ゆるめるモ!(You'll Melt More!)の徹底解説まとめ

ゆるめるも!(You'll Melt More!)とは、フリーライターの田家大知がももいろクローバーの「ピンキージョーンズ」に触発されて、「辛い時は逃げてもいいんだよ」をテーマとして自ら街頭でスカウトして集めてきたメンバーで結成された女性アイドル・グループ。名前の由来は「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味が込められている。

2015年11月4日、ナタリーに掲載されたインタビューより。

──アルバムのレコーディングはどうでしたか?

けちょん:高い声を出すのが苦手で、音が高い曲が多くてつらかったです。そういう曲を録った次の日は絶対喉を枯らしてました。

──その曲、ライブでやるようになったら大変そうですね。

けちょん:練習しないとですね(笑)。

ちーぼう:レコーディングの2~3日前くらいに歌割りが届くんですけど、当日にスタジオで歌割りが変わっちゃって、感覚をつかむのが大変でした。

ようなぴ:基本的に、レコーディングをしながらその場で細かい部分を固めていくやり方なんですよ。

しふぉん:ゆるめるモ!の曲はテンポが速かったり譜割りが特殊だったりで難しいので、急に変更があったりすると覚え直すのが大変ですね。

ようなぴ:私はPOLYSICSのハヤシさんが作ってくれた「不意打て!!」の「湿度が」って歌詞が、舌が回らなくて歌えなくて。「これが限界!」っていうくらいの早口で1回OKもらったんですけど、ハヤシさんから「もっとはっきり言ってください」ってNGが出て(笑)。「もう無理だよー」って思いながらがんばりました。こんな奇跡の一発みたいなテイクが音源になっちゃって、ライブでどうなるんだろって思ってます。滑舌よくしないと(笑)。

あの:今回全体的にキツかったです。「転がれ!!」の落ちサビのところが歌えなくて何回も録り直して、ホントに嫌になっちゃって涙目で歌ってました。だから声が出てないと思います(笑)。

──新曲については、もねさんは新たに振り付けも考えないといけないんですよね。

もね:もう5曲くらいは振りを作りました。全体的に難しいかもしれないです。後藤まりこさんが作ってくれた「id アイドル」っていう曲があるんですけど、すごく好きな曲なのでがんばって振りを作ったら、けっこうみんなしんどかったみたいで(笑)。

ちーぼう:難しかった。

ようなぴ:でも前から基本難しい(笑)。複雑な動きを作るのがもねは得意なんですけど、歌いながらだと両立させるのは大変です。

しふぉん:私はダンスがホントに苦手で、全然覚えられないんですよ。今の時点では自分のダンスはめちゃくちゃカッコ悪いので、人に見せるのが恥ずかしいからもっとがんばりたいです(笑)。

出典: natalie.mu

──このアルバムを読者にオススメするとしたら、皆さんはなんて言って薦めますか?

けちょん:新曲が全部「新しいゆるめるモ!」って感じだから、1曲1曲しっかり聴いてほしいです。

しふぉん:タイトルからしてカッコいいと思うんですよ。田家さんが「君の世界には君がいなきゃ成り立たないんだよ」っていう意味で「YOU ARE THE WORLD」ってタイトルを考えてくれたんですけど、いろんな曲が入ってるので、聴いた人はみんなどれかの曲で「自分のことを言ってるんじゃないか」って感じてくれるんじゃないかと思います。今回はメッセージ性が強い曲が多くて、特に「私へ」っていう曲は、ゆるめるモ!としてはストレートなメッセージソングになってるんで、私イチオシです。

あの:前回のアルバムが相当自信作だったし、ファンの方からも評判よかったので、それを超えるのは難しいと思ってたんですけど、ちゃんとそれを超えるような内容になったなって。メッセージ性がすごく強くて、みんなが共感できる歌詞が多いと思います。ゆるめるモ!の歌詞って、ストレートだけど意外とほかのアーティストさんは曲にしないようなことを歌ってますよね。このアルバムの中では「id アイドル」がすごくエモーショナルな感じがして好きです。

ようなぴ:17曲入りってすごく多いですよね。そのうち8曲が新曲で、しかも同じ頃に出る映画CD(「映画スペシャルCD『女の子よ死体と踊れ』」)にも2曲新曲が入ってるじゃないですか。ゆるめるモ!は曲の増え方が尋常じゃないと思うんです。でも全部シングルにするべきなんじゃないかってくらい1曲1曲の主張が強いんですよね。17曲を通して聴くと情報量が多くて受け入れきれないかもしれないので、何度も繰り返して聴いてみてほしいです。聴き込んでくれた人の見える世界を変えられるアルバムになったと思うので。

ちーぼう:私は「転がれ!!」っていう曲が好きです。「逃げろ!!」「生きろ!!」と同じ松坂康司さんが作曲してくれた歌なんですけど、「逃げろ!!」と「生きろ!!」はファンからの反響が大きかった曲なので、これもみんな気に入ってくれるんじゃないかなと思います。

もね:泣ける曲もあればクールな曲、メッセージ性のある曲もあるので、どんなタイプの音楽が好きな人でも気に入る曲が1曲は入ってると思います。ぜひ全部聴いてほしいです。

出典: natalie.mu

2015年11月4日、LOPI LOPIに掲載されたようなぴのインタビューより。

――ファンの方からの反響はどうですか?

ようなぴ:良い。とにかくすごいって感想しか届いてないですね。逆に、アルバムを聴いて、音楽的な意味で否定されると「え?大丈夫ですか?」って正直思ってしまいます(笑)

――間違いなく良い曲だから、これを否定する人の感性大丈夫ですか?って事ですよね?(笑)

ようなぴ:そうです(笑)ああ、すごく世界が狭い方なんだなって思ってしまうくらい(笑)

――それだけ良いアルバムだって事ですよね。

ようなぴ:「今までこういう楽曲に興味なかったけど、良いな」って思わせられる力のある曲たちだと思うので。

出典: lopi-lopi.jp

2015年12月9日、Marunouchi Muzik Magazineに掲載されたしふぉんのインタビューより。

――遂に 2nd アルバム “You Are the World” がリリースされました。現在のお気持ちはいかがですか?そして”君が世界だよ”と言い切るアルバムタイトルに込められた想いを教えてください。

しふぉん: 前回のアルバムを上回るのって非常に難しいと思うんですけど、自分の中ではひょいと上回ってしまいましたね(笑)めちゃくちゃかっこいいし、歌ってて楽しい。
みんなの世界に私たちはいるし、私たちの世界にもみんながいるし。最高で素敵な世界じゃないですか。ってことですかね(自分的解釈)

――前作からのインターバルにリリースされた EP 3枚から8曲、全くの新曲が9曲の計17曲 74分というカラフルで壮大な素晴らしい作品になりました。”KAWAIIハードコア銀河” の冒頭などは特にしふぉんさんの持ち味が非常に発揮されていますね。今回の作品で特に気に入っている楽曲、歌詞はありますか?

しふぉん: ありがとうございますー!確かにハードコアは歌い易くて、得意分野です。今回のアルバムでは「私へ」が特に大好きです。歌詞とメロディーの相乗効果半端ないです。老若男女問わずに届けたいです。救われる人はたくさんいると思います!!!

――ハシダカズマさんは勿論、ex-SUPERCAR のナカコーさん、後藤まりこさん、POLYSICS のハヤシヒロユキさん、ミドリカワ書房さんといった豪華な作曲陣も今作の話題の1つです。先鋭性を備えた様々なジャンルのアーティストがゆるめるモ!に引き寄せられているような印象すらありますね。そういった意味では、既存のロックバンドというフォーマットよりも実は効果的で面白いことが出来ているようにも感じました。彼らの参加についてはどう思っていますか?また、ボーカルに関する要求は厳しいものでしたか?

しふぉん: 確かに。ロックバンドさんより男勝りでかっこいい部分がたくさんあると思います。ゆるめるモ!に関わってくださるみなさんは本当に愛情深くて、それがすごく伝わるのでありがたい気持ちでいっぱいです。個人的にはハヤシさんの要望で、ミスターの「ん~どうでしょう~」を是非しふぉんに!ということで指名してくださったので、これから似ていくように練習します(笑)でも、こういう要望ってすごく嬉しいし光栄です。

――今作のハイライトの1つは切なすぎる”私へ” から、美しいポストロック的な “NNN” を経て ボアダムスや My Bloody Valentine をも想起させる “Only You” で世界も宇宙も飲み込むような大円団を迎えるラストの流れだと感じました。グループとして、”UFO”からの確かな進化が感じ取れますね。特に “Only You” はゆるめるモ!にとって特別な楽曲になったのではないですか?

しふぉん: 元ネタはいつもながらよくわかっていませんが、コアな大人たちが喜ぶんだろうなと思いながら、プロデューサーの意図などを聞いて理解するようにしています。
音楽が好きだという人たちに早く届いて欲しい。現代のアイドルはここまで来たぞ!と(笑)

――”フジロックのホワイト・ステージに出ても遜色のないものをやっているんだよ”と田家プロデューサーは語っています。ロックキッズ、ロックオタクを満足させられるという自信の表れのようにも思います。まずは12/20の Zepp Tokyo ですが、近々フジロックにもチャレンジしたいですか?

しふぉん: フジロックだけじゃなくてあらゆるフェス、全部出たいです。視野を広くして活動していきたい。いわゆるアイドル枠じゃなくて、アーティストとして認められるように頑張っていきたいです。息の根を長く長く。

出典: sin23ou.heavy.jp

「ゆるめるモ! 2nd Album 「YOU ARE THE WORLD」特設サイト」に掲載されたコメントより。

●阿久沢慎吾(EYESCREAM / UPDATEgirls編集部)
1曲1曲のクオリティーがハンパない。ゆるいけれどクレイジー。その絶妙な狂気さが鳥肌が立つほどかっこいい!

●アヒト・イナザワ(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)
酩酊して脳みそがゆるんで、ぼんやりしていたら
「受難 UP TO 楽しい兆しだ」
ループする~中毒になる~ループする~癖になる~カワイイ~
あーよかよか

●天野ジョージ(撃鉄)
なんだこのアルバムは!ラーメン二郎を食った気分だぜ!ゲフゥ。(ラーメン二郎は食べたことありません)
ボリューム満天!一度聞いたらやめられない!インスパイア系に負けるな!GO!ゆるめるモ!

●加藤マニ(映像作家)
聞くところによるとわたしたちの生きる宇宙は基本的に増大の一途を辿っているらしいので、世の中もそれに合わせてどんどんどんどんどんどんどんどん過剰になっていき、そうした世に咲き誇るアイドルもまた、ガツンガツンに細分化しつつ、それぞれがまた過剰になっていくのは理と言っていいでしょう。
「古き良き」とか「田舎に帰ろう」といった言葉が常に暖かく感ぜられるのは、どこかそうした現代の「行くところまで行ってしまった」感覚に対する畏怖や寂しさによるものだと思いつつ、現在もまた宇宙は膨張し続け、アイドルはエクストリーム化し続けていきます。これはもう止められないことなのです。
ゆるめるモ!のセカンドアルバム、"YOU ARE THE WORLD"もまた、全17曲、73分49秒というCD容量の限界に迫る過剰な内容量を誇りつつ、クリックハウスにJ-POP、オールド・ニューウェーブやエキゾチカ、ジャズフュージョンからメロコア、さらにはトロピカルにワブルベースまでを下敷きにして、全てをアイドルソングとして成立させている怪作となっています。
にも関わらず、ウンザリするような膨満感とは無縁、統合失調的なバラバラ感もなく、悩みがないわけでもなさそうながら適度な陽性が通奏される様は、無闇な過剰性へ走る世界への反発をも感じさせる6者6様のファニーボイスによる「過剰、かくあるべし」という新しい宣言でしょう。
つまるところ、宇宙はやはり増大し続け、人々の距離もまた離れていくばかりなのかもしれません。それはひょっとすると止められない破滅への旅路なのかもしれませんが、そうした過剰な世界において、ゆるめるモ!もまた過剰であることを武器に戦います。惑星の座標は我々から遠のいていく一方ですが、彼女たちは皆さんを誰一人として置いていかないってことのようです。

出典: ylmlm.net

加藤マニ。

●金田康平 (歌手/THEラブ人間)

青春がまだそこにあることを、手触りで感じる。高校の時に買ったジージャンひっぱりだそ。すごいぞ、ゆるめるモ!

●加茂啓太郎
タイムマシンがあるなら83年のロンドンでフロック・オブ・シーガルズと共演する
ゆるめるモ!を見たいと妄想してしまいました。

●Koji Nakamura (LAMA,Nyantora,exSUPERCAR)
アルバムに参加致しました。yumegiwaのような、white surfのようなというオファーだったので、何ができるか考えながらの制作でした。自分のライブにもようなぴちゃんが見に来てくれました。ありがとうございました。

●Cohei Ishii (Alaska Jam)
サイケデリックという言葉がハマりにハマった、そんな素敵なアルバム!
YOU ARE THE WORLD!!イイネ!!!

●後藤壮太郎(フォトグラファー)
ジャンルという概念を軽く飛び越えた凄まじいセンスに満ち溢れた楽曲達を、独自の空気感と絶妙なゆるさで出力しているゆるめるモ!さんの歌は、気を抜くと置いて行かれそうになる位に情報量が豊富で何度聴いても飽きることを知りません。全てが詰まっているといっても過言ではない全17曲は、曲数とは裏腹に始まったかと思えばあっという間に終わってしまい、その感覚はゆるめるモ!さんのライブを撮影している時の感覚と非常に近く、体感時間がびっくりする程短いのに深く濃厚です。既にライブでは鉄板曲になっている曲もありますがその他楽曲も早くライブでも体験したい!と心から思いました。リリース本当におめでとうございます!

●後藤まりこ
私事ですが、音楽がすきで、音楽におけるしがらみに傷ついてしまい、なのに辞められず、なのに忘れられず、だから嫌な事やネガティブな事は書きたくないし作りたくない、と思ってました。
アイドルちゃんにはキレイなポジティブな部分だけを歌って欲しいなあ、と。
苦しんでほしくない。
明るくいてほしい。
そういう歌詞&曲を書いて提出したら、ボツを頂きました。
そして、何度も、たけさんとやりとりをしました。
やり直しすぎて、何度目かわからないデモを、もうダメかも知れない辞めさせてもらおうかな、こんなんじゃダメやよね、と思い提出しました。
なぜかオッケー貰えました。
びびりました。
嬉しかったです。
ただ、諦めたくて。
キレイな絶望がほしくて。
でも誰かのせいでそれがゆらいでしまう。
そんな歌です。
そんな歌をゆるめるモ!ちゃんに歌ってもらえるの、とても嬉しいです。
ゆるめるモ!ちゃんたちはどこか飄々としていて、いつでも死ぬ覚悟があるというか、ゆるいんだけど、投身自殺をする覚悟があるような、すべてわかって笑ってるような、自分達の命の時間を知っているような、人にいろんな事を想像させる要素をもった、魅力的な不思議な女の子達だなーって
私はこれからも彼女達を応援していきます。

出典: ylmlm.net

後藤まりこ。

●小林司(編集者/妄撮P/ミスiD主宰)
いま、390円でホットのカフェオレとハム玉子サンドのモーニングセットが食べれる世界一すばらしい喫茶ドトールで、僕は初めて通しでこのアルバムを聴いている。「夢なんて」「私へ」の中盤でうっすらと鼻水が出始め、ラスト「ONLY YOU」でそれを拭うのはあきらめた。隣には木村文乃似のとてもきれいなOLさんがいる。世界は残酷だ。WHOのトミーみたいなロックオペラとサージェントペパーみたいなストーリーはない玉手箱のようなコンセプトアルバムのミックスだよねとか書こうとしたけどぼくが書くことではないし、それよりも後藤まりこさんの「iD」だ。これはミスiDだ。
ぼくはミスiDというのは、「女の子の生きるエネルギーそのもものオブジェ化とそれにともなう不協和音」だと思ってる(会社にはめんどうなので言いませんが)。でもそういった感触を、ぼくは珍しくほとんど話したこともない田家さんに不思議と勝手に感じています。このアルバム「YOU ARE THE WORLD」では、生きるエネルギーのすべての不協和音が丸ごと鳴っている。美しく胸をしめつけるメロディーをともなって。シンパシーという言葉は最悪にうさんくさい言葉だと思うけど、このアルバムの鳴っている世界は信用できる、と思う。
アイドルもアイデンティティもそれ自体は刹那だ。永遠にはほど遠い。けれど、アイドルとアイデンティティが幸福なタッグを組めば、それぞれは永遠に近づけるかもしれない。それが僕にとってのミスiDの原点です。だからこのアルバムを聴いて、ゆるめるモ!はミスiDである、という僕の仮説が正しかったと確信したよ(そして僕にとっての永遠の"ミスiD永久欠番”であるあのちゃんの声もやはり最強でした)。
カフェオレカップの底に残った汁はもはや冷え、隣の木村文乃はいつのまに立川談春似のおっさんに変わり週刊大衆を読んでいる。世界は残酷だ。でも、週刊大衆とゆるめるモ!が共存するノイジーな場所は悪くない。

●佐々木敦(批評家、HEADZ主宰)
ゆるめるモ!の、アイドル史の常識とアイドル界の趨勢に、さりげなくなにげなく反抗しているこっそりパンクな感じが大好きだ。
基本、アイドル現象に興味のない私が、ほとんど唯一、関心を持ち、そのアティチュードに烈しい共感を抱いた方々でもある。
彼女たちの素顔は知らない。でも私は「ゆるめるモ!」としての彼女たちに泣きたくなるような頼もしさと愛らしさを感じている。
その上、こんなムチャクチャ素敵なアルバムまでこしらえちゃって、思わず現場解禁をしてしまいそうな勢いである笑

●鹿野 淳
僕はご飯を食べるのが大好きだけど、その中でも何が一番好きですか? と聞かれるたびに、「女性が作ったたまご焼き」とお答えしています。
もうこれは問答無用で、女性が焼いたたまご焼きの包容力と母性の結晶に、自然と心がとろけるからだと思うんです。
そうです、たまご焼きってある意味「胎内爆発!」だと思うんです。
あ、逸れました。
ゆるめるモ!の人達の、音楽的な、もしくは歌唱的な許容量、ハンパないですね。
まるで耳かきをされているような、凄く快適な音と歌が聴こえて来ます。
ガチャガチャしているのもあるしアンビエントなものもあるけど、全部がすーっと入ってくるたおやかな歌なんですよね。
母性かどうかまではわからないけど、癒されるという言葉で済ませない「優しさの爆発!」を感じちゃいました。

出典: ylmlm.net

鹿野淳。

●George(MOP of HEAD)
あえてアイドルって言葉を出しますが、
僕のHDDに初めてインポートされたアイドルの音源だと思います。
なんだろう、こんなに色んなジャンルで一生懸命歌っているのに伝わって来る統一されたカオス感。
ジャケットもサイケだし。真面目に頑張って滲み出るカオス感とそれを煽るトラック。
計算なのか、奇跡なのかもはや解読不能ですが。これくらい音楽は狂って刺激的な方が好きです。

●JOJO広重(非常階段)
ゆるめるモ!はアイドルでありミュージシャンである。今回の2ndフルアルバムは彼女たちがロック、パンク、テクノ、ポップからノイズまでを縦横無尽に駆け巡るアルバムでありながら、生きることを肯定する1本の筋を貫き通した素晴らしい作品だ。音楽とゆるさと夢を結実させたゆるめるモ!、すごいぞ、これは。

●白山治輝 (Brian the Sun)
ゆるいけどゆるくない!!
アルバム通してしっかりストーリーがあって、後半に向けて盛り上がっていく感じ素晴らしい!ハヤシさん(POLYSICS)曲とぴったし感やばいのでもっと聞きたい!今度は三島さんとともにベース呼んでほしいです、、、!!このアルバムでアイドルシーン席巻すること間違いなし!

●セイジ(ギターウルフ)
すごい!アイドルが持つ羽根で、ジャンルの上を飛び跳ねている。
まさにアイドルという武器は、こんな風に使わなくっちゃというアルバムの登場だ。
でも、ゆるめるモ!だからこれができるのだろう。かっこいいね。

●タカハシヒロユキ(創作者)
このアルバムを聴くことによって、
息苦しさが和らいだ人生を、たったひとつでも知ること。
これが”ゆるめるモ!”ということなのだ。

出典: ylmlm.net

タカハシヒロユキ。

●武田砂鉄(フリーライター/ドゥマゴ文学賞受賞者)
「ゆるめるモ!」のセカンドアルバム『YOU ARE THE WORLD』を、彼女らの所属レーベルを運営するアソブロックの知人から渡されたので、素直に黙って3度ほど聴く。ちょっとこの凄さはズルいぞ、と思った。おそらく地下で蠢いているであろう混沌の全種類を、光のあたる場所に美味しく引っぱり出してきたように感じたから。でもそれは、彼女たちがどこまでもタフだからできたことなんだろう、という体感もある。
「窮屈な世の中を私達がゆるめるもん!」というコンセプトで2012年に結成された彼女たち。一言でいえば、disk unionの店内で細かく区分けされている音楽ジャンルを全てジューサーにかけて搾り取ったようなアクロバティックな音楽だが、ちっとも苦みがなく、ごくごく飲める。「iDアイドル」なんて、(日本で最大2000人くらいしか反応してくれないと思うが)DEVIN TOWNSENDが得意とする、ブルータル・メタルとアンビエントな音を絡み合わせるような展開で、繰り返し聴いた。楽曲ごとに表情を変え、嬉々としながら飛躍していく彼女たち。
今年の頭だったか、とあるアイドルのプロデューサーにインタビューした際、「哲学者とか評論家とか、アイドルの構造を自分好みに語って、それを『彼女たちの物語が……』とか言うけど、アホかと思います」という言葉が出てきて、まったく痛快だった。
俺たちがアイドルを支えなければいけないという奇妙な親心が、アイドルを無理やり型にはめこめてしまったりもする。でも、この人たちは「彼女たちの物語が……」なんて言われる前に、『YOU ARE THE WORLD』、アタシ達じゃなくて、YOUがWORLDだと言う。
このYOUは、男性アイドルの巣窟の親玉さんが「YOUやっちゃいなよ」と繰り返すことで生み出した主体性とは違う。歌詞から拾えば、「夢なんてひとつもないよ 何が悪いの? 何が? 何が?」と、かくあるべしと迫ってくる働きかけから堂々と逃れ、「すべて 壊します そして 考える 何が 罪なのか」と自由な振る舞いを宣言する。何となく知った気になった私のような人から逃げ回る。主体を掴ませない。
お上に逆らいすぎて虐殺されてしまったアナキスト・大杉栄に、こんな至言がある。
「僕は精神が好きだ。しかしその精神が理論化されるとたいがいはいやになる」
なぜいやかというと、理論化の行程に「まやかし」があるからなんだ、と彼は言った。「ゆるめるモ!」の魅力は、よく分からないところにあって、よく分からないまんまであり続けることを、当人もファンの皆も望んでいるんだと思う。それって、とっても強靭なコミュニケーションだ。
「まやかし」がデフォルトなアイドルの世界で、この人たちは、理論化を避けながら精神だけで歌っている気がする。気がするだけかもしれない、と悩ませたまんまにするのも凄い。

●玉屋2060%(Wienners)
支離滅裂な超日常で一度なんモかんモ忘れて。
それから色々考える事にしよう。

●塔山忠臣(0.8秒と衝撃。)
数あるアイドル関係者にはオモんない男性関係者もいる。ゆるめるさんのプロデューサー氏は普通のイイ人♪♪♪

●中山卓哉 (グッバイフジヤマ)
ニューウェーヴって言葉じゃ ゆるめるモ!はくくれないっ!バラエティに富んだアルバムでぶっ飛びました!すき!

●南波一海(音楽ライター)
ボリュームがありすぎて聴くのが大変でした。
印象としては…もはやそんなにニューウェーヴじゃない気がする!
Super aみたいな最後がとてもよかったです。
あと田家さんのディレクションなのか小林愛さんの作家性なのかメンバーのキャラが引き寄せているものなのかわからないですけど、歌詞がめちゃ優しいですよね。
なんて優しい歌を歌う人たちなんだと思いました、あらためて。

●南波志帆
アルバム発売、おめでとうございます!!
様々なアプローチで、めくるめく色彩豊かな世界を魅せてくれるアルバムで、気づいたらディープトリップしちゃっていました。。これは歴史に残る超大作ですね…!
ゆるめるモ!は、とっても可愛らしいのに、いつもどんな時もどこか凛としていてカッコ良いのです。これからも唯一無二のその道を貫いてください!
P.S. ようなぴちゃん愛してる

出典: ylmlm.net

南波志帆。

●ハヤシ (POLYSICS)
2ndフルアルバム完成おめでTOISU!
カラフルなエレクトロの前半は安定の楽しさだけど、これだけで終わらないのが今作。
激しくカオスなバンドサウンドが炸裂する後半は新機軸で面白かった!
様々なジャンルを飲み込む音楽性はやりたい放題!
でも、聴いている人を置いてけぼりにするような自己満足ではなく、自分達のカラーにしてエンターテインメント出来るのがこのグループの面白い所。
「Hamidasumo!」は「ニューウェーブ?アイドル」として既存の「アイドルグループ」という枠を飛び越えて、独自の存在になってほしいと思って作った曲。
大げさな話では無くて本当にアイドルを超えたアイドルになる日は近いのでは??
またライブ観にいきまーす!ツアーも頑張って!
ようなぴちゃん、いつもライブ観に来てくれてありがTOISU!

●東理紗(生ハムと焼うどん)
初めまして。生ハムと焼うどんの東理紗です!
この度は、2ndアルバムのリリースおめでとうございます。
密かにゆるめるモ!さんファンの私が、コメントを書かせて頂けるなんて光栄極まりないです。
ゆるめるモ!の皆様は、CD音源を聞いて一発で分かるほど、個々に個性的な声をお持ちです。
もちろん魅力はそれだけではないのですが、CDを聞いて共通することはやっぱり"かわいい"で、そのかわいいにロックだったりセクシーだったりゆるさだったり色んな要素がちょこちょこ入ってるから、聞いていると掴み取り自由のおかし箱を開けたような気分になります。
キラキラふわふわしてて、口の中に入れたらじゅわーって溶けてしまうわたがしみたいな楽曲ばかりです。
個人的には「1!2!かんふー!」を一度聞いた瞬間、頭をループして無意識に口ずさんでしまったのにはやられたー!と思いました。笑
CDだけでもこんなに魅力的なゆるめるモ!さん、楽曲を聞いたらなおさらLIVEに行きたくなってしまいました。彼女達の想いがたくさん詰まったおかしの宝箱みたいな一作品。こりゃ、買わないと損ですよー!

出典: ylmlm.net

東理紗。

●ヒロミ・ヒロヒロ (tricot)
様々な楽曲の聞き応えがすごく、これは超大作や!と思いました。
ゆるめるモ!のゆるさはキープされつつも駆け抜けていくようなスピード感がある。
彼女達が世の中のモヤモヤしたものをいとも簡単に吹っ飛ばしてくれ、どこまでも進めちゃいそうになるアルバムです。

●星原喜一郎(DJ)
多数の著名アーティストが作曲として携わった、ジャンルの壁をぶち破るバラエティに富んだ一枚!ただ、どの曲にも彼女たちのゆるさは健在で安心しました(笑)
アイドルとバンドの対バンは今でこそよくあるけど、ゆるめるモ!は常に攻め攻めの対バン企画をやっているなといつもそこに感心しています。アイドルとバンドを繋ぐ架け橋として、これからもゆる?く頑張ってください!

●松永天馬(アーバンギャルド)
ゆるめるモ!が「ニューウェーブ」を志向しているのはBiSを始めとしたアイドル戦国時代生まれのグループが「パンク」的態度を志向していたのと地続きであるように感じる。
いわゆる音楽史における「パンク/ニューウェーブ」をアイドルのフォーマットでリブートしている訳だが、パンク・アイドルが解体しきったアイドルの定義を再構築するムーブメントを作りつつある。
ゆるゆるく、しかし着実に。

●みてぃふぉ
ハッとすることがアルバム一枚聴くだけでいくつもある
ゆるめるモ!は、なんかすきだな?
これからアイドルちゃんを目指す次世代女の子たちの、新しい憧れになる作品って思います

●ミドリカワ書房
前作よりも格段に僕は好きでした。ランニング時に聴いても快適。
こんなにいっぱいの楽曲、一時に放出して大丈夫なんだろうかと、いらぬ心配をしています。
まだまだストックはあるという事なんでしょうかね。羨ましいなあ、つって。

●MIN(杏窪彌(アンアミン))
們好可愛好酷。
想要坐時光機的時候大放?們的音樂。
可愛くて、かっこいいです。
タイムマシンに乗りながら、かけたいです。

出典: ylmlm.net

MIN(杏窪彌(アンアミン)。

●宗像明将(音楽評論家)
音楽的なエッジの鋭さを増しながら、これほど優しさを持ちあわせているアルバムは、これまでのゆるめるモ!にはありませんでした。アンビバレンツを抱えているようでいて、ゆるめるモ!は確実に理想形へ近づいたと感じます。
ニュー・ウェーブへと傾斜を強めた結果、アルバム最後の「Only You」という極北へとたどりつくわけですが、その3曲前にある「私へ」は「Only You」と対を成すかのような楽曲です。それぞれ曲名に「わたし」と「あなた」が冠されているわけですが、同時に「私へ」は、ゆるめるモ!の重要曲の歌詞を書いてきた小林愛からメンバーへの言葉のように感じられて仕方ありません。「私へ」ほど包容力がある楽曲の誕生も、ゆるめるモ!にとって初めてのことでしょう。
「YOU ARE THE WORLD」ほど凶暴さと柔和さをあわせもつアルバムに出会うことはごくごく稀なことです。聴きましょう、病める時も健やかなる時も。

●Megu(Negicco)
アルバムを全部聴き終えると、明るく元気なゆるめるモ!ちゃんだけじゃないしっとりと聴かせてくれる曲があったり、挑戦的な曲があったり、色々なジャンルにチャレンジして聴かせてくれていて、めちゃめちゃロックだ!と思いました。アイドルだから聴かなくていいや、と思っているあなた!そんなあなたこそ聴くべきです。オススメ曲は「1!2!かんふー!」「idアイドル」のような中毒性があって楽しい楽曲、ナカコーさんが作った「もっとも美しいもの」はかっこいいし、「Refresh Your Jewellery Box」のような、ホーンや生演奏が映える心地よい楽曲も好きです☆

●moё (音楽実験室 新世界)
何となくタイトルが気になった「1!2!かんふー!」をまず聴いてみたら、なんてキャッチー!から、ここでこのアレンジ!?を経て、終盤に、急に胸が詰まるようなメロディー展開。もう、たった1曲でうたれてしまって、すぐに頭から再生し直し。止まらず3周。
ブラウン管TVの電源を入れて、ブーンと立上がる画面に映った冒険ゲームの中に吸い込まれて、みんなで一緒にあらゆる世界と景色とジャンルを飛び回るような17曲の山盛り道中でした。「Refresh Your Jewellery Box」の沁み方がものすごいです。

●森心言(Alaska Jam/DALLJUB STEP CLUB)
個人的にアイドルにおいて悲しいことの一つが、楽曲の良さ、話題性やニュースに、"アイドル本人"が飲み込まれてしまうことです。
このアルバムには錚々たる音楽家が制作に名を連ね、案の定楽曲が素晴らしいだけに、一瞥したところそうなってしまう危険性を孕まざるを得ない作品でした。
それでもゆるめるモ!がゆるめるモ!として人々の心を掴むのは、本人達の魅力や努力、何よりその真っ直ぐな気持ちが、どんなベールをも突き抜けるからだと思います。
結局何が言いたいかというと、僕の様なバンドマンの端くれのレコメンドなど意味を持たない程素敵なアルバムなので、お財布のチャックは緩めるモ!で是非ゲットしてみて下さい!

出典: ylmlm.net

森心言。

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TIGER & BUNNY(タイバニ)のヒーロー・HEROまとめ

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悪党と戦うヒーローたちの悲喜こもごもの日常を描いた『TIGER & BUNNY』シリーズには、何人ものヒーロー(HERO)たちが登場する。 解雇寸前のベテランヒーローワイルドタイガー。両親の仇を探すためにプロデビューした俊英バーナビー・ブルックスJr.。歌手の夢とヒーロー活動の間で悩むブルーローズ。尊大ながらそれに見合う実力を持つゴールデンライアン。己の非力を悔い、力を求め続けるヒーイズトーマス。ここでは、『TIGER & BUNNY』シリーズに登場するヒーローたちを紹介する。

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カリーナ・ライル/ブルーローズ(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

カリーナ・ライル/ブルーローズ(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

カリーナ・ライルとは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、歌手を目指して努力を続ける女子高生ヒーロー。ヒーロー名はブルーローズ。 NEXTと呼ばれる超常的な能力を持つ新人類で、氷と冷気を自在に操る。歌手になるために契約した事務所から「ヒーローとの兼任ならデビューさせる」と持ち掛けられ、仕方なくこれを了承。キャラ作りも強要され、嫌々ながら活動を続ける。しかし鏑木・T・虎徹からヒーローのなんたるかを諭され、彼を見直し、同時に恋心を抱き始める。

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ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

ラーラ・チャイコスカヤ/マジカルキャット(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

ラーラ・チャイコスカヤとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、シュテルンビルドで売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はマジカルキャット。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人で、水を自在に操る能力を持つ。ヒーローの中では最年少で、真面目かつ気弱な性格。元プロテニス選手の母を持ち、彼女から“誰も信じるな”と執拗に教えられ、「母に従うべきか、己の心に従うべきか」で思い悩む。先輩のホァン・パオリンとコンビを組むこととなり、彼女に依存と尊敬の入り混じった感情を抱く。

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トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

トーマス・トーラス/ヒーイズトーマス(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

トーマス・トーラスとは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はヒーイズトーマス。 超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。事故で両親を亡くし、唯一の肉親となった妹を守ることを誓うが、NEXT能力を疎まれた自分だけが里親に恵まれずに離れ離れになる。この経験から極度の人間不信にあり、誰も頼ろうとせず、相棒の仙石昴にすらなかなか心を開かなかった。幾多の事件を解決する中で次第に仲間のことを信頼するようになり、昴と共に強敵に立ち向かっていった。

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鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、落ち目ながらも奮闘するベテランヒーロー。ヒーロー名はワイルドタイガー。 職業としてのヒーローが存在するシュテルンビルドで活動している。妻とは死に別れ、娘の楓を溺愛している。困っている人を放っておけない優しく真っ直ぐな心を持ち、頑固で一本気で1人で問題を背負い込みがち。新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.と組まされることとなり、デコボコな名コンビとなっていく。

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仙石昴/Mr. ブラック(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

仙石昴/Mr. ブラック(TIGER & BUNNY 2)の徹底解説・考察まとめ

仙石昴(せんごく すばる)とは、『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、売り出し中の新人ヒーロー。ヒーロー名はMr. ブラック。 実直で熱血気質の少年。超常的な能力を持つ新人類「NEXT」の1人。若くしてヒーローとして活躍し、その実績と実力を評価され、スカウトされる形でシュテルンビルドにやってくる。同じく新人ヒーローのトーマス・トーラスとコンビを組まされ、有能ではあるが高圧的で単独行動を好む彼と幾度も衝突する。失敗を繰り返しながらも成長し、市民の平和のために力を振るった。

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バーナビー・ブルックスJr.(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

バーナビー・ブルックスJr.(TIGER & BUNNY)の徹底解説・考察まとめ

バーナビー・ブルックスJr.とは、『TIGER & BUNNY』及び『TIGER & BUNNY 2』の登場人物で、新進気鋭のプロヒーロー。ヒーロー名は本名をそのまま使用している。 幼い頃に“絡みつく蛇”のタトゥーをした人物に両親が殺されるところを目撃し、これを追うためにヒーローを志す。スポンサーの意向で、人々の注目を集めるためにベテランヒーローの鏑木・T・虎徹とコンビを組むこととなり、当初は彼を軽んじていた。しかし次第に互いのことを認め合い、息の合ったコンビとして数々の事件を解決していく。

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【あのちゃん】ano率いるパンクバンドI’s(アイズ)の魅力を徹底解説

【あのちゃん】ano率いるパンクバンドI’s(アイズ)の魅力を徹底解説

パンクバンドI’s(アイズ)をご存じだろうか。2021年に結成し猫猫レコーズよりメジャーデビューを決めた当バンドを率いるのは、ボーカルとギターを担当するano(年齢非公表)。彼女の描き出す唯一無二の世界観、そして陰と陽をあわせ持つ独特の歌声と歌詞は、時には優しくやわらかく、また時には鋭く切り込むように響き、聴く人一人一人の心を深く捉えて止まない。その魅力の秘密はいったいどこにあるのだろうか。本記事ではanoの音楽性について追求するとともに、バンドI’sの魅力を深くひも解いていく。

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