ワイルドアームズ セカンドイグニッション(WA2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』とはメディア・ビジョンが開発したPlayStation用のゲーム作品。1999年9月2日にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より発売。略称は「WA2」。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。精鋭部隊"ARMS"に配属された主人公の青年アシュレーが仲間達とともに世界を救うために戦う物語を描く。「英雄」という言葉をテーマに複雑な人間関係が織り成すストーリーがドラマチックに展開されるのが大きな特徴となっている。

ヴィンスフェルトが結成したテロリスト集団。ストーリー中盤までARMSと敵対していた勢力で、世界征服を目的としている。ARMSの指揮官であるアーヴィングは密かにオデッサが活動するための資金源を提供していた。

コキュートス

オデッサの幹部であるカイーナ、アンテノーラ、トロメア、ジュデッカの4人を指す地位。4人の名前の由来は氷結地獄(コキュートス)の4つの界円から取られている。

メリアブール

ファルガイアの四大国家の1つ。ファルガイアの東位に位置し、交易が盛んとなっている。最初にARMSを結成した国でもある。

シルヴァラント

ファルガイアの四大国家の1つ。ファルガイアの南位に位置し、農業が盛んとなっている。

ギルドグラード

ファルガイアの四大国家の1つ。ファルガイアの西位に位置し、発掘したドラゴンの化石やロストテクノロジーを用いた工業技術を発展させている。

スレイハイム

ファルガイアの四大国家の1つ。ファルガイアの西位に位置し、かつては巨大な軍事力を誇っていたが、民意を無視した軍事力増強政策を推し進めたことで民衆の反発を買ってしまい、長きに渡る内戦の末、自暴自棄になった王によって起動された天使兵器の光爆によって、塩に飲まれた大地と化した。

兵器

ロストテクノロジー

エルゥやノーブルレッドが生み出したとされる技術で、現代の人間が持ち合わせていない失われた技術。生体エネルギーを転送するライブリフレクターや巨大飛空機械バルキサスやヘイムダル・ガッツォー、永久機関エマ・モーターなど、超高度な技術は現在も判明されておらず、ほとんどの産物は発掘後にそのまま使用されている。一方、高度な技術を除く産物については研究が進んでおり、ARMをはじめ、自動車や大型望遠鏡などの道具は、発掘して使うばかりでなく生産もできるようになっている。

エンゼルハイロゥ

天使兵器と呼ばれるロストテクノロジーの超兵器。起動すると辺り一帯を死せる塩の大地と化してしまうほどの光爆を引き起こす威力を誇る。5年前のスレイハイム解放戦争でスレイハイムを塩の大地と化した。

ヘイムダル・ガッツォー

ストーリー中盤で、オデッサが得た巨大空中要塞。あらゆる索敵方法を制限するウィザードリィステルス機能や、恒星の輝きに匹敵する威力を誇る対地攻撃兵器アークスマッシャーを搭載しているが、膨大なエネルギーを消費し続けるため、魔界柱と呼ばれる4つのエネルギージェネレイターからのエネルギー供給でその弱点を補っている。

その他

感応石

人の思念を増幅させ、固有のパルスに変換する性質を持った鉱石。離れた場所にある別の感応石に共振させることで情報伝達システムとしての機能を発揮するため、ファルガイアではこの感応石を用いた通信やラジオ放送が行われている。石の大きさや純度で出力が決まり、石が大きいほど出力が増大する。現代のファルガイアで最も出力の高い感応石は念話送受信塔テレパスタワーに設置されており、世界中に放送するための役割を果たしている。通信技術の発祥はテレパスメイジと呼ばれる念話を専門とした術士となっているが、特殊な専門術士であるが故に数が減少していったテレパスメイジに代わり感応石が使われるようになった。しかし、感応石を用いた通信を安定して行うには、テレパスメイジの存在は必要不可欠となっている。

『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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