ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(じゅらしっく・わーるど/ほのおのおうこく)とは、『ジュラシック・ワールド』シリーズ1作目から三年後の現代を舞台にした映画。2018年に公開され、『ジュラシック・パークシリーズ』としては5作目になる。
ジュラシック・ワールドのパークで発生した事件から三年が経過し、パークのあった島で火山が噴火し、恐竜たちは絶滅の危機に陥っていた。恐竜と人間の共存を願うクレアは保護団体を運営して、恐竜の保護に力を入れいていた時にロッグウッド邸のミルズから支援を受けて恐竜を救いに島へと向かった。島へはオーウェンとミルズの呼んだ部隊も同行していたが、部隊の人たちに裏切られて命からがら逃げ出す。島から逃げたクレア達は、ミルズが恐竜達を金儲けの材料としてしか考えておらず闇オークションを開催する計画を耳にし、オークションを壊した。ロッグウッド邸で出会ったクローン人間のメイジーと出会い、恐竜を保護することは人間のエゴなのか考えさせられるが、メイジーが自分と同じで生きていると考えて恐竜を救い、人間との共存生活が始まっていくラストで幕を閉じる物語になっている。
映画の舞台が島からロックウッド邸に変わっていく飽きさせない物語で、メイジーの登場によりさらに複雑になっていく。

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ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とは、2018年6月22日にアメリカ合衆国で公開された映画。『ジュラシック・パーク』シリーズ5作目の映画である。 日本公開は2018年7月13日。前作での大惨事から3年。放棄されたジュラシック・ワールドを有したイスラ・ヌブラル島には火山噴火の兆候が見えていた。噴火へのタイムリミットが迫る中、主人公オーウェンと彼の仲間たちは恐竜たちの救出チームに参加する。それぞれが奮闘する中、オーウェンたちは救出劇の裏に隠された陰謀にも巻き込まれていく。

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ジュラシック・ワールド(Jurassic World)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド(Jurassic World)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド』とは2015年のアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシック・パーク』シリーズ4作目である。前作に引き続きスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めている。イスラ・ヌブラル島で起きた「ジュラシック・パーク」の事件から22年。新たなるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」がオープンし、多くの観光客で賑わっていた。しかし、新たな目玉アトラクションとしてパークが用意していた新種恐竜インドミナス・レックスが脱走し、パークは大パニックに陥る。

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ジュラシック・パーク(Jurassic Park)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・パーク(Jurassic Park)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・パーク』とは、1993年に公開されたSF映画である。スリラー、ホラー、パニック、アクション、ドラマなど様々な要素で構成されている。マイケル・クライトンによる同名小説を原作としており、監督はスティーヴン・スピルバーグ。後に続編が公開されるジュラシック・パークシリーズの第1作。 バイオテクノロジーにより作られた恐竜が暴走し、恐竜に追われる恐怖と、仲間を守ろうとする主人公達の絆を描いており、生命や科学技術に関する倫理観が問われている。

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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。

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グランド・ブダペスト・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。

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ワイルド・スピード(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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2001年公開のポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼル主演、ロブ・コーエンが監督したカーアクション映画。ロサンゼルスを舞台にストリート・カー・レースが行われていた。天才ドライバーのドミニクにレースを挑んできた謎の男ブライアンは、実は高級品を積んだトラックの強盗事件を捜査する囮捜査官だった。容疑者と捜査官である両者は徐々に友情を感じるようになる。カーアクション満載の大人気ワイスピシリーズの第1作目。

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グリーンマイル(The Green Mile)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『グリーンマイル』とはホラー小説家スティーヴン・キングのファンタジー小説が原作で、1999年にアメリカで公開されたフランク・ダラボン監督の映画。トム・ハンクスなどの豪華キャストで製作された感動傑作で、2000年度のアカデミー賞で4部門にノミネートされている。物語は1935年のある刑務所の死刑囚棟が舞台で、主人公は看守主任のポール。そこに死刑囚として送られてきた不思議な力を持つ大男の黒人ジョンと、他の看守や死刑囚、ネズミのMr.ジングルスたちとの交流を描いたファンタジーヒューマンドラマである。

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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』とは、ベストセラー小説「パイの物語」を実写化した冒険映画。神を愛し命を信じた少年に起こった唯一無二のサバイバル・アドベンチャー。新天地を求めて航海中だった少年とその家族は嵐に見舞われ不運にも船は沈没。1人生き残った少年はトラと救命ボートに乗っていた。227日間にも及んだ漂流生活をどのように生き抜いたのか。圧巻の映像美と実話を元にした奇跡の連続に心奪われる名作。第85回アカデミー賞最多4部門受賞のほかゴールデン・グローブ賞にも輝いた。

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羊たちの沈黙(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『羊たちの沈黙』とは、1991年にアメリカで製作されたサイコ・スリラー映画で、アカデミー賞主要5部門を獲得した大ヒット作品である。トマス・ハリスの同名小説をジョナサン・デミ監督が映像化した。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが主演を務める。連続殺人事件の調査として、FBIは実習生クラリス・スターリングを抜擢。収監中の猟奇殺人犯で、元精神科医のハンニバル・レクターに捜査の協力をさせるべく派遣する。クラリスはレクターとの奇妙な関係を築く一方、自らの過去と対峙してゆくことになる。

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最高に素晴らしいこと(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『最高に素晴らしいこと』とは、2020年2月28日にNetflixオリジナル作品として配信されたアメリカ合衆国の青春恋愛映画。 姉を交通事故で亡くし心に深い傷をおったバイオレット。同級生であり精神面に問題を抱えたセオドアと出会い徐々に笑顔を取り戻していくが、セオドアの心の闇が現れてしまう。若者達が自死とどう向き合うべきなのかを問う作品。 今作は自殺の兆候を描かずに自殺は突発的に起こりうるものであるという非常にセンシティブなテーマを扱ってる作品である。

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アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

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ジュラシック・パークIII(Jurassic Park III)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ジュラシック・パークⅢ』とは、2001年にアメリカで製作されたSFアドベンチャー映画である。1993年製作の『ジュラシック・パーク』、2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に続くジュラシックシリーズ3作目である。前作から4年、古生物学者のアランは研究の資金難に陥っていた。そこにある夫妻が現れ、恐竜の島のガイドを頼まれる。当初は難色を示すアランだったが、しぶしぶ了承する。しかし、本当は行方不明になった少年の救出が目的であった。スピノサウルスに襲われながら、一行は島からの脱出を目指す。

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ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

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インデペンデンス・デイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『インデペンデンス・デイ』は1996年に公開されたアメリカのSFアクション映画。タイトルの意味は「独立記念日」で、物語の設定がアメリカの独立記念日である7月4日であることから取られている。 ある朝、世界各地の都市に巨大なUFOが突如出現し、大規模なレーザー攻撃で街を破壊していく。圧倒的な力を持つ宇宙人と人類との戦いを描く。

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ベイブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ベイブ』とは、ユニバーサル・ピクチャー製作のもと、1995年にアメリカで公開された子豚が主人公のファミリー向け映画。のどかな農村を舞台に、主人公ベイブが農場の動物たちと絆を作りながら、牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指すストーリー。奮闘する子豚の愛くるしい姿に思わず心が揺さぶられる癒し度マックスのこの作品は、動物達が演じる俳優顔負けの熱のこもった表情や、コミカルな動きなどを撮影した技術が評価され、第68回アカデミー視覚効果賞ほか、第53回ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞している。

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運命の元カレ(What's Your Number?)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『運命の元カレ』とは2011年公開のアメリカのコメディ映画。日本では劇場未公開である。人気コメディ女優のアンナ・ファリスが主役を務めている。主人公のアリーはある日、20人以上とセックスした女性は結婚できる確率がガクンと下がるという雑誌の記事を見てしまう。実はもうすぐ元カレの人数が20人に到達してしまうため、焦るアリー。そこで彼女が思いついたのは、元カレの中から運命の人を見つけるという方法だった。

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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』とは、剣と魔法の世界で邪悪な魔法使いの陰謀に挑むアウトローたちの活躍を描いた映画作品。有名テーブルトークRPGの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を原作とし、世界観も共有している。 盗賊のエドガン・ダーヴィスは、ペテン師のフォージの裏切りによって投獄されるも、脱獄を果たす。奪われた娘を取り戻そうとするエドガンだったが、フォージは邪悪な魔法使いと結託していて手が出せなかった。魔法封じの兜を求め、エドガンは仲間と共に冒険を繰り広げる。

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レディ・イン・ザ・ウォーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レディ・イン・ザ・ウォーター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レディ・イン・ザ・ウォーター』とは2006年に公開されたファンタジームービー。『シックス・センス』(1999)など衝撃的な結末の映画が大ヒットしたM・ナイト・シャラマンが監督を務めた。殻に閉じこもった人生を送っていたある中年男が、海の精に出会う。中年男は周囲の人々と協力して、海の精を助け、世界を救うために大奮闘する。天敵の恐ろしい魔物も登場し、危険と困難を伴うミッションを通して、中年男は失っていた自信を取り戻し、人生を見つめ直す。現代に蘇ったおとぎ話が、大きな感動を与えてくれる作品だ。

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ロケットマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロケットマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロケットマン』とは2019年にイギリス・アメリカ合作で製作された伝記・ミュージカル映画である。グラミー賞を5度受賞した世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。「Your Song」や「Rocket Man」など数々の名曲で知られるエルトン・ジョンが並外れた音楽の才能でスターとなる一方、その裏では様々な困難や苦悩を抱えていた半生が描かれている。製作総指揮にエルトン本人が携わり、エルトン役を演じるタロン・エガートンは歌声を披露している。

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クィーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『クィーン』とは、2006年にイギリスで制作された政治映画である。ダイアナ元皇太子妃の交通事故死を受けて、ただ1人沈黙を貫き通すエリザベス女王の姿と就任間もないブレア首相が国民と王室との和解に奔走する姿が描き出されていく。 『ゴヤの名画と優しい泥棒』のヘレン・ミレン、『フロスト×ニクソン』のマイケル・シーンが共演し、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』、『疑惑のチャンピオン』などを手掛けたスティーブン・フリアーズが監督を務めた。

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ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

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ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

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「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

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ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

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ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdomのレビュー・評価・感想

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ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
6

島がなくなっちゃった。

ジュラシックワールドのあった島、昔、ハモンドさんがパークを作ろうとしていた島がなくなっちゃうのはショックでした。でも、それは仕方ないことで恐竜はそのままにしておけばよかった気がします。たしかにかわいそうですが、助けても犠牲が増えるだけだし、マルコム博士の言ってることは正しいと思いました。島で恐竜を助けるところもなんかそんなに盛り上がりにかけていたなって感じがしました。ちよっと恐竜パニックものを見慣れてしまったからでしょうか。それとも恐竜が捕まりすぎだからでしょうか。たしかに火山噴火があって、恐竜も慌てていたのでしょうが、あんなでかくて、ましてや肉食までポンポンつかまってておかしくない?と思いました。屋敷に行ってからは、結構人間がやられていて、これぞ、ジュラシックシリーズだと嬉しく思いました。一番な敵のやられ方もよかったです。ティラノザウルスも活躍しており、なんだか旧作を踏襲しているように思えました。今回、島がなくなってしまい、本シリーズの醍醐味がなくなった気分です。今後、どんな展開になるのか、楽しみなような、不安なような気持ちです。新作ができたら見るでしょうが、正直、人間界を闊歩する恐竜ってどうなんだろう?と思います。あんまり期待できないかもです。

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
9

島が消滅!

恐竜たちがそのまま絶滅するなら、その方がいいと思いますが、そうはいかないのがジュラシックシリーズです。
またまた、恐竜たちを島から街に連れて行く作戦が始まります。
なんで、このシリーズの人々は恐竜の危険さを理解しないのか、謎です。
たしかに生かしておいていいこともあるとは思いますが、いや、管理できないでしょうと思います。
バカばっかりって感じです。
今回、クレアたちはブルーのことがあって、協力します。
ブルーは前作でもなんか懐いていて可愛いと思いましたが、今回も可愛かったです。
再会シーンとか、ペットとの再会のようでした。
あと、今回は第1作目オマージュっぽいシーンとかもあって、ジュラシックシリーズファンの私には嬉しいものでした。
マルコム博士も出てきましたし、嬉しいびっくりでした。
でも、今回で今までの舞台だった島か消滅してしまって、とても悲しいです。
人間は強欲で、まだ恐竜たちを利用しようとしてるし、恐竜も島以外でも生きようとしてたから、新しい話は作られるのでしょうが、あの島が、まるでタイムスリップしたような島がよかったのに、と残念な気持ちです。
本作も、結局は島のシーンのほうがよかったですし、今後も島が出てきたらいいなと思いました。

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
7

恐竜オークションって

ジュラシック・パークシリーズが大好きなので、新しい作品ができてとても楽しみでした。前作の女主人公、ヒーローが引き続き出ていて、どっちもあいも変わらずかっこよかった。なんか美人で強いっていいなと思います。恐竜たちもリアルで見ていて楽しいです。ブルーもまた出てきたし、やはりなんか懐いている動物は可愛いなと思います。懐いているといっても野生は失ってないです。前半は文句なくおもしろいです。やはり、ジュラシックシリーズの醍醐味は恐竜からの逃げ惑いだよねと思いました。それに噴火も起きたりして、ハラハラドキドキです。そりゃああんな、広大な自然の中にいるのだから、自然の脅威はアリだなと思いました。ただ、恐竜オークションとかはあまりリアリティがないと思います。確かに恐竜がいたら、ほしいと思う人もいるし金儲けもできそうな気がしますが、餌代とか飼育場所とか考えるとても世話できないし、特に肉食なんて絶対欲しくないけどなと思います。テーマパークを作るということだって無茶な話だと思うのに、ますます無茶な話になってます。恐竜に人の手を加えるなら小型化をまず最優先すると思いますけどね。とにかく話におかしな点はありましたが、まあおもしろい作品でした。

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
8

タイトルなし

2015年に公開されたジュラシックワールドの続編で、2018年7月に公開されました。
物語は前作から3年後、遺伝子操作で蘇生した恐竜たちによるテーマパークが恐竜たちの暴走によって廃墟と化したものの、島の火山が噴火を始め島に残っていた恐竜たちは全滅の危機にさらされてしまう。
前作の主人公・オーウェンとクレア達は恐竜の救出に紛争するが、その背後では恐竜たちを利用した恐るべき陰謀が進んでいた…!

予告や当初の宣伝関係だと、火山からの恐竜救出がメインのような印象を持ってしまいがちでしたが、これらは言わば前半の山場にあたるシーンで、後半から屋敷の施設をメインにした逃亡劇という流れになったのはやや意表を突かれる形になりました。
ジュラシック~シリーズだと、大半が恐竜達の脅威から主要人物たちが如何にして窮地を脱するかが見どころになるのが多いのですが、本作はシリーズでは初めて恐竜を売買して利益を得ようよするなど、人間側の悪意が大きく描かれ恐竜がその被害者にされるという初の試みがなされていました。
故に如何にクローンといえども恐竜達にも生きる権利はあり、ラストで開放されるくだりは感動しますが、それに伴いアメリカ全土に恐竜が野生動物と同じように徘徊する事となりタイトルの「ジュラシック・ワールド」がこういう意味だったのかと痛感させられる結末となりました。
また、前作から人気が出たオーウェンと心を通わせるヴェロキ・ラプトルのブルーは本作から最早完全にワールドシリーズの主役になった形になり、また脱出劇でパキケファロサウルスがやたら大活躍したのも面白かった場面でした。

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
6

恐竜たちがリアルで可愛いと感じる

このシリーズは大好きで、1作から何度も見返しています。
映画というものは娯楽であり、実際の生活ではありえない物語に見てる側は興奮するのだと思います。
ジュラシックパークは、現代の我々の生活では起こりえない古代の恐竜のDNAで恐竜を作り、動物園のように恐竜を身近に感じられるテーマパークを作る物語。
システム上のミスから恐竜が逃げ出し、人間が襲われたりするのをハラハラしながら見るのがこのシリーズの好きなところです。
新しい作品では、前作からクリス・プラット演じるオーウェン・グレイディがマッチョでとてもセクシーな俳優さんです。
前作と比べて残念なところは、「えー!それはないでしょー」と突っ込みたくなるような場面が多い気がしました。
コンテナに閉じ込められてるティラノサウルスが目覚めて暴れだした時、大きく口を開けた瞬間、間一髪でオーウェンが口の間をすり抜けて逃げた!
ないないない!と言いたくなりました。
恐竜たちが取り残された島の火山が噴火して、船に乗れず島の海岸淵で噴火の溶岩にのまれていく恐竜は哀愁があって、涙してしまう場面でした。
映画は字幕版で見ますが、TVでの放送の時は吹き替えで見ます。
その際、オーウェンの声を俳優の玉木宏さんがしているのですが、玉木さんの声は特徴があるので、どうしても顔が浮かんでしまう。
オーウェンと玉木さんの声が合わない気がします。
恐竜に追われ死にそうな場面での緊迫感が声から感じないので白けてしまうというのもあります
吹き替えの声は、あまり有名ではない俳優さんがやるほうがいいと思います。
この作品は5作目ですが、CGはとても素晴らしく本当に恐竜が目の前に入るような感じですが、ストーリーはだんだんイマイチになっていきますね。
人間の町に恐竜が逃げ出していたので、次回作もきっとあることでしょう(笑)

ジュラシック・ワールド/炎の王国 / Jurassic World: Fallen Kingdom
3

生まれてこない方がよかった命もある

頭をからっぽにして約2時間の暇つぶしをしたい、という人には最適な映画だろう。次々にスリルと迫力のある一級品の映像と音楽が絶え間なく現れて楽しませてくれる。そういう意味のクオリティには疑いがないし、ラストに至るまで興奮しっぱなしの映画体験が味わえるだろう。
しかし、シリーズを通してのファンにはいささか不満の残る出来だろう。登場人物の行動には一貫性がないし、旧シリーズのロストワールドの焼き直しのように思えるメインプロットには、今更感がつきまとう。島から恐竜たちを救い出すというストーリーの時点で観客にはどうせ無理だろう、失敗するだろうという未来しか見えない。物語の性質上、そういう冷めた視点からは逃れられないのがこのシリーズの運命ではあるのだが、それにしても5作目である。さすがに今回は大丈夫なんじゃないだろうか、そう観客に思わせられるシークエンスは絶対に必要だったし、そのフォローが一切ないままに進行する今作は、恐竜以下の頭脳しか持たない人間しか登場しない、薄っぺらい作品になってしまった。
こんな風に前作で登場した魅力的なキャラクターたちが消費されていくのであれば、この作品は作られない方がよかった。島から恐竜を連れ出すという目的自体にあまりにも無理がありすぎた。すばらしい映像体験の中で頭の半分ぐらいにはそういった思いが付きまとう。
敵となる恐竜にしても、前作のインドミナスレックスが独特の存在感を発揮していたのに対して今回のインドラプトル(インドミナスラプトルだと思われるのだが)はエイリアンの皮を被ったよく訓練された警察犬というぐらいでしかなく、生物としての魅力に欠けていた。造形やディティールへのこだわりは感じるものの、中途半端に兵器化されているせいで、旧作におけるラプトルほどにも恐ろしさがない。性懲りもなく改造恐竜を生み出しては殺してしまうジュラシック・ワールド。こんな風に作中で作られた命をもてあそぶぐらいならそもそもこの作品自体を生み出さない方がよかったのではないだろうか。

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