炎の大捜査線(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『炎の大捜査線』とは、1991年に台湾・香港で製作・公開された刑務所を舞台としたアクション映画である。警察官のウェイが、異動に伴い署長のもとへ挨拶に行った矢先、何者かにより署長が殺害される。署長を殺害した男は逃走用の車に乗った直後に爆死。男の死体を調べると、彼は3ヶ月前に死刑が執行されていた。ウェイは、犯人が収監されていた刑務所に何かあると考え、自らの入所を試みる。ジャッキー・チェンをはじめ、1990年代の香港の人気俳優が総出演。
出典: stat.ameba.jp
CV:金尾哲夫
マフィアのボスで、カジノでロンにより殺害された男の兄である。弟が殺害された事を聞き現場へ駆けつける。警察へ連行されるロンに対し、必ず復讐してやると告げる。そして、先ずは収監されている組員を使いロンを殺害しようとするが失敗。そこで、警察の力を借りて自ら刑務所へ入所する。ロンにナイフで襲いかかり、所長公認の一対一の戦いへと展開する。しかし結果的にロンの勝利となるが、所長がピンバルを殺す様に命じた事にロンが怒り、所長に殴りかかる。ロンは周りに止められ暴行を受け、ピンバルも所長に銃撃され重傷を負う。
物語後半、ウェイ、キア、ロンらと共に「清風隊」のメンバーとして活動を始める。そして刑務所長の指示のもと、空港にて麻薬組織のボスの殺害を決行する。その後、用意されていたジープで逃げようとする。するとウェイが、車が爆発すると警告する。キア達は車から飛び出し、その直後に爆発を起こす。周りの警備兵に取り囲まれてしまい、彼等と銃撃戦を展開する。途中で遭遇した警備兵に脱出用の飛行機の手配を指示する。
警備兵を人質に飛行機へ向かうが、スキを突かれたキアが肩を撃たれた事により、再び銃撃戦が展開する。無事に飛行機へ乗ったウェイが、飛行機の背後からキア達ら三人へ機体に乗り込む様に指示する。しかし数多くの警備兵達の容赦ない銃弾を浴び、キアやロンと共にその場で力尽きる。
ピンバル役を演じたアンディ・ラウは、1980年代より数多くの映画やドラマに出演、歌手としてもスター的地位を得る。1990年代にはジャッキー・チュン、アーロン・クオック、レオン・ライらと共に「香港四大天王」と呼ばれるまでに一時代を築く。出演映画数は100本を越え、1985~2005年の間に合計1,733,275,816 香港ドルの興行収入を得た。以降も、『名探偵ゴッド・アイ』(2013年)や『追龍』(2017年)等へ出演。
クイ(演:ジミー・ウォング)
出典: stat.ameba.jp
CV:池田勝
黒社会の親分であり、全身に刺青をしている。懲罰房に入っていたが釈放される。
釈放されるやウェイを部屋に呼び、警察の回し者だなと聞き、焼き印を彼の手に押し付ける。それでもウェイは、頑なに警察である事を答えなかった。
刑務官達から目を付けられている一方で、囚人達からの信頼は厚い。ある食事の時、刑務官からたらいいっぱいに入った飯を食えと言われ、やらなければまた懲罰房へ入れるという嫌がらせを受ける。すると、ウェイやシウチェイら周りの囚人達が一緒にたらいの飯を食し刑務官らにたてついた。また、一日で終わるか分からない土木作業を皆で終わらせる様に仕切り予想以上早く終わらせ、刑務官を驚かせた。
正月が近い頃、キアと共に脱獄を試みる。しかし、息子と再会する事を第一としていたキアが事前に警察と取引をしていた為に、刑務官数人にあっさり見つかってしまう。更に、追跡された看守長によりその場で銃で殺害された。
クイを演じたジミー・ウォングは、1960~1970年代にかけて数多くのカンフー、時代劇作品へ出演。代表作に『片腕必殺剣』(1967年)、『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』(1970年)、『片腕ドラゴン』(1972年)等がある。1990年代以降、出演本数は激減し実業家として活動するも、『捜査官X』(2011年)で久々の映画出演を果たす。
シウチェイ(演:トゥオ・ツォンファ)
出典: pic.ylhuake.com
ウェイが収監された際、同室となった男である。やせ形で眼鏡をかけており、ハムスターを飼っている。
ウェイに対して二段ベッドのうち下を使う様に指示する。更に、ウェイがベッドに座った時、そこを使っていた奴が自殺した事を話し、ウェイの顔は強ばる。それでも、刑務所は初めてだと告げるウェイに対し、元気だせよ、友達になろうと手を差し出す。これにより、ウェイにとって刑務所内で唯一の友人となった。
ピンバルの組員の囚人達が、入所したロンを襲撃し、武器にナイフを使った事も見ていた。刑務官が来た際、囚人達がナイフを地面で蹴り移動させて隠そうとする。目の前に来たナイフを拾い上げ、組員である囚人達がロンを襲ったと刑務官に告げ、ナイフを証拠として見せる。
ただ、ウェイを擁護する行動を行った事により、周りの囚人達から目をつけられる様になる。ある食事の時、食事を配っていた男から特別料理だと告げられ、自分だけ盛りが良い料理を渡される。テーブルに座り、不振に思いながら箸を付いてみると、料理の中には飼っていたハムスターがあった。あまりのショックに、食事を配った男に飛び付くが、逆に殴り返される。それを見ていたウェイが男を殴り、そのまま乱闘となり、ウェイ及び男は懲罰房となる。
正月を迎え、囚人達一同も正月ムードとなるなか、刑務所内で賭け事が行われる。それにウェイが参加しようとする。ウェイは金が無いと話すが、貸してやると告げ、金を部屋へ取りに行く。部屋に入り電気を点けようとしたところ、電球が爆発し火が体に燃え移る。ウェイが駆け付けた時には既に遅く、焼死した。電球が爆発したのは、刑務所所長が一人の囚人へウェイの殺害を命じ、電球に爆薬を仕掛けていた。
シウチェイを演じたトゥオ・ツォンファは、台湾の俳優で、歌手としても活躍。出演作に映画『極道追踪』(1991年)や『南京の基督』(1995年)等がある。
所長
刑務所所長(演:オー・ジョンホン)
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CV:小林修
ウェイが収監された刑務所「火燒島」の所長であり、彼を「銃殺刑」に処する。しかしそれは表向きの状態で、ウェイを選りすぐりの集団「清風隊」のメンバーへスカウトする。他にもキア、ロン、ピンバルが集められており、彼等に麻薬組織のボスの殺害を命じる。ウェイ達は空港へ向かい、麻薬組織のボスを殺害する。そして、用意していた逃走用のジープで逃げる様に事前にウェイ達に言っていた。しかし、ジープに乗り出すキア達に対し、ウェイが爆発すると警告し。キア達は車から飛び出し、その直後に爆発を起こす。ウェイやキア達四人は、周りの警備兵に取り囲まれるなか、銃撃戦を展開する。飛行機で空港からの脱出しようとしたウェイ達だったが、警備兵の銃撃によりキア、ロン、ピンバルの三人が殺害される。無事に脱出したウェイは、警察署長を殺害した事、麻薬組織のボスを暗殺する為に「清風隊」を結成した事、その「清風隊」も現地の軍隊を使い殺害した事等を明かされる。それでも引き下がらずに銃を突きつけて、生活ができる大金をやるから見逃してくれるように促す。しかしウェイにより銃の弾は既に抜かれており、その銃弾を目の前で見せられる。そして鉄拳を振るわれたところで、ウェイの先輩警官が駆け付けて、その場で逮捕される。
刑務所所長を演じたオー・ジョンホンは、1960年代から俳優として活躍し映画『奇蹟/ミラクル 奇蹟』(1989年)等に出演。2000年代には政界にも進出。2015年12月に死去。
その他
ピンバルの弟(演:チャールズ・シュー)
出典: i.imgur.com
ロンが、恋人キキの治療費を集める為に向かった、カジノを仕切るマフィアである。ロンは、ポーカーをイカサマで大金を勝ち取り、その場から出て行こうとする。その彼に対し、イカサマを使った事を見抜き、他の数人と捕まえ数人と捕まえようとする。カジノ内で数人と乱闘をした後、ロンはピンバルの弟にナイフを突きつけてくる。「どうしても金が必要なんだ」と訴え、その場にあった札束を拾い上げたロンは、その場を去ろうとする。ロンが後ろを向いた瞬間、彼が落としたナイフを襲う。ロンがそれを瞬時にかわした事で、ナイフがピンバルの弟の胸部に刺さる。ロンを押し倒す様に倒れたまま、その場で息を引き取る。事故死とはいえ、ロンは殺人罪として刑務所へ送られる事となった。ロンが連行される際、現場にやって来たピンバルがロンを見て「必ず復讐してやる」と叫んだ。
ピンバルの弟を演じたチャールズ・シューは、1980年代終盤~1990年代初めまで俳優として活躍。その後、台湾で起業家に転身しタイ料理店を経営した。
ウェイの恋人(演:イエー・チュン・チェン)
ウェイの恋人であり、警察署長の娘でもある。ウェイや彼の先輩警官達と共に、ウェイの異動をお祝いの挨拶の為に警察の家に向かっていた。ウェイとの結婚を控えており、幸せそのものだった。しかしその矢先、ウェイと共に帰宅しようと車にいた時、一人の男が署長の向かうのを目撃する。そして、その彼が署長を殺害し車で逃げ出した。更に、その車が直ぐに爆破を遂げた。焼死体が調べられたところ、襲撃した男が3ヶ月前に死刑が行われていた事が分かる。ウェイは、刑務所に何かあると考え、自らの出所を結行する。その際に、先輩警察にへ、恋人には待っていて欲しいと告げる様に話した。その後、刑務所及び「清風隊」としての任務を遂行する等、ハードな状態が続いた後、刑務所所長のもとへ向かう。ウェイは、所長が行ってきた警察や刑務所における悪事を洗いざらいぶちまける。それでも怯まない所長は、大金をやるから見逃せと拳銃を突きつける。しかし、拳銃の弾丸はウェイが抜いており、所長の卑劣なやり口にウェイは激怒し、彼に鉄拳をお見舞いする。そこへ先輩警官がやって来て、ウェイを止めつつ、所長を逮捕し連行した。また先輩警官は、ウェイの捜査が終わったら恋人に会わせるという約束は忘れていなかった。先輩警官は彼女を連れて来ており、ウェイが所長を逮捕された場所とはまた別の部屋へ向かう。すると、彼女はがニッコリと笑顔で待っており、二人は抱き合い再会を喜んだ。
ウェイの恋人を演じたイエー・チュン・チェンは、モデルを経て女優としての活動を開始し、多くの映画やドラマに出演。2000年代以降は、ネットワークビジネスを手掛ける等の活動を行った。
キキ(演:キキ(役名と同じ))
出典: i1.wp.com
ハスラーであるロンの恋人。ロンは、八百長を持ち掛けて来た相手を断っていた。すると、その相手が数人で襲撃してくる。その襲撃に出くわし、背中を刺されて重傷を負う。病院に運ばれ、直ぐに手術をしなければならない状態であり、ロンは治療費を早く手に入れようと模索する。そこでロンは、地元マフィアが仕切るカジノへ向かい、イカサマでポーカーに勝利する。直ぐに相手にイカサマがバレて、その場で乱闘騒ぎとなる。ポーカーをした相手がナイフを突き付けて来て、ロンはそれをよける。しかし、その弾みで相手にナイフが刺さってしまう。これにより、ロンは刑務所へ入所する事となった。ロンが刺し殺してしまった相手は、カジノを仕切るマフィアであり、その兄・ピンバルは警察の力を借りてロンのいる刑務所へ入所する。食事の際にロンはピンバルと遭遇、「(ピンバルの弟を)殺す気は無かった、あれは事故だ」と告げる。ピンバルは、「今更何を言っても無駄だ、弟は戻って来ない」と答える。更にピンバルは、療養中のロンの恋人キキを殺害しようとしたが、既に彼女は亡くなっていた事を話す。
ロンの恋人であるキキを演じた、キキはファッションモデルとして活躍し、香港ではスキンケアブランド『SK-II』のテレビコマーシャルで知られた。また女優としても、レスリー・チャン共演『流星』(1999年)に出演。
『炎の大捜査線』の用語
火燒島(別名:火の島、バーニングアイランド)
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目次 - Contents
- 『炎の大捜査線』の概要
- 『炎の大捜査線』のあらすじ・ストーリー
- 真相究明の入所へ
- 恋人救出が思わぬ方向へ
- ピンバルの入所、ロンへの復讐
- 「清風隊」結成
- 『炎の大捜査線』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ウェイ(演:レオン・カーフェイ)
- 囚人
- ロン(演:ジャッキー・チェン)
- キア(演:サモ・ハン・キンポー)
- ピンバル(演:アンディ・ラウ)
- クイ(演:ジミー・ウォング)
- シウチェイ(演:トゥオ・ツォンファ)
- 所長
- 刑務所所長(演:オー・ジョンホン)
- その他
- ピンバルの弟(演:チャールズ・シュー)
- ウェイの恋人(演:イエー・チュン・チェン)
- キキ(演:キキ(役名と同じ))
- 『炎の大捜査線』の用語
- 火燒島(別名:火の島、バーニングアイランド)
- 賭け事(かけごと)
- 『炎の大捜査線』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- クイ「我々は心から神を敬う、だが貴様は悪魔だ、鬼だよ」
- ピンバル「誰も貴様にそれを教えなかった、だが俺がばらした。そのわけか? 貴様の悲しむ顔を俺が最初に見る為だ。」
- スナイパーへの任務指示
- 『炎の大捜査線』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジャッキー・ジャック事件
- ジミー・ウォングとジャッキー・チェンとの繋がり
- 『炎の大捜査線』の主題歌・挿入歌
- 本作品主題歌:崔健『最後一槍』