ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』とは、2005年にアメリカで公開されたファンタジー映画である。クライブ・ステープルス・ルイスの『ナルニア国物語』を原作としている。本作品はシリーズの第1作目である『ライオンと魔女』を実写映画化した。ある日ルーシーが衣装たんすの中にナルニアを見つける。そこは白い魔女によって支配されていた国だった。ナルニアの民に頼まれたたことをきっかけに、4人は白い魔女と戦う。戦いに奮闘する過程で、4人の兄弟愛もはぐくまれるところがこの作品の魅力の1つである。

ビーバー(妻)(演:ドーン・フレンチ)

吹き替え:堀越真己
ビーバー(夫)の妻で、ビーバー(妻)も、また言葉を発する。ビーバー(夫)がピーター、スーザン、ルーシーを連れて家に帰ってきた際、温かい飲み物やお菓子を出してもてなした。周りの目をすごく気にしており、少しおせっかいなところがある。モーグリムに家を襲われたときは、一緒に逃げるためにビーバー(夫)の好きな食べ物を把握して非常食を詰めた。それほど、おせっかいである。ぺベンシー兄弟とビーバー(夫)と一緒にアスランを探しに行く旅について行く。ナルニアの国民としてアスランを尊敬している。アスランに初めてあった時は、身なりをすごく気にしていた。

キツネ(演:ルパート・エベレット)

吹き替え:池田秀一
ピーター、スーザン、ルーシー、ビーバー夫妻がアスランを探しに行く旅の途中で出会う。ピーター、スーザン、ルーシー、ビーバー夫妻が魔女に見つかり、追い払うために岩陰に隠れていた時に、話かけられた。ビーバー(夫)が魔女の手下であるオオカミのモーグリムに追われていることを伝える。すると、木の上に隠れているように言われる。モーグリムの気を引いてくれて、ピーター、スーザン、ルーシー、ビーバー夫妻を助けれくれた。

オレイアス(演:パトリック・ケイク)

アスランが信頼している半人半獣の兵士のうちの一人。アスランが亡くなったと聞いた際、ナルニアの王である英雄王のピーターの指示について行くついていくことを強く誓った。ピーターの相棒として、アスランが戦いの助っ人として来るまで勇敢に戦う。魔女の軍がナルニアに浸食してきた際は、自ら敵に向かって戦った。アスランにもっとも近い兵士である。

白い魔女とその仲間

白い魔女(演:ティルダ・スウィントン)

吹き替え:大地真央
ナルニアを100年近く冬にしており、支配してきた。ナルニアの国を支配してきたが、「アダムの息子2人と、イヴの娘2人が雪の魔女を葬り、平和をもたらす」という予言を知ると、人間であるアダムとイヴの子供を捕まえることを決める。人間によってナルニアに平和が取り戻されれば、魔女自身が滅びてしまうからだ。そしてタムナスが人間のルーシーと接触していることを知ったが、ルーシーを捕らえることはできなかった。その後、エドマンドに接触したがすぐに捕らえることはしなかった。それは、「エドマンドを利用して他の兄弟もまとめて捕まえよう」と考えたからである。魔女はエドマンドに「城に来れば、王になれる」と嘘をついた。エドマンドに城に来ることを約束させ、その時に兄弟を連れてくることを命じた。
魔女は常に魔法の剣を持っている。その剣で何かをさせば、すぐに銅像にして固めてしまう力を持っている。

モーグリム(演:マイケル・マドセン)

吹き替え:遠藤憲一
話すオオカミで、魔女の手下である。白い魔女のもとで働く秘密警察であり、警察全体を取り締まるリーダー的存在である。エドマンドが城に来た時に、兄弟を連れてこなかったことに魔女は逆上した。しかしエドマンドが「他の兄弟はビーバーの家にいます」と居場所を伝えてしまった。それを知った魔女はモーグリムとその手下に、ピーター、スーザン、ルーシーを仕留めるように指図する。魔女を滅ぼすと予言されている人間を捕らえるだけでなく、魔女の命令に背いた者は全員捕まえて魔女の城に連れてくることが、主な任務である。

鬼婆(おにばあ)

白い魔女に一番近い手下であり、魔女が移動するときにお供してお世話をしている。ナルニアの国民がエドマンドを助けに来た時、捕虜であるエドマンドを逃がしてしまう。魔女にがっかりされて「殺されるのではないか」と怯えた。魔女には忠誠心がある。鬼婆と白い魔女がナルニアを巡回していた時、偶然人間のエドマンドに出会った。ナルニアの国民は全員、半獣という特徴があるがエドマンドは全くの人間であったため、すぐに捕らえようとした。しかし魔女に止められたため、エドマンドからすぐに離れた。魔女の言うことは何でも聞く家来である。

その他

ディゴリー・カーク教授(演:ジム・ブロードベント)

吹き替え:中村正
疎開してきたぺベンシー兄弟を引き取った人物。疎開して屋敷で暮らし始めた時は、ぺベンシー兄弟の全員はカーク教授と話す機会はなかった。ルーシーが2回目にナルニアに行って帰ってきた後、ルーシーはナルニアの存在を兄と姉に話したが、信じてもらえなかった。信じてもらえなかったことに傷ついたルーシーは、寝室から廊下へ飛び出した。前をよく見ていなかったルーシーは廊下にいたカーク教授とぶつかった。その時、カーク教授は初めてぺベンシー兄弟4人と対面した。スーザンから、「ルーシーが魔法の国を衣装たんすの奥に見つけたと言うんです」と聞くと、興味津々と耳を傾けて聞こうとした。「彼女(ルーシー)は真実を言っとる」と、ナルニアの存在を信じていた。

マクレディ(演:エリザベス・ホーソーン)

吹き替え:沢田敏子
ディゴリー・カークの屋敷に住む。カーク教授との関係性は映画の中で明かされていない。子供が苦手で、疎開してきたぺベンシー兄弟にあった時は屋敷のルールを厳しく伝えた。屋敷の至る所に高価な絵画や、作品が置かれている。それに触れることは一切許さなかった。ぺベンシー兄弟が少しでも大声で騒いだり、うるさくするとしつこく注意した。そのため、ぺベンシー兄弟もマクレディさんとはあまり接触したくないと考えていた。

サンタクロース(演:ジェームズ・コスモ)

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