ファイナルファンタジー(FF)の歴代シドまとめ
シドは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する名物キャラである。シドという名前だけは共通だが、シリーズ毎にその外見や年齢、設定などは異なる。また、『FF』シリーズに頻繁に登場する乗り物「飛空艇(飛行船)」に関わることが多いことでも知られる。ここでは『FF』ナンバリングタイトルの各シリーズ毎に、シドという人物について紹介する。
FF8:シド・クレイマー (Cid Kramer)
職業・肩書:学園都市「バラムガーデン」の学園長。
外見:眼鏡をかけた恰幅のいいおじさん。
40代という設定で、いかにも校長先生という雰囲気。
主人公が所属している学園都市「バラムガーデン」の学園長。
昔は主人公のスコールたちのいた孤児院を、妻のイデアと共に営んでいた。
『FF8』の物語には、「魔女」という概念と、過去と未来を繋げる力である「時間圧縮」が深く関わっている。
『FF8』の世界において、強い力を持つ魔女は迫害され、人間たちに忌み嫌われてきた。
魔女たちは自分を迫害してきた人間たちに恨みを持ち、彼らを意のままに操り陰から恐怖で人間たちを支配しようとしてきたのである。
シドが学園長を務める「バラムガーデン」は、そんな世界を脅かす魔女に対抗する兵士を養成するための機関である。
孤児院を経営していた温厚なシドがなぜ傭兵を育成する機関を作ったかというと、時間圧縮により、時空を超えた主人公のスコールが過去に戻ってシドとイデアの孤児院を訪れ、これから起こるであろう悪い魔女との戦いに備えて「バラムガーデン」を作ってSeeDという傭兵を育成すべきという忠告を聞いたためである。
また、シドの妻のイデアが、ラスボスである未来の魔女アルティミシアの力を受け取り、悪い魔女になってしまったこともその一因である。
イデアは元々魔女の家系であり彼女自身も魔女であったが、他の魔女のように暴走しなかったのは、シドが彼女の騎士であったからだ。
魔女は騎士を得ると、魔女の力に流されずに平穏な人生を送ることができる。
魔女の騎士とは、いわゆるパートナーのことで、恋人や夫となる場合が多い。
シドは妻イデアの魔女の騎士として彼女を支えてきたのだった。
ところが、イデアが強い魔力を持つアルティミシアの力を継承してしまったことから、騎士であるシドの力も及ばずアルティミシアの力に操られてしまった。
アルティミシアに操られたイデアはスコールたちに敗れたが、イデアは魔力を失っただけで死んではおらず、エンディングではシドと共にパーティに参加している姿が確認できる。
FF9:シド・ファブール9世 (Cid Fabool IX)
職業・肩書:リンドブルム公国の大公
外見:ブーメランのようなヒゲが特徴で、人間の姿の時は君主らしい品格ある姿をしている。
シリーズ中初の人間以外の姿・「ブリ虫」という虫の姿で登場する。35歳。
実はシドの浮気に怒った彼の妻ヒルダガルデの魔法によって虫の姿に変えられていた。
しかも妻は、最新鋭の飛空艇「ヒルダガルデ1号」に乗って家出してしまった。
国民や臣下には、まさか夫婦喧嘩が原因とはいえず、侵入してきた賊に、魔法で姿を変えられ飛空艇も奪われた、などと嘘の報告をしていた。
妻のかけた魔法は妻にしか解けず、シドが元の姿に戻ろうとして国内で高名なトット先生の治療薬を使った時には、虫からカエルに姿が変わっただけだった。
魔法は妻のキスで解ける。
隣国アレクサンドリアの王女でヒロインのガーネットが、母親の異変をシドに相談するために主人公ジタンらと共にリンドブルム公国にやってきた。
パーティには参加しないが、ジタンたちを支援してくれる。
子供に恵まれておらず、物語の最後にはパーティメンバーで召喚士の生き残りであるエーコを養女にしている。
リンドブルム公国の大公という、歴代のシドの中では最も身分が高い。
飛空艇技師としての顔も持ち、政治はもっぱら臣下まかせで、機械いじりに没頭している。
愛妻の名を冠した飛空艇「ヒルダガルデ」は彼の指揮下で製作されたものである。
FF10・FF10-2:シド (Cid)(CV:坂口候一)
職業・肩書:アルベド族の族長
外見:シリーズ初のスキンヘッドのシド。
アルベド族の族長。リュックの父親でヒロイン・ユウナの叔父。
アルベド族は『FF10』の世界である「スピラ」に住む種族の1つで、金髪と瞳の中にらせん模様があるのが特徴。
ほとんどのアルベド族はヒトの共通語ではなく、彼ら独自のアルベド語を話す。
太古の遺跡から遺物や昔の技術を引き上げることを生業としており、機械を使うことを得意としている。
アルベド族は、スピラにおいて強大な影響力を持つエボン教から、言語が違うことや、禁忌とされている機械を使っていることで異端とされ、迫害されている。
そのため、住むところを追われたアルベド族たちを集め、ビーカネル島の奥地にアルベド族のための故郷・ホームを作った。
シドは族長として人望が厚く、統率力もある。
シドは、1000年前の機械文明時代の飛空艇を発掘して整備し、ホーム内に所有している。
ナンバリングタイトルでは初めて声がついた。
FF11:シド (Cid)
職業・肩書:バストゥーク共和国の大工房工房長
外見:筋骨逞しいが、上半身裸にエプロン姿というネタにされそうな服装で登場。
バストゥーク共和国大工房工房長。種族はヒューム。
ひそかに飛空艇を開発している天才技師。
現在のバストゥーク大統領を推挙した人物でもあり、「天賦の技師」と呼ばれる共和国の英雄の1人。
いかにも頑固な大工のオヤジという風貌だが、上半身裸にエプロンをつけていることから、プレイヤーからは「裸エプロン」と呼ばれている。
ノンプレイヤーキャラ(NPC)であるため、シドを操作することはできない。
だが、アップデートで「フェイス」というNPCキャラを召喚できる魔法が実装された際、フェイス「シド」を習得できるようになった。
FF12:シドルファス・デム・ブナンザ (Cidolfus Demen Bunansa)(CV:大塚周夫)
職業・肩書:アルケイディア帝国の科学者
外見:貴族っぽい服装で登場する。
シリーズ中、初めて主人公と完全に敵対するシド。通称ドクター・シド。
勝手に独り言をしゃべりまくるなど、マッドサイエンティストの雰囲気を持つ。
アルケイディア帝国の軍事兵器開発機関ドラクロア研究所の所長。
飛空艇も設計してはいるが、彼自身の発明ではなく、最初に飛空艇を発明したのはモーグリ族である。
シドは、この世界を統べる神オキューリアが自らの代行者として選んだ人間に契約の剣を与え、その人間を使って密かに人間たちを支配していたことを知る。
シドは、オキューリアがその代行者の人間に渡したと言われる、恐るべき力を秘めた「破魔石」を手に入れ、その力を制御しようとした。
彼の目的は、「破魔石」の力を操ることにより、オキューリアに対抗できるだけの力を手に入れ、この世界の神オキューリアの支配から脱却することであった。
その「破魔石」を手に入れるために、シドはアルケイディア帝国の皇帝の3男ヴェインと組んで、ヒロイン・アーシェの故郷ダルマスカ王国や、彼女の夫の故国ナブラディア王国を侵略した。
しかしシドは「破魔石」を手に入れたものの、制御することができずに暴発させてしまい、ナブラディア王国の王都ナブディスをまるごと吹っ飛ばし、一瞬にして廃墟にしてしまった。
それで今度は「破魔石」を人間の手で制御できるよう人工的に作り出そうと試みる。
それが「人造破魔石」の開発である。
彼の研究は、オキューリアから人々を自由にするための手段だったはずだが、徐々にその力に取りつかれてしまい、結果、多くの人々を死なせ、人々の故郷を奪い、苦しめることとなってしまった。
シドは、メインキャラクターのバルフレアの父親である。
バルフレアの本名はファムランと言い、シドの3男である。当初はファムランに、オキューリアに成り代わって人間の世界を治める英雄になるという自分の夢を託そうとした。
だがファムランはその夢の押し付けに耐え切れなくなり、出奔してしまった。
その息子の代わりに、彼の夢に付き合ってくれたのがヴェインであった。
シドは息子であるバルフレアと戦い、倒されることとなるが、2人が最期まで分かり合うことはなかった。
そもそも一般には秘匿されてきたオキューリアと「破魔石」の存在をシドに教えたのはオキューリアの異端者ヴェーネスである。
すべての発端はシドではなく、ヴェーネスのせいだと言っても過言ではない。
『FF12』のシドは終始悪役であったが、エンディングでは生まれたばかりのバルフレアを抱いて微笑む人間らしい姿も描かれた。
シドルファス・デム・ブナンザ の設定・裏話
シドルファス・デム・ブナンザという名前の由来は、FFシリーズの外伝にあたる『ファイナルファンタジータクティクス(FFT)』に登場するキャラクター「シドルファス・オルランドゥ」と、「ムスタディオ・ブナンザ」からそれぞれ名と姓を取ってつけられたものである。
『FFT』のシドである「シドルファス・オルランドゥ」は騎士団長にして伯爵という地位にあり、シドというよりは「オルランドゥ伯」と呼ばれることの方が多い。
さらに「ムスタディオ・ブナンザ」は、古代遺跡を発掘する「機工士」であり、これまでのシドの職業である科学者や技師に近い。
『FF12』と『FFT』は世界観が同じであり、設定上は『FFT』は『FF12』の未来の話ということになっている。
この設定があるため、「ムスタディオ・ブナンザ」はバルフレアの子孫だという説がある。
その根拠となる説のなかに、姓が同じと言う他に、ムスタディオがバルフレアと同じく銃を武器にしていることがあげられる。
FF13・LRFF13:シド・レインズ (Cid Raines)(CV:中村悠一)
職業・肩書:聖府軍の准将
外見:シド史上最年少の黒髪の男性キャラ。
おそらくはシリーズ中随一のイケメンのシド。身長が199cmもある。
FF12に続き、今作でも主人公と敵対する立場となる。
作中ではイベントボスとして変身した姿で主人公の前に立ちふさがる。
聖府軍とは、『FF13』の舞台となる浮遊都市コクーンを管理している「聖府」の所有する軍隊のこと。
聖府軍は、コクーンにおける警察的な仕事も兼ねている。
シド・レインズは、その聖府軍の遊撃部隊である騎兵隊を率いる若き准将である。
飛空艇リンドブルムの艦長でもある。
作中では姓である「レインズ」で呼ばれることが多いため、シドとしての意識が薄い。
コクーンと聖府軍はファルシ(後述)によって管理されていた。
レインズは、『FF13』の敵ボスであるファルシ・バルトアンデルスによって選ばれたルシ(後述)であり、その使命は主人公のライトニングたちを導き、彼女らがコクーンを破壊するための手助けをすることだった。
しかし彼は使命に背き、聖府軍を裏切って、コクーンを守るためにライトニングたちと戦い、敗れた。
レインズが聖府軍を裏切り、ライトニングたちと戦ったのは、コクーンの人々を守るためだった。
本来、使命に背いたルシはシガイとなってしまうのだが、バルトアンデルスの企みによりクリスタルとなってしまう。
そしてバルトアンデルスによって、再びクリスタルから蘇らせられ、無理やり裏切った筈の聖府代表に就任させられてしまった。
バルトアンデルスによって再び甦らされたレインズの運命は、もはやバルトアンデルスの手の中にしかなかった。
そんな自らを悲観し、部下のリグディに自分を撃つように言い、リグディの銃弾を受けて絶命した。
続編の『LRFF13』にも少しだけ登場する。
命を落とした魂が行きつく混沌で、ライトニングの前に現れる。
ファブラノヴァ神話
ファブラノヴァ神話とはFF13の中で伝えられる神話である。
全てのはじまりに「ムイン」という女神がいた。
世界は目に見える、可視の現実世界と目に見えない不可視の世界「ヴァルハラ」という2つの存在で成り立っていた。
そしてその世界を輪廻し、世界の循環を司っていたのが「魂」だった。
ムインには「ブーニベルゼ」という息子が出来た。
息子のブーニベルゼは母であるムインを迫害し不可視の世界であるヴァルハラへと追いやることで現実世界を手に入れた。
しかし、ムインが「ヴァルハラ」を閉じてしまったことで魂の循環が滞り、世界の均衡は崩れ始め、現実世界の崩壊が始まる。
世界の崩壊の原因がムインだと考えたブーニベルゼはさらに「パルス」「エトロ」「リンゼ」という新たな3人の神を生み出し、自らはクリスタルとなり眠りについた。
3人の神はムインのいる不可視世界の扉を探す使命を与えられた。
彼らは最初の「ファルシ」と言われている。
そしてその3人の中で、母ムインに似ているという理由から唯一力を与えられなかった「エトロ」は自らの存在を悲しみ消滅してしまう。
この消滅によって流れ出した血から「人間」という存在が生まれた。
エトロが消滅後にたどり着いたのはムインのいる「ヴァルハラ」だった。
自らの消滅によってヴァルハラに行き着いたエトロは「魂の循環」についてムインから教えを授かり、ムインに変わってヴァルハラの魂の「混沌」を管理する存在になった。
エトロは人間に「混沌」を分け与え、それが人間の心となる。
エトロが人間に心を与えたことによって世界の均衡はなんとか保たれることになった。
その後、現実世界で増えてきた人間達はパルスを「全能神」、リンゼを「守護神」として崇め、エトロを「死神」と呼んだ。
一方、大きな力を持ったパルスはグラン=パルスと呼ばれる新たな世界を創り出し、自らに従うファルシを生み出した。
ファルシの目的はヴァルハラへの扉を探すこと。
リンゼはパルスとは異なる方法で「ヴァルハラ」への門を探そうと、パルスの上空に「コクーン」を作り、コクーンのファルシを生み出した。
パルスとリンゼは「ヴァルハラ」の門を開けるには多くの人間の魂が必要だと考えるようになった。
パルスが生み出したのはタイタンやビスマルク、アトモスといったファルシであり、リンゼが生み出したのはコクーンを支配するファルシ=バルトアンデルスやオーファンなどの存在だった。
これらファルシの行動によって地上グラン=パルスと空中都市コクーンには多くの人間が存在することになった。
そしていつしか3人の神は何処かへ去ってしまい、世界にはファルシと人間だけが取り残された。
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人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジー』シリーズの概要
- シドというキャラクター
- シリーズに登場したシド
- FF2:シド (Cid)
- FF3:シド・ヘイズ (Cid Haze)
- FF4・FF4TA:シド・ポレンディーナ (Cid Pollendina)
- FF5:シド・プリヴィア(Cid Previa)
- FF6:シド・デル・ノルテ・マルケズ(Cid Del Norte Marquez)
- FF7:シド・ハイウインド (Cid Highwind)
- FF8:シド・クレイマー (Cid Kramer)
- FF9:シド・ファブール9世 (Cid Fabool IX)
- FF10・FF10-2:シド (Cid)(CV:坂口候一)
- FF11:シド (Cid)
- FF12:シドルファス・デム・ブナンザ (Cidolfus Demen Bunansa)(CV:大塚周夫)
- シドルファス・デム・ブナンザ の設定・裏話
- FF13・LRFF13:シド・レインズ (Cid Raines)(CV:中村悠一)
- ファブラノヴァ神話
- ファルシとルシ
- シド・レインズの裏話
- FF14:シド・ナン・ガーロンド (Cid nan Garlond)(CV:小山力也)
- FF15:シド・ソフィア (Cid Sophiar)(CV:勝部演之)
- シド・ソフィアの裏話