ブラッククローバー(ブラクロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

マナスキンに更に磨きがかかると、自分の周囲の魔を自分の味方として自由自在に操るマナゾーンの領域に達する。魔に関して特に機敏となり、同名の技でも更に効果となったり、自分以外の場所の魔から自分の魔法を解き放つ、宙移動、感知能力向上などその恩恵は強大。

魔法騎士団

「金色の夜明け」「銀翼の大鷲」「黒の暴牛」「紅蓮の獅子王」「紫苑の鯱」「碧の野薔薇」「翠緑の蟷螂」「珊瑚の孔雀」「水色の幻鹿」の計九つの騎士団から編成された、魔法帝直属の戦闘特化型魔道士軍団。
命を懸けて国を護ることを使命とする英雄軍にして国民の憧れだが、騎士団内部でも身分差別が横行し、王族・貴族出身の団員が幅を利かせ、権力を笠に着て横暴なふるまいをする団員もいる。

クローバー王国

四大国の一つ。広大で肥沃な大地と豊富な資源、多種多様な魔法文化を誇るが、古来より階級制度が存在し、王族・貴族が暮らす王貴界、平民が暮らす平界、下民が暮らす恵外界の3つの区分があり、上に住む者ほど魔力が高いとされるが、平民や下民の中にも極少数ではあるが高い魔力や魔法の素質を持つ者もいる。恵外界に住む下民は生活に役立つ程度の魔法しか使えない者がほとんどでまともな教育すら受けられていない状況のため被差別意識が強い。

ダイヤモンド王国

クローバー王国の東に位置する隣国。クローバー王国とは敵対関係にある。緑が少なく荒れ地や鉱山が多く、ロータスによると資源不足で侵略行為を続けている。その為家族を養うために職業魔導士になる者も多い。国王は現在危篤状態で、魔道学者モリスが国を裏から操っているとされる。

ハート王国

クローバー王国の西に位置する隣国。水と緑の国・秘境国家とも呼ばれる中立国で、資源豊かな国である。その豊かな自然の魔とそのまま受け入れることで独自の魔法を究めているとされる。
アスタたちが訪れた時点で建国1200年を迎え、女王は代々巫女として水の精霊ウンディーネと契約し、力を後代の王女に継承し続けている。女王はその水魔法で水と樹々の力を借り、招かれぬ者の入れない魔深い国として魔法文明を発展させてきた。

スペード王国

中立地帯を挟んでクローバー王国の北に位置する国。冬の国・霧の国とも呼ばれる謎多き軍事大国で、魔神国家とも呼ばれる。ダイヤモンド王国と同じく侵略国家と認定されている。四大国の中で最も領土が大きく[7]、その広大な大地に眠る古の災いを従え覇権を成そうとしているとされる。

『ブラッククローバー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

アスタ「諦めないのがオレの魔法だ」

魔法も使えないのに、どんな敵にも恐れることなく立ち向かうアスタ。そんなアスタが放ったセリフ。挫折をしても、立ち上がり挑み続ける姿が心に響く。

フエゴレオン・ヴァーミリオン「恥ずべきものは弱い者ではない、弱いままの者だ」

ノエル・シルヴァは膨大な魔力を秘めていても、魔法のコントロールが出来ず、上手く使えず、コンプレックスがありました。そんなノエルに放った紅蓮の獅子王の団長、フエゴレオン・ヴァーミリオンが放った一言である。

アスタ「諦めないのが俺の唯一の武器だ!!」

白夜の魔眼の幹部のヴェットとアスタ達が戦う場面で何をしても勝てそうにないヴェット相手に、黒の暴牛の団員んは絶望していた。しかし、アスタはボロボロになりながらも諦めずに立ち向かう。アスタのボロボロの体を見たヴェットは「そんな身体で 何ができる?」と問いかけるとアスタは「諦めないのがオレの 唯一の武器だ!! そしてオレは願いを叶えるまで諦めねー!!」と言い、どんな絶望にも負けないアスタの強い意思を見て仲間達も立ち上がった。

アスタ「魔力に恵まれなくて…ずっと…悔しかったけど…仲間には…恵まれたんだなぁ…!!」

ヴェットとの闘いで負傷したアスタの両腕を王国一の回復魔導士に見てもらうが、アスタの腕の骨はバキバキに折れている上に古代の呪術魔法もかけれられており、今の魔法では直せないと言われる。
その会話を聞いていたフィンラルは同じ黒の暴牛の仲間に、アスタの腕の状態を話すと皆でアスタの腕を直す方法を散り散りで探す事にします。黒の暴牛の仲間達が必死で探してくれている事を知ったアスタは「オレ…魔力に恵まれなくて…ずっと…悔しかったけど…仲間には…恵まれたんだなぁ…!!」と言い涙を流しました。

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