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candyharcaのレビュー・評価・感想

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
9

apexについて

fpsゲームに新しいジャンルとしてバトルロワイアルが追加されて数年経ちますが、ここまでバトルロワイアルを一般的に認知させたゲームは無いかもしれないです。みんなが知っているような芸能人もプレイしています。
では、なぜここまで人気がでたのか個人的な見解ですが書かせていただきます。
まず一つ目はなんといってもあのスピード感でしょう。個々の特殊な能力を使って敵を倒す爽快感は他では味わえないです。
二つ目はランクマッチの充実さです、今までのゲームにもランクマッチは搭載されていたのですが、頑張ってランクを上げても報酬がいまいち、敵との実力差がありすぎて勝てないというものでした。その点apexは誰が見てもわかるようなバッヂ等の報酬や、飛んでいるときのダイブ軌道の色が変わったりなど、様々な報酬があります。報酬が豪華なため、他のゲームと比べるとランクマッチを積極的にやる人がかなり多く、自分の実力を試すにはもってこいです。敵とのマッチングに関しても、ランクマッチではない通常のモードでもスキルベースマッチングが搭載されているため、基本的には自分と同じレベルの人たちとマッチングされるようになっています。
そしてここまで高クオリティなのにこのゲーム無料です。みなさん是非試しにプレイしてみてください。

ジョン・ウィック / John Wick / John Wick: Chapter 1
10

見惚れるほどのアクションを刮目せよ!

世界で大ヒットを記録し、キアヌ・リーブスの新たな代表作に加わった本作。
そのストーリーは愛犬をロシアンマフィアに殺された主人公が、たった一人で組織を壊滅させてしまうという超シンプルなもの。
単純明快な内容でありながら、なぜここまで多くの観客を魅了したのでしょうか。
その訳は、本作の真骨頂とも言える多種多様なアクションシーンにあります。
目にも止まらぬ速さで展開される格闘技やガンバトル。元伝説の殺し屋というだけあって、時に車やシーツ、鉛筆さえ武器にしてしまいます。
派手な爆発シーンがあるわけでもないのに、その流れるようなアクションには一切無駄がなく、一種の美しささえ感じます。
まさに映画のキャッチコピーのように「見惚れるほどの復讐劇」が展開されていくのです。
本作品の役作りのために、4ヶ月間に渡っての柔術、射撃、そして運転のトレーニングをこなしたというキアヌ・リーブス。
ここまで体を張って自らアクションをこなす俳優が、当時52歳というから驚きです。
そんな俳優としての努力とプロ意識の結晶が、これまでかというほど凝縮された「ジョン・ウィック」。
復讐の鬼と化した主人公が魅せるノンストップアクションを、ぜひお楽しみください!

ラスト・シフト/最期の夜勤
7

ラスト・シフト/最期の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤は、新人の女性警官が初めての夜勤をする夜に起こった出来事を描いたホラー映画です。
「なぜ初めての夜勤なのに最後?とんでもない出来事が起こって、仕事を辞めてしまうのかな?」その予想はある程度当たっていました。
主人公の女性警官ジェシカは旧警察署で夜勤を始めます。そこには彼女以外に誰もいないハズなのですが、奇妙な物音や不可思議な侵入者に悩まされるようになります。閉まっていたロッカーの扉が開いたり、突然ホームレスが署の中に入り込んだり、さらに、監禁されて助けを求める女性からの電話がかかってきたりします。そして、殉職した彼女の父親が関係していたカルト教団の事件とその場所が関係していることが明らかになります。そうした奇怪な現象にも勇気を振り絞って立ち向かうジェシカでしたが…。
正直、結構怖かったです。ジャパニーズホラーの影響も感じました。こうした霊や悪魔が出てくるストーリーでは神や宗教者の助けがあったりしますが、この映画には彼女を助けてくれる人はいません。途中で、父親の元同僚がやってきたり死んだ父からのメッセージが届いたりするのですが、結末はまったく救いのないものです。“主人公が何とか危機を乗り越えて、めでたしめでたし”というハッピーエンドを予想していたので、それを裏切るような絶望的なラストシーンはかなり衝撃的でした。

BLUE GIANT / ブルージャイアント
8

「石塚真一」先生の「BLUE GIANT」と「BLUE GIANT SUPREME」に関するレビュー

ビッグコミックで連載していた「BLUE GIANT」と、その続編である「BLUE GIANT SUPREME」の感想を書いてみます。
ビッグコミック紙上で、「石塚真一」先生による「岳 みんなの山」「東京チェックイン」に続く3作目の連載になります。
作品の大まかな印象は、青年の成長物語です。
仙台の中学3年生である宮本大が、ふとした事でジャズに触れ、独学でサックスの練習をする所から物語が始まります。
ガムシャラにサックスを吹いていた大でしたが、周りの人達に支えられ東京でトリオを組み、そして解散までが「BLUE GIANT」の話。「BLUE GIANT SUPREME」は大が欧州へ渡った後の話です。
以下は、自分自身が感じた印象になりますが、ストーリー展開で魅せる漫画と言うよりも、短いカットの連続部分で目が離せなくなるような箇所に引き込まれる事が多かったです。
その為に、印象的な部分に関しては、後々まで映像として記憶に残る事が多く、読み返すのも楽しいです。
特に序盤部分で印象深かったのは、ストリートジャズフェスティバルで大が路上でサックスを吹き始めた際、お母さんに連れられた女の子が音に引き込まれたように振り返り、それから人だかりが出来ていく部分です。
他にも、セリフ無しで1話を描き切ったりした事もありましたから、著者もカット部分には力を入れている印象があります。
ビッグコミックを購入した際、真っ先に読むのが「BLUE GIANT SUPREME」です。
大は苦難を乗り越えつつあり、更なる目標に向かって邁進しています。
大の成長物語から、目を離せません。

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
10

時間の尊さを教えてくれる

1話から最終話まで、すべてに緻密な伏線が張られているアニメです。
主人公を取り巻くメンツはいわゆるオタクと呼ばれる冴えない集団で、最初のほうは万人受けはしないようなアニメだと思いました。
ある時、電子レンジにバナナを入れたらそのバナナがゲル状になって、ちぎったはずの元の房にいつの間にか戻ったことから、タイムスリップしてるのではないのかと主人公らは考えます。それから実験と偶然がかさなり、過去にメールを送れる『Dメール』なる発明をしてからすべてが動きます。
過去を変えるということは変えた瞬間から別の未来に分岐されるので、元居た世界とそこから進んだ未来とでは全く別の世界になり、それにともなって、さまざまな事象(作中ではある人物の過去を変えたら秋葉原に萌えの文化が消え、ただの電気街に代わる)・バタフライエフェクトによって主人公らは運命に翻弄されていきます。
世界が変わったら、人々の記憶は元居た世界とは別にその世界の記憶に書き換わるのですが、主人公「岡部倫太郎」ただ一人はその記憶を保持し続ける体質を持っているので、認識の齟齬や、あらがえない運命に絶望し葛藤します。
それでもかけがえのないものを守るために、あらがいようがない運命に対してあらがう姿、成長していく姿はまさに鳥肌ものです。

アクアマン / Aquaman
10

DCコミック渾身の映画作品

アメコミのDCコミックの映画化作品です。これはDCコミックが人気ヒーローたちそれぞれを映画化するDCユニバースというプロジェクトの一作品です。全てのヒーローたちが集結する作品につなげるための一作品でもあります。

この「アクアマン」は主に海の中がメインの舞台になります。海中の映像表現や、生き物の動きの表現に大変こだわっています。そのあまりの美しさに感動を覚えるくらいでした。ジェームズ・キャメロンの3D作品「アバター」以来の映画映像に対する感動でした。映像美を観に行くだけでも価値のある作品です。

そしてストーリーに関してですが、非常に面白いストーリー展開です。
物語は海底の国アトランティスの子孫である主人公が人間の父親に地上で育てられ、本当の自分を探していく物語です。主人公アクアマンの父親や母親、海底で育てられた弟、それぞれのキャラクターの個性が強く、キャラ立ちしています。それぞれのキャラクターに共感でき、心を揺さぶられます。ヒーロー映画やアクション映画が好きな人だけでなく、人間模様が強いということもあり、ヒューマン映画が好きな人にもおすすめします。観に行けば必ず満足出来る映画です。今までのDCコミック作品の中では頭一つ抜けて面白いです。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン / Avengers: Age of Ultron
7

手に汗握るクライマックス

2012年に公開された映画「アベンジャーズ」シリーズ第2作目で、複数のマーベルコミックのヒーローを同一世界観で扱うMCUシリーズとしては第11作目にあたります。

アベンジャーズだけではいつか限界が訪れる事を危惧したアイアンマンことトニー・スタークは、究極の防衛システムとして人工知能「ウルトロン」を開発するも、自我に目覚めたウルトロンは人類抹殺を宣言し、アベンジャーズの新たな脅威となってしまう、というあらすじです。
前作以上にアベンジャーズメンバーの人間関係や奮闘ぶりに重点が置かれたストーリーとなっていて、本作最大のヴィラン・ウルトロンの誕生過程においてはトニー、なんちゅうものを!とあらすじだけ見るとそう思ってしまいがちですが、事前に幻覚とはいえ、仲間が全滅させられる光景を見せられたのもそうですが、アベンジャーズの仲間を戦いから解放したいという思いが裏目に出てしまったと言えます。また、本作ではスカーレット・ウィッチ(ワンダ)とクイック・シルバー(ピエトロ)の強化人間兄妹やトニーが愛用していた人工知能ジャーヴィスの意思を組み込まれた人造人間ヴィジョンと言った新キャラクターも登場し、ウォーマシン(ローディ)等のアベンジャーズ参加など続編らしき更にスケールアップされ、極めつけはウルトロンの装置によってソコヴィエの町そのものが空中に浮かびあがり、アベンジャーズは一般市民を非難させながらの戦いを余儀なくされる展開は手に汗握るクライマックスとなっています。

スターオーシャン ブルースフィア
6

同窓会的な内容

2001年にエニックスより発売されたゲームボーイカラー専用のRPGソフトで、人気のRPGシリーズ「スターオーシャン」のシリーズとしては番外編にあたり、「セカンドストーリー」の世界観や登場人物が全員引き続き登場し、新たな未開惑星を舞台に正統な続編もしくは同窓会的な内容になっています。戦闘システムはハードの性能上、横スクロールに変更された他、レベルは存在せず、スキルを習得することでキャラクターが成長するシステムとなっている他、セカンドストーリー同様プライベートアクションも存在し、特にセカンド~のファンプレイヤーにはたまらない内容になっている印象です。一方で、加入の遅いキャラクターもいる為パーティ編成(3人まで)が偏りがちになったり、ダンジョンが複雑に設定されているため全体的に難易度が高めになっていたり、セカンドストーリーのキャラや世界観がそのまま使われているため、よく言えばファンサービスな一方悪く言えば二次創作的な印象も感じられてしまいます。ただ、2001年当時はセカンド~を題材にアニメ化された「スターオーシャンEX」が存在したり、当時コミカライズを担当していた東まゆみ先生が本作のキャラクターデザインを担当していたりとセカンドストーリー熱がノリにのっていた時期に誕生した熱気のような作品にも思えました。

1999年の夏休み
10

中盤あたりからどんどん世界観に引き込まれてしまった

1988年。萩尾望都『トーマの心臓』を「少年たち4(5? 6?)人の物語」に思い切り翻案した劇映画。全寮制の男子校の夏休み、帰る家がなくそのまま学校で暮らす3人の元に、転入生を名乗る少年が現れる。それは数ヵ月前死んだはずの少年に瓜二つで…。
大胆不敵な翻案もさることながら、「少年を少女が演じる」こと(+演技の未熟さ)の不思議さ不安定さ、“彼ら”の演劇のようなセリフ回しと表現、柔らかな映像、やさしい幽霊のようにふわりとしたカメラワーク、そして強くまた弱く風と美しい風景が渾然一体となって、まったく何処にもないような、この映画を観る時にしか現出しないような世界がたち現れる。
制作時は「ほんの少し未来」であり、また「世紀末」で、かつ「人類が滅びるかもしれなかった」1999年という時代設定。謎の学習用コンピューター、『鉄男』みたいなレコードプレーヤーに、ありえたかもしれない、しかし来なかったために絶対に訪れない時代と世界の匂いが封入されている。まさに永遠に時計が止まったかのような映画。全くどうかしている。死ぬほどに美しい。
いや、これは傑作でした。
萩尾望都の『トーマの心臓』を大胆に翻案した(らしい)本作なのですが(ちなみに原作は未読)、非常に幻想的で、大胆で、魅力的な映画でした。
翻案でこれだから原作が相当スゴイんだろうなと(ただ僕は漫画は画風で読む人なのであまり萩尾さんの絵が好きでは無いので読むかは微妙なのですが……)。
少年たちを少女が演じるというトリッキーな演出も、個人的にはどハマりでした。非常に素晴らしかったと思う。
最初はふうん、という感じで見ていたんだけど、中盤あたりからどんどん世界観に引き込まれてしまった。
最後若干せっかくの幻想的な雰囲気をかえって壊しているのでは無いかなという部分もあるように思いましたが、それでもまあ、星5つ!!

『生贄のジレンマ』と同じ監督とは思えんな……。

生きてるだけで、愛。
10

こんなに素敵な作品に出会えたことを神に感謝せざるを得ない

寧子と津奈木が走るシーンは、チワワちゃんと同じような爽快感があった。何となくふわふわ足が浮いてて、どこに存在してるか分からないし、存在していい場所もなさそう。でも光しか感じなかった。あなたは生きてるだけでいいって言われるような作品はあるけど、私は生きてるだけでいいって自分自身が思う作品はあまりないような気がする。良かった。
料理しようと思ったんだけど、何もかもうまくいかなくて暴れてる寧子を津奈木が押さえつけるように抱きしめるシーン、あそこに全ての「生きているだけで、愛」が詰まっている。間違いなくそう。

自分が"見抜かれる"感じがして周りとの距離感がわからない、突き詰めて行けば、私と私の距離感さえわからない、そういう苦しみが自分自身の過去を回想させながら痛いほどに伝わってきて、至る所で気づけば泣いていた。

早く観るべきだった、今年イチかもしれない。こんなに素敵な作品に出会えたことを神に感謝せざるを得ない。
映像の美しさ。鬱のリアルさ。
とてもよかった。
菅田さんじゃなきゃ、もっと重い話にきっと見えてると思う。
自分が脱ぎ捨てて落としたものを拾ってくれる人がいる事の有難さ。趣里の演技がすんばらしい。物語だけど、生きてる いまの映画だった。暗い話だけど救われるし、ただ重くてつらいだけじゃない。役者さんみんなすばらしいから時間が早く感じた。

侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!
9

ギャグてんこもりの楽しい映画!

この映画は、2010年に公開された「スーパー戦隊」シリーズの劇場版です。
あらすじは、「炎神戦隊ゴーオンジャー」がヨゴシマクリタインを倒してから、ガンマンワールドでバッチードと戦っているところから始まります。バッチードによって各次元に飛ばされてしまいましたゴーオンジャーと炎神。シンケンジャーが戦闘員のウガッツと戦っている最中に飛ばされたゴーオンレッドが乱入!その後、ゴーオンレッドがバッチードを倒すためにシンケンジャーに協力を頼みますが、シンケンレッドのタケルはあっさり断ります。なぜなら、ゴーオンレッドの下手な戦いぶりを見て素人だと思ったからです。そのことにゴーオンレッドは腹を立ててしまいその場を去りますが再びバッチードが現れて…。果たして、ゴーオンレッドは各次元に飛ばされた仲間を救出できるのでしょうか。シンケンジャーとの共闘にも期待!
この映画のみどころはクリスマスワールドやサムライワールド、ジャンクワールドなどに飛ばされたゴーオンレッドの仲間たちがギャグ展開でばたばたしているところです。特に、ジャンクワールドに飛ばされたシンケンブルーが周囲に誰もいないことにより珍しく弱気になっており、彼らしくない様子に「あらら」と思いましたし、その後ゴーオングリーンとイエローに再会すると「人だー」と過剰におお喜びしていたのでブルーのはしゃぎっぷりに笑ってしまいました。テレビ放送でもギャグ回でひどい目に会うことが多いのでブルーの魅力が今作でも引き出されていたように感じました。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

超名作!誰が読んでも面白いです!

絶対に成功しないと言われていたバスケ漫画で、初めて大成功した作品がスラムダンクです。
この作品の特徴は各キャラクターの個性と、それぞれの心理表現の豊かさです。例えば三井が「バスケがしたいです…」はと言うシーンは有名ですが、これは三井がいかにバスケを嫌っていたかを前のシーンで目いっぱい表現していたので、涙を流しながらバスケをしたいという三井に感動するのです。挫折からの立ち直りの表現の仕方がとても上手なんです。
他にも、決勝リーグの湘北vs陵南では小暮のシーンに感動した人は多いと思います。小暮は決して目立つ選手ではなく、常に主人公桜木や、キャプテンのゴリをベンチから応援しているイメージが強いです。3年生である小暮がこの決勝戦に負けると引退になってしまい、ゴリとともに目指していた全国という夢が断たれてしまいます。試合終盤に湘北が1点リードで、もう1ゴール欲しいところでした。ここで敵チーム監督の田岡は、小暮のマークを薄くし、ゴリや流川を徹底マークすることにしましたが、これが失敗。敵のゴール下で主人公桜木がボールをカットし、これをマークがついていない小暮にパス。小暮の3Pシュートは綺麗な半円を描き、決まりました。これが決め手となり、湘北が勝利を収めました。試合終了後、田岡がこんなことを言いました。「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ。侮ってはいけなかった」部活をやっている人間なんてスタメンより補欠の方が多いです。小暮の3Pシュートは、そんな補欠の人たちに強い勇気を与えてくれます。スラムダンクには他にも名シーンがいっぱいあります。ぜひ一度読んでみてください!

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

タイトルなし

このアニメは、主人公である幸平創真が日本最高峰の料理学校である遠月学園に入学し、料理の腕を磨いていくものです。創真は元々、実家の定食屋で働いており、幼い頃から父と一緒にお店を回していた。中学卒業後はこの定食屋で本格的に働く予定だったのだが、父の唐突な「しばらくこの店閉めるわ、お前遠月学園に行ってこい」という言葉によって急遽進学することとなった。しかし、この遠月学園、卒業到達率10%以下ととんでもない学校であり、そのうえ気に入らないことがあれば「食戟」という対戦を行い、勝ったほうの希望通りになるという場所だった。創真は様々な壁を乗り越えていきます。
このアニメにでてくる料理は、ほんとに美味そう、思わずよだれが垂れてくるようなものがたくさん出てきますし、料理をしている姿、盛り込まれるアイデアは鳥肌ものです。さらに、料理を食べた者が美味しさのあまり服がはだけてしまう描写もあるのだが、その描写がとてもきれいで見ものです。
私は、このアニメを見て料理が好きになりました。今まで、家で料理をしたことなどなかったのですが、このアニメから料理の世界に入り、今では家庭で作られるような一般的な料理はほとんど作れるほどになってしまいました。

BANANA FISH / バナナフィッシュ
9

女子におすすめ

何度観てもいいと思える作品。
最近、仕事が忙しくアニメをみる余裕がありませんでした。年末年始の休みを使って少し前から友人に勧められて見始めたのがきっかけです。
全24話ありますが私は2日で観終わってしまいました。それもこの作品、次の話が気になって気になって仕方なくなるのです。
一話ごとに考えされられる上に次の展開が全く読めない。麻薬の恐ろしさ、人の執念、犯罪、変えられない過去、友情、新たな出会い、そしてまた絶望。何度も泣きました。辛くて悲しくて報われない。誰一人として幸せになれない。主人公も最後までハッピーエンドじゃない。自分なりの解釈が必要なラスト。
それでもこの作品を何度も観たいと思ってしまうのは、主人公が自分の世界をしっかり持って信念を曲げないところ、何があっても守り抜く、生き抜く、そう己に誓った人は強いなと心から尊敬しました。
年とか性別とか関係なく自分自身を見つめなおすきっかけ、今生きている世界にも改めて考え直すきっかけをくれた作品です。

報われないことが多く、たくさんの悲しみが溢れます。ラストも決して幸せには終わりません。しかし、この作品には自分自身を見つめなおすきっかけがあったり周りの人を大切に思う気持ちをもう一度考えるきっかけになると思います。

ぜひ、この作品を通して「自分」をもう一度見つめてみてはいかがでしょうか。

SUPER BEAVER / スーパービーバー
10

背中を押してくれる大人たち

私がオススメするバンドで、SUPERBEAVERは4人編成のバンドで、渋谷龍太という人物がボーカルを務めている。
私がこのバンドに初めて出会ったのは、もう三年も前のことで、その時はアニソンで出会った。その時はアニメの内容ばかり見ていたので、正直「いい歌詞を書くなあ」程度にしか思っていなかった。しかし、その次に出会った時にとてつもない衝撃を受けた。その次にこのバンドに出会ったのは年末に行われるロックフェスの時であった。あまり好きなバンドがなかった私は仕方なく、時間つぶし程度に唯一知っている曲があるSUPER BEAVERのライブを見に行くことにした。リハーサルから想像以上に混雑していて、すでにバンドの雰囲気に圧倒されそうだった。そんな中ライブは始まった。始まった頃には終わっていた。変な言い方に感じるかもしれないが、それくらいに短く感じてしまうほど人間性がにじみ出ている最高のパフォーマンスだった。私はそれまで音楽に心突き動かされることなんてなかったし、そこまでこのバンドにハマるとは思っていなかった。隣の女性は一人で泣いていたし、多くの人がたくさんの汗をかいて地面をゆらしていた。それくらいの人の心を集められる、突き動かされるバンドだということがわかった。これがSUPERBEAVERにハマったきっかけである。
おすすめは「閃光」である。

Silent Siren
10

可愛い歌声と口ずさみたくなる歌詞が最高

SILENTSIRENはメンバーが全員読モ出身ということもあり、とにかく全員可愛いガールズバンドです。ボーカルの歌声も独特の可愛さを持っていて、ついつい耳に残ります。ですがこのバンドの魅力は可愛さだけではありません。思わず口ずさみたくなるような言葉遊びが多い歌詞や、合いの手が癖になります。またメンバーの演奏技術が高く、男顔負けの演奏も披露することも一目置かれる理由です。
曲の雰囲気は、キャッチーなものや元気なものからバラードまで幅広いジャンルがあります。いろいろな系統の曲を出しているので、誰でも必ず一つはお気に入りの曲ができると思います。実際わたしは友達によくSILENTSIRENの曲を聴かせておすすめしているのですが、今まですすめた友達全員がはまりました。CDを全部一気にレンタルしてくるくらいはまった人もいます。また曲だけでなく、メンバー全員のキャラがとても濃いのも人気がある理由です。サイサイてれび!という番組ではいろいろな企画を行っていて、メンバーの雰囲気がよくわかって楽しいです。この親しみやすさも私が大好きなところです。これを読んで少しでも気になった方はぜひSILENTSIRENの曲を聴いてみてください。

私の中のあなた
7

家族愛

白血病の長女を中心とした家族の葛藤と苦悩のストーリーなので、やはり観ている間ほとんどずっと辛かったです。
特に長女の恋が、相手の同じく白血病の少年の死で終わってしまうところなどは、そりゃもともとそうなる可能性が高いのになぜ好きになってしまったの…とやりきれない気持ちになりました。
治療に打つ手がなく余命わずかになった時、姉は死を受け入れ、最後にビーチへ行きたいと言います。父親が止める母親を激しく振り払ってまで子供達を連れて行くシーンでは胸が熱くなります。しばらくして母親が納得したように合流するものよいところです。
映画の始まりは、姉のドナーになるべく、遺伝子操作によって生まれた妹が、これ以上の治療への協力を拒否するため弁護士を雇うのですが、それは本心?何か別の理由があるのでは?という謎めいたものを感じながら観ていました。しかしラスト近くになるとその答えが薄々分かり、しかもさほどビックリな理由でもなかったです。というか、終盤のそのシーンあたりでは、もう観ているのが辛くて辛くて、そんな謎解きどころではなかったのです。
もう一つ、諦めない母親と娘の関係もポイントなのですが、病気の姉に執着はするけど、妹に対しては虐待になるような扱い。自分が母親としてちょっと理解できない部分ではありました。
最初から最後まで悲しい物語ではあるけれど、家族を大切にしたいと思わせてくれる映画です。

Banished / バニッシュド
7

中世ヨーロッパを舞台にした街づくりPCゲーム

Banishedは、中世ヨーロッパが舞台の都市経営シミュレーションゲームです。

村人一人一人に仕事を与え、資源から建物を建てたりしたり、または食糧や薪などを採取し村人達の生活を成り立たせることで、村を繁栄させるゲームです。
ただ、村人があっての村なのですが、村人達たちは、食料を食べ、家で燃料を燃やして暖を取り、道具を持って仕事に取り組みます。つまりこれらが不足すると、飢えたり、凍えたり、村全体の労働力が低下することになります。
そういった資源をバランスよく確保しつつ村を開拓していく、シビアだが深みのあるゲームなのです。

村に迫る危機は、飢餓と寒波だけでなく、村人そのものだったりもします。村人は生を受け、大人へ成長し、子供を産み、最後は老いて生涯を閉じます。気を付けないと、人口爆発や少子高齢化が発生してしまうわけです。こうなると負のスパイラルが発生し、村の未来が先細りになってしまいます。
こういったように大変なことが多いですが、プレーヤー自身が村の村長になった気で、慎重に指導していければ、村が発展してゆくのは見ていて楽しいです。
頭を使いながらゲームに取り組む方、またはロールプレイングを楽しめる方にお勧めの1本です。

ぼくの地球を守って / ぼく地球 / Please Save My Earth
10

何度でも読み返したくなる、壮大でドラマチックなストーリー

普通の高校生たちが、皆で共通の夢を見るようになり、どうやらそれは前世の記憶だと気づき始める。
そして前世で起こった出来事が現世で少しずつ明らかになっていき、人間関係もこじれて、ハラハラドキドキする展開に。でも最後にはパズルのピースがぴたりとはまるように、伏線も回収され、気持ちよく感動できました。

始まりはよくある少女漫画という感じで、少し退屈でした。
それが、前世のエピソードが少しずつ明らかになっていく中盤には、ぐいぐいストーリーに引き込まれていき、一気に最後まで読みました。
前半はいまいちだと思っても、どうか頑張って読み進めて欲しいです。

初めてこの作品を読んだのは小学生の時で、その時は難しくてよくわからなかったのですが、その後、高校生、大学生、社会人、結婚してからと何度も何度も読み返しました。
面白いのは、読む度に新しい発見があったり、違う感想を持つことです。
自分が成長するにつれて、昔は嫌なやつだなと思っていたキャラが、結構いいヤツだな、当然のことを言ってるなぁと感じたり、逆に、好きだったキャラが、自分勝手で実際近くにいたら苦手かも、なんて感じたりします。
それだけ、ひとりひとりの登場人物がしっかりと描かれているのだと思います。

恋愛要素ももちろんありますが、それより人間ドラマという感じで、大人になってからこそ読んで欲しい作品です。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 / The Curious Case of Benjamin Button
8

死や老いを考えさせる映画

『ベンジャミン・バトン数奇な人生』はアカデミー賞にノミネートされたブラッド・ピッド主演の映画です。

80歳の老人の姿で生まれた赤ん坊が、歳をとることに若返っていきます。
舞台は1918年のイギリス。主人公のベンジャミンが多くの人間と関わり、戦争や恋を知り、人として成長する一方で、自分は普通の人間とは違うことに苦しみながら生き抜く物語です。
この映画を見て、私は老いとは身近なものにあり、若さもあっという間で儚いことを感じました。老人だったベンジャミンは、同い年くらいの女の子と恋をして結婚まで至りますが、パートナーが老いる一方、自分は若返り、自分の子供を成長する姿も見れない苦しみは観ていて悲しくなります。
また最後のシーンの少年まで若返るとベンジャミンは記憶喪失になります。これまでの人生を振り返ると何を起こったか思い出せないとベンジャミンバトンの隣に座る老いた女性。ベンジャミンの奥さんはその言葉を聞き自分との青春時代の思い出まで忘れてしまったと思い悲しそうな顔が印象的でした。
この映画の魅力はブラッドピッドが年老いた老人から青年までの姿を演じているのが見所です。メイクの技術の高さやブラッドピッドの演技もまたこの映画の魅力のひとつでしょう。

sumika / スミカ
10

優しい声と音楽で包み込んでくれる4人組バンド「sumika」

アニメ「ヲタクに恋は難しい」の主題歌や、アニメーション映画「君の膵臓をたべたい」の主題歌・挿入歌を担当したことで、一段と有名になったsumikaの魅力を語っていきたいと思います。
ギターボーカル片岡健太、ピアノコーラス小川貴之、ギターコーラス黒田準之介、ドラム荒井智之の4人がメンバーですが、ライブではゲストを迎えて一つの作品を様々な人と作り上げていくという新しい形のバンドです。

sumikaは名前の通り家(住処)のような、自分らしくいられる場所のような音楽が特徴です。
飾らずかっこつけず、ありのままの姿で活動しているからこそかっこよさがあり、共感できる楽曲が多いのです。

ライブでは必ずボーカルの片岡さんが「いってらっしゃい」や「いつでも帰ってきてください」といった日常的に使う言葉を言います。
他のバンドにはないアットホームな雰囲気に包まれながらのライブは心がほっこりします。
家のような心地よい雰囲気を出せるのはsumikaだけといっても過言ではないでしょう。

「オレンジ」という曲の歌詞にも「ただいま」「おかえり」が含まれる曲があります。
気になる方はぜひ聞いてみてください。

他にもあなたの心の支えになってくれる歌がたくさんあります。
sumikaの曲をぜひ聞いてみてください!

銀河機攻隊 マジェスティックプリンス / マジェプリ / MJP / Majestic Prince
10

地上戦と宇宙戦のあるロボットもので、シリアスとコメディの交互で面白い。

メインキャラは5人の学生で、よくあるすぐに戦線に駆り出されるパターンです。
5人はチームワークが一番の欠点との設定なだけあって、個性豊かです。すぐに誰がどのキャラだと覚えます。
この作品の一番の魅力は、シリアスなシーンとコメディ―シーンが交互にあって、緊張しすぎたりダラダラしたような感じになりません。
そして、次の展開が気になるようになっていて、その気にならせ方もドキドキさせるようになっています。
設定はいくつかありきたりなところがありますが、そのためスト―リーにそれほど集中することなく作品の世界観に浸ることができます。
ド派手な演出もありますし、一番好きなのは地上戦です。主人公たちの操るロボットが動きまくりものすごくかっこ良いです。
健全なアニメで露出してくるものはありませんが、主人公キャラと一緒にいるメンバーの一人がゆっさゆっさとアホ全開で揺らしているので、ものすごく健全です。
ドロドロした恋愛沙汰もなく、作品に集中できます。
しかし、主人公たちはあることをされてしまっているのにそれを悲観するような場面はなく、それはそんなに重要なことではないのか、それともこの子たちがたくましいのかなという印象でした。
ロボット好きにはぜひ見てもらいたいです。

仮面ライダーファイズ正伝: 異形の花々
10

タイトルなし

仮面ライダー555は、そのすべての脚本を井上敏樹さんが書いてます。
歴代ライダー作品の中で、ひとりの人間が最初から最後まで脚本を書くというのは非常に珍しいことだと思います。
その井上氏が、555放映終了後に執筆されたのが本作品。よって、内容は、TVの規制を受けない555の小説版ということでタイトルに「正伝」の肩書きがあるように、TV本編とは異なる設定と物語でハードな仕上がりとなっています。
まず、表紙の扉絵にあるラッキークローバーは出てこない(笑)スマートブレインすら出てこない(笑)
木村沙耶が、ドラゴンオルフェノクとして、重要な役割を演じています。
TVの規制がないということで、好きでもない雅人に、何度も抱かれる真理とか…啓太郎と結花の間に、赤ちゃんができるとか…草加雅人の死が、凄惨であるとか…ショッキングな展開があります。しかし、そのことによってTV本編では、わかりずらかった物語の構成が非常にわかりやすくなっています。
なぜ?木場勇治が、人間を諦めたのか?という当時の疑問は、この小説を読んで、とってもスッキリしましたし、草加の真理への想いも、とてもわかりやすくなってました。
個人的には、たっくんや木場さんをオルフェノクだからということで殺そうとした草加雅人が
惨殺されるシーンはTV作品では、「仮面ライダー」の冠のため、「善」か「悪」か?はっきりしなかったカイザが、まさに「悪」として殺されたことによって、この物語が勧善懲悪としてぶれることなくカタルシスが昇華されたのではないかと思います。
カイザについては、村上幸平さんの熱演と仮面ライダーカイザの素晴らしいデザインからTV作品では、「善」とも「悪」とも区別がつかないところが非常にもどかしく、思春期の子供の教育上において、善と悪の判断を誤らせるのではないか?という危惧のあるキャラクターであったように思えます。
実際に、ネガティブな人間がカイザを称賛する姿を見ると、彼らが前に向かって進もうとする力を奪っているのではないか?とも…老婆心な思いになります。確かに、ネタキャラとしては、面白いキャラクターではありますが、物語の構成上では「悪」でなければ成立しないキャラであるということを認識しないと、この「人間」と「異形の者」という「縦ライン」に、「善」と「悪」という「横のライン」を引いた本作品の肝であり、かつ画期的なアイデアでもある基本コンセプトがまったくブレてしまい、台無しになってしまうと感じました。
ですので、TV作品終了後にTVや玩具メーカー・村上幸平さんのファンの方などの外からの規制を受けずに、井上氏が555を書き上げたことは「真の555」という作品を知るためにも、
大変意義があったのではないかと思います。
ただ、昨今の「TV作品の小説化」について思うこととしては、映像作品ではないということからTV作品で愛されたキャラクターをむやみやたらに、過剰な性描写や暴力描写で破壊してしまうのは小説というメディアを、もっと、メジャー化していく上で障害になるのではないかとも感じました。ただでさえ、人々の文字離れが進んでいる状況でもあります。逆に、そのような過剰な表現を駆使しなくとも人々に感動を与える物語を書くことができるのがやはり、プロ作家なのではないかとも思いますね。
これは、小説版 仮面ライダーに限らず、最近読んだサイボーグ009完結編においても同じことを感じました。
今回の 「仮面ライダー555正伝 異形の花々」は本当に面白くて、あっという間に読みおえました。みなさんにもお薦めです。

lego big morl
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音楽界をこれからもっと騒がせていくバンド

みなさん、LEGO BIG MORLというバンドをご存知でしょうか。かなり有名なバンドというわけではありませんが、人気俳優の吉沢亮がミュージックビデオに出演している「あなたがいればいいのに」という曲でも話題になりました。
LEGO BIG MORLの素晴らしさは語り出したら止まらないです。ボーカルカナタタケヒロさんの優しくも強いよく伸びる歌声は、唯一無二の才能だと思います。その歌っている格好良い姿と、普段話している時の面白くひょうきんな姿ではまるで別人のようだとファンの間では有名です。ギターのタナカヒロキさんは、LEGO BIG MORLのほぼ全曲で作曲していて、ずば抜けたメロディーのセンスの持ち主です。このバンドは他のバンドとは少し違い、ライブを行う際には客席から見てボーカルが1番右、ベースが1番左、ドラムは後ろ、ギターはど真ん中でプレイをします。タナカヒロキさんはギターももちろんとても上手くて、弾き方も飛び跳ねながら弾いたりする姿がとても格好良いです。ベースのヤマモトシンタロウさんは、そのプレイにとても安定感と安心感があり、堂々と弾いている姿がとても人気です。ドラムのアサカワヒロさんは、「だいちゃん」と呼ばれていてLEGO BIG MORLではマスコットキャラのような存在です。そんな個性の強い4人の化学反応が生み出す音楽たちをこれからも誰にも負けないくらい聴き続けようと思います。