ブラッククローバー(ブラクロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

CV:佐倉綾音
ルミエルに仕えていた少女。魔法属性は封緘。
ルミエルの魔道具の研究を手伝う中で彼の人柄を知り、全幅の信頼を寄せていた。ルミエルと魔神化したリヒトの戦いの後、五つ葉となったリヒトの魔導書を奪わせないため、禁術の反動を省みず魔石で底上げた封印魔法でザグレドを封印、さらに傷ついたルミエルを石像の中に封印することでその命をつなぎ、自身は魔石を使用した反動でアンチドリの姿になった。

悪魔

リーベ

CV:松田健一郎
最下級悪魔。反魔法を持つ。アスタが五つ葉の魔導書を手にした時に影として現れた。五つ葉に変質したリヒトの魔導書に宿り、反魔法の魔導書としてアスタに所持される。笑い方は「ゲゲゲ」。精神世界にてアスタとはじめて邂逅した際は巨大な姿だったが、実際はアスタとほぼ同じ身長で、顔立ちもアスタに似ている。

ザグレド

CV:森久保祥太郎
上級悪魔。エルフに関する騒動の全ての元凶。魔法属性は言霊。500年前は黒い靄のような姿だったが、受肉を果たした現代では全身が黒づくめで細長い身体をしている。笑い方は「ンッンッンッ」。
誰に対しても丁寧語で話すが、エルフ滅亡の真実と、自身が駒に過ぎなかったことを知り絶望するパトリを嘲笑い、人間やエルフを「ゴミ」と称するなど、本性は残忍。逆上すると身体中から無数の口が現れ、口調も荒くなる。

『ブラッククローバー』の用語

魔法

魔と呼ばれる人間の潜在能力を引き出し体外に表出するエネルギー。
攻撃系の魔法を使う者が回復系の魔法を使うのは珍しいらしく、マルスが使ったときは驚かれた。リヒトのように魔に好かれてる者は様々な系統の魔法を扱える。
魔力は遺伝する模様で、作中の模写から、子供は両親のどちらかあるいは両方の複合属性もしくはその属性から派生した属性の魔法が使える。
攻撃魔法や回復魔法等様々な種類がある。

魔導書(グリモワール)

全ての国民が十五歳になったとき持つことを赦される魔法の書籍。年に一度魔導書の授与式が開かれ、集まった者たちの元に適合した魔導書が与えられる。
表紙、サイズ、ページ数は一定では無いが、クローバー王国が管理する魔導書には全て三つ葉のクローバーが刻印されている。また、例外として四つ葉が刻印された伝説の魔導書や、五つ葉が刻印された魔導書、魔法帝ユリウスが所有する表紙のない魔導書、ハート王国女王ロロペチカが所有する巨大な魔導書が存在する。

魔道士

魔導書を持ち魔法を使える者を指す名称。
火・風・水・地の四大元素のいずれかの魔が宿っていて、その魔あるいは派生した属性の一種類の魔力しか使うことが出来ないのが原則。

魔(マナ)

世界に存在、又は人々に内在する超常的なエネルギー。
魔道士はこれを消費して魔法を発動する。魔のコントロールレベルによっては、マナスキンなどの更に上の扱い方をすることが可能。人間に宿るマナの量は先天的に決まっているが、自身の周囲の空気や火、水、土、植物など自然の魔の力を借りることで自身の魔力を高めることも可能。常人程度はそれほど差を高めることはできないが、テレジアやエルフ族、ハート王国の魔導士など長年自然の魔と関わって来た者はある程度魔力を高めることが可能で、人によっては絶大な力を産むこともできる。

マナスキン

魔を身体能力向上に使い続けることで魔導士の魔力に磨きがかかり、極致領域に達した状態。マナスキンを使用することで、自分のグリモワールの属性魔力を常時身に纏うことが可能。

マナゾーン

keeper
keeper
@keeper

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