ブラッククローバー(ブラクロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

王都決戦編

混乱の中、仲間同士で戦うことになってしまった騎士団。アスタは仲間の体と戦うことができずにいた。ユノも転生魔法の影響を受けていたが、アスタと合流した際に自力で自我を取り戻す。ユノとアスタたちはアジトから脱出すると、エルフとなってしまった魔法騎士団から人々を守るため、そして魔法騎士団を助けるために王都へ向かう。

『ブラッククローバー』の登場人物・キャラクター

主要人物

アスタ

CV:梶原岳人
本作の主人公、貧民の孤児として育つ。魔法騎士団の黒の暴牛に所属。
魔法の世界では珍しく魔力が一切無く、出自の特殊さに加え、魔力至上主義世界においては常に周囲から蔑みの対象となっている。しかし、決して諦めずに困難に立ち向かっていく性格や行動は他人の心に影響し、実際と関わった人物からは好感を抱かれることも多い。
己の力を証明するという幼少時に立てたユノとの誓いのため、魔法使いの頂点である魔法帝を目指している。

ユノ

CV:島﨑信長
本作の主人公のライバル、貧民の孤児として育つ。魔法騎士団の金色の夜明けに所属。
身長が高く冷静沈着でクールな印象を醸し出すが、小さなことでもアスタと張り合ったり、強がりを言ったりなど子供っぽいところがある。自分の性格は「死ぬほど負けず嫌い」と評し、アスタからも「クールとかじゃなくてただの負けず嫌いだ」と言われている。
魔力が高く自由自在に風を操る風魔法の使い手。自他共に認める実力を誇るがそれにあぐらを掻くことは無く、魔法の鍛練を欠かさない。幼少時に交わしたアスタとの約束を守るべく魔法帝を目指している。

ノエル・シルヴァ

CV:優木かな
本作のヒロイン、王貴界出身。魔法騎士団「黒の暴牛」に所属。
王族の二大巨塔であるシルヴァ家の出身でプライドが高く傲岸不遜な態度をとることがあるが、努力家であり年相応の可愛いげを見せることもある。
水魔法の使い手で魔力量は桁違いだが、魔力のコントロールが苦手なため家族からは無下に扱われている。自主トレーニングの際、魔力が暴走し膨大な水の塊に捕らわれてしまったところをアスタに助けられ、魔力のコントロールが出来ないことを侮辱せず、むしろ魔力量を羨望するアスタや出来損ないの自分を受け入れてくれる他の団員に少なからず心を開いていく。次第にアスタに好意を寄せていく。

クロバー王国

アウグストゥス・キーラ・クローバー13世

CV:宮本淳
クローバー王国の国王。
好きなものはもてはやされることと城から国を見下ろすこと。老け顔の貧相な外見と自分本位な性格のため、国民からの人望はない。そのため国民から絶大な人気を誇るユリウスのことをとても妬んでいる。

ユリウス・ノヴァクロノ

CV:森川智之
クローバー王国の魔道士の頂点に立つ魔法帝。
好きなものは新たな魔法との出会いを求めて旅をすること。人の可能性は無限大だと考え、生まれを理由に上のものは驕り、下のものは諦める現状をもったいないと思い、差別のない世界を作るためひたすら実績を積み魔法帝となった。

マルクス・フランソワ

CV:山谷祥生
魔法帝の側近を務める、マッシュルームカットの男性。好きなものは仕事の合間に飲む紅茶、ユリウス。
魔法帝の奔放さに頭を悩ませているが、なんだかんだで尊敬している。

黒の暴牛

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