機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

地球連邦政府内の警察と軍の間に新設された、不法居住者の摘発にあたっている組織。地球に滞在する為には連邦政府の発行する地球居住許可証が必要であるが、許可証を持っていない者たちを捕らえては宇宙に強制送還している。しかし小規模組織のまま強引に成果を上げようとしている為、その仕事ぶりは粗雑かつ暴力的。挙句の果てにはMSを使った高圧的な態度で軍隊を気取っている。情報の信頼性や確度に関係なく不法居住者と見なした人々を摘発して、過酷な仕事に強制的に送り込んだりしているため「マフティーは何故マンハンターを叩かないのか?」と多くの市民が口を揃えて不満を言うほど世間一般からの評判は非常に悪い。

ニュータイプ

広大な宇宙空間の環境に適応し、進化した能力を持つ新しい人類の事を指す。
特徴として、空間把握能力・洞察力・共感能力・認識能力・直感力が拡大され、これから起こることを予測できたり、言葉を交わさずとも想いがわかり合えたりなど一種の超能力のような力を持つ。ニュータイプ能力を持つ人々は人類の中でも非常に少なく、逆に発現させていない人々の方が大半を占めている。

SFS(サブフライトシステム)

サブフライトシステムは、モビルスーツを搭載して基地や拠点施設から戦闘区域まで輸送し、時にそのまま空戦を行うための騎馬のような役割をする航空機である。
形状は主に全翼機型で、上面にモビルスーツの足が固定できるようにフットレストや溝が作られている場合が多い。当然ながら、モビルスーツの重量に耐えられる機体構造と余剰揚力、さらには機体上でのモビルスーツの動作に対する飛行安定性が必須となる。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の登場兵器・MS

クスィーガンダム

反政府組織「マフティー」がMS開発のトップ企業であるアナハイム・エレクトロニクス社に極秘裏に発注した最新鋭のガンダム・タイプMS。
ミノフスキーエンジン(ミノフスキー・クラフト)を搭載した事で重力下でも噴射スラスターの推力に頼らず宙に浮く「ミノフスキー・フライト」が可能で、それにより噴射スラスターの推進剤使用量が減り従来では考えられないほどの長距離飛行が可能となった。
完璧なビーム・バリアーの搭載により、絶対的な防御と高速飛行を同時に行える革命的な機体となっている。

ペーネロペー

地球連邦軍キンバレー部隊に配備された第五世代モビルスーツ。パイロットは、レーン・エイム中尉。名称の由来はギリシア神話の英雄オデュッセウスの妻ペネロペ。
開発部署は違うが、開発にアナハイム・エレクトロニクスが携わったクスィーガンダムとは兄弟機と言える。
地球に降下してキルケー部隊に配属されてからはその高性能をもってマフティーが運用するメッサーなどに対して高い戦果をあげた。しかし、クスィーガンダムとの交戦ではパイロットの力量差から劣勢を強いられていた。

メッサー

マフティーが運用する、アナハイム・エレクトロニクス社製の汎用量産型重MS。パイロットはガウマン・ノビル。
ジオン公国軍MSの設計思想を色濃く残しており、メイン・カメラはモノアイ・タイプを採用している。

グスタフ・カール

地球連邦の汎用型MS。
基本的スペックは、ガンダムタイプにも通じる高さを誇るが大気圏内での飛行では他のMS同様に限界があり、長距離移動や本格的な空中戦にはサブフライトシステム「ケッサリア」への搭乗が必要とされる。キンバレー隊(ケネス大佐の着任後はキルケー部隊に改名)をはじめ、地上の治安部隊を中心に配備された。

ギャルセゾン

マフティーが使用しているサブフライトシステム(以下、SFS)。後部ハッチと機体中央のグリップを展開することで、MSを縦列で搭載する2機乗り型に変化する。武装は機首下部に機銃、本体下部にビーム・ガン、上部両舷にメガ粒子砲を計2門。衛星軌道上のカーゴ・ピサのクスィーガンダム受領の際にはロケットブースターを装備し海上から打ち上げられた。マフティー構成員から「帰ってこられる保証はない」と言われつつもハサウェイを届けた後にメッサーと共に無事に帰還している。

ケッサリア

地球連邦軍の最新鋭SFS(サブフライトシステム)。マフティー側のギャルセゾンが2機のMSを縦列で搭載するのに対し、こちらは並列で2機を搭載する方式となっている。コックピットは複座で、その後部にキャビンを有し、下部には車両も搭載可能。武装は本体下部前方にビーム・ガン2門、両舷にマルチ・ミサイル・コンテナ(クラスター・ミサイル、空対空ミサイル、空対地ミサイル)。映画劇中では二機が重なる瞬間をクスィーガンダムに捉えられ一発で撃ち落とされている。

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