ことの終わり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』
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『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』
『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』
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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。
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「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。
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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。
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『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。
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『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
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『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。
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『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。 監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。
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『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。
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『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。
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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。
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『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。
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『フライト・ゲーム』とは、2014年に公開されたアメリカのサスペンスアクション映画である。航空保安官としての任務でニューヨーク発ロンドン行きの飛行機に搭乗したビルは、何者かから機内で20分後に人を殺すというメッセージを携帯電話に受信する。ビルは周囲の協力を得ながら事件解決に向けて動くが、徐々に彼自身がハイジャック犯なのではないかと周囲から疑われてしまう。監督はジャウマ・コレット=セラが務め、主演したリーアム・ニーソンとは2度目のタッグとなった。共演はジュリアン・ムーアら。
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『キングスマン:ゴールデン・サークル』とは、2017年に制作されたアクション映画。 『キングスマン』の続編であり、前作と同じくマシュー・ヴォーンが監督を務め、タロン・エガートン、コリン・ファースが出演する。 日本では2018年に公開され興行収入17億円を超えるヒット作となった。 イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅してしまい、キングスマンのエージェントであるエグジーは同盟を結んでいるアメリカスパイ機関ステイツマンに協力を求める。
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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。
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『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。
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『秘密への招待状』とは、2019年アメリカにて公開されたヒューマンドラマである。インドで孤児院を経営するイザベルに、ニューヨークのメディア会社で長年辣腕を振るってきたテレサという実業家から大口の寄付の話が舞い込む。イザベルはテレサの強引な要請で、契約をまとめるためにニューヨークに飛ぶ。そこでイザベルを待ち受けていたのは、心の奥底に封じ込んでいた自らの過去だった。18歳で訳あって別れた元恋人オスカーと、2人の間に生まれた娘グレイスとの突然の対面に揺れるイザベルの心を、テレサの愛情が溶かしていく。
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『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。
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『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。 平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。
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ヴォルデモートといえば、『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役ですよね。ひときわ存在感を放つ彼ですが、実は映画版では7人の俳優によって演じられていました。当然ながら彼もかつては子どもでしたし、学生時代の姿も出てきてます。かと思えば他の人物に憑依していたこともありますから、演じている俳優がたくさんいても何ら不思議ではありません。誰がどんなヴォルデモートを演じていたのか、この記事で紹介しています。
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映画スターの特殊メイク前と後の比較や、モデルとなった人物との比較画像のまとめです。『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガーや、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズなど、メイクによって同じ人物とは思えないほど変貌を遂げた画像や、モデルと見分けがつかないほどそっくりな俳優たちの姿を紹介していきます。
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『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役といえば、ヴォルデモート卿!作中では多くの人びとの間で「例のあの人」との呼ばれ方をする彼を演じたのは、レイフ・ファインズです。この記事では、ヴォルデモート卿とレイフ・ファインズの素顔についてまとめました。「例のあの人」の格好をしたままキャスト陣と談笑しているのが面白いですね。
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『ハリー・ポッター』シリーズで主人公たちを苦しめた強敵、ヴォルデモートの画像をまとめました。ヴォルデモートの恐ろしさが凝縮された画像だけでなく、この役を演じた俳優レイフ・ファインズの画像も紹介していきます。
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『ドリフターズ』とは、『ヘルシング』でもお馴染み平野耕太先生の作品。それぞれ異なった時代の人物たちが登場し、世界を壊さんとする「廃棄物」側と、それを阻止せんとする「漂流者」側とに別れ戦う、史実ごっちゃ混ぜ気味なマンガなのです。今回こちらでは、作中に登場する人物と、史実やマンガ及びゲームなどの人物像とを比べつつ、簡単な解説と共にまとめさせて頂きました。
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この「ことの終わり」は、天上的な愛を体現するジュリアン・ムーアの見事な演技を堪能する映画だと思います。
映画「ことの終わり」の原作は、イギリスのカトリック作家でスパイ小説の名手のグレアム・グリーンです。
彼は映画史上に残る不朽の名作「第三の男」の脚本を手掛け、「ヒューマン・ファクター」などのスパイ小説でも有名な、もとイギリスのMI6のスパイ出身の作家なんですね。
この映画の原作は「情事の終わり」で、原題が"The End of The Affair"で、英語のAffairとは、"浮気"という隠れた意味もあるという、そのような映画ですね。
また、この映画は原作者のグレアム・グリーンのほぼ自伝的な要素の強い、実際にあった体験を基にした小説の映画化で、監督は「クライング・ゲーム」や「マイケル・コリンズ」で、いつもアイルランド紛争の問題を先鋭的に描いて来たニール・ジョーダン。
主人公の作家ベンドリックスに「シンドラーのリスト」の名優レイフ・ファインズ、主人公の友人のサラに「アリスのままで」の名女優ジュリアン・ムーア、主人公の友人の高級官僚のヘンリーにニール・ジョーダン映画の常連で彼の盟友でもある「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レイという、考えただけでワクワクするようなメンバーが集結していて、映画好きとしては、観る前から期待が高まります。
作家のベンドリックスは、高級官僚の友人の妻サラと激しくも狂おしい不倫の恋に落ちますが、情事の最中に空襲を受け、サラは突然、唐突に彼に別れを告げて去って行きます。
それから2年後に、サラの夫ヘンリーと合った時にベンドリックスは、ヘンリーから、サラの様子がどうもおかしく、男ができたらしいと聞かされ、2年前に別れたサラへの未だに捨てきれない嫉妬心に悩み、自分と別れた原因かも知れない、その"第三の男"とも言うべき男の存在に興味を持ち、探偵に彼女の身辺調査を依頼します。
ベンドリックスとサラの過去、サラが密かに会っているであろう"第三の男"----様々な謎が絡み合う序盤のサスペンス・ミステリータッチの語り口は、我々観る者を惹きつけて離さない、ニール・ジョーダン監督の見事な演出です。
フラッシュバックの実に巧みな使用も効果的で、やがて解き明かされる真実には、謎解きの楽しみと共に、切実で真摯な"究極の愛の形"が、ズシリと確かな手応えを伴って、胸の奥底に響いて来ます。
そして、この映画全般の雰囲気をしっとりと濡れたような感覚で静かに、しかし狂おしく奏でるマイケル・ナイマンの音楽もこの映画のムードを盛り上げてくれます。
サラがベンドリックスと別れる契機になったのは、空襲を受け、仮死状態になった彼を蘇らせるために、必死で神へ懇願したサラの"神との信仰上の約束"に基づくものでした。
このサラと信仰との出会いは、カトリック作家グレアム・グリーンによる原作の"核"になるべきものだと思います。
愛というものに生きる人間が、情欲の嵐に溺れてしまうのを踏みとどまらせてしまうのは、人の人智を超えた"何かの支え"が必要なのかも知れません。
最終的にサラをベンドリックスから引き離したものが、"神への信仰"である以上、ベンドリックスは"神"へ嫉妬し、"神"を憎むしかありません。
サラも信仰によって、慰めと苦悩の狭間を彷徨う事になります。
ここに来て、この映画は普通のありきたりの三角関係のドラマだと思えたものが、物語の中心に"神"を介在させる事で、俄然、圧倒的な深みを帯びる事になって来ます。
そして、映画のラストに用意された、奇跡とも言えるエピソードは素晴らしいの一語に尽きます。
サラの崇高な愛は、天へと浄化され、心が癒される思いがします。
つまり、この映画は感性に訴える映画ではなく、知性に訴える映画であるという事がわかって来ます。
嫉妬に悶え苦しむベンドリックスの世俗的な姿というものは、客観的に見て愚かしく、認めたくはありませんが、嫉妬と愛情が表裏一体であるのもまた、ある意味、人生の真実なのかも知れません。
だからこそ、サラの姿が輝いて見えるのであり、"天上的な愛を体現する存在"として、彼女は神々しいほど、美しく光輝く存在たり得たのだと思います。
自意識が強く、嫉妬と苦悩の狭間を揺れ動くベンドリックスを、繊細で深みのある演技を示したレイフ・ファインズはいつものように、私にインパクトを与えてくれましたが、この映画では何と言ってもジュリアン・ムーアの妖艶で芳醇な香りが漂うような美しさに見惚れてしまいました。
匂い立つような官能のラブシーンでも気品と優雅さに満ち溢れていて、"神との信仰上の約束"を守り通せなかったサラに、より人間である事の奥深さを感じさせてくれたのは、ジュリアン・ムーアの女優として、サラという人間の本質を理解し、完全になり切ったその役作りの凄さに圧倒されました。
なお、こ映画は1999年度の英国アカデミー賞にて、最優秀脚色賞をニール・ジョーダンが受賞していますね。