eri-02@eri-02

eri-02
eri-02
@eri-02
16 Articles
37 Reviews
0 Contributions
0 Likes
eri-02

eri-02のレビュー・評価・感想

THE ORAL CIGARETTES / ジ・オーラル・シガレッツ
10

おしゃれにみえて、骨太バンド

メンバーは、すべての作詞作曲を手掛ける山中拓也(ボーカル、ギター)と、あきらかにあきら(ベース、コーラス)鈴木重伸(ギター)中西雅哉(ドラム)の4人のバンドです。
かなりの高学歴バンドでビジュアルもいいので、おしゃれで軽いバンドかと思われそうですが、曲は重くかっこいいものが多いため男性ファンも多くいます。
最近では、元の良さを残しつつも打ち込みなどの新たな曲風を入れるなど、どんどん挑戦していっているようです。
そのため、いろんなジャンルのファンにも聞いてもらいたいです。
映像にも気を使っており、MVも凝っている上にどのMVもものすごくかっこいいので、ぜひ曲とともに見てほしいです。
アニメの主題歌も多くタイアップしていますが、映画「亜人」で使われた「BLACK MEMORY」は聴いたことがあるかもしれません。
山中が作る曲もいいですし、彼の色気のある声も高い声がもてはやされている昨今では貴重なものだと思います。
また、曲を通しで聞いたあと今度はギター、今度はベース、今度はドラム、という風に、ピンポイントにスポットを当てて聴いてみるのも、それぞれがとてもかっこいい音を奏でているのでお勧めです。
一粒で、何度も楽しめるバンドです。

一番偉い人へ
10

迷える俺らへ

90年代の社会テーマは「社会と若年層の乖離」だった。このためこの時期の文化では数々の若者の叫びが見て取れる。そしてその世代にとってのスターであるとんねるずに、鬼才秋元康が代弁させて歌わせた歌が「一番偉い人へ」である。
一番偉い人へ俺たちは今何をするべきか、これがこの歌の歌詞の核である。そしてこの歌の一番偉い人が誰なのかで歌詞の内容が変わる歌を秋元は書いた。一番偉い人を社長とするなら、俺らはその会社に属している社員で会社組織に潰されかけてる。社長に自分がすべきもっと会社にとって大事な仕事はないのかと問いたいと言う歌。
一番偉い人を総理大臣とするなら、俺らは日本人であり、国際的に押しつぶされかけてる。総理大臣に日本国民である自分がもっと良い日本の選択が無いのかと問いたい歌。
一番偉い人を神とするなら、俺らは人類であり、世界に押しつぶされかけてる。神に人類である自分がもっと良い人類選択が無いのかと問いたい歌。
また重要なのが歌詞的に問いたがってるのはもっと良い方法があるだろという不満の意味ではなく、俺らも分かってないが、一番偉い人ならもっと自分がやるべきことが分かるのではないかと答えを求めているのである。そしてその真意は実は全ての社会がエラーを起こしていて、すべての者が不満に持ってる。なぜなら一番偉い人は社長でも総理大臣でもなく最終的に神に届くのであり、神以外は全て属する社会に押しつぶされかけてる構図になってるのだから。
そして全ての者がこれで良いのと自分らがその社会に属さなかった頃なら見えてたもっといい方法ってあるんじゃないかと、一番偉い人に問いかけてるのである。

back number / バックナンバー
8

寄り添ってくれる音楽

back numberは今や人気バンドであり、CMやドラマ主題歌、映画のタイアップなど引っ張りだこのアーティストです。back numberの魅力は何と言っても歌詞の世界観の深さです。作詞作曲を全てボーカルの清水依与吏(しみずいより)が手掛けています。どんなシチュエーションで聴いても、寄り添ってくれる曲ばかりです。恋愛している人もそうでない人も、必ず共感できる曲に出会うことでしょう。また、このバンドはライブも魅力的です。ライブの実力がとても高く、ライブパフォーマンスは必見です。彼らにしかできない最高の表現には誰もが虜にされると思います。また、メンバーのキャラクターも最高です。ラジオやトークが面白く、またメンバー3人の仲の良さが大変好印象だと言えます。特にボーカルはかなりの努力家で、常に向上心高く活動しています。それらはライブでも表されており、ライブのトークコーナーでは思わず感動して号泣するファンも多く存在します。バンドとしての才能や曲の世界観に限らず、メンバーの素晴らしい人柄や尊敬できる姿にも、ファンはついていこうと思うのかもしれません。ぜひ多くの方に聴いてもらいたいアーティストです。

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
10

ワールドトリガー

週刊少年ジャンプで連載され、作者病気のため長期休載された後、ジャンプSQ.で連載している漫画である。
異世界から侵略してくる敵に対して防衛する、またはそのための防衛訓練バトルをし、さらに異世界へ乗り込むメンバーを選出するというストーリーのバトル漫画となっている。

今までのバトル漫画にすくない複数人同士のバトルを繰り広げている作品だ。
基本的に1チーム2~4人編成で3チーム~4チームで一度に対戦している。
毎回新しい戦術を繰り出し、個人のスキルだけでなくチーム戦術で戦っているので読み応えがあり、大人数のバトルにもかかわらず、すっきりしていてとても読みやすい。
バトルに登場するキャラだけでなく、バトルをサポートするキャラも多く、これだけのキャラが登場する漫画も珍しいと思うが、各々個性豊かに描かれており、各キャラそれぞれに感情移入できる。

アニメ化もされ、2014年~2016年までアニメオリジナルストーリーも含む73話を放送している。
2020年に続編のアニメ制作が決定した。
まだ読んでいない方は是非読んでもらいたい、アニメと見比べるのも面白いと思う。

蟲師 / Mushishi
10

日本ならではの世界観!蟲が引き起こす不思議なストーリー。

内容は主人公のギンコが蟲が引き起こす様々な現象を解決しながら旅を続けるストーリーです。蟲とは妖怪や霊とはまた違う、見える人は限られるが確実にそこに「生きている」生物の一種。それらが引き起こす不思議な出来事、例えば「雪が降りやまない」「山から出られなくなる」などの自然現象、「目が見えなくなる」「記憶が1日でなくなってしまう」などの人体に関わる現象などを、蟲師であるギンコが解決していきます。
作品の世界観は昔の日本、昭和初期や祖父母が子どもだった頃をイメージするとわかりやすいかもしれません。作者の漆原さんは自分のおばあちゃんから色々と不思議な話を聞いていたとのことなので、そういった話を参考にこの作品を描いたのかなとも思いました。
蟲師の読みやすい点として、上記の日本ならではの作品ということもありますが、1つ1つが短い短編で成り立っているところです。基本1話完結なので、長編を読むのが苦手な人でも少しずつ読むことができます(私はハマってしまい一気に読んでしまいましたが…)。なので、アニメ放送もされましたが、毎回30分の1話完結でキリがよく見ることができます。また、原作ファンには嬉しい、忠実に原作が再現されており、作画もとても美しいです。漫画にハマった方はぜひアニメも見てほしい作品です。

欅坂46 / 櫻坂46 / Keyakizaka46 / Sakurazaka46
10

見る人の胸を打つ欅坂46の魅力

欅坂46をご存知でしょうか。欅坂46はAKB48で有名なプロデューサー秋元康が手掛けるアイドルグループです。乃木坂46の妹分として発足しました。そんな欅坂46の一番の魅力はなんといっても他アイドルを寄せ付けないほどの表現力でしょう。一番顕著なのはセンターの平手友梨奈ですね。彼女はデビュー曲から最新のシングルまで最年少でセンターをつとめています。彼女の特徴はキレのあるダンスと目です。彼女はセンター柄ソロダンスをすることがあるのですが、そのダンスがすさまじいのです。指先や髪の毛といった細部まで精神が宿っているように要素全てが人を惹き付けるほど美しいのです。ただダンスがうまい人には出せない魅力です。そして彼女の訴えかける目がまた見る人の目を離さないのです。悲哀や絶望、執着といった難しい感情さえ目に宿すことができるのです。並の人間ではできません。また他のメンバーの表現力も侮れません。デビュー曲と最新曲であきらかに表情のつくりかたがうまくなっています。またダンスもますます精度が高まってきています。急成長ぶりがすごいのです。シングルごとに成長が見られるアイドルはファンにとっても嬉しいですよね。またその表現力で今度はどのような世界観を表してくれるのかも楽しみなのです。

俺物語!! / My Love Story!!
10

男性にもお勧めできる少女マンガ

私が男性にお勧めしたいのが「俺物語!!」というマンガです。
少女マンガのタイトルとは思えないような感じですが、王道の恋愛モノのマンガです。恋愛モノの少女マンガなのですが、主人公は男性であり、その主人公の視点で描かれている描写が多いため、男性でも読んでいて楽しめると思います。ヒロインもとてもかわいく描写されているため、癒されます。
他の少女マンガの恋愛モノにありがちなドロドロな関係などなく、常に主人公とヒロインが思いあっており、安心して読み進められます。また、どんな困難な状況でもヒーロー的なポジションで主人公が解決に導き、周りの人間関係も全て良好なものとなっていくため、爽快感があります。
シナリオ進行上、どうしても嫌なやつやライバルのような存在が出てくるのですが、そういった登場人物も丁寧に描かれており、最終的には「こいつは本当はいいやつだ」といった感じになります。
また、物語が完結しており、単行本で13巻で終わっているため、全巻買い揃えるのも簡単ですし、マンガ喫茶などでも全巻読みきることもできます。
実は実写での映画となっていますが、主人公が少し現実離れした感じですので、できればマンガで読んでいただきたいです。

うめく排水管
7

エスカレートする恐怖感&嫌悪感

伊藤氏はあらゆる恐怖感を描いている漫画家ですがこの『うめく排水管』は氏の作品の中で珍しくスーパー・ナチュラルな要素が少ない作品です。母子家庭で度を越した潔癖な母親の影響で2人の姉妹も潔癖という設定なのですがその姉に思いを寄せる不潔男・滑井という、最も忌み嫌う存在がある意味重要なこの作品のキー・ポイントです。そして、離婚した父親に対しても嫌悪感を抱くという、こんな女が周りにいたならヤダナーと思わせる人物造形を始めとして、家政婦に細々と汚れを指摘する母親など、考えてみればこの漫画に登場する人たちが現実に自分の近所にいたらイヤですし遭遇したくもないですね。そして父親が娘たちに会いたいがために夜中に家に忍び込むのですが、母親がフライパンで撲殺してしまいます。結局、彼女らは口裏を合わせ父親が無理心中をはかろうと包丁を忍ばせていたことにするのですが、その出来事の前後から家の排水管の調子が悪くなりだし業者を呼んで、管のつまりを直すのですが、また調子が悪くなり、排水口からきみの悪い音が…。これは水を吸い込む音とではなく撲殺された父親のうめきなのではと思う妹。それに加えて何ともいえない臭いも漂ってきます。母親は手の洗い過ぎで半狂乱となり救急車で運ばれます。徐々に恐怖が募ってくる雰囲気は圧巻です。ここで触れておかなくてはならないのが排水管のなかの描写が一切なくあくまで姉妹たちだけが恐怖するというこの演出は特筆すべきものがあります。そして、排水管のナカに引きずり込まれる妹。やはり、滑井や父親が排水管のなかにいたんだ!というところでラストという、あとは読者の判断に任せるのでしょうか、恐怖が盛り上がったところで幕とは前述の言葉の繰り返しになってしまいますがこのニクイ演出!

アストロノーカ
8

世界初の宇宙農業ゲーム?

今作は、宇宙で農家を営み最高の野菜を生み出すことが目的という一風変わったゲームになっています。
野菜を収穫することで種を回収し、それらを交配することで新たな野菜の種を生み出していきます。採れた野菜は売却したり、コンクールに出品することでお金を稼いでいきます。このお金は交配マシーンを改良したり畑を拡張したりするのにも使うのですが何と言っても今作の見所は「バブー」と呼ばれる害獣との農作物を賭けたトラップバトルにあると思います。お金はこのトラップを買うのにも使うのですが、強力なトラップを使ってバブーを毎回撃退していたらバブーもそれに慣れて強力な個体へと進化していってしまいます。つまりこのゲームのミソは最低限の強度のトラップでバブーを撃退しつつ、時には野菜を荒らされることも看過しなくてはいけないという点です。しかし、せっかく交配を重ねて苦労して作った野菜を食べられてしまった時のショックは計り知れないものがあります。必然的にセーブをこまめにしながら進める事になると思います。しかしこのバブー達がどこか愛らしい見た目をしているので畑を荒らされても許せてしまえる面もあります。今までになかった新ジャンルのこの作品、一度プレイしてみてはいかがでしょうか?PS3のゲームアーカイブスにも登録されています。

劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W
8

夢のコラボレーションの映画

アニメーション映画「イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W」は、熱い超次元のサッカーを描いた作品「イナズマイレブンGO」と小さなロボットが戦う物語を描いた作品「ダンボール戦機W」の2つの作品が1つの映画になって、作品を超えた、時空を超えた友情の絆を描いた物語です。
この映画のおすすめで素敵だなと思ったところは、サッカーと小さなロボット、2つの作品が1つの作品になって、物語が繋がって、友情が生まれるところです。
お互いの大好きで大切なものを、作品と時空を超えて、キャラクターたちが一緒に楽しくお話をしたり、サッカーをしたり、ロボットを動かしてみたりするシーンが、すごく良くて、素敵だなぁっと思いました。
優しい歌と、みんなの笑顔のシーンは、見ていると、とっても心が温まって、大好きで繋がった友情の絆って良いなぁと思います。
ケンカをしてしまうところのシーンもありましたが、大切で大好きなものを守りたいという想いはどちらも同じくらい強く、出会えた仲間たちと協力して、戦うシーンで守りたいという強い想いを描いたシーンは、とても感動します。
そして、元の世界へと戻るときに、約束をするシーンもとても良かったです。
とっても素敵な、夢のコラボレーションの映画です。

秒速5センチメートル / 5 Centimeters per Second
8

新海誠の最高傑作

自分が初めて衝撃を受けた作品でした。見終わった後なんとも言えない気持ちになります。

この映画は第1話、第2話、第3話と分かれています。
第1話は、貴樹が昔仲よかった明里に会うという話です。一見すると単純な恋愛映画のように見えますが、そんな描写は全くと言っていいほど少ないです。どちらかというと、貴樹の孤独や、切なさや、心細さなどの印象を大きく受けました。このように、第2話、第3話も同じように、貴樹を中心に話は進められてきますが、どうもスッキリしなかったり、不思議な感じで映画が進んでいきます。少しでもこのような雰囲気なるように、映画予告を見てほしいです。映画予告だけでも、これ本当に恋愛映画なの?っと感じてしまうのではないでしょうか?
ストーリーは、驚くほど単純です。しかし、単純なはずのストーリーなのにモヤモヤしてしまう感情が浮かんでしまうのではないかとおもいます。
決してハッピーとは言えない映画なので、自分はとても好きですが、中にはあまり好きではない友達も多かったので、自信をもってオススメすることができなかったです。しかし、自分はとてもハマってしまいました。この不思議な感覚に。

未来のミライ / Mirai
7

大人向けの心温まるアニメ映画

男女、父母、夫婦、兄弟姉妹といった様々な立場で「あるある」と思える場面がたくさんあって、多くの人が共感できる内容になっていると思います。メインテーマとなっている、かわいいはずの兄弟姉妹への嫉妬。男女の子どもに対する関心の違い、昨今よく言われる「育メン」の実態。大人になってわかる、小さい頃の思い違いなどが、ストーリーの中に自然に散りばめられています。そして実際には、大きな事件が起きるわけではない、というところも、穏やかな気持ちで見られるポイントだと思います。些細なきっかけを通して、巻き起こる事件や冒険はあくまで主人公「くんちゃん」の頭の中の世界。日常生活を描いているだけなのに、間延びしないストーリー運びになっています。ただ子供の妄想は時として恐ろしいので、子どもが見たら怖いと思ってしまうシーンもあるかと思います。また、大人だから共感できるポイントが多いので、子供向けというより大人向けのアニメだと思います。ただ子どもが見たときには、きっと大人とは違う見方をすると思うので、怖い映像がダメでないお子さんだったら、一緒に見て後で感想を話し合ってみると面白いのではないかと思いました。また、その中に登場する未来の「ミライちゃん」が中学生くらいの年齢というのももう一つのポイントだと思っています。ここでミライちゃんが完全な大人だと、もう少し教訓めいた発言をしてしまいそうなのですが、大人と子供の中間くらいの年齢だから、子どものくんちゃんに寄り添いながら、くんちゃんを成長させる存在として機能しているのだと思います。そしてやはり、さすが新海誠監督のアニメだけあって、絵がとてもきれいです。宣伝でも使われている東京駅のシーンはやはり圧巻でした。忠実に再現されていて、これを見るだけでも価値がある映画だと思います。マイナス点をあげるとすれば、「君の名は」ほどのダイナミックなストーリー展開はないので、物足りないと感じる人はいるかもしれません。大感動したり、わくわくしたりするというよりも、ほのぼのと温かな気持ちになれる映画です。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
8

一度は読んでみるべし

幽遊白書の作者冨樫義博先生の作品です。
とにかく隅々まで作り込まれていて、伏線回収が半端ない。何度も読み返したくなる面白さです。
何年もかかってゆっくり連載されているイメージですが、これだけ作り込まれていれば納得です。
何年も何年も続きを待つのですが、こんなに飽きずに待ち続けたくなる作品は滅多に出会えないと思います。
主人公のゴン=フリークスと仲間になるキルア=ゾルディック、クラピカ、レオリオとの友情も魅力です。
ゴンが父親でプロハンターのジン=フリークスを知るために自分もハンターになる!そして父に会う!と、始まった物語ですが紆余曲折が半端ない(笑)。誰もが予想していた展開にはなりません。読み手の予想なんてはるかに超えてくるのがHUNTER × HUNTERです。
他にも個性豊かなキャラクターが魅力的で、敵キャラとして登場する幻影旅団がまたとても素晴らしい個性を発揮しています。
その戦いに必要になってくる【念能力】。この念能力の戦いが奥が深くてわくわくします。
きっと1人は好きになるキャラクターがいます。
これからも長い付き合いになると思います。
ずっと楽しみがあると思える素晴らしい作品です。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

紅白歌合戦で見事なパフォーマンスを見せた米津玄師

紅白歌合戦で見事なパフォーマンスを見せた米津玄師さん。
2018年に大ヒットした「Lenmon」で米津さんのことを初めて知った方も少なくないと思います。
その米津さんの楽曲の中でもおすすめなのが、「vivi」です。
メロディアスな曲調とご本人作成のMVから、独特の世界観を感じることができます。
歌詞も米津さんらしいユニークな表現が多く使われています。
メジャーデビューしてからの米津さんの楽曲は、とても分かりやすく大衆に向けた作品であることを意識して作られたものが多いといわれています。
もっとも、主にネット上で音楽活動をしていた頃は、非常に抽象的で物語性の強い楽曲を多く作っていました。
そのような米津さんが作った作品の中で、「vivi」という曲は、絵本のような不思議な雰囲気をもつものとなっています。
MVからすると、登場人物の「僕」はいうまでもなく、「ビビ」も人間かどうか微妙な姿をしています。
そして、歌詞からは、明るく楽しいストーリーというよりは、寂しさや悲しさといった印象を受けるのではないかと思います。
たとえば、「明日になればバイバイしなくちゃいけない僕だ」、「今日の僕らは死んでしまうさ」、「街から子供が消えていく」、「さよならだけが僕らの愛だ」といったものです。
映像た歌詞がとても断片的で抽象的であることから、現在でもファンの間では様々な解釈が生まれています。
ぜひ一度「vivi」を聴いて米津ワールドに浸ってみてください。

キングダム ハーツシリーズ / KHシリーズ / Kingdom Hearts series
10

ディズニーキャラとFFのコラボという夢の世界

2019年に3作品目が発売されるキングダムハーツシリーズ。その魅力はなんと言ってもキャラです。
主人公・ソラとその周辺の人物はオリジナルですが、ソラが旅先で出会う人はほとんどがディズニー作品とファイナルファンタジーシリーズの登場人物です。「ゲームはあまりやったことがないけれど、ディズニーは大好き」という人にこそ、ぜひやってもらいたいです。
1作目では、『不思議な国のアリス』を皮切りに、『ヘラクレス』『アラジン』『ピーター・パン』など往年の名作が次々と登場します。アリスやヘラクレスに会えるだけでなく、彼らの住む世界をソラの目線で旅することができるというのも大きなポイント。そして、その世界の片隅で、FFのキャラが人知れず生活しています。FFシリーズを知っている人なら、彼らとの会話にも心躍るはず。
また、ディズニーもFFも知らなくても、そもそものゲームが楽しいです。ジャンルとしてはアクションRPGですが、操作はそれほど難しくなく、レベルがどんどん上がっていくので、初心者でも時間をかければ必ずクリアできます。さらに、戦闘においては2人のキャラが随時登場し、ソラの行動をサポートしてくれます。基本的にはドナルドとグーフィーの2人ですが、彼らがソラとともに敵を攻撃し、傷ついたら回復もしてくれます。プレイ中、喋ってくれるのも最高です。
ストーリーはやや難解ですが、敵と味方ははっきりとわかれているので、進めなくなることはないでしょう。まったく知らない人は、ぜひ1作目からやってみてください。

涼風
8

主人公と自分の恋愛観

広島から上京してきた秋月大和と、東京で高跳びのトップクラスの実力を持つ朝比奈涼風とのラブコメディ。高校生らしい恋愛の展開や地方出身者と都会育ちの恋愛観など、心がキュンキュンする物語です。

大和は涼風と出会い、だんだんと涼風の魅力に引かれていきます。大和はテキトータイプの人間で涼風は完璧主義者。その両者の恋愛の駆け引きや友達から恋人になってそれから…という展開も毎回毎回次を読むのが楽しくなる作品です。

個人的には大和の立場から物語を読んでいることが多かったです。直向きに涼風を振り向かせようと努力する姿は当時の自分自身も好きな人に対して恥ずかしがらずに接していればよかったなぁと回顧させられます。
時に見せる涼風の可愛い仕草や、他にも登場するキャラクターたちが二人の物語を色付けてくれます。
自分の好きなキャラクターを見つけていくこともこの物語の面白いところなのかもしれません。

何しろ見れば見るほど好きになる作品。恋愛に一途な大和を自分と例えて物語に入っていけば夢中になること間違いなし!
画中には作者の裏話や番外編などもあるので本編以外でも涼風を堪能できます。

他にも瀬尾公治さんの作品はたくさんあるのですが、涼風や大和が他の作品にも出てくるので、この物語を読めば他の作品も見やすくなりますよ!

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

不動の名作

これ以上最高なバスケット漫画は出てこないと思うほどの作品。この作品を読んで《バスケがしたいです》と思った人が何人もいると思います。
主人公の設定はありきたりではあると思う。不良の主人公が、好きな女の子をきっかけにバスケと出会い、才能の片鱗をみせる。
成長度合いが絶妙なバランスになっている。なんでも出来る万能な成長ではなくて、リバウンドという武器だけで対戦相手の度肝をぬく姿はとても心が熱くなりました。
さらにスラムダンクが素晴らしいのは主人公だけではなく。周りのキャラクター設定まで濃い事です。主に先発する残り4人のキャラクターも主人公以上に存在感を放っていて、どのキャラクターも欠けていたら面白さが半減するほどでした。
それに加え対戦相手も各チームごとに強烈なキャラクターがいます。

終わり方が最高。この時代の漫画は大体ハッピーエンドだと思いますが、唯一継続姿勢での終わりだったと思います。
全国大会の2回戦をピークにもってくる漫画なんてないと思います。

鹿楓堂よついろ日和 / Rokuhoudou Yotsuiro Biyori
9

感動もあり美味しそうもあり

格好いい和装男子の絵にひかれて購入しました。男前な和装の店員さんがいて、スイーツだけでなく、軽食も提供しているお店の話です。ドタバタしていて、おもわず笑ってしまうかと思えば、現代の悩みや、人情味溢れていたりして、真剣に読むところもあって、色んな楽しみがあります。
店長のスイさんは、懐の広さや優雅な振る舞いからは想像できないネコへのデレッぷり。スイーツ製作担当の椿さんは、毒舌でスイーツをこよなく愛し、一人で食べ歩きする程のスイーツマニア。コーヒーを淹れるのは絶品なのに、イメージを壊しかねないラテアートのぐれさん。料理担当は若いのに趣味が時代劇と陶芸というアンバランスなときたかさん。4人の似てないのに絶妙な掛け合いは、気持ち良くて、ほっこりした気持ちになります。もちろん、話に出てくる料理にもこだわりがあり、レシピを載せてあるものもあって、自分で作っても作品を楽しめます。話数が増えてくると、似たような内容になりがちですが、お店の話だけじゃなく、キャラクターの過去・人生や、取り巻く周囲の人達の人生にもおよぶ、話題の広さや深さもあります。面白そう、と読み始めた作品でしたが、奥が深くて、我が身を振り返り、考え、じっくり楽しめます。

やがて君になる / やが君 / Bloom Into You
9

少女と少女と歪な恋

この作品は、好きという感情が分からない少女が主人公であり、その少女に恋をした少女の物語です。
好きを分からない少女は、告白をした少女を好きになれませんが、自分を必要としている少女を受け入れ寄り添います。そして、この物語が一番のポイントは、告白をした少女は、告白をされた少女に自分を好きになってほしくないと告げる所です。普通は、好きになった相手に自分を好きになってほしいと思う所ですが、少女は、自分を好きなってほしくない。なぜなら好きになった相手が変わってしまったらそれは、好きでなくなる事と考えているからです。だから、今の自分を好きでいてほしくない。けど、自分の好きは、受け入れほしいと一方通行な恋がこの物語の見どころです。私は、今までの恋愛漫画と異なり、非常に傾いた片想いに惹かれました。相手に自分を好きになってほしくないという自分から片想いを望む少女は、一見わがままであり、相手の気持ちを無視しているように見えますが物語が進むにつれなぜ少女がそのように考えるようになったかが分かります。そして告白された少女も好きが分からないから相手を好きでいることができない。しかし、少女の片想いを受け入れる優しさが魅力でもあります。今までにないガールズラブストーリーです。百合好きには、必見の作品です。

BiSH / ビッシュ
8

ジャンルはアイドル。でもパンク。

「楽器を持たないパンクバンド」というキャッチフレーズを持つアイドルユニット。
アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D、ハシヤスメ・アツコ、モモコグミカンパニー、リンリンの6人組グループ。
パンクというだけあり、反骨や世の中の理不尽を歌う曲もある一方で、「プロミスザスター」や「beatfulさ」などのように聴いた人を前向きにさせてくれる曲もある。
またバイオリンなどオーケストラ楽器を使用し、切なさや世界観の幅をうまく広げた「オーケストラ」や「My landscape」なども人気の曲である。
いわゆるアイドルユニットではそれぞれ歌割があってもサビではメンバー全員が歌う手法が多い中、BiSHはサビも含めほとんどの楽曲がソロパートで構成されているため、よりアイドル感が薄れ、バンドのような雰囲気に近くなっている。
メンバー個人個人においてもハスキーボイスが特徴的なアイナ、超ハイトーンシャウト担当のリンリン、ソロプロジェクトも立ち上がっているアユニなど魅力と人気になるだえけの実力を持っている。
またCDを発売当日まで事前告知をしないで発売するゲリラCDリリースを行ったり、BiSHを含め、同じ事務所に在籍するアイドルたちがいきなり都内に繰り出して道端で土下座をして回るなど、ファンに限らず多くの人の度肝を抜く、話題性には事欠かない部分もこのユニットに惹き付けられる理由のひとつであろう。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
6

タイトルなし

今年4月に公開されたアベンジャーズシリーズ同タイトルの第3作目にあたり、MCU作品これまでの10年間の集大成にあたる大作です。
6つ揃えると全宇宙を支配で生きる力を発揮できるインフィニティストーンを本格的に手に入れるため最強のヴィラン・サノスが遂に動き出し、アベンジャーズが総力を挙げて阻止しようとしますが、衝撃の事態に…!
本作では集大成でもあり、それまで単独作品で展開していたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやドクター・ストレンジ、更にはシビルウォーのデビューし単独作品を終えたばかりのブラックパンサーやMCU版スパイダーマンも加わり、第1作目の6人だった頃が懐かしく思えるほどの(笑)最多数のヒーローが集結する豪華共演となりました。
一方で本作はこれまでMCU世界で暗躍してきたサノスの人物像が本格的に描かれ、自身なりに宇宙の均衡を保とうとする新年と親としての情愛を持っていたりと単純な悪党とは言えないキャラクターになっていてある意味サノスが主役の映画とも言えます。
本作は初合流したメンバーも多く、ヒーロー同士の掛け合いは楽しかったのですが、サノスの猛威によって、ロキやヘイムダル、ガモーラと言った馴染みのキャラクターの0多くが命を落とし、長年MCUを見続けてきたファンには辛い展開になっていて、最終的にはサノスの目的は達成され、宇宙の生命の半数の消滅が始まり、アベンジャーズの仲間の多くが消えていく、バッドエンドになっていてショックをを受けたファンも少なくはないと思われます。
来年公開の「アベンジャーズ4」は決着編となるらしく、それまでが長い(苦笑)。

霊幻道士3 キョンシーの七不思議
10

7つあるか分かりませんが確かに不思議な作品です。

道士と妖術使いの対決を描いた19世紀中国を舞台にアクションホラーコメディです。
チェン道士のお弟子さんのチャン、テイチー(日本語吹き替え版のみの役名)がことごとく道士がやった事を調子に乗って潰してしまいます。それをなんだかんだフォローする道士の厳しさのある中での優しさがとても良い作品となっております。
そして詐欺まがいの商売をしている別のヤン道士と仲の良い幽霊ターパオ、チーパオ(日本語吹き替え版のみの役名)。
本来退治すべき道士と幽霊の友好関係、成仏すべきなのに一緒にいたいと思う気持ちに心が打たれます。

陰と陽は一緒になれない。早く成仏すべきだとヤン道士はターパオとチーパオと決別します。
それでもターパオとチーパオはヤン道士の後ろについていきます。
ヤン道士は見て見ぬ振りをするのですが最後の最後ヤン道士のピンチに対して二人の幽霊は救おうとします。
例え成仏出来ず、この世から消えてしまう事になろうともヤン道士を救おうとするターパオ、自分も一緒にヤン道士を救いたいと行動をするチーパオ。
この2人の幽霊により妖術使いからヤン道士を救います。
幽霊=悪いものというロジックを覆した良い作品だと思います。

ゴジラ・ジェネレーションズ
7

タイトルなし

1998年にドリームキャストで発売されたゴジラ映画シリーズを題材にしたアクションゲームで、プレイヤーはゴジラを始めとした幾つかの怪獣(メカゴジラ、ミニラ等)を操作して妨害する自衛隊を蹴散らしながら都市を破壊していくという物騒極まりない内容です(笑)。
本作はプレイヤーが操作できる怪獣の再限度が(専用BGMも含めて)かなり高く、また各ステージとなっている福岡・名古屋・大阪・横浜・東京と言った各都市の再現グラフィックも非常に凝っていて、カメラワークが怪獣の位置によって映画のように変化したりもするのでゴジラファンは文字通り自分がゴジラになってるというある種の願望が非常に満たせる内容となっています(笑)。
また、隠しキャラクターとしてゴジラ第1作目でゴジラと運命を共にした悲劇の科学者・芹沢博士が巨大化した姿「ジャイアント芹沢博士」として使用可能(なんでぇ!?)という、あまりにもぶっ飛んでいる要素も話題になりました(笑)。
ただし、映画への再限度のこだわりは素晴らしい一方、ゴジラ映画にあまり詳しくない一般ユーザーは完全に置いてけぼりをくらう形になり、またキングギドラなどライバル怪獣と戦う演出がないのも多少もの足りなさを感じさせます。
どちらかと言えばゴジラ映画が大好きで、ストレス発散したい方向けな内容と言えます。

Fortnite / フォートナイト
8

他のバトルロワイヤルと違い建築要素が存在する!

バトルロワイヤルゲームの中で唯一建築要素がある無料ゲーム。対応プラットフォームも幅広く、画風も現代風ではなくカートゥーンのような画風になっており、万人受けが取れていると思います。
従来のバトルロワイヤルとは違い、遮蔽物を自分で作成し戦っていく事ができます。
遮蔽物には壁、床、階段、屋根の4つがあり、建築を編集することにより自分なりのオリジナルの遮蔽物を作成して戦うことが可能です!
また新規プレイヤーでも気軽にできるモードも多数存在します。

例:プレイグラウンド、50vs50のような大規模バトル
プレイグラウンドではフレンドと巨大建築をしたり、フレンドと対戦したり建築の練習をしたりと遊び方は無限大です。

大規模バトルでは、20人チームや、50人チームに入り、たくさんの仲間とバチバチ撃ちあえるので他のバトルロワイヤルにはない戦い方ができるのも魅力の一つです!

バトルロワイヤルに自信のある方は、一人で敵チーム陣地に乗り込んで殲滅する事も可能です!
またエイムに自信のない方でも遮蔽物を自分で作成する事が出来るので、敵の弾を回避し、相手より有利なポジションを自らの手で作り出し戦うプレイスタイルも取れるので、新規プレイヤーからバトルロワイヤル熟練者まで幅広く楽しめるゲームです!
課金をすることにより色々なエモート、コスチューム、採掘ツール、グライダーを得ることが出来ますが、無課金でもフリーティアが毎シーズン存在するためプレイすればするほどカスタマイズするものを増えていきます。
プレイヤー人口もバトルロワイヤルの中で多いので掲示板等を通じて簡単にフレンドを作る事もできるので総合的に完成度の高いバトルロワイヤルゲームだと思います!