ワイルドアームズ セカンドイグニッション(WA2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』とはメディア・ビジョンが開発したPlayStation用のゲーム作品。1999年9月2日にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より発売。略称は「WA2」。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。精鋭部隊"ARMS"に配属された主人公の青年アシュレーが仲間達とともに世界を救うために戦う物語を描く。「英雄」という言葉をテーマに複雑な人間関係が織り成すストーリーがドラマチックに展開されるのが大きな特徴となっている。

怪獣図鑑

バトルでモンスターを倒すと、そのモンスターの情報が登録された「怪獣カード」を閲覧することができる。怪獣カードの閲覧は「あやし屋本舗」という店で行えるが、「アルバムひきかえけん」というアイテムを入手して店で交換することでメニュー画面に「アルバム」の項目が追加され、いつでも閲覧ができる。ボスを含めた全ての敵が登録可能となっており、ステータスや属性耐性、盗めるアイテムや落とすアイテムなどが載っている。また、怪獣カードのイラストは全て描き下ろしとなっている。

オリジナルパワー

各キャラクターが持つ固有の技や術を指す。前作で使用していた「MP(マジックポイント)」が廃止され、オリジナルパワーの発動条件が「FP(フォースポイント)」が一定値に達していることに変更された。戦闘開始時にキャラクターのレベルと同じ数のFPが与えられ、攻撃を行ったり敵からの攻撃を受けることでFPが溜まっていく。オリジナルパワーの特徴は、使用してもFPが消費されない点であり、FPを消費するフォースアビリティを使用しなければ何度でも技や術を撃つことができる。ただし、オリジナルパワーでARMの技を撃つアシュレーとブラッドには弾数制限が設定されている。

バイアネット

アシュレーの得意武器である銃剣を用いたオリジナルパワー。攻撃時には弾薬を必要としており弾薬が尽きると使用できなくなる。バイアネットで使える技は、ダンジョンに設置されている宝箱などから入手できるアイテムを使用することで修得できる。

ヘヴィアーム

重火器を用いたブラッドのオリジナルパワー。攻撃時には弾薬を必要としており、弾薬が尽きると使用できなくなる。攻撃力が高い反面、命中率は低いが専用のフォースアビリティ「ロックオンプラス」や「ブーストアタック」を使用すると命中率が100%となり威力も上昇するようになる。ヘヴィアームで使える技は、ダンジョンに設置されている宝箱などから修得できる。

クレストソーサー

リルカのオリジナルパワーで、「クレストグラフ」と呼ばれる魔法を書き込むカードを用いることで紋章魔法を使うことができる。火や氷などの属性攻撃を撃つ魔法や味方をサポートする補助系魔法などが存在する。使用できる魔法の種類は、町に存在する「マジックギルド」で魔法をクレストグラフを使って作成することで増やせる。中盤以降は上位の魔法が作成できるようになる他、フォースアビリティ「デュアルキャスト」で特定の魔法を2つ使うと合体魔法が発動する。

ガーディアンロア

ティムのオリジナルパワーでガーディアンの力を源泉とする魔法。クレストソーサーと比べると攻撃系や複数を対象とする魔法が多く、補助系の魔法が少ない。各ミーディアムを装備したティムが敵を一定数倒すことで、新しく使用できる魔法が増えていく。

シルエットアーム

義体のギミックを用いた攻撃を行うカノンのオリジナルパワー。初期に覚えている技は3つで、バトル中に技を使用することで一定の確率で新しい技を閃くようになっている。上位の技ほど閃く確率が低く、キャラクターのステータスの1つであるLUCK(運)が最高状態のBESTの時であれば閃く確率が2倍になる。フォースアビリティの「ガトリング」を使用することで技の威力を上昇させることが可能。

レッドパワー

マリアベルのオリジナルパワー。最初から修得している「アビリティドレイン」という技で敵が使用する特定の技を吸収して、新たに自分の技として修得することができる。使用可能なレッドパワーは全部で32種類。敵全体を攻撃する技や、状態異常を防ぐ技などがあり、修得方法は複雑な分強力な技が多い。アビリティドレインの成功率はLUCKに依存じており、BESTの状態では100%成功する。

ナイトブレイザー / オーバーナイトブレイザー

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