ラスト・シフト/最期の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤のレビュー・評価・感想

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ラスト・シフト/最期の夜勤
7

ラスト・シフト/最期の夜勤

ラスト・シフト/最期の夜勤は、新人の女性警官が初めての夜勤をする夜に起こった出来事を描いたホラー映画です。
「なぜ初めての夜勤なのに最後?とんでもない出来事が起こって、仕事を辞めてしまうのかな?」その予想はある程度当たっていました。
主人公の女性警官ジェシカは旧警察署で夜勤を始めます。そこには彼女以外に誰もいないハズなのですが、奇妙な物音や不可思議な侵入者に悩まされるようになります。閉まっていたロッカーの扉が開いたり、突然ホームレスが署の中に入り込んだり、さらに、監禁されて助けを求める女性からの電話がかかってきたりします。そして、殉職した彼女の父親が関係していたカルト教団の事件とその場所が関係していることが明らかになります。そうした奇怪な現象にも勇気を振り絞って立ち向かうジェシカでしたが…。
正直、結構怖かったです。ジャパニーズホラーの影響も感じました。こうした霊や悪魔が出てくるストーリーでは神や宗教者の助けがあったりしますが、この映画には彼女を助けてくれる人はいません。途中で、父親の元同僚がやってきたり死んだ父からのメッセージが届いたりするのですが、結末はまったく救いのないものです。“主人公が何とか危機を乗り越えて、めでたしめでたし”というハッピーエンドを予想していたので、それを裏切るような絶望的なラストシーンはかなり衝撃的でした。