事に決めたジョニィは、大西洋の航海の無事を「祈って」おこうか、と呟き、物語は幕を閉じる。

ジョニィ・ジョースターの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ジョニィのスタンド名「タスク」の由来は、フリートウッド・マックのアルバム「タスク」

アルバム「タスク」のジャケット

ジョニィのスタンド名「タスク」の由来は、イングランド出身のロックバンド、フリートウッド・マックのアルバム『タスク』より。50年以上のキャリアを持つソフトロックバンドとして、世界的な知名度を誇る。ウォール・ストリート・ジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」にて11位を獲得し、CDのトータルセールスは1億2000万枚を超えている。

ジョニィが明かす「虫さされフェチ」は、作者である荒木飛呂彦の性癖

物語終盤、ジョニィが明かす秘密として「虫に刺された女性の赤くなった皮膚に興奮する」というものがある。これについて作者である荒木飛呂彦自身が「第7部でジョニィがジャイロに向かって、虫刺されフェチであることを告白するシーンを描いたんですけど、あれって実は僕自身のことなんですよ」とコメントしている。

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