ファイナルファンタジー(FF)のトラウマまとめ

『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズにおいて、忘れられないシーンはいろいろあるが、つらい経験ほど記憶に残るものである。
ここでは『FF』シリーズのナンバリングタイトルのゲーム中において、トラウマになるほど苦労したシーン、怖かったシーン、悲しかったシーンなどを紹介する。

『FF2』にて初登場したモンスター。
同種の「モルボル」の上位種で、通常の物理攻撃時に、全ての状態異常を仕掛けてくるといういやらしいモンスター。
モルボルは麻痺を仕掛けてくるだけなのに対して、モルボルグレートは、毒・麻痺・小人・眠り・沈黙・混乱など、一度にこれらすべての状態異常にしてくるため、プレイヤーは状態回復をしないと戦うことすらできなくなる。
混乱のまま放置しておくと同士討ちで死ぬこともある。
これらの状態異常は、通常ターンの経過で自然回復するのだが、戦闘が長引くと自然回復した直後に再び状態異常にさせられるという悪循環に陥ることとなる。
モルボルグレートが4体出た場合で、先制攻撃を受けた時は、上記の状態異常すべてを延々と受け続ける羽目になり、全滅してしまうこともしばしば。
対策方法としては、状態異常を防いでくれるアイテム「リボン」等を装備し、回避率を上げておくこと。それも無理なら素直に逃げること。
モルボルグレート対策を知らない初心者にとっては、かなり厳しく、まさにトラウマとなるモンスターである。

『FF4』以降の後発シリーズにも登場するほどのインパクトを与えたモンスターである。
『FF4』以降に登場するモルボルグレートは、複数の状態異常を与える「臭い息」という技を使ってくるように変更されている。

2ヘッドドラゴン

初登場は『FF3』。
ラストダンジョンから連なる闇の世界でプレイヤーの前に立ちはだかるボス。
FC版で登場した時の強さはまさにトラウマになるほどの凶悪さ。
攻撃方法は通常攻撃のみだが、『FF3』のゲーム中において最強の攻撃力と攻撃回数を誇る。
ラストダンジョン到達時のプレイヤー側のHP(ヒットポイント)はキャラクター1人あたり3000~4000程度だが、2ヘッドドラゴンの通常攻撃は、それを軽く超えてくる。つまり攻撃が当たれば即死ということになる。

攻略法はとにかく死んだら蘇生させる、ということ。
全滅しないことが大前提であり、攻撃役の前衛と後衛の回復役の分担をうまく考えることが重要である。

後に発売されたリメイク作品の『FF3』ニンテンドーDS版では、2ヘッドドラゴンは1ターンに2回行動するようになったが、FC版よりもかなり攻撃力が弱体化されたため、装備などの対策をきちんとすればそれほどの脅威を感じる敵ではなくなった。
『FF4TA』や『FF14』にも登場する他、『FF』のGBAリメイク版にも追加ボスとして登場している。

カルコブリーナ

カルコとブリーナが合体するとカルコブリーナになる。

FF14のカルコブリーナ。かなりリアルで怖い。

『FF4』にて初登場した人形型のモンスター。
『FF4』に登場する敵・ゴルベーザの配下のモンスターで、ドワーフ城のボスとして登場する。
ゴルベーザは『FF4』のボス的キャラクターだが、実はラスボスに操られていた主人公セシルの生き別れの兄であったことが物語の後半に判明する。
カルコブリーナは、そのゴルベーザの魔力によって、ドワーフの王女の人形が魔物と化した姿である。
「踊る人形カルコブリーナ」というオリジナルBGM付きで登場するという点も、トラウマの原因のひとつである。オルガンで奏でられるワルツ調の曲は、不気味な人形の怖さを強調している。

実はカルコブリーナは、青い服を着た人形のカルコと赤い服のブリーナが合体したものである。
戦闘開始時には、カルコ3体とブリーナ3体の合計6体の人形が登場し、カルコかブリーナどちらかを全滅させると、合体する。
それ故、プレイヤーのレベルが高く強い場合には合体前に倒してしまうことも可能である。

カルコとブリーナの状態でも攻撃力がかなり高いのだが、合体してカルコブリーナになると、更に攻撃力がアップし、味方を混乱させる「瞳」という技まで使ってくるなど、かなり厄介な敵となる。
カルコブリーナはHP100以下になると合体が解除され、元のカルコ3体とブリーナ3体に戻り、戦闘がループ状態に陥る。

カルコブリーナは他に『FF4TA』、『FF11』『FF14』にも登場する。
『FF14』でのカルコブリーナは、「逆さの塔」に出現するボスとして登場する。
グラフィックが飛躍的にリアルになったことで、そのビジュアルの不気味さが際立ち、更にトラウマ度が上がった。
人形の頭を床にガンガンと何度も打ち付け、その衝撃波で攻撃するという不気味な攻撃方法が恐ろしい。
また、倒すと大きな瞳がグルグルと回り、関節をガタガタと鳴らしながら震え、ガシャンと崩れ落ちる様もなかなかのホラー的演出である。

カルコブリーナの名前の由来は、イタリアの詩人ダンテの『神曲』に登場する地獄界の12人の獄卒の内の1人の名前から。

トンベリ

『FF5』で初登場したモンスター。
『FF5』では、イストリーの滝というダンジョンに低確率で出現する。
ローブを着て片手にランタンを持ち、もう片手には包丁を持っている。
魚のような尻尾があり、顔も魚っぽいのは元々半魚人としてデザインされたからである。

戦闘中に消えてはまた現れるということを繰り返して、何度攻撃しても倒れることなくゆっくりとプレイヤーへと近づいてくる。
プレイヤーが近づいてくるトンベリに攻撃すると、それまでのゲーム中のプレイヤーの歩数を元に換算した歩数ダメージや、ゲーム開始からプレイヤーによって倒されたモンスターの総数に比例したダメージの技「みんなの恨み」を使用してくる。
ナンバリングタイトルごとにその行動パターンは異なるが、「包丁」と「みんなの恨み」が基本パターンとなる。
HPがかなり高いため、倒すこと自体が困難である。

トンベリがプレイヤーに近づくと「ほうちょう!」で一撃し、大ダメージを与える。場合によっては即死する場合もあるため、トンベリと出会ったプレイヤーは戦慄した。

『FF5』以降、『FF12』以外のナンバリングタイトルに登場している。
トンベリには派生バージョンもあり、宝箱から3匹同時に出現するトンベリーズや体が青く攻撃力も高いトンベリマスター(『FF6』)、ラストダンジョンに登場するマスタートンベリ(『FF7』他)、トンベリを20体倒すと登場する巨大なトンベリキング(『FF8』他)、トンベリの上位種メガトンベリ(『FF10-2』)、訓練場や低確率で遭遇するドン・トンベリ(『FF10』『FF13-2』)、これまでのトンベリとは一線を画す素早い動きのトンベリナイト(『FF15』)などがいる。

神竜

『FF5』にて初登場した。
その後のシリーズやリメイク作品においても隠しボス的にゲーム中に配置されることの多いボスモンスター。

『FF5』ではラストダンジョンにある宝箱に潜んでいる。
知らずにうっかり宝箱を開けて神竜に遭遇し、その強さの前に全滅したプレイヤーも多い。
しかもラストダンジョンの中という場所で全滅するので、プレイヤーへの精神的衝撃も大きかった。

「神竜」は、大津波を起こしてプレイヤー全体に大ダメージを与える「タイダルウエイブ」、5000以上のダメージを与える氷属性の「吹雪」や雷属性の「稲妻」という技を使ってくる。
防具等の対策を怠れば一撃で死ぬこともある。
苦労して「神竜」を倒すと「ラグナロク」という最強クラスの騎士剣が手に入るというご褒美がある。
『FF5』においては「神竜」と並ぶ難敵として謎の文明により作られたという最終機械兵器「オメガ」というモンスターも登場するが、「オメガ」はラストダンジョンを徘徊している敵であり、プレイヤーが意図して戦闘を回避したままクリアすることも可能である。
「オメガ」を倒したとしても勲章がもらえる程度のご褒美しかないため、神竜と比べると「強い」ということ以外に印象がない。
その「オメガ」を追って次元の狭間にきたのが「神竜」だという話が『FF5』内の伝説として伝わっている。
「オメガ」はラストダンジョンである次元の狭間をうろついているが、その「オメガ」を追ってきたはずの「神竜」がなぜ宝箱に潜んでいたのかは謎のままである。

デスゲイズ

初登場は『FF6』で、飛空艇に乗っている時に遭遇する飛行型モンスター。
他のシリーズにも登場しているが、概ねなかなか出会えないというランダムエンカウントのレアモンスター扱い。
飛空艇での移動中に、何も知らずに突然出会ってバトルになることがあり、大抵のプレイヤーは心構えも装備などの準備も怠っている場合が多く、苦戦すること必至であった。
「デスゲイズ」とのバトルで全滅した場合は、直前のセーブまで戻されるが、全滅した場所へ再度行くと「デスゲイズ」と再びエンカウントできる。

『FF6』では、「世界崩壊」後、飛空艇で飛び回っていると、突然エンカウントしてバトルになる(世界崩壊とは、ラスボスであるケフカが『FF6』世界の魔力の源である「魔神」「鬼神」「女神」ら3闘神の力のバランスを崩した事で発生させた世界が滅ぶほどの大災害のこと)。
「デスゲイズ」は戦闘開始と同時に「レベル5デス」を使ってくる。これはプレイヤーのレベルが5の倍数の時に即死魔法「デス」にかかってしまうという魔法。5の倍数でない場合はなにも起こらない。
攻撃手段は主に「デス」「レベル5デス」「エアロガ」「ブリザガ」などの強力な魔法攻撃。
「デスゲイズ」を倒すと強力な召喚獣バハムートを召喚できる魔石「バハムート」が手に入るため、「デスゲイズ」とエンカウントするために飛空艇を飛ばし続けていたプレイヤーも多い。
しかし、この「デスゲイズ」トラウマになるだけあって、一筋縄ではいかない。
せっかく頑張ってエンカウントしても、「デスゲイズ」は、倒す前に逃げ出してしまうことがある。
逃げられてしまっても「デスゲイズ」に与えたダメージは回復されることはなく、次にエンカウントした時は、前回のバトルの続きから戦えるようになっているため、地道にエンカウントすれば倒すことができる。

神羅屋敷のイン&ヤン

『FF7』の神羅屋敷の地下に登場するレアモンスター。
エンカウント率が非常に低いが、ボス扱いではなく通常モンスターとして登場する。
1つの体に頭部が2つという姿で、動きが遅く、ゾンビのような動きがかなり不気味で、トラウマの元となった。
右の頭がインで左の頭がヤン。
インは物理攻撃に、ヤンは魔法攻撃に対して強いので、プレイヤー側もバランスを考えて攻撃しなければならない。
イン&ヤンの最も嫌なところは、その姿以上に攻撃時間の長さにある。
つまり、不気味な演出が長く、1つ1つの攻撃動作が遅いのである。
しかし、インとヤンは別々に攻撃してくるため、その遅い動作と反するように攻撃ペースが早く、受けるダメージも大きい。
おまけにHPも高いので、ただでさえ倒すのに時間がかかるのにイン&ヤンの動作演出が遅いため、余計に戦闘自体に時間がかかってしまい、プレイヤーは大いにストレスを感じてしまう。

そのトラウマぶりは、「FFVII解体新書」にも記憶に残る嫌な敵ランキングで1位を取ったほどである。

オズマ

通称「地獄のスーパーボール」

『FF9』の隠しボスで最強のモンスター。
球体型のモンスターで、どういう存在なのか、一切の説明はない。
見かけは祭りの屋台で売っている水風船かスーパーボールのよう。
ストーリーには関係がないためスルーしても構わないが、倒すと召喚獣アークを覚えられるレアアイテム「ふゆう石」が入手できるため、挑むプレイヤーも多い。
『FF9』の世界のどこかに浮遊する「チョコボの空中庭園」にある塚を調べるとオズマが出現し、戦闘になる。

Lv99で、超強力な魔法で攻撃してくる上、オズマ自身がダメージを受けると上位回復魔法ケアルガで回復する。
特に攻撃魔法「メテオ」は、乱数でダメージが決まるため、運が悪ければ一撃で全滅ということもある。
オズマは空中にいるため通常攻撃が届かない上、ほとんどの状態異常攻撃が無効化される。
アクティブタイムバトル(ATB)により、ATBゲージがたまると行動できるシステムだが、オズマはこのATBゲージが一瞬でたまるため、攻撃が素早く、プレイヤーに考える隙を与えない。
コマンド入力時に時間が流れ続ける「アクティブモード」と、時間が止まる「ウェイトモード」の切り替えができるのだが、ウェイトモードに変更しても、オズマのゲージはたまり続けるため、ウェイトモードにすると逆にプレイヤーは圧倒的に不利となってしまう。
オズマの攻撃は魔法のみなので、攻略の際は魔法攻撃を弱体化させるマジックブレイクなどを使用すれば戦闘を有利に行える。

ユウナレスカ

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

ファイナルファンタジー(FF)の裏ボス・隠しボスまとめ

ファイナルファンタジー(FF)の裏ボス・隠しボスまとめ

裏ボス・隠しボスとはストーリー展開上は倒す必要の無いボスモンスターのこと。基本的に、知らずに挑めば一瞬で壊滅する強さを持っており、倒すためには対策を講じたり、レベルカンストなどプレイヤーキャラクターを強化したりする必要がある。 歴代ファイナルファンタジーシリーズにも裏ボス・隠しボスにあたるボスモンスターは存在しており、そのどれもが強力なモンスターである。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)のラスボスまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のラスボスまとめ

人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズの最後の敵として登場するラスボス。その姿は個性的で独特の異形のものが多く、時に名ゼリフを残したりもする。 単なる悪役としてだけではなく、その背景にある心情や物語も丁寧に描かれ、プレイヤーの心を捉えた。 ゲーム機の性能のアップとともに、そのグラフィックも進化していき、よりリアルなラスボスが描かれるようになった。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)のヒロイン・女性メインキャラクターまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のヒロイン・女性メインキャラクターまとめ

人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒロインたちは、強く美しく物語を彩ってくれる存在である。ヒロインたちは主役として、あるいはヒーローを支える存在として活躍する。時には恋をしたり、別離を経験したり、過酷な運命に立ち向かったりする。 作品ごとに様々な魅力を持つヒロインが登場し、プレイヤーを魅了する。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)のヒーロー・男性メインキャラクターまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のヒーロー・男性メインキャラクターまとめ

人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒーローたちは物語の鍵を握る人物として活躍するが、時には悲しい運命をたどる者や、裏切り者がいたりとその魅力は作品ごとに違う。美形が多いのも特徴である。 シリーズごとにリアルさを増していくそのビジュアルは他の追随を許さない。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)の歴代シドまとめ

ファイナルファンタジー(FF)の歴代シドまとめ

シドは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する名物キャラである。シドという名前だけは共通だが、シリーズ毎にその外見や年齢、設定などは異なる。また、『FF』シリーズに頻繁に登場する乗り物「飛空艇(飛行船)」に関わることが多いことでも知られる。ここでは『FF』ナンバリングタイトルの各シリーズ毎に、シドという人物について紹介する。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)のジョブまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のジョブまとめ

ファイナルファンタジーシリーズのジョブとは、プレイヤーが任意にキャラクターのジョブ(役割)を決定し、その能力をもってバトルやダンジョンを攻略していくシステムである。代表的なものにナイト、モンク、白魔道士、黒魔道士がいる。状況によってジョブを切り替えていくことをジョブチェンジといい、ジョブを取得、切り替えしていくゲームシステムをジョブシステムや、ジョブチェンジシステムなどと呼ぶ。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ

ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ

チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ

ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ

スクウェア・エニックスによって開発、発売されているファイナルファンタジーシリーズは2017年で30周年を迎える。タイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして2017年にはギネス世界記録に認定されている。そんな長寿シリーズであるファイナルファンタジーには、数多の魔法が登場する。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ

ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ

ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。

Read Article

ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ

ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。

Read Article

ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ

ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ

「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。

Read Article

ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。

Read Article

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。

Read Article

FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。

Read Article

ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

Read Article

ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。

Read Article

ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。

Read Article

ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVIII(FF8)はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。

Read Article

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。

Read Article

ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。

Read Article

ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。

Read Article

ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。

Read Article

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。

Read Article

ファイナルファンタジーIII(FF3)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIII(FF3)のネタバレ解説・考察まとめ

1990年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたシリーズ第3作。本作は、前2作から大幅に進化したグラフィック、広大なマップ、さらにキャラの職業(ジョブ)を増やし、当時の最大限のシステムを盛り込んだ、やり込み要素満載のゲームである。また、シリーズの名物となった「召喚魔法」が初登場した記念すべき作品でもある。4人の孤児達はクリスタルの啓示を受け、世界の闇を払う為に「光の戦士」として旅に出る。

Read Article

ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。

Read Article

ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。

Read Article

ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)とはスクウェア・エニックスが開発したPlayStation2、Xbox360、Windows向けのMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)である。 現在Windows版のみがサービス継続中。 プレイヤーはヴァナ・ディールと呼ばれる世界の冒険者となり、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながら様々なクエストをこなしていく。

Read Article

ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ

人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。

Read Article

目次 - Contents