ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

──撮影は山の中で合宿生活を送りながら行われたそうですが、とても過酷だったそうですね?

ようなぴ:5日間、朝から夜まで一日中撮影だったんですが、すごく寒い上に、あったかいごはんがなかなか食べられないのもきつくて。撮影2日目に出してもらったあったかい親子丼がめっちゃ嬉しくて、オアシスみたいに思えました。

ちーぼう:合宿の合間に撮影を1日休んで、東京でライブをしました。山から東京に戻ってライブをして、その次の日にまた山に戻るっていうハードスケジュールだったので、大変でしたね。でも、疲れてますよっていうのは見せないようにしました!。

あの:お泊まりとか嫌いだから、合宿っていうのが嫌で、おうち帰りたいって思ったりしました。あと、撮影で倒れるシーンがいくつかあって、1回じゃOKが出ないから、何度も何度も何度も倒れました。あと、崖を登ったりとかも。(アイドル気取ってはいないんですけど)アイドルなのに(......あ、気取ってはないんですけど)体を張るようなアイドルらしからぬ役をもらったのは、純粋に嬉しいと思いながらやりました。

出典: bookstand.webdoku.jp

けちょん:撮影中はほんとにすごく寒くて、あったかいごはんを食べるのだけが楽しみだったんですよ。で、2日目にやっとあったかいごはんが食べられるとなって、"わーい!ごはんだ?!なんだろう??"ってもらいに行ったら、親子丼で......。私、卵アレルギーなんですよ。だから食べられなくて......初めてごはんで泣きました(笑)。

もね:家に帰ってオンとオフを切り替えるタイプなので、私も泊まりっていうのがすごくきつくて。宿も一人部屋じゃなかったので、ひとりになれる場所が数日間本当になくて。唯一、布団の中ならひとりになれるかなって思ったら、布団に砂が付いてて全然もぐれなくて、替えてもらったら、それにも砂が付いてて(笑)。めっちゃきつかったです(笑)。

しふぉん:私は合宿とかが好きなタイプで、みんなといるの面白かったから、そこらへんは全然苦痛じゃなかったです。でも、睡眠時間がいっぱい欲しい人間で、普段はわりと規則正しい生活を送っているので、夜中までの撮影とかが目が開かなくて。それが一番きつかったです。

出典: bookstand.webdoku.jp

──『女の子よ死体と踊れ』はファンタジック・ホラーという位置づけですが、ホラー映画は好きですか?

ようなぴ:怖いのは苦手。お化け系もグロいのも苦手なので、自分からは絶対に観ないですね。それよりは、ファンタジー系だったりハッピーになれるやつの方が好きです。もともとあまり映画を観るタイプではないですが、好きな映画は『ピンポン』の実写版です。松本大洋さんも好きだし、出ている役者さんも好きだし、空気感も、使われている曲も好き。原作も、映像も、音楽も、全部いいです。

ちーぼう:けっこうホラーは好きなんですけど、映画自体をそんなに観るタイプではなくて、映画を観て面白いなと思った記憶があんまりないんです。でもひとつだけ、最近観た映画で面白い!って思うのがあります。『スイートプールサイド』っていう、毛深い女の子と毛が生えない男の子が出てくる映画。ホラーとかよりそっちの方が怖いなって思いました。やっぱ女の子だったら毛薄くなりたいし、男の子だったらそれなりにすね毛とか生えたいとか思うのに、逆だから......。かわいそうって思いました。

あの:ホラーは怖くて観られないです。映画は、映画館よりもDVDを借りて観る方なんですけど、最近は時間がないから、YouTubeで予告編をひたすら観て、気になったのを時間ができた時に一気に観たいなと思ってます。今まで観た中だと『アウトレイジ』、あと『藁の楯』がすごく好きです。裏切りだったり人間の怖さみたいなものがすごく伝わってきて、観ていて楽しくなります。

けちょん:ホラー映画は怖くてあまり観ないんですけど、好きなのは『スーサイド・ショップ』というアニメーション映画です。自殺用品店の話なんですけど、そのお店においてあるものがかわいい! いろんな種類の自殺用品が置いてあって、こんなのあったら......(笑)。いや、自殺願望があるわけじゃないんですけど。映画自体も、結局、自殺はよくないよねっていう話なんですよ。みんな楽しく生きようって。

もね:映画はすごく好きでよく観るんですけど、ホラーはひとりだとみれないのであんまり観ないです。最近は、『渇き。』がすごく面白くて、小松菜奈ちゃんの役に感情移入して観ました。他にも『仄暗い水の底から』とか『エコール』とか、ちょっと考えさせられるストーリーの映画が好きです。

しふぉん:私はホラーがめちゃめちゃ好きで、日本のホラーってけっこう奥深いなって思っているんですけど。ホラーの中では『リング0 バースデイ』が一番好きで、小さい頃に何度も何度も観ました。生きてきた中で一番好きな映画は『木更津キャッツアイ』。泣いてたのに、けっきょく笑っちゃったわ、みたいな、いろんな感情が一本に凝縮されている映画がすごく好きです。

ゆるめるモ!のみなさん、ありがとうございました!

出典: bookstand.webdoku.jp

2015年10月30日、amebaニュースに掲載されたインタビューより。

――撮影中に印象に残った出来事はなんでしょうか?

ちーぼう:撮影の合間にライブがあったんですけど、けっこう疲れちゃって......。モチベーションを取り戻すのが大変でした。

けちょん:衣装がつなぎだから暖かいかと思ってたんですけど、カイロをめっちゃ貼ってもすごい寒かったです。山奥で撮影していて、いつもみたいに好きな時にコンビニへ行って好きなものを食べるというのができなかったので、温かいご飯食べる時が至福のひと時でした(笑)。

しふぉん:スタッフさんたちの「本気でいい映画にしてやる」という姿勢です。時間もなく、余裕もない状況にも関わらず、本気で向き合ってくれたので、本当に映画が好きじゃないと出来ないお仕事なんだなと思いました。あとは、撮影した場所に他の映画のセットがたくさんあって、そこでメンバーと遊んだのが楽しかったです。

ようなぴ:とにかく寒かったです。朝から夜まで近くに何もない山奥での撮影で、待ち時間がとても長かったので、カメラが回っている時以外はすることがなくてなかなか大変でした!

もね:全体的に撮影時の記憶の中の空気の色が灰色なのですが、ついてくれていたメイクさんが小さなメイク崩れとかも一人一人細かく気づいて直してくれて、すごくありがたかったです。普段は自分だけで気にしているので。あと、似合う眉の位置を教えてくれたりしたのも嬉しかったです。

あの:1人のシーンが多く、倒れるシーンの撮りを何回もやっているときは虚しかったし、痛かったので印象に残ってます。

――撮影中に何か監督からアドバイスはありましたか?

ちーぼう:あまりなかったです。自分自身の役だったので、素を出せたら一番かなと思いました。

けちょん:自分の感情そのままの感じで、自然にと言われました。

しふぉん:刀を振るシーンで「かっこよく自然にしてみて」と言われました。

ようなぴ:簡単なアドバイスもありつつ、私たちがやりやすい環境を作ってくれたように思います。

もね:「ここで前髪直して」などの小さな動きのアドバイスはありました。

あの:撃たれるシーンは一発撮りなので、表情や倒れ方とタイミングのアドバイスをくれました。

出典: news.ameba.jp

――実際に接してみて朝倉監督はどんな方だと感じましたか?

ちーぼう:フレンドリーで、固くない印象でした。

けちょん:すごい優しかったです。もっと怒鳴り散らされると思ってました(笑)。

しふぉん:いい意味で身内みたいな温かさを感じました。全然怖くなくて、「あ、怒らないんだ」とビックリしました(笑)

ようなぴ:とっても優しかったです。もっと厳しく現場のスタッフさんに色々言われるかなと思っていたのですが、監督さん以外の撮影スタッフさんも皆さんすごく優しくて、空気もよかったので、やりやすかったです。

もね:映画監督さんだな、という感じでした。とても色々なことを想像して考えているけど、発するものを抑えているというか、話すということはせずに、映画などの表現に収めているんだなと思いました。

あの:数回会っただけじゃ感じ取れないようなところまで、短い時間で相手を見て感じ取ってくれるような......あと、優しかったです。

――自分自身の役を演じたわけですが、「ここは実際の自分とは違う」と感じたところはありますか?

ちーぼう:ケチなところです。私は別にそこまでケチじゃないので(笑)。そういうところは演じるのが難しかったです。

けちょん:私は遅刻しないので、遅刻魔なところです。皆が出発するところに遅れてきて「待ってー」と言うシーンは、どういう感じで走っていくんだろう? というのがよくわからなくて、ハテナの中やりました。

しふぉん:特にないですが、役柄みたいに率先して勇敢な行動はできないです。臆病だから(笑)。

ようなぴ:けちょんの食べ物をうばうシーンがあるのですが、普段の私はそういうことはできませんw

もね:掃除をさぼる、とかはしないですね(笑)。あとは死体を見つけたら逃げずにまず手を合わせます。

あの:死んでもう一度復活するところ。

出典: news.ameba.jp

――役とは別に、自分は「7つの大罪」のどれに当てはまると思いますか?

ちーぼう:嫉妬。常に心の中で嫉妬してます。それをバネに頑張ってます。

けちょん:嫉妬。お金持ちの人に嫉妬します。『夢なんて』(『文学と破壊EP』に収録)の歌詞と違って、別にお金持ちの人と結婚したいわけじゃなくて、どちらかというと自分がお金持ちになりたいです。

しふぉん:貪欲。人間は貪欲に生きていったほうが、最終的に自分の理想に近づける気がするからです。

ようなぴ:貪欲、かなあ。基本的に好奇心が旺盛で、あれもやりたい! これもやりたい! ってなってしまうので!

もね:貪欲かな、と思います。やりたいことはたくさんあるタイプなので。

あの:7つの大罪、おぼえてないです......。

――7つの大罪の「憤怒」は全員でカバーしていましたが、最近怒った出来事はありますか?

ちーぼう:あるとは思うんですけど、すぐ忘れちゃうので、あんまり頭にきてないんだと思います。

けちょん:ないです。

しふぉん:妹と大喧嘩になりました(笑)

ようなぴ:たくさんあります! 日々怒り狂っているといっても過言ではないので、考えないようにすることで必死です!

もね:怒ることはあまりありません。

あの:ない。

――実際に本作を見てみて、一番好きなシーンはどこでしょうか?

ちーぼう:踊っているシーンはやっぱり全てを物語っているという感じがしたので、好きです。

けちょん:あのちゃんを蘇らせた後に、みんなで彼女が死ぬのを手伝うシーンです。

しふぉん:キャバ嬢の部屋を片付けるシーン。

ようなぴ:みんなが白い服を着て踊っているシーン。

もね:7つの大罪のカードをそれぞれ持っているところと、輪になって踊るシーンが好きです。

あの:東山が死ぬシーン。

出典: news.ameba.jp

――メンバー同士の演技を見て、ここは良かったと感じたシーンはどこでしょうか?

ちーぼう:もねとあのちゃんが車の中で抵抗するシーンです。うまいなと思いました。

けちょん:あのちゃんとちーぼうの最後の長い台詞の掛け合いが好きです。

ちーぼう:あのシーンは結局全部覚えられなくて、台本とは違う台詞になっていると思います。

しふぉん:あのへ向けてみんなで「またね」とお別れを告げるシーンがあるんですけど、あれは結構泣けますね。リアリティがある。

ようなぴ:あのちゃんの苦しんでるシーンとか本当に苦しそうに見えたので、すごいと思いました!

もね:ちーぼうの表情が自然でとてもいいなと思いました。死体を見つけるところとか、こういう女の子いそうだなって。

あの:けちょんのセリフの言い回しや言い方が可愛くて好きです。

――銃を撃つシーンがありましたが、撃ってみていかがでしたか? 唯一もねさんは撃っていませんが、自分も撃ってみたいと思いましたか?

ちーぼう:人生で今後撃つこともないと思うので、貴重な体験でした。

けちょん:本物と同じ重さと言われて、音もすごい大きいし、楽しかったです。ガンシューティングゲームの『レイジングストーム』にハマっていた時期もあったし、1人だけマシンガンだったので、めっちゃ高まりました。

しふぉん:マシンガンがよかったです。

ようなぴ:楽しかったですー!! また撃ちたい。

もね:あれが一番やりたかったです!(笑) スパイが大好きなので羨ましかった(笑)。

あの:これで本当に人が死んだらっとスッキリするなと思うぐらい、スカッとしました。

出典: news.ameba.jp

――もし映画の中で死ぬとしたら理想の死に方は何でしょうか? もし本作のあのさんのように不死身になったら、どんな死に方を試しますか?

ちーぼう:飛び降りかな。

けちょん:真っ二つとか。CGじゃなくて作った特殊造形で。

しふぉん:寿命で死にたい。不死身になったら世界中の悪いやつをぶっ飛ばしにいきたいです。

ようなぴ:高いところが大好きなので、東京タワーのてっぺんから飛び降りてみたいですね! あとは、飛行機にしがみついて飛んでみたいです!

もね:好きな人と心中とかがいいですかね。不死身なら宇宙空間に身投げしてみたい。

あの:理想はー、ないです。たくさん、じゅうぶん経験させてもらいました(笑)。

――ちょっとオカルトな展開もありましたが、今までにオカルトなものに興味を持ったこと、経験したことはありますか?

ちーぼう:UFOも幽霊も見たことがないです......。

けちょん:見たことはないですけど、UFOとか宇宙人はめっちゃ興味あります。

しふぉん:お化けっぽいのは見たことがあって、でも不思議と怖くはなかったです。多分カーテンだと思うけど。

ようなぴ:あんまり興味ないですねー。経験もないです!

もね:昔も今もとても興味あります。UFOを見たこともあるし、私自身予知とか結構当たります。

あの:小さい時にUFOは見たことあります。

――ブラックメタルの曲を使って死者を蘇らせますが、ブラックメタルのようなダークで激しい曲を叫んだり、踊ったりすることに興味はあるでしょうか?

ちーぼう:BABYMETALさんとか見てるとすごいなとは思うんですけど、自分でやるとなると絶対に体力もたないし、シャウトしてもたぶんすぐ声が枯れちゃうので、見るので十分かなと思います。

けちょん:私もBABYMETALさん好きなんですけど、やってみたいなとは思います。

しふぉん:好きです、歌ってみたい。

ようなぴ:面白そう!

もね:激しい曲で踊るのは好きです。

あの:ないです。

出典: news.ameba.jp

――主題歌がシューゲイザーで、これまでの楽曲とは一味違いますが、歌ってみて、聞いてみていかがでしたか?

ちーぼう:映画に合っているなというのは一番に思って、泣かしにきてるなと感じました。試写会で見た時は涙をこらえました。

けちょん:作品に合ってますよね。曲も、曲が流れるシーンも好きです。

しふぉん:歌っていて気持ち良かったです。改めて聞いてみて、自分たちが歌ってるのが信じられない(笑)。

ようなぴ:すごくよかったです! 素晴らしい、今の6人でないとできなかった曲なんじゃないかなと思って、すごく感動する曲だと思いました。

もね:自分が今まで聞いてこなかったジャンルなので、おー、海外の若い人たち、って感じだなと思いました。

あの:ゆるめるモ! っぽいけど、今までにない新鮮な感じもしてファンタジックで壮大なメロディがいいなと思いました。

――映画に限らず、ホラーもしくはホラーっぽいもので何か好きな作品/モノがあれば教えてください。

ちーぼう:見るんですけど全部同じに感じて、あんまり印象に残ってないです。でも、めっちゃ怖いのは見てみたくて、『探偵ナイトスクープ』でやってた「史上最高に怖い映画」(編集部注:恐らく『シェラ・デ・コブレの幽霊』)はすごく気になりました。

けちょん:一時期グロいのにハマっていて、『ソウ』とか『REC/レック』とか刺激がほしくて見てました。

しふぉん:お化け屋敷が好きです。お台場にあるやつとかは、何回も入りました。

ようなぴ:ホラーは苦手です! でも、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は大好きです! あと、『キャスパー』とか。『アダムス・ファミリー』も大好きです!

もね:『仄暗い水の底から』が好きです。ただ怖いだけじゃなくてとても切なくなる内容なので、怖がせるだけじゃないストーリーに惹かれます。

あの:ないです。

――好きな映画はなんでしょうか?

ちーぼう:『誰も知らない』です。非現実的でちょっと鬱っぽいものが好きで、見ていてすっきりします。

けちょん:最近好きなのは『スーサイド・ショップ』です。暇があったら借りて見てます。

しふぉん:『木更津キャッツアイ』が好きです。喜怒哀楽が1本に含まれていて、ハートフルな映画だからです。あとは『BECK』とか、『ただ、君を愛してる』とか。

ようなぴ:『ピン☆ポン』は、音楽も映像も俳優さんもみんな大好きです。『下妻物語』は、ふかきょん大好きロリータ大好きだったのもあって大好きです! 『嫌われ松子の一生』は、映像の色合いとかがとても好きです。それと私も割と孤独に生きているタイプだったので、自分と重ねたりして苦しくなりました。そして、ジブリ作品は、アニメーションとしても最高だし、伝えられることとか、内容が自然だったり生きることだったりして、大切なものを教えてくれてる気がして全部好きです。でも、基本的にあんまり映画は見ないです。

もね:『いちばんきれいな水』という映画がすごく好きです。8歳で眠ったままの姉が、19歳になって急に目覚めるという姉妹の物語なのですが、水の中を連想させる映像の全体と美しさと、姉演じる加藤ローサさんの「この夏は一回だけなんだよ」というセリフが、8歳の女の子の真っ直ぐな気持ちがこもっていて切なくなります。映画はけっこう見る方だと思います。

あの:『ヒミズ』。普段は共感したり惹き込まれたりすることは少ないけど、この作品にはとことん共感してしまい、いつのまにか惹きこまれていました。原作も好きだけど、映画の『ヒミズ』は絶望だけで終わらないで少し救ってくれる感じがして好きです。日常的に映画を観に行くことはないけど、DVDを借りて家で何時間も見ることはあります。

――今回の映画の撮影を通して色んな経験をしたかと思うのですが、「今後こういうことにも挑戦したい」といった発見はありましたか?

ちーぼう:自分とは全然違う性格の役、男とか動物でもいいから、演じてみたいです。人間じゃなくてもいいかなって。

けちょん:演技はずっと向いてないなって思ってたので、新しいチャレンジとしてメンバー全員でコントをやりたいと思いました。

ちーぼう:コントじゃないけど、お笑いコンビの流れ星のちゅうえいさんがやる一発芸にハマっているので、一発芸もやってみたいです。今ここではやりませんけど(笑)。

しふぉん:演技はまたやってみたいです。ドキュメンタリー映画の被写体になりたい。あとはホラー映画のお化け役。

ようなぴ:演技はもっとやってみたいなと思いました。舞台とかやってみたいです。あとは声優とか、ナレーションとか、朗読的なこととかやってみたいですね!

もね:せっかく髪が長くて色白なので、死人役? 幽霊役とか挑戦してみたいです。生きている役だったら自分と正反対の役、二面性がある役とかテロリストとか悪女とかやってみたいです。

あの:演技に興味が全くなかったけど、終わってみて演技をするのは楽しいなと思いました。もっと色んな演技をやってみたいです。

――ゆるめるモ! の6人でまた映画へ出演する機会があったら、どんな作品に出たいですか?

ちーぼう:アニメと実写が融合した映画に出たいです。あんまり見ないタイプの、ファンタジーな、遊園地みたいな映画がいいです。

けちょん:自分じゃない、全然違う性格の役がやりたいです。グループとして出るんだったら、お互いの性格が入れ替わっちゃう話がいいって前に楽屋で話してました。

しふぉん:青春映画(笑)。

ようなぴ:一人一人それぞれの視点、角度からの描写があるような映画とか、またはすごく笑えるコミカルな作品に出てみたいです!

もね:グループで映画というよりも、ミュージカルとかプロジェクションマッピングを使った新しいライブとかやってみたいです。

あの:ゆるめるモ! っていうアイドルの役がやってみたいです。ドキュメンタリーではなく、あくまで演技で自分達を演じる。

――最後に、『女の子よ死体と踊れ』の「ここを見てほしい!」というポイントを教えて下さい。

ちーぼう:ちーぼうが森の中であのちゃんの死体を見つけるところからお話が進んでいくので、そこはぜひ見てほしいです。大切なシーンだなと思います。

けちょん:最初から最後まであっという間で、笑えて、ちょっと怖くて、アクションも入ってて、最後は感動する、非日常感を楽しめる映画だと思うので、「アイドルが出てるから見ない」と言わずに見てほしいです。

しふぉん:いい意味で完璧すぎる作品ではないので、観ていてツッコミどころがあると思います。いつも映画を観る時の概念を捨てて、新鮮な気持ちで観てもらえたら嬉しいです。各メンバーの良さが滲み出ていると思うので、是非2回以上観てください! 音楽にも耳を傾けてみてくださいね!

ようなぴ:ゆるめるモ! の6人としての映画ですが、この映画の中で私たちが出会ったのは運命のように感じられて、6人でいつまでもいられない、今というものの儚なさを感じました。私たちがゆるめるモ! として活動している今も、素晴らしい一時で、当たり前ではないんだなあと思います。皆さんが今いる環境も、見ていることも、当たり前にいつまでもある景色ではないということの大切さを、ふと感じさせてくれる作品だと思います!

もね:ゆるめるモ! を知らない人が見ても、映画を通してグループの雰囲気やメンバーの個性がなんとなく分かると思うし、最後には感動してしまうようなそれぞれの解釈ができる不思議なストーリーになっていると思うので、ぜひ見て下さい。輪になって踊るシーンは、すごく映像が美しいので必見です。

あの:死体復活のシーンはかなり重要なので、ぜひ死体と5人の非現実的で不思議な面白さに注目してほしいです。

出典: news.ameba.jp

本DVDには本編以外に、特典映像として、「劇場予告編」「メイキング」「初日舞台挨拶&ハロウィンLIVE」「ガチめるモ!お化け屋敷編」が収録されている。また、「ホラー秘宝ロゴムービー」として、2015年に開催された「夏のホラー秘宝まつり2015」のオープニング・ムービーが収録されている。この「ホラー秘宝ロゴムービー」に出演しているのは、福岡出身のシンガー「藤田恵名」が「ティラミス」という別名義で参加している「ドルチェ」というバンド。
また、「ガチめるモ!お化け屋敷編」とは、ゆるめるモ!のメンバーが2人1組になって、方南町お化け屋敷オバケン Season 4 「迷図」というお化け屋敷に入場して、ミッションをクリアする、という内容。

ホラー秘宝ロゴムービー。

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